紙の中のメタバースとAI?

2024-06-11 17:34:39 | マイ日記

6月に入り、もうすぐ梅雨入りしますね!

自転車で街中を走っていると、いたるところで青や紫やピンクや白い紫陽花がダイナミックに咲き誇っております。

紫陽花はこの暑さにも強いですね~!

今年のツツジが咲いていた季節は・・・

夏の様な暑い日が多くて・・・なんだか萎れているツツジが多かったな~?

そうそう・・・

今年の桜の咲いていた季節も・・・

暖かい日があれば寒い日もあって、しかも暑い日もあったような~?

桜が一斉に芽吹いてパッと咲いて、さらさらと美しく散っていくソメイヨシがあまり見受けられなかったよ~な・・・?

同じ場所に植えられている桜の並木道を通っていても・・・

満開の桜の樹もあれば、五分咲き桜の樹があったり、すでに散り始めている樹なんかも見受けられ・・・

一本の桜の樹でも・・・

満開の部分と五分咲きと散ってしまっている部分とに分けられたまだら模様だったり、

それは・・・

この頃の紅葉の季節にもうかがえることです。

一斉にパッと色づく黄のイチョウや紅のモミジではなく・・・

やはりまばらに色づくようになったような気がします。

以前の様に・・・

日本の気候が誰の目にもわかりやすい・・・

春夏秋冬の季節感で、四季折々の草花が一斉に色を映し出し咲き乱れる風景が・・・

現代ではまばら模様になってきて・・・

季節感が薄れ・・・

これからは・・・

ハッキリしないグラデーション色の四季に移り変わっていくのかな?

それは・・・

地球温暖化が原因なのか?地球自体の寿命や地球自体の性質なのか?

今の私には知りえないことなのですが・・・

もし?

今の私が自分の頭の中で日本の気候を想像して・・・

それを仮想映像として映しだせる技術があるのなら?

私が幼い頃や若かった頃に経験した肌感覚の四季の風景を描くだろうな~!

でもでも・・・

それも私の勝手な思い込み・・・

私が幼かった頃や若かった頃は・・・

今よりは四季がハッキリしていて、四季折々の草花が時期に合わせて一斉に咲き誇っていたかもしれないけれど、

私の頭の中で想像している日本の風景は、きっと・・・

TVとか映画でみた日本の美しい映像が刷り込まれているだけなのかもしれません。

リアルの風景なら、人間が作った無機質な人工物や落ちているゴミなんかも映りこんでしまいそう。

リアルな世界には・・・人間の手が入ってしまった空間では・・・

なかなかCG映像みたいに完璧で美しい自然の風景を見ることは出来ないかもしれませんね~!

 

昨晩・・・

私は「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読み終えました。

こちらの小説作品の感想を書こうと思うと・・・

もう大変!

頭の中が上手く整理できなくて・・・

今朝、ブログを書き込もうとしても・・・

またまた頭の中が上手く整理できなくて・・・

それなのに・・・

私の意識は・・・

格好つけてブログを書こうとするものだから、

益々・・・

私の頭の中がごちゃごちゃです。

私のブログには鍵をかけていないので・・・

私の作ったこの空間(気まぐれ奥の細筆日記)の中身を誰でも観ることが可能なのです。

この空間の訪問者の中には・・・

内容までは読まずに字面だけ観て、この空間から出ていく人もいるだろうし、

そんな方がほとんどだとは思うのですが・・・

そんな方が大多数の私のブログ空間の訪問者だったとしても・・・

どうしても・・・

私の意識は・・・「誰かに見られる(読まれる)かも?」に向けられてしまうのです。

ちょっとだけ・・・

量子の性質になった気分です。(笑)

 

小説の中の世界観を想像してから・・・

今のところ誰にも覗かれることのない、

私自身の意識の「核」の存在を思い浮かべてみました。

普段のリラックスした状態では・・・

私の意識は「波」のように・・・変幻自在に様々な処に向けられております。

それは私が無意識に行動している部分にも及んでおります。

ただ・・・

自分の脳内で意識したものごとを具体的に表現したり言語化したり文字化したら・・・

それは・・・

量子力学の世界に例えるのなら?

「粒」の振る舞いをしたのと同然の行為なのかな?と・・・

ふと?考えてしまいました。

 

前置きが長くなりましたが・・・

私が・・・

前回のブログをアップして・・・

さらに・・・

「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読み込んでいる間は・・・

物語に影響されてなのか?

紙の本に影響されたからなのか?

急に・・・色々な事に意識が向けられていきました。

まずは・・・

なぜか?

数年ぶりに数独をやりたくなってしまって・・・

久しぶりに数独にハマりました。

スマホで数年前にインストールしておいた・・・

ナンプレアプリにアクセスして・・・

1~9までの数字を隙間なく埋められるとホッとしました。

それからさらに・・・

スマホで「テトリス」で検索すると・・・

(数年前の私の行動と一緒ですね!)(笑)

テトリスの様なブロックパズルゲームを見つけてインストールし、

こちらのゲームにもハマってしまいました。

そんな合間に村上ワールドの紙の本の世界にもどっぷりハマり・・・

デジタルとアナログな世界を行ったり来たり・・・

すると私は・・・

空間を隙間なく埋めるゲームが好きなんだと・・・

自分の嗜好ゲームが理解できました。

それからその数日後には・・・

無性に紙の本が欲しくなりました。

そこで・・・

数年ぶりに古書店で本を大量買いしました。

私の本棚にはまだまだ未読の本はあるのですが・・・

その中の「村上春樹 雑文集」を読んでいた時に、

次に読む本は・・・

数ヶ月前に読み始めてすぐに閉じてしまった、

「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」と決めておりました。

そして、

それを読み終えてから次に読む本は?

村上春樹作品新刊の・・・

「街とその不確かな壁」

こちらの紙の本を買って読もう!と決めていたのです。

そこで先日のことですが・・・

私の好きな新古書店で・・・

「街とその不確かな壁」を含めた色々な本を買い込みました。

私の好きな新古書店には少しだけタイムラグはあるものの、

新刊の書籍も数十年前に発行された古書や書籍も並んでいて、

多種多様な中古の本が所狭しと棚に並んでおります。

書店とか古書店というよりは図書館の棚を眺めているような気分になれます。

我が家には・・・

数か月前に夫が購入したタブレット型端末があるのですが・・・

その中には・・・

多種多様なデジタル書籍がぎっしりと詰まっております。

デジタル空間では、無料で読めるデジタル書籍からお好みのデジタル書籍もすぐに購入できるのですが・・・

私は・・・

やっぱり紙の本が好きなのだなと思いました。

本を沢山読まないとならないご職業の方なら・・・

デジタル書籍の方が圧倒的に自分の空間も時間も節約できるとは思いますし、

生産性も上がって効率はいいと思います。

しかも目次だけ読んで字面読みの速読なんかできたら・・・

すぐにビジネスアイディアに直結しそう!

でも私の読書法はそれとは真逆でゆっくりのんびりで、

しかも・・・

途中で脱線したりもします。

なので・・・

生産性を上げるために書物を読んでいる訳ではないので・・・

やっぱり幼いころから馴染みのある紙の本がすきなのかな~!と・・・

改めて・・・

私自身の書物の素材嗜好も理解できました。

そんな事が理解できたからこそ・・・

今回の新古書店でのお買い物では・・・

紙の本にまつわる書籍も購入してみました。

「本の歴史」(著)ブリュノ・ブラセル (監修)荒俣 宏

「いつもよりも具体的な本づくりの話を。」(著)北尾 修一

「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読んでいたら、

こちらの2冊の本のページを開いてみたくなったのです。

こちらの書籍は・・・

本の背表紙のタイトルを見て手に取り、

装丁を観て、ページを開いた時の字面を観た時の直感で購入してみました。

そんな訳でここ数日の私は・・・

無心になってデジタルゲームで脳トレをして、

39年前の村上ワールドにハマり・・・

その間に・・・

私の意識はさらに広がりをみせ・・・

アナログな本の事が綴られているであろう・・・

紙の書籍を無性に読みたくなって読みはじめたところです。

そして・・・

「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読み終えると、

今度は・・・

40年以上の時を超え・・・封印が解かれ・・・

単行本として製本され、2023年4月から書店に並んでいる本・・・

「街とその不確かな壁」(作)村上春樹

こちらの作品の読書旅にこれから挑みたいと思います。

 

そんな訳で・・・

こちらのブログに「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の感想を書こうと思っていたら・・・

毎度のことですが・・・

話が脱線してしまいました。

でもでも・・・

マイブログの一番の読者でもある未来の私が・・・

全く感想文になっていない

ここまでの私の文面を読んだとしても・・・

「あ~はいはい」と理解してくれるかもしれません。

それは・・・

私の魂となる「核」の部分を読書によって磨き上げることが出来たからだと思います。

 

でも・・・

39年前の私が「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読んでいたら?

結末の解釈は別のものになっていたかもしれないし、

「ねじまき鳥クロニクル」の様に途中で挫折したか・・・

「意味不明だった~!」と・・・感想を述べていたか・・・

「僕」が一角獣の頭骨の夢読みをしている感覚に似ていたかもしれません。

 

39年も経つと・・・

デジタル化が進み・・・

新しい言葉が増えると言語化するのが楽ですね~!

2024年に「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」を読み終えたところで、

これから先、未来の私がこちらの小説のストーリーを忘れてしまっても・・・

マイブログを読んで少しは思い出せるように・・・

少しだけ文字化しておこうと思います。

 

「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」は・・・

国の組織に雇われた博士が、計算士サンプル「僕」の脳の核に、博士がプログラムした仮想空間が埋め込まれたところから、物語は広がりをみせます。

「僕」の現実の世界と「僕」の脳内の仮想空間で繰り広げられる世界のお話が交互に少しずつ進んでいきます。

現実の世界の僕は髪の毛も伸びるし爪も伸びます。生理的な現象や欲求もおこります。しかも極秘で行われている新技術サンプルの「僕」ですので、国の組織以外の記号士の裏組織からも「僕」というサンプルが狙われるのです。

博士がプログラムした「僕」の脳内の仮想空間では心を持たないキャラクターが多く登場します。(プログラムされているのだから心が無いのは当たり前なのですが、)

博士がプログラムした壁の中で暮らす登場人物にはそれぞれに役割があるのです。

「僕」の核内の仮想空間では、「僕」は夢読みの仕事に就く事になります。

そこは、博士がプログラムして「僕」を誘導したのだと思いますが、

そんな仮想空間では時の流れも季節の移り変わりもプログラムされているようです。

登場人物と共に、人間が生きていくために必要な衣・食・住の世界観もプログラムされているようで、博士が創り上げた仮想空間の解像度は高く、

「僕」にとってみたら、とてもリアリティある世界だったのでは?と思うくらいに、

村上春樹さんの仮想空間を文字で表現する筆運びは素晴らしく・・・

読者の私自身もリアリティある空間へといざなっていただきました。

そして・・・

そこの仮想空間では、「僕」の食事のサポートをしてくれる女の子が登場します。

その女の子の心は17歳で失った設定にプログラムされているようで、

(永遠に17歳なのかな?)

「僕」はその女の子に心を開き始め、

「僕」のデータを女の子にインプットし続けます。

すると、その女の子自身に「心」が蘇るというプログラムが起動し始めたのか?

それとも・・・

女の子に人工知能が備わったのか?そこは不明ですが?

そんな博士にプログラムされた壁の中の仮想空間から・・・

「僕」は必死に本来の自分の姿の「影」を助け、

壁の外の現実の世界へと、「僕」と一心同体の「影」と共に脱出する事を試みるのですが、

「僕」は心を持ち始めたかもしれない女の子を一人残して現実の世界へと帰れなくなったお話でした。

村上春樹さんの長編小説はリアリティがありますし・・・

フワッとした私の一度目の読書では・・・

勘違いや思い込みで解釈している部分があるかもしれません。

でもでも・・・

そんな解釈に自信がない「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」作品の読者となった私が今感じた事は・・・

現実の世界で待っていてくれる、博士の孫娘は「ミドリ」や「メイ」の存在のようであり、

仮想空間の壁の中で心を失っている女の子は「ナオコ」であり「クミコ」と重なりました。

そして僕は「ワタナベトオル」であり「オカダトオル」なのかな~?と・・・

村上春樹さんの作品を勝手に考察して感想を述べましたが・・・

読者それぞれ幾通りにも考察が出来て感想も様々に述べられそうです。

私の考察や感想は・・・

果たして?正確に言い当てられているのかも今現在・・・

とても不確かです。

でも・・・

村上春樹作品とは・・・

よくある、ハッピーエンドの恋愛映画や推理小説やサスペンスドラマみたいに・・・

めでたし!めでたし!

スッキリこれでおしまい!な~んていう結末ではなく・・・

人間の心の揺らぎや心の奥底に眠っている核の部分を表現しており、

それは・・・

ファンタジー小説やSF小説とはまた別のジャンルであって・・・

「村上ワールド」というオリジナルなジャンルなのでは?と・・・

感じるようになりました。

それは・・・

まるで量子力学や形而上学的な世界観を・・・

文字に書き起こして文学作品に落とし込んでくださっているのではないか?と、

 

そんな人間の心の揺らぎを村上ワールドに落とし込んで・・・

読者にアハ体験の機会を沢山作ってくださるのが村上春樹さんの作品なのではないのかな~と思ってみたりして!

 

本日のブログに・・・

私のこの頃の日常のことも綴ろうと思ったら・・・

ちょっと・・・

そのスペースがなくなってしまったので、また今度にしたいと思います。

 

本日は・・・

サッカー日本代表戦ですね!

「がんばれ~!ニッポン!」

 

今から・・・

急いで家事と晩御飯作りに挑まないと!

 

今からリアルな時間と空間で私の役割を果たしたいと思います!

 

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