爽やかな風!

2016-05-25 22:34:38 | 家族日記
すっかり、初夏の陽気で・・・
暑い日が続いておりますが、晴れた日は・・・
カラっとした爽やかな風を感じることができます。
そんな日にスポーツを楽しむのはいいものですね~。
私は相変わらずママ友さん方とテニスを楽しんでおりますし・・・
パパは1年ぶりのゴルフを満喫しておりました。
まるちゃんはサークル活動でいい汗を流しているようですし・・・
ピカくんも部活動や運動会の練習で青春の汗を流しているようです。
でも~もうすぐ梅雨の季節ですね~。
梅雨入りしてしまうと・・・
ジメジメ、ムシムシの・・・いやーな季節になってしまいます。
そんな時は、綺麗でダイナミックな紫陽花でも眺めていやされたいな~と思います。
そうそう・・・
母の日に家族からプレゼントされたオレンジ色のカーネーションの鉢植えですが・・・
ベランダのカウンターに置いてキッチンの窓から眺めて楽しんでおりますが・・・
そのうち・・・
茎が伸びすぎて・・・カーネーションの頭が垂れると・・・
その茎を途中でカットして・・・何輪かのカーネションを花瓶に活けて・・・
リビングに飾って、カーネーションの花を眺めていました。お花があると元気になりますね!

眺めると言えば・・・
ゴールデンウイーク中に、ちょうどTVで、江戸時代の絵師の特集番組が放送されていて・・・
興味深く観ておりました。
すると、私も若冲の絵を直に鑑賞したくなったのです。
そんな訳で、母と上野で待ち合わせて、「若冲展」に足を運ぶことにしたのです。
TV放送後だから・・・若冲展が混雑していることは覚悟していたのですが・・・
やはり、TV番組の影響からでしょうか?若冲展に入館するのは・・・大変なようでした。
そう!
ビックリするくらいの待ち時間が表示されていたのでした~。
その日は、母と若冲展を鑑賞したら、まるちゃんと待ち合わせておりました。
まるちゃんの講義の合間の空き時間に一緒にランチする予定だったのですが・・・
これでは・・・「お昼過ぎても入館できないね~」と母と話しておりました。
そん訳で・・・
その頃、国立西洋美術館が世界遺産に登録されると話題になっていた時期でもあったので・・・
急遽、国立西洋美術館に足を運ぶことにしたのでした~。
西洋美術館では、ちょうど、カラヴァッジョ展が開催されていて・・・
西洋絵画を鑑賞するのもいいな~と思い・・・
ちょっと行列ができていましたが・・・若冲展ほどではなかったので・・・
まるちゃんとの待ち合わせ時間には十分間に合いそうだという事もあり・・・
「カラヴァッジョ展」を堪能させていただきました。
美術に対してど素人の私と母でしたので・・・
音声ガイドの機器を借りて・・・
作品にまつわる解説を聴きながら、絵画作品を鑑賞させていただきました。
カラヴァッジョ展では、カラヴァッジョの作品をはじめ・・・
ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョに影響を受けた画家の作品がいくつも展示されていました。
最初は、ミケランジェロ・ブオナローティと関係のある画家なのかな~?と・・・
思っていたのですが・・・
特にそういう説明や解説はなかったようでした。
そして・・・
私自身は、福音書を読んだことがあったので・・・
宗教画の意味合いがなんとな~く理解できたので・・・
それはそれで・・・色々な絵を興味深く鑑賞することができました。
この人を見よ」とは・・・
ラテン語でエッケ・ホモ」と発音することも勉強になりました。
それから・・・
水面に映る自分の姿に見とれている青年の絵を・・・
とても興味深く拝見させていただきました。
やはり・・・自分の姿を映してくれるの魔力ってすごいのだな~と感じて・・・
自宅に戻ってから・・・
再度、その作品の事を思い出していたのですが・・・
絵のタイトルを忘れてしまい・・・
バッグにしまってあった・・・音声ガイドのプログラムをひっぱりだし・・・
作品名を確認してみたのですが・・・
ピンと来ないのです・・・
そこで・・・
音声ガイドのプログラムに書いてある作品名をパソコンに打ち込んで、
ネットで確認してみよ~と思いまして・・・
まずは・・・「バッカス」と打ち込んでみました。
すると・・・「違う違うこの絵ではない!」と・・・
次に・・・「アミンタの嘆き」を打ち込んでみました。
すると・・・「あっ!この絵も好き!」な~んて思いながら・・・
この頃ピカくんが縦笛にはまっているので・・・なんだか微笑ましくて・・・
こちらの作品を「かわいらしい!」と思いながら眺めていたことを思い出しておりました。
ちなみに、こちらの作品は・・・バルトロメオ・カヴァロッツイという画家が描いたものでした。
そして、次に「ナルキッソス」と打ち込むと・・・それらしき・・・書き込みや絵が
パソコン画面に映し出されました。
すると・・・
ナルキッソスはギリシャ神話の中に登場してくる青年だった事を知りました。
そして・・・「ナルキッソスってナルシストだな~」と思って説明を読んでいたら・・・
「ナルシスト」の語源が「ナルキッソス」だったようです・・・。
「へ~なるほど~」と・・・妙に納得してしまったのですが・・・
私がその後、思わずネット検索したのが・・・数年前に流行った言葉でした。
「もしかして・・・?そういう事?」って・・・
「負け美人」と打ち込んでみました。
どうやら「負け美女」が正しい流行語だったようですが・・・
負け美女の意味合いを探ってみると・・・
「ナルキッソスの女性バージョンだ~!」な~んて・・・思ってしまいました。
そう考えると・・・「ナルキッソス」の作品は美しいだけの作品ではなくて・・・
ギリシャ神話を題材にした・・・風刺画だったのですね~・・・
やはり・・・
普遍的な作品にはそれなりの意味合いが奥深く隠されているのだな~と・・・
芸術のすばらしさに感心してしまいました。
そして・・・
古代から語られていた・・・
ギリシャ神話って奥が深いですね~
現代社会に生きる人間にも教訓を与えてくれるのですから~!
な~んて思いながら・・・
もしかしたら?現代社会には、自分の事しか愛せないナルキッソスみたいな人が増殖してしまい・・・
恋愛が面倒になった人が増えているのでしょうか?
それから、それから・・・
「こんな大昔の西洋人が日本を舞台にした作品も描いていたとは~!」と・・・
またまた興味深く拝見させていただきました。
「長崎におけるフランシスコ会福者たちの殉教」の作品は・・・
ちょうど、今現在放送されている・・・
大河ドラマの「真田丸」も毎週楽しみに観ているので・・・
その時代背景と重なった事もあり分かりやすく鑑賞できました。
そして・・・
こちらの作品からは・・・人間の業とか性を読み取ることが出来ました。
ちなみにこちらの作品は、タンツィオ・ダ・ヴァラッロという画家が描いたようです。
そんな訳で・・・
私と母は、素敵な建物の美術館で・・・歴史的な芸術を堪能することができました。
カラヴァッジョの作品はどれも本当に繊細に描かれていて・・・
まるで写真の様でリアルな作品ばかりでした。
そして・・・その作品の数々にはスポットライトが照らされていました。
陰影の中にほんのり光が宿っている・・・そんな重みのある作品ばかりで・・・
素晴らしい芸術鑑賞をさせていただきました~。(悦)
そして・・・
ル・コルビュジエさんが建築された「国立西洋美術館」を後にすると・・・
思わず・・・国立西洋美術館をスマホの画像に収めてしまいました。
大きな建物だし、塀もあるので・・・全体を映すことは出来ませんでしたが・・・
昔から、「モダンでかっこいい建物だな~!」と思っていたので・・・
いい記念になりました。
そうこうしていると・・・
まるちゃんが国立西洋美術館前までやってきたので・・・
実は、花より団子母娘三代の私たちなので・・・
その後は、ゆっくりランチをして・・・
まるちゃんが行きたがっていた・・・あんみつ屋さんへ足を運びました。
そして・・・
まるちゃんは白玉あんみつ、母はクリームあんみつ、私は小倉あんみつを注文して・・・
甘くて美味しいものを女三人で堪能したのでした~。(悦)
そして、その日の晩は、母からもらった新鮮で美味しいアスパラガスを料理しました。
まるちゃんは、甘くて美味しいと・・・アスパラガスを沢山堪能しておりました。

甘くて美味しいものと言えば・・・
パパが1年ぶりに同期友達とゴルフに出かけることになったので・・・
久しぶりに、遠方に住んでいる同期くんが我が家に前泊しました。
そして・・・またまた・・・
白ワインやおつまみやスイーツをたくさん持ってやってきてくれたのでした。
私もビールやおつまみを用意して・・・
またまた、同期くんとパパ、そして私も仲間に入れてもらって・・・
家飲み会を楽しんだのですが・・・
その際に同期くんは、素敵な紙袋からリボンのかかった箱を取り出し・・・
まるちゃんにプレゼントしてくれたのでした~。
同期くんに、「箱を開けてみて!」と言われたまるちゃんは・・・
ワクワクしながら箱の蓋を開けておりました。
するとその箱の中には・・・
宝石のような色とりどりのボンボン・ショコラが並んでいたのでした~!
思わず・・・私もまるちゃんも歓声をあげてしまいました。
このたび、まるちゃんは同期くんの大学の後輩になったという事で・・・
同期くんが、まるちゃんにお祝いをしてくれたのです。
その箱には、同期くんがベルギーの高級なチョコレート屋さんで・・・
綺麗な色の季節のショコラを含め、チョコを一粒一粒セレクトした様です。
そんな訳で、宝石箱のような素敵なボンボン・ショコラが並んでいたのですが・・・
まるちゃんは、その日から・・・ありがたそうに・・・一粒一粒・・・
大事そうに・・・味わいながら・・・
ボンボン・ショコラを日々楽しんでおります。
ちなみに、まるちゃんにお願いして・・・
私も季節のショコラを分けてもらい、お味見させてもらいました。
果実の香りと甘さにビタースイートな味が口いっぱいに広がり・・・
ホント美味しかった~!

そして、そして・・・
お休みの日は・・・
この頃、パパはよく実家に顔を出しているのですが・・・
ありがたいことに・・・
いつも美味しいおやつをお母さんからいただいてくるパパです。
先日のお休みの日は・・・
家族で・・・クリームチーズのパンケーキをいただきました。
甘すぎるものが苦手なピカくんも美味しい美味しいと頬張っておりました。
美味しいおやつをいただくと・・・皆、笑顔になりますね~!

そんな我が家の日常ですが・・・
ジメジメムシムシの季節がやってくる前に・・・
今の爽やかな季節を満喫したいと思いま~す!






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愛のある社会

2016-05-11 17:42:18 | 家族日記

長い長いゴールデンウイークも終わってしまい・・・
本当に暖かくなってきましたね~。
ちょっと汗ばむ暑い日もあったりと・・・
夏の訪れを感じる季節になりました。

これから・・・
みずみずしい野菜や果物が美味しくなる季節もやってきますね!
そうそう、この頃、スーパーに熊本県産のトマトが並んでいたりすると・・・
ちょっと、ホッとします。
トマトの箱には、くまモンのマークが入ってると・・・
「かわいい!」って思いながら・・・
思わず、手にっとって買い物かごに入れてしまいます。
それから、今年の母の日のプレゼントは・・・
私の母にはパジャマを贈ったのですが・・・
パパのお母さんには、宮崎県産のマンゴー太陽のタマゴを贈りました。
配送の交通機関の心配もあったので・・・早めに注文したのですが・・・
それは心配無用でした。
どうやら母の日よりもかなり早めに届いたようです。
TVを見ていて・・・熊本県の地震速報が入ってくると・・・ドキリとしますが・・・
それでも・・・少しずつ・・・
九州地方や熊本県が日常を取りもどしているのかな~と・・・
感じながら・・・ニュースを拝見したり。
私には、祈ることしかできませんが・・・
「早く、九州が、熊本県が元気になりますよ~に!」と願う日々です。

それでも、やはり私には私の日常がありました。
今年の長い長いゴールデンウイーク期間は・・・
特に、どこか遠くへ出かけたという事はありませんでした。
家族にはそれぞれの社会があります。
まるちゃんは、講義の日があれば、バイトの日もあり、サークルの日もありました。
ピカくんは、学校の日があれば、部活の日もあり、塾の日もあり、勉強タイムもありました。
パパは、会社の日があれば、休日出勤もあったり、自治会の日もありました。
ママは、パートの日もあれば、家族バラバラなスケジュールに合わせて家事タイムが増えました。
そんな訳で・・・
家族皆でそろった時間は僅かしかありませんでしたので・・・
皆が揃う隙間時間を使ってちょこちょこ楽しみました。
まずは、父と母がピカくんの誕生会をちょっと早めに開いてくれました。
今回は、久しぶりに皆が大好きな焼肉屋さんへ連れて行ってくれました~。
その日は、ゴールデンウイークが始まってから初めて家族がそろっての晩御飯になったのですが・・・
ピカくんは、ジジやババや従弟くん家族にも祝ってもらい大喜びでした~!
そして・・・
皆、美味しいお肉をたくさんいただきました。
それから・・・
甘くて美味しいバースデイケーキもいただいて・・・大満足!なのでした~!
「ごちそうさまでした~!」
その数日後には・・・
たまたま家族全員が揃うお休みの日が1日だけあったので・・・
家族皆で散歩を楽しみました。
そして、近隣のボウリング場まで歩くと・・・
皆で、久しぶりのボウリング大会を楽しみました。
1ゲーム目までは、パパ、ママ、ピカくん、まるちゃんの順位のスコアでしたが・・・
2ゲーム目になると、ピカくんが調子を上げてきてとうとう私はピカくんに抜かれてしまいました~。
そして、帰りも電車は使わずに皆でお散歩タイムです。
この季節は、心地いい風にあたりながら歩くと気持ちいいですね~!
そんな中、帰り道でラーメン屋さんを発見!
そちらへ立ち寄って、皆で、美味しい野菜たっぷり長崎ちゃんぽんと餃子をいただいて、お腹も満足です~。
そうそう・・・
こどもの日は、柏餅を用意しましたが、今年もやっぱり柏餅を食さなかったあんこが苦手なピカくん。
そんな訳で、その柏餅は、パパとママとまるちゃんで美味しくいただいてしまいました~。(笑)
すると、まるちゃんがこの頃はまっている知育菓子をピカくんにあげていました。
ピカくんは、まるちゃんからもらった、「どどっと!つぶぴょん」の袋を開けて・・・
早速、タコの形をしたスポイトでつぶつぶのゼリーを楽しみながら作って・・・
知育菓子を堪能しておりました。
ピカくんにとっては、いいこどもの日になりました。(笑)
ちなみに、その数日後のまるちゃんは、「ねるねるねるね」をおやつに買ってきて・・・
楽しみながら食べていました。
どうやら、まるちゃんも童心に帰っているようです。(笑)
そんな訳で、こどもの日の晩御飯は・・・
皆が楽しみにしていた、伯母からもらったステーキ肉を解凍しておいたので・・・
ピカくんはもちろんのこと、家族で美味しくいただいたのでした~(悦)
そして、ゴールデンウイークは終わりを告げたのですが・・・
いやいや・・・
今年のゴールデンウイークにはまだ伸びしろがあったのです。
伸びしろの、母の日の日曜日は・・・
またまた家族で晩御飯をいただくことができました。
家族からは・・・オレンジ色のカーネーションとカレーライスと手紙のプレゼントです。
まるちゃんが数日前からネットでカレーのレシピを検索して、いくつかのスパイスを調合していました。
そしてその日の朝は、パパとピカくんがお洗濯を手伝ってくれたり、
夕方は、まるちゃん指導の下、パパとピカくんもキッチンに立って皆でインドカレーを作っていました。
家族から贈られたインドカレーはとってもとってもおいしかったです。
「みんな!ありがとう!」

今回、鑑賞した映画は・・・
ピカくんが唯一ゴールデンウイークイベントにリクエストしてきたのが、
名探偵コナンの映画鑑賞でした。
そんな訳で、ピカくんの隙間時間にパパと私も付き合って、
シネコンに向かいました。
最初は、パパもコナンの映画を鑑賞する予定でしたが・・・
ピカくんも大きくなったことですし・・・
それぞれ好きな映画を観ることにしました。
ピカくんは、「名探偵コナン 純黒の悪夢」を鑑賞。
ちなみに、
映画鑑賞の際に「劇場版名探偵コナン20周年記念」のカードをもらったピカくんは・・・
ゴールデンウイーク中の息抜きタイムに、
カードのシリアルコードから、昨年鑑賞できなかった「名探偵コナン 業火の向日葵」を鑑賞しました。
そして・・・
パパは、「アイアムアヒーロー」を鑑賞。アクションもすごかったけど・・・
「ゾキュンが怖かった~!」と申しておりました。
そして・・・
私は、「ルーム」を鑑賞しました。アカデミー賞主演女優賞を受賞されただけ
あって、ブリー・ラーソンさんの演技が素晴らしかった~!
ピカくんが、私に何の映画を観るのか訊いて来たときは・・・
「ルームの映画は、お母さんと息子が狭い部屋に閉じ込められて、その男の子は部屋の外の世界を知らないで育つ映画なんだよ~」と説明すると・・・
「えっ!女の子でしょ!」と答えるのです。
どうやら、ピカくんは「ルーム」の映画紹介かCMで「ルーム」の映画の事は知っていたようですが・・・
長年部屋の外を知らない男の子は、すっかり髪の毛が伸びていて・・・
確かに・・・女の子の様にとてもかわいい容姿なのです。
私は、最初、こちらの映画を鑑賞しようかどうしようかとても迷いました。
もしかしたら、気分が悪くなる様な思考回路不能な残酷なシーンがあるかもしれない!と思ったからです。
でも・・・やっぱり鑑賞を決断しました。
映画を鑑賞すると・・・意外にも残酷シーンはほとんどありませんでした。
しかも・・・
無理やり監禁された少女が母親になってしまい母性が育ってしまった過程が理解できるシーンや・・・
すっかり少女から母親の姿へと変貌してしまった女性の強さと息子に注がれる愛の描写。
そして・・・
女性が救助されると、女性自身も母性を求める17才の頃の少女に戻ってしまう心理描写がうまく丁寧に描かれていました。
そして、部屋の外の世界を知らなかった5歳の男の子の心理描写も見事でした。
特に、男の子が初めて外の世界へと飛び出すシーンは・・・
ハラハラドキドキでした。
ちょっと・・・「細雪」の雪子が嫁ぐ前の心理描写と重なってしまいました。
でも~!実際の映像シーンは・・・
とっても素敵で美しく勇敢で、かつ大袈裟ではない現実的なシーンが映し出されていて・・・
とても感動してしまいました。
そして、その他にも・・・
監禁されていた少女だった娘がすっかり女性になってしまい・・・
母親になってしまった娘と、彼女の父親との関係や母親との関係の心理描写も・・・
とても丁寧に描かれていました。
そんな作品を鑑賞しながら・・・
現代社会の病魔みたいな事件の映画作品だな~と思ってしまいました。
こんな過酷な経験を強いられた少女の事件は・・・
現実の世界でも起きていて、たびたびニュースとかでも知ることはある私ですが・・・
こちらの作品を鑑賞していると・・・
恋愛や結婚が面倒でも・・・
己の欲望だけは満たしたい・・・
合理的な男性が増殖した現代社会の病魔が映し出された作品に思えてならなかったのです。
とても身震いのするゾッとする作品でしたが・・・
こちらの作品のラストまで鑑賞すると・・・
「これからジャックとジャックのママが沢山の人から愛されて・・・
幸せな人生を歩めますように!」と・・・
思わず祈ってしまいました。
そして・・・
娘を持つ母親として、息子を持つ母親として・・・
色々と考えさせられました。
きっと・・・
結婚も離婚も無い、無秩序で無法な世の中になったら・・・
もっともっとこんな欲望だけが支配する暴力的な世の中が生まれそう!
だからって・・・
もっともっと合理的に科学に支配された社会にはなって欲しくないのですが・・・
人間には、最初っから「愛する」とか「愛でる」という能力は備わっていないのでしょうか?
きっと、煩わしい社会や人間関係から・・・学んで芽生える能力なのかもしれませんね。
私もですが・・・やはり未熟な人間はエゴイストな生き物なのですね。
だから、「愛」を知らない人間がいても大丈夫な社会であるためには・・・
どうしても・・・「ルール」や「法律」が必要なのですね。
だって・・・「愛」がなくて「ルール」や「法律」を犯している人から人を救うには・・・
やはり・・・「愛」がある社会だから出来た「ルール」や「法律」に守られている社会でないと・・・「救済」もできない訳で・・・
「愛」の無い社会だったら・・・ジャックとジャックのママは・・・救済されることなく・・・
きっと・・・
あの狭い部屋の中でず~っと不健康に暮らすしかなかったのですから・・・
「愛」のある社会が・・・結局は人の「愛」を育てるのかもしれませんね。
いい映画作品に巡り会えました。

本日は・・・
チームワークばっちりな・・・
「しびれる~!」なサッカー観戦を楽しみたいと思います!
がんばれ~!ニッポン!



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