交流の秋!

2011-11-29 23:59:23 | 家族日記

段々と寒くなってまいりました。

我が家に炬燵はありませんが、器にみかんを5つ盛って食卓の上に置いてます。
こども達が大好物なので、すぐに無くなってしまい、すぐにみかん箱から補充しておりました。
それでも・・・
本日、すっかりみかんの箱も器も空になってしまいました~。
それでも・・・
まだまだ実りの秋ですね~。
ピカくんのお友達から柿をいただいて、
お隣のおばあちゃまからも柿や干し芋をいただきました。
そして・・・
父と母からは、安納いもが送られてきて、先日は愛媛みかんももらいました。

そんな和やかな食卓で・・・
今日は私が食事の準備をしている間に・・・
珍しく・・・
まるちゃんがピカくんの勉強をみてくれました。
まるちゃんありがとう。たすかるよ~!
まるちゃんはピカくんの勉強をみながら・・・
「クリスマス ・カロル」 (作)ディケンズ  (訳)村岡花子 
を読んでおりました。

そんな訳で・・・秋を感じながら・・・
読書も楽しんでおります。
「クリスマス・カロル」は私が古書店で購入して来ました。
まるちゃんにこちらの本を差し出すとすぐに読み始めておりました。

私自身は古書店で色々なジャンルの本を購入して、自分の本箱にためております。
外出する時は文庫本を持って出かけ、
自宅では単行本を読んだりと・・・
自分なりに工夫して読書を楽しんでおります。
そんなママの楽しみを知っているまるちゃんは・・・
シェイクスピアの「ハムレット」をリクエストしてきたのでした。
そしてあの時に川端康成の作品と一緒に購入して・・・
まるちゃんに贈りました。
私はあれから「伊豆の踊り子」も読んでみました。
そして・・・
本日も私は古書店で本を大量買いしました。
とはいっても・・・気まぐれな私です。
買った本をすぐに読むわけではなく、気が向いたら読みたい本を読むという感じです。
図書館から本を借りても、返却日までに読まずに返す事も多かったので・・・
本当に古書店はありがたい存在です。
まぁ・・・これからも・・・自分のペースで・・・
好きな時に読みたい本を読んで・・・
読書を楽しみたいと思います。

そんな中・・・
まるちゃんは、新刊本にも興味津々・・・
お友達から借りた本があまりにも面白かったようで・・・
お友達から借りた上巻の続きの中巻を・・・
近所の書店で注文してお取り寄せしてもらったようです。
次は下巻が読みたくなるでしょうが・・・
いつか自分で上巻もそろえるそうです。
お小遣いをやりくりしながら購入するのかな?

そんな中・・・
ピカくんは、宮沢賢治の「注文の多い料理店」を読みました。
こちらの本はまるちゃんが小学3年生の時に、私があの本と一緒にまるちゃんへ贈ったものでした。
まるちゃんの本棚から借りてきて・・・
今度はピカくんに読んでもらっているところです。
今は、「どんぐりと山ねこ」と「注文の多い料理店」を読んだところですが・・・
読書があまり好きでないピカくんですが宮沢賢治の作品はお好きなようです。
まだまだ残り8編の作品がこちらの本に納まっているので・・・
ピカくんのペースで読んでもらいたいと思っております。

そんな中、ピカくんの学校の学芸会にもパパと足を運んで・・・
ピカくん達の演劇も楽しませていただきました~。
ピカくんじゃない子の演技は冷静に見ていられるので・・・
純粋に演劇を楽しみながら鑑賞できるのですが・・・
いざ、ピカくんの出番になると・・・
台詞を間違えないかな?
上手く演技できるかな?
立ち居地は大丈夫?
と親の私とパパの方が緊張してしまう。
結局、改めて・・・
自宅でビデオ鑑賞して・・・
やっと・・・
冷静に映像の中のピカくんの演技を見ながら・・・
全体の演劇を家族で楽しませていただいたのでした~。
ピカくん!よくがんばりました~!

演劇と言えば・・・
今回はWOWOWで「ベッジ・パードン」を鑑賞しました。
前回のブログで、三谷幸喜作品の話やら夏目漱石作品の話など書き込んでいたら・・・
その後だったか前だったか?
「プロフェッショナル・仕事の流儀」の番組で三谷幸喜さんの特集をやっていたので・・・
まるちゃんと一緒に見ていました。
すると、夏目漱石の英国留学中の話しを舞台にした・・・
稽古の様子が映っておりました。
しかも本番の舞台の様子も拝見できました。
そこで、深津絵里ちゃん演じる女中のベッジを注意深く見ていたら・・・
思わず・・・
「キヨさんだ~!」とまるちゃんと同時に同じ言葉を発してしまいました。
私にもまるちゃんにも・・・
坊ちゃん」の清が実在していたベッジがモデルになっていたかは分かりませんが・・・
まるちゃんと同意見だったので・・・
面白そ~!観てみたな~と思っていたら・・・
なんとなんと・・・WOWOWで放送されるではありませんか!
これは観るしかない!と先日の土曜日に鑑賞しました。
あの時代は・・・今よりも・・・もっともっと・・・
国際交流も無く、情報も無く、近代化格差があって・・・
どこの国でも階級や人種での差別があったのだな~と感じながら・・・
夏目漱石の英国留学中の苦悩が垣間見れました。
私が「こころ」を読んだ後に解説を読んで、その後にもちろん夏目漱石の年譜にも目を通しました。
その年譜に記されているたった数行の1900年33歳の夏目漱石には・・・
これだけのドラマがあったのだな~と感じました。
それにしても・・・
浅野和之さんの演じた11役というのは凄いですね~。
それでも・・・
全部、違う人物に見えるから面白い!
そんな夏目漱石の異国での異文化交流のコメディータッチなお話しでしたが・・・。

今月は、ブータン国王ご夫妻が来日されて・・・
ニュースで国王ご夫妻のご様子を拝見しながら家族で癒されておりました。
そして・・・改めて・・・
ブータン王国を知り、すっかり親しみを感じてしまいました。
国王ご夫妻の民族衣装が本当に素敵で・・・
毎日、お二人の温かいお振る舞いと素敵なお召し物に釘付けでした・・・。
私が学生の頃だったかな~?来日された英国の皇太子ご夫妻、
私の大好きだったダイアナ妃の事を思い出します。
やはり、海外の国賓の方々が来日されて、
日本の文化を知ってもらえるって嬉しいですね~。
そんな文化交流な秋を感じながら・・・

スポーツ交流もいいですね~。
サッカーのオリンピック予選や
バレーボールのワールドカップで・・・
日本代表の方々ががんばってますね~。
そんな中・・・
日曜日の夜はパパがリビングで、TVのチャンネル権を独占して・・・
「久しぶりに生日本代表が観れる~!」
とワクワクしながらピカくんとサッカー日本代表U-22の応援をしておりました。
私も前半は観戦していたのですが・・・
「江」の最終回をまるちゃんと別室のTVで観ておりました。
すると・・・パパの大きな歓声が2回聴こえてきたので・・・
すぐに・・・日本が2ゴール決めたのだとわかりました。
ロンドンオリンピックまでもう少しですね~!
がんばれ~!ニッポン!

話は大河ドラマの「江」の話に戻りますが・・・
最終回は、江戸時代のはじまり・・・太平の世に変わった様子がよく伝わってきました。
そして・・・
上野樹里ちゃん演じる、幼い頃の江の回想シーンを見ていたら・・・
大人の女性へと成長した今の江とまったく違う表情だったので・・・
やっぱり女優さんだな~と感じました~。
歴史ドラマとは言え・・・
波乱万丈な江の歴史を知り・・・
それでも・・・最後は・・・
秀忠とゆっくり仲良く余生を送る事が出来て良かった~と感じました。
そして・・・
来週は夏目漱石もちらっと登場していた・・・
外国との戦国時代のお話、「坂の上の雲」の年末ドラマがスタートするのですね。
そういえば・・・
そんなドラマに登場していた・・・
正岡子規が野球を日本に広めていったのですね~。
先週は、そんな日本で大人気のプロ野球の日本シリーズも終了しました。
今年はソフトバンクが優勝でした~!
プロ野球をほとんど観ない私ですが・・・
最終日のゲームだけはちらっと観戦しておりました。
そして・・・
私の青春時代の朝練前の番組を思い出しておりました~。
あの頃とほとんどお変わりない・・・
クールな秋山幸二監督の涙に・・・
私もホロホロ~っとしてしまいました。

こうやって・・・
私の日記のようなブログに、日本での出来事をちょこちょこ書き込んでおくと・・・
未来から振り返りやすそうです~。

横道に逸れながらも・・・またまた秋ならではの・・・
食欲・読書・芸術・スポーツの秋
みたいな内容ので書き込んでおりますが・・・

運動にもいい季節です。
私は相変わらずジョギングをママ友さんと楽しみました。
ピカくんはサッカーもがんばり、
パパは私の従兄と弟達とゴルフを楽しみ。
その間に・・・
父と母が・・・
ピカくんと甥っ子くんをボーリングやスポッチャに連れて行ってくれたのでした~。

そうそうその間のまるちゃんは・・・
あの時の青空同窓会でお友達と遊ぶ約束をしたらしく・・・
まるちゃんお手製のマフィンを持って出かけて行きました~。
母校の運動会がきっかけで・・・再会したお友達と・・・
遊べる機会が訪れてよかったね~!まるちゃん。

もうすぐ師走で・・・
忙しくなるし、イベントも多い季節になりそうですが・・・
寒さに負けず楽しむぞ~!


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ジキルとハイドって・・・?

2011-11-15 22:04:11 | 娘日記

秋ですね~。
今月の我が家は秋を満喫しております。

食欲の秋
読書の秋
芸術の秋
文化の秋
スポーツの秋

まずは食欲の秋のお話から・・・
秋の食べ物と言えば、いろいろあります・・・
梨にはじまって、まるちゃんリクエストの柿・・・
メロン、ぶどう、リンゴ、みかん、グレープフルーツ、キウイ、生プルーン、オレンジ、バナナと・・・
この頃、我が家が食した果物・・・です。
実りの秋ですね~!
それから、それから・・・
お出かけした際に、スイーツをお土産に買って家族で食したりしておりました。

次は読書の秋・・・
今回、私が読んだ本は、「朗読者」と「ジーキル博士とハイド氏」
それから・・・
まるちゃんが重松清さんの「青い鳥」を読んで感動してないてしまったそうです。

それから芸術の秋は・・・
映画鑑賞を今回も楽しんでおります。
ママ友さんと「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」
パパとまるちゃんと「ステキな金縛り」
その日の晩に「ろくでなし啄木」の演劇をWOWOWで鑑賞しました。
それから、まるちゃんと二人で「僕たちは世界を変えることができない。」
を鑑賞しました。
それから、それから・・・
スイーツの芸術も堪能しました。
私が外出した際に・・・
ベルギーのチョコレート屋さんのアイスクリームを家族のお土産に購入しました。
チョコがのっていて、しかもチョコレートがサンドしてあり、幾つかのアイスが層になっているチョコアイスのタルトです。
それから・・・
チョコレートの中に柔らかいクリームが入っていてる、チョコアイスのトリュフもいただきました。
二ヶ月前の時は・・・
フランスのチョコレート屋さんでチョコケーキとチョコがサンドされたマカロンと板チョコとアーモンドチョコを購入しました。
デリケートなチョコレート菓子が西洋スイーツの芸術だとしたら・・・
四季を感じ、目で楽しめる生菓子は和製スイーツの芸術です。
そんな訳で・・・
まるちゃんと外出した際に・・・
和菓子屋さんの秋の生菓子をまるちゃんリクエストで購入しました。
木枯らし、深秋、さざんか
後もう一つ・・・ちょっと名前を忘れてしまいましたが・・・
白い菊の形をした生菓子・・・の四種類です。


そして日本の文化も楽しませていただきました。
今年も・・・
毎年、恒例の全日本剣道選手権大会の模様をテレビから楽しませていただいきました。
今回は、昨年の優勝者の高鍋選手が下から山を登って頂に立ったのですね~。
お見事!
それから・・・日本の甘味・・・
まるちゃんが煎茶を入れてくれたので・・・
和菓子の生菓子と宮城の仙台銘菓もいただきました。
がんばれ~!ニッポン!
がんばれ~!東北!
そして・・・
先週、今週と・・・
日本の歴史ドラマ、大河ドラマで泣かされました。

そしてそしてスポーツの秋ですね。
ママ友さんとジョギングを楽しみました。
が、しかし今日のテニスはお休み。
昨夜の雨の影響でコートが使えなくて残念!
そして・・・
ピカくんは相変わらず、サッカー漬けです。
そんな訳で・・・夏前に買ったサッカーシューズがもう壊れしまいました。
紐がちぎれ、くつの部分は破け・・・
ピカくんがこの数ヶ月間がんばった証のようなボロボロなシューズくん。
ありがとう!お疲れ様でした。
そして、新しいサッカーシューズをパパと買いに行ったピカくんは・・・
さらにやる気満々でがんばっております。
そしてピカくんは・・・
今年もサッカー教室でサイクリングに出かけました。
パパはゴルフの練習に燃えております。
そうそう・・・
スポーツ観戦はパパが一番楽しんでおりますが、
パパはピカくんと・・・
WOWOWで世界ボクシングのパッキャオ選手の試合を楽しんでおりました。
それから何といっても・・・
サッカー日本代表のワールドカップアジア3次予選です。
アウェー戦の・・・
タジキスタン戦を観戦しました。
日本が3次予選を突破できて良かった。
そして・・・
本日の北朝鮮戦はピカくんと観戦しました。
これからパパがHDDに録画されている北朝鮮戦を観戦するので・・・
結果は内緒にしておいて・・・

これからもワールドカップ出場に向けて・・・
がんばれ~!ニッポン!
がんばれ~!ザックJAPAN!

こうやって・・・
我が家のこの頃のイベントを書き出してみると・・・
本当に小さい小さい秋の我が家のイベントばかりですが・・・(笑)
普通の毎日の中に、いっぱい幸せが溢れている事に気付かされます。

そして・・・
今回鑑賞した「僕たちに世界を変えることができない。」の映画を観て・・・
頻繁にウルウルしておりました。
カンボジアの現状と歴史を知りウルウル・・・
向井理くん達の演技でウルウル・・・
「青空」の唄でウルウル・・・
そして・・・
本当に・・・
こんな素敵な若者さん達がいたんだ~とウルウル・・・
難しい他国の社会問題やボランティアの話を取り上げた映画でしたが・・・
純粋に青春映画として、楽しませていただきました。
そして・・・
私は、若者さん達から元気をいただきました。
そしてまるちゃんは・・・
お兄さん達やお姉さん方から何か教えていただいたんじゃないでしょうか。
20代は子供から大人に変わるエネルギーがみなぎる充実した日々。
私とまるちゃんの世代の、ちょうど真ん中の世代の方々のお話で・・・
母と娘・・・
お互いに、少しだけジェネレーションギャップを埋められたような・・・
そんないい感じの映画でした。(悦)

そしてその映画の帰りに・・・
家族へ宮城県仙台の「萩の月」を買って帰りました。
それからその晩に大河ドラマの「江」で先週に引き続き・・・
またもや向井理くんに泣かされました。

日本はこの時代から太平の世に変わったのですね。
権力が一つに集中して・・・
質素、倹約のお侍様方のお陰で・・・約260年も・・・
それは・・・
外国と向き合わなくてはならない・・・時代まで続いたのですね。

そんな事を感じながら・・・
またその日に見た「僕たちは世界を変えることができない。」を思い出し・・・
太平の世を維持するのは本当に大変で・・・
一歩間違えれば、あっと間に戦乱の世に変わり・・・
今も昔も・・・
自分が仕えたもの者の下で・・・
自分達の太平の世を創るために・・・
自分の生活を守るために・・・
誰でも・・・
どこまでもどこまでも残酷になれてしまうのでしょうか?
そんな事を思いながら・・・
あれから読み終えた本の事を思い出しました。
「朗読者」 (作) ベルンハルト・シュリンク  (訳)松永 美穂 
こちらの本は、愛を読むひと」のタイトルで映画化されておりました。
私が以前に鑑賞した映画ですが、それがきっかけで原作も読んでみたくなりました。
原作では、ミヒャエルの心の内が詳細に描かれており・・・
彼がもがきながら・・・ハンナをどう思い、どう感じていたのか・・・
具体的に知る事が出来ました。
そして読み終えてから・・・あとがきも読みました。
そちらには・・・
内容が衝撃的過ぎるので、二度読むと内容がよく理解できるような事が記されておりました。
しかし今の私はまだ1回しか読んでおりません。
それでも・・・登場人物の感情の動きや厳しい出来事を冷静に読みきることができました。
なぜなら・・・「愛を読むひと」から一度、朗読してもらっていたからです。
もし映画ではなく、先にこちらの本と出会っていたら・・・
あとがき通り2回読まないと・・・
この本に詰まっている、沢山の事が理解できなかったと思います。
それでもまだ、完全には理解できていないのかもしれませんが・・・
しかし映像化された映画鑑賞後だからこそ・・・
私の行ったことの無い国や時代の映像が・・・
本を読みながら美しいく頭に浮かんでくるのです。
そして、映画に出てこなかったシーンは興味深く読み込みました。
その中でも・・・
ミヒャエルがヒッチハイクで乗せてもらったトラックの運転手さんとの会話文が・・・
頭から離れないのです。
そして、そして・・・
やはり・・・
あの暗い時代の波紋は、誰にでもどこまでもどこまでも広がっていく事を思い知らされました。
それでも・・・
こちらの作品がフィクションだったから出来る美しい結末に心打たれました。
その結末はなんの解決にもなっていませんが・・・
ハンナの紫のお茶の缶が・・・
暗い時代の波紋が広がっていく、その先の・・・
生き延びた娘の手に渡ってよかったです。

そして話はまた映画の話に戻りますが・・・
幽霊が証言台に立つ裁判のお話の・・・「ステキな金縛り」ですが・・・
こちらの作品は「愛を読むひと」のような悲しい裁判のお話ではなく・・・
心温まる裁判のお話でした。
やはり、三谷幸喜監督作品ですね~。
まるちゃんは、今年一番笑った作品だったようで・・・
沢山笑ってました。
もちろん!私とパパも大笑いしましたが・・・
まるちゃんには私達よりも更に笑いのツボがあったらしく・・・
誰も笑っていないシーンでも大声で笑ってました。
ですから・・・
思わず・・・「もう少し静かに」と注意してしまいました~。(笑)
それでも・・・
最後は・・・ホロホロっとしちゃいました。
もしかしたら負の心さえ持っていなければ・・・
幽霊はいい幽霊ばかりなのかも~。
戦争や紛争に虐殺などで憎しみや悲しみが多かった負の歴史があるから・・・
映画などで、ゾンビや怪談話に出てくるような幽霊が描かれるのでしょうか。
それにしても・・・
「ステキな金縛り」の作品の落ち武者さんの冤罪が・・・
作品の中の現代人に理解されて良かった。

そしてそして・・・
「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」では・・・
エンターテイメントアクション映画でしたが・・・
クラシカルな時代の作品で、衣装に建物やセットの装飾品に美術品が素敵~でした!
映画は、映像で具体的に物を表現してくれるからいいですね~。
目の肥やしになります。
そうそう・・・
私が三銃士に出てくる若者のダルタニアンを初めて知ったのは・・・
三谷幸喜さん脚本の人形劇番組だったんですよね~。
そして、日本的ですが・・・
ミネフジコみたいなミラ・ジョヴォヴィッチさん演じるミレディがカッコよかった~。

それからそそれからまたまた読書の話に戻って・・・
三銃士のお話から、二世紀後くらいに書かれた・・・
「ジキール博士とハイド氏」 (作)R.L.スティーヴンスン (訳)海保 眞夫
を本日読み終えました。
こちらの本は古書店で「朗読者」を購入した際に一緒に購入しました。
これまでにも、「ジキルとハイド」は、善人と悪人を表すような比喩で・・・
たびたび、耳にしたことはありましたし、演劇にもなっているのは知ってはいましたが・・・
原作を知らなかったので、文学を楽しむ秋ということで、古書店で購入してみました。
やはり、人間は誰しもが善と悪を持ち合わせているのでしょうか?
ジキール博士のように穏やかな人柄で、知識人で科学者ゆえの苦悩から・・・
ハイド氏を創り出してしまったのは理解できました。

そして人間は神様ではないから・・・
誰でもジキルとハイドを持っていて・・・
そのバランスをコントロールできるようになることが・・・
大人になるということなのでしょうか?

世界中の人がジキルの比率を高めるには・・・
学んで、我慢して、大きな視野を持てる人を増やせばいいのでしょうか?

識字率を高め、秩序を保ち、豊かで平和で文化的な日々が続けば・・・
ジキルの比率を高くしていられるかもしれませんが・・・
資源やエネルギーが減り、貧困者が増え、略奪や紛争、戦争がはじまってしまえば・・・
ハイドの比率が高くなってしまうのでしょうか?
また「僕たちに世界を変えることができない。」の映画を思い出し・・・
そんな事を感じながら・・・
さらに読み続け・・・
最後はジキール博士の告白文でこちらの話は終るのですが・・・
この告白文での結末が・・・
夏目漱石の「こころ」の作品の終り方に似ているな~・・・と感じました。
そしていつもの様に・・・更にページをめくって・・・
解説を読んでみると・・・
「ジキール博士とハイド氏」の作品がイギリスで出版された事を知り・・・
やはり、夏目漱石がスティーヴンスンさんの作品に影響されていた事を知りました。

やっぱり・・・日本は・・・
この時代の少し前から・・・外国と向き合って・・・
幾つもの試練を耐え、高い高い壁を幾つも乗り越えて・・・
ジキルでいられる時もあれば、時にはハイドにもなって・・・
やっと、現代の平和な日本が創り出されたのですね~。
そう考えると・・・
感慨深い私の芸術の秋でした~。
ゴッホの作品と同様、私が日本の文化に触れはじめた青春時代から・・・
ちょうど1世紀前に書かれた作品に思いを馳せてみました。

そんな中、
「ろくでなし啄木」の演劇もWOWOWで鑑賞しました。
石川啄木のことは学校で習いましたが、それがジキルの啄木なら・・・
「ろくでなし啄木」に出てくる石川啄木は、ハイドでした。
何ともハードでコミカルな演劇でした。
それよりなにより・・・こちらの演劇が放送された時は・・・
私は食事の用意をしながらだったのですが・・・
三人の若手俳優さん方から熱の入った演技を観せていただき・・・
すっかり魅せられてしまいました~。
途中で、料理していた私の手がすっかり止まってしまい・・・
またまた一人で見入ってしまいました。
それでも、なんとか食事の準備も整い、
風呂上りのパパとピカくん、それに自分の部屋で宿題をやっていたまるちゃんが・・・
食卓に着くと・・・
私が強引にチャンネル権を奪いました。
人前ではジキルでいる私です。
本当は・・・
家族の前でもジキルでいたいのですが・・・やっぱりハイドな私でした。(笑)
するとパパが・・・
TV画面に視線を送り・・・
「こんなに台詞を覚えられるなんて、すげ~」と感心しておりました。(笑)
結局、家族は途中からで内容は理解しないままでしたが・・・
熱のこもった演技を感心して一緒に見ておりました。
それでも・・・やっぱり脚本も演出も面白かった~。
特に私のお気に入りで、芸が細かいな~と感心したのが・・・
リンゴとみかんの記憶違いのシーン。
ハードな話の中にも・・・
人のテキトーな記憶力がコミカルに描かれていて・・・
さすが三谷作品って感じました。

そんな訳で・・・
今月も秋を楽しんでおりますが・・・
もっと、もっと、読書を楽しみたいです。


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学びの秋!

2011-11-01 22:46:20 | 息子日記

今日から11月ですが・・・
まだまだ暖かい日が続いているので・・・
スポーツするには気持ちいいです。

先月は、ジョギングをがんばりました~。
暑すぎず・・・気持ちよく走る事が出来ました~。
でもでも・・・テニスをする機会はありませんでした。
そんな訳で・・・
本日、久々にテニスを楽しんでまいりました~。
今の季節は絶好のスポーツ日和ですね!

スポーツと言えば・・・
ピカくんは、サッカー教室の監督に連れて行ってもらい・・・
サッカースタジアムのイベントに出かけてきました。
そちらでは、サッカーイベントを楽しみながら・・・
今回も元日本代表の方とも握手していただいたようで・・・
楽しかった~と帰ってきました。

それから、それから・・・
サッカーと言えば・・・
今年のクリスマス前は楽しみです。
今年もママからのサッカークリスマスプレゼントを用意いたしました。
世界一のサッカー観戦を堪能するぞ~!

そうそう・・・
昨日は、ハロウィンでした~。
私が仕事帰りにお買い物をして、帰宅すると・・・
すでに、学校から帰っていたまるちゃんが・・・
「Trick or treat! お菓子をくれないといたずらするぞ~!」
と「おかえり~」の前に発し・・・
仮装もしていないのに・・・
ニヤニヤしながらハロウィンの真似事をするものだから・・・
そうだった!そうだった!とハロウィンの事を思い出したのですが・・・
私が買い物の袋からかぼちゃを取り出すと・・・
まるちゃんはハロウィンだからかぼちゃを買ってきたんだ~・・・と・・・
私の偶然の買い物に、感心していたのでした~。
そんな訳で・・・
その日は、ハロウィンのための料理って事で・・・和風ですが・・・
甘い甘いかぼちゃの煮っ転がしを作ったのでした~。(笑)
結局、その日は・・・
ハロウィンのお菓子は無かったので・・・
まるちゃんに、買い忘れのお買い物を頼んだついでに・・・
家族で食べられる、まるちゃんの好きなスイーツも買って来るようにお願いしました。
そして、そして・・・
今年もピアノ先生からは・・・ハロウィンのお菓子をいただき・・・
子供達も大喜びだったのでした~。

そんな秋のイベントの中・・・
久々に、ピカくんのママ友さんと映画を観たり、ランチしたり、買い物したり・・・
それから・・・
春に映画へ行って以来のママ友さんとも、ファミレスでランチをしました。
どちらのママ友さんともおしゃべりが楽しかった~。

今回、鑑賞した映画は・・・
ママ友さんと「つれがウツになりまして。」を観てきました。
それから・・・
ピカくんと「猿の惑星:創世記」を鑑賞をしてきました~。

「つれがウツになりまして。」は微笑ましい夫婦愛にホロホロっときてしまいました~。
結婚の誓いの言葉を・・・
ストーリーある映画から改めて聴いてみると・・・
ジ~ンと来るものですね・・・

「猿の惑星:創世記」をピカくんと観終えると・・・
ピカくんに感想を聞いてみました・・・。
すると・・・
「すごかった~!」と申しておりました。
またまた感想が漠然としすぎていたので・・・
更に質問をしてみました。
「では、猿はなぜ頭が良くなったの~?」
「薬を使ったからだよ~。」
とピカくんは答え・・・
人間もいけないけど・・・
薬を使って頭が良くなるのはずるい~・・・とも申しておりました。
そこで・・・
「じゃ~頭が良くなるにはどうしたらいいの?」
と訊ねてみると・・・
「自分で勉強をして頭を良くする~!」
と自信満々に答えてくれたピカくん・・・
そんな訳で・・・
映画の帰りに、ピカくんが苦手な国語の問題集を買って帰ったのでした~。(笑)
ピカくんにはいい影響を与えてくれた映画でした~。
それにしても・・・仮定の話とは言え・・・
猿の革命とも言うべき映画ですが・・・
人間同士の世界でもありえそうな設定のストーリーにドキドキでした~。
ピカくんは、ママがピカくんの事をブログに書き込んでいるのは承知しておりますが・・・
内容までは、ちゃんと把握しているかは分かりません・・・
ピカくんが成長して・・・
ママのブログをちゃんと読んでみよう!という日がやって来ても・・・
ママを恨まないように・・・
ママは誠意を持って、ピカくんの育児日記を書き込まなくては・・・(笑)
そして、そんな映画鑑賞の翌日は・・・
家族で、TV番組の「志村どうぶつ園」の動物達に癒されたのでした~。
この頃・・・
ピカくんがこなした問題集は・・・
まるちゃんのやりかけのおさがり問題集ですが・・・
小学1・2年生の算数問題集
小学3年生の国語問題集
小学3年生の図形問題集
小学4年生の計算ドリル
どれも・・・数ページずつ残っていたので・・・
ピカくんには、残りの問題をやりきってもらいました~。
まだまだ、まるちゃんのやりかけ問題集が残っているで・・・
ピカくんには、これからもやりきってもらわなくては~!

それから、それから・・・
あれから、「雪国」をもう一度読み直して見ました。
今度は、二度目の読書なので・・・物語の展開が理解できていたこともあって・・・
色々な抽象表現や、美しい情景の描写を噛み砕くように・・・読んでみました。
すると・・・
前回読み終えた時の様に・・・
早く解説を読んで・・・早く答えが知りたいという思いにはなりませんでした。
きっと・・・
「雪国」の登場人物の・・・
島村の想像していた現実的な結末を迎える前に・・・
切ないけど・・・
あのもやもや~っとした感じであの物語を終える方が・・・
島村の美しい雪国での出来事が、綺麗に納まるのでしょうか?
再度読み終えた「雪国」から・・・そんな答えを感じ取り・・・
初めて「雪国」を読み終えた時の様に・・・
答えがはっきりしない結末に・・・どうなったの?どうなったの~?と・・・
答えを他力本願眼で急いで探そうとした私の未熟さに・・・
恥ずかしさを覚えましたが・・・
改めて、「雪国」の作品の良さを知り・・・
あの結末だから・・・
美しい文学の世界・・・
トンネルの向こうの雪国がキラキラと引き立つのかな~なんて・・・
勝手に妄想してしまいました~。

そんな訳で・・・
この頃の読書は文学にはまっておりますが・・・
只今、読んでいるのは・・・
あちらの映画の原作です。
やっぱり・・・読書っていいですね~。

残りの秋も楽しむぞ~!






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