坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

アガペー

2008年02月14日 | 坊主の家計簿
 2月14日

 雑費  散髪          2000円
     自転車電球        105円
     傘大           980円
     傘小           500円
     折畳み傘         500円
     シャツ         1000円
     黒冬パン        1300円
     茶冬パン        1300円
     灰冬パン        1300円
     穴子飯          200円
     イカ&小柱        100円
     きずし          100円
     焼鳥2           29円
     納豆             1円
     鰹パック           1円
     冷凍餃子4        612円
     冷凍法蓮草2       316円
     冷凍ネギ          79円
     冷凍いんげん        79円
     ハンガー         298円
     モヤシ           29円
     豚テキ          170円

 合計             10999円
 2月累計           67787円

 昨日の休みに出来なかった事を。
 自転車。電球切れてたら修理出来ひんわな。。。滅多に切れる事なんぞないはずやから接触が悪いだけやと思てたんやが。。。
 散髪。先月入ったばっかりの新人の兄ちゃん、ちゃんと好みを憶えてくれてたな。ちょい嬉しい。
 傘。この間傘を無くしたので購入。デカイのをホームセンターで。自転車に積んどく様の小さいのと折畳みはユニクロで。ユニクロはなんでも売っとるのぉ。。。
 シャツ。結構気に入ったシャツが1000円だったのでゲット。
 冬パン。シーズン終了『在庫抱える方が金かかるんじゃボケ!』なのか投げ売りしてたので黒茶灰と3色購入。ますますウエストキープ厳命。
 
 以上の用事を済ませて帰宅。する前に「おや、今日は木曜日ではないか。木曜日いうたら御近所スーパーで冷凍食品が半額ではないか」っちゅう事で冷凍食品の買いだめ。しかも何時もなら確か数量限定なのが例の餃子事件の御陰で今日は数量限定なし。ヒッヒッヒッヒ。

 っちゅう事で、お疲れ。。。なんじゃかんじゃで夕寝するヒマなかったので、ムチャしんどい。

 『善き人のためのソナタ』を観る。
 今まで観た映画の中の特Aクラス、つまり『ベルリン天使の詩』『ニューシネマパラダイス』に匹敵する名作。
 
 今日、遊びに行く寺からの案内が届く。毎度の宛名が手書き。何通、何百通送っているのか知らんが、宛名は手書きのポリシー。毎度素晴らしい。
 映画会もやっているのだが、しばらくの映画上映予定に『善き人のためのソナタ』がない。おかしい。これはおかしい。ひょっとしたら知らんのかも知らん。知らんのやったら伝えんとアカンな「名作でっせ」と。でも、エロシーンもあるから寺での上映は難しいかな?それで外しているのかも知らんのぉ。。。
 
 映画宣伝では何やら「音楽を聴いて心が揺さぶられる」みたいにあったけど、私はその前にした主人公の悪戯が原因だったと思う。自分がした些細な悪戯に対する罪意識。『仕事』ではなく『悪戯』。
 悪戯に対する罪意識で主人公は変わって行く。監視(まあ、盗聴なんだが)の仕事をちゃんとしなくなる。罪意識が彼自身を変えていく。

 遊びに行く寺での映画上映会にはルールがある。「最後まで観ろ!」というルール。『最後』とはエンディングのタイトルクレジットの最後まで。洋画なら字幕も出ないし何を書いているのかさっぱり解らん。でも、それも含めた『映画作品』
 案内を手書きで送る事も含めて私にはナカナカ出来ない事。

 うちの所属寺には遊びに行く寺の行事からは無くなったが一時期同じ名称の会があった。単純に真似たのだろう。紹介して貰ったのも所属寺住職だし。
 その会合では毎月参加者の発表がある。10人居たら10人の発表。発表内容をマメにメモ取る所属寺住職。参加した一人一人を粗末にしないのだろう。

 なんか単純にそんな事をされると嬉しい。同時に「じゃあ、お前は?」になる。粗末にしとるのぉ。。。でんな。

 宗教。宗教って、教えとか言葉もあるけど、やっぱり個人的な歴史でいうとそういう『姿』だった。そういう姿を見て、やっぱり心のどっかに引っかかる。引っかかるから憶えているわけだし。引っかかる事が『力』になる。いや、なっているのかも解らん。っちゅうか、やっぱりなってるな。気になるし。
 気にならなかった事が気になる。当たり前の事が問題になる。
 私は傲慢の塊だし、横暴の塊、プライドの塊だから素直に喜べないけど、もっと言うなら「罪の自覚が足らん!」と厳しい坊さんから怒られそうだけど、罪の自覚が激しい人などはその事がもの凄い感動だったのでは?と思う。
 「え?俺にこんな事を気にする心があったの?」
 って。
 他人の事など全くどうでもよかった。自分さえよければそれで良かった。その為に多くの酷い事を散々してきた→という自覚がある人が、その事を気にする事が出来た。その事が、それだけの事が、単にそれだけの事が。
 「俺なんかどうしようもないヤツ」と感受性が豊か過ぎて自分の感受性にアップアップ状態。他人の事を気にし過ぎてかえってその事を認められない。自分の心の動きに気づけない。「あなたは本当は優しい人なのね」と云われても、「へ!俺を騙そうっていうのかい?」や、「フッ、今更何をいうてるねん。そうやって御機嫌でも取ろうと思てるのか?」とか。ひねくりまくり。他人なんか信じれるわけがない状態『だけ』。
 信じたい、でも、信じられない。だからアップアップ。他虐自虐の日々。
 そんな人にはやっぱり人の姿なんだと思う。他人の。

 あかの他人の。誰に対してでも。特別じゃなく、誰に対してでも。
 特別なら「ヘッへ!俺様だからだよ」とプライド慢心。
 じゃなく、誰に対してでも。
 一人一人の誰に対してもだから。なんか嬉しい。安心出来る。

 しゃて、今日はバレンタインデーだった。きっと勇気を振り絞って愛の告白をして玉砕した女人が多く居る事だろう。
 でも、大丈夫。本当の愛を探してみるチャンス。

 

セントウ・ハイリタインデー

2008年02月13日 | 坊主の家計簿
 2月13日

 諸々  入浴剤          198円
     無添加ワイン       438円
     発泡酒          175円
 
 合計               811円
 2月累計           56788円

 起きたら夜だった。寒く暗い夜である。しかも自転車の電気が故障していている。
 外出したくない。表は怖い。しかし、昨日観た『ミネハハ・秘密の森の少女たち』を返しに行かないとより一層怖い事が待ち受けている。
 私は勇気を振り絞って部屋から出た。寒い。なんだこの寒さは。団地の灯を頼りに自転車の電気を修理する。治らない。電球が切れているのか?治らなくともDVDを返しに行かなくては大変な事になってしまう。
 寒く暗い夜道を電灯もつけずに私は自転車で走る。怖い。しかしDVDを返しに行かなくてはならず、私は勇気を振り絞った。
 私は部屋で一番の勇気のある中年だ。こんな事で怖がっていてはいけない。DVDを返しに行かなくてはならない。。。
 っちゅう様な映画『ヴィレッジ』を観てました。オチも弱いし、世界観もイマイチ。

 しゃて、明日はセント・バレンタインデーである。殉教者バレンタイン氏の日である。まあ、バレンタイン氏がどういう人だったかは検索でもして貰うとして。
 大昔、それこそ和歌で愛の交換をしてたり、あるいは道徳的文化が根付く前のフリーセックス文化だった頃は別にして「女性から愛の告白をする」っちゅうのは難しかったからバレンタインデーなんぞが根付いたんだろう。
 女性は『受け身』であり積極的に愛の告白をする事なんぞ『はしたない』っちゅうワケの解らん事もあったんやろうし。うっとうしいのぉ。。。
 
 しゃて、私も明日はセントウ・ハイリタインデー。
 え?駄洒落にしても遠過ぎる?
 ついでに銭湯も遠いねん。チャリンコで20分ぐらいかかりまんねん。いや、近所にもあるねんけど、せっかく行くねんからスーパー銭湯とか温泉とかに入りたいでんがな。でも、せっかく温まっても帰りに湯冷めしてもしゃーないし、も少し暖かくなるまで待つか。

 

ライララ~イ!

2008年02月12日 | 坊主の家計簿
 2月12日

 食類  餃子           99円
     青唐          110円
     トマトケチャップ    208円
     たまねぎ        110円
     ハム          180円
     紅ショウガ天       49円
     しば漬         168円
     うどん玉         28円
     焼きアジ         90円
     刺身          400円
     絹揚げ2(数日前)   160円
 雑費  レンタル3       680円

 合計             2122円
 2月累計          55977円

 明日はお休み。
 なんだが、まあ、昨日遊びに行ったし、今日は部屋でマッタリと。
 仕事中の脳内は、仕事が終わった後に少し仮眠して、ミナミ→鶴橋→ミナミ→漫画喫茶の『黄金の二日酔い休日』路線の予定だったんだが、仮眠して起きたら寒い、寒い。ムチャ、寒い。しかも仮眠しまくったし、白モノ洗濯は今日やっとかんとアカンので却下。まあ、最近外出が増えてるし、エエわ。

 レンタル3は
 ミネハハ・秘密の森の少女たち
 善き人のためのソナタ
 ヴィレッジ

 『ミネハハ・秘密の森の少女たち』を深夜に観る。
 冒頭の監督とか役者さんとかを紹介しているのであろうタイトルクレジット(?)のバックの映像が一番怖かった。。。観るのを辞めよかな。。。っちゅう位に怖かった。けど、後は別になぁ。。。

 しゃて、明日のお休みの予定はない。ああ、休みだわぁ。。。っちゅうやつでんな。なんちゅうても『休み』やねんし。休みでっせ、休み。休みには休まんと。休みの日に予定があったら『休み』ではない。
 しかーし!休みなので温泉か銭湯には行きたいのぉ。。。まあ、行かれへんかってもエエねんけど。休みやねんし。
 休みの日は『休みの日』である事が大切であって、「せっかくの休みなのに○○が出来なかった」っちゅうのは御仕事日発想。
 注意深く、緊張する事なく、ライララ~イ!でっせ。

天国の扉

2008年02月11日 | 坊主の家計簿
 2月11日

 諸々  タバコ        320円
     居酒屋       4000円
     カムズ       4900円
     プカプカ      1500円
 
 合計           10720円
 2月累計         53855円

 ちょい用で外出。
 しまった。。。〆に少し時間があったのでプカプカに行ってビール飲んだのが間違いだった。。。酔いが醒めてもうた。。。
 
 ん?
 全然関係なく、昨日の続き。

 正義。
 全共闘時代に殴り殴られした関係、要するに機動隊と、デモ隊の人達は『痛み』を感じていたのだろうか?相手に暴力をふるう事に。
 「悪い事をした」と感じれたのだろうか?
 それとも、「国家の為」「社会正義の為」として相手に暴力をふるう事に痛みを感じなかったのだろうか?
 過去を振り返った、今、どうなのだろうか?
 『正義』という立場を捨てて、一対一の人間同士として出会った時にどうなのだろうか?
 如何なる目的があろうとも暴力は暴力でしかなく、排除は排除にしか過ぎない。
 自分が「やった事」に対して理屈をつける。意味を付ける。

 意味を取っ払う。
 と、残るのは?

 正義。正しい事。正しい事だから、罪を感じない。
 正しい事だから何をやっても構わない。
 あるいは、
 「俺がこんなめにあわされているのは」
 等々。

 意味を取っ払う事は無理でも、意味を疑う事は出来る。
 意味=価値判断。

 

加護ファンの恨

2008年02月10日 | 坊主の家計簿
 2月10日

 食類  タマゴ        178円
     牛肉         308円
     生らーめん2袋    156円
     エリンギ        88円
 
 合計             730円
 2月累計         43135円

 今日はチャリンコで全部廻る。少しだけ遠い所もあったのだが、時間的にも大丈夫だったし、流れ的に「これはチャリンコの方が便利やな」っちゅう事で。
 昨日に比べると遥かに暖かい1日やったし、御機嫌、御機嫌。

 昨夜、マイミク日記見てたら、気になるニュース発見。
 何やら『黒石寺蘇民祭』っちゅう祭のポスターがJR東日本で拒否されたとの事。
 http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/life/20080207dde001040022000c.html
 関東や、東北での出来事だったので関西人の私にはそういうニュースに気がつかなかった。
 プロレスのポスターってあんなの多くない?
 あと、日本の国技って相撲じゃなかったっけ?
 で、このポスターに対して批判した人達の多く(?)が女性らしい。「セクハラだと」。
 女性解放団体は何をしてる。批判した女性達に批判せんかい。

 女人禁制の場がある様に、日本では今でも「女性は穢らわしい」っちゅう偏見がある。全くおかしな話だ。
 ポスターの胸毛を見て「穢らわしい」等と云った人達は、そういう歴史を知っているのだろうか?自分達が「穢らわしい」と云った事が、実は自分達が差別されて来た歴史を再構築していく事に気がつかないのだろうか?

 とはいえ、物知らずの人達が、自分達の感想でもって批判するのも当たり前ながら構わない。批判に条件なんぞない。あくまでも一個人からの意見を延べるべきである。ただ、その声が例えば1000人集まっての声であっても、それ以外の声も多くある。「批判されたから辞めます」では単に圧力に負けただけの話。
 圧力ではなく、企業なら企業としての社会的責任があるだろう。大企業なら人権教育ぐらい受けているだろう。無いのならさっさと受ければイイ。
 異物、見たくないもの、穢らわしいものを排除する事が企業理念なら、そんな企業は差別企業だ。

 で、この『異物』『穢らわしい』ものを排除する動きが強くなっている気がするのだが。当然、大昔からの話でもあるのだが。
 『異物』『穢らわしい』と云っても、誰かが勝手に決めたものでしかない。男中心の発想だから女性は異物であり、穢らわしいなどの偏見を持つ。所詮、それだけの偏見でしかない。

 人権という言葉が実はあまり好きではない。以前から何度も書いたが人間中心の発想だし。
 誰かさん、何かのエゴから排除された部分で輝くのが『人権』っちゅう言葉。
 基本に『人権』なり、『縁起』なりがあっての上での話になるのだろうが、問題なのは『排除』。
 排除している、されているが故に『人権』が問題になるのであって、それがなければ個人のエゴにしか過ぎない。

 社会正義。美しい日本。当然、『美』なるが故に『穢れ』をキライ、排除する。
 排除する側に立つのでなく、排除される側に立つ、っちゅう方が好きやな。
 当然、場面、場面でっせ。
 人権の名の下に排除する事も多々あるし。
 排除がイヤだから、排除しない論理に立つ。排除に対して排除でなく、違う論理に立つ。
 だから、念仏者は『南無阿弥陀仏』と念仏するわけだ。別に抹香臭い話ちゃいまっせ。ホンマもんの人権でっせ。
 まあ、仏教には『人権』と云う言葉がないから、縁起やな。対等相互関係の中で排除する事は縁起を無視してる話であって、そんなもんは仏教の道理ではない。。。はず。。。

 しかし、まあ、様々な意見の持ち主が、様々な意見を云える世の中っちゅうのはエエ。
 問題なのはそれを『公』から排除する事だし。

ジョー樋口

2008年02月09日 | 坊主の家計簿
 2月9日

 雑費  タバコ10        3000円
 外食  鰯天蕎麦          326円

 合計               3326円
 2月累計            42405円

 雪。大阪にしては珍しく積もる。
 村の中の御参りはチャリンコで廻るのだが、滑って転ぶのがイヤなので諦めて歩いて廻る。その分、全体的に遅くなってしまうのだが、なんせ大阪にしては珍しく『大雪』っちゅうイベントなのでしゃーない。足跡のない路地なんぞを雪を踏みしめ歩いているのも楽しいもんだ。
 突然、眼の前に一冊のノートが落ちて来る。梵字で何やら書いてある。梵字(サンスクリット)は勉強してないので当然何が書いてあるのか全く解らない。
 手に取ってみると突然金色パンチが現われた。
 「これは。。。デスノートみたいなものか。。。」
 と、部屋に帰って来て実験。早速死んでもらいたい人の名前を書き込んでみる。
 すると金色パンチが語りだす。
 
 金「あなたは何故その人を許せないのか?」
 私「あいつは私に酷い事をした」
 金「どんな事をされたのだ?ゆっくり話を聴いてやろう」
 
 私は語りだした。そいつに対する恨みつらみを。金色パンチは私の話をうなづきながら聴いていて、私が語り終わった時に、
 
 金「それはあなたにとって大切な想い出ですね。一生大切にしておいても良いのでは?」
 
 と。

 金「その想い出もあなたのたった一度の人生の大切な想い出です。その想い出はあなた一人では出来なかった。相手が居たから初めてあなたも相手を怨む事が出来たのでしょ?人をそこまで怨む事はナカナカ出来る事ではありません。あなたの人生の大切な想い出だからこそ、あなたは相手を激しく恨み許す事が出来ない。人との出会いは決して解りあえる関係だけではありません。激しく怨み合う関係も一つの人間関係です。あなたはその関係を切ろうとしている。自分にとって都合の良い関係だけにしようとしていますね。では、このノートにもっとあなたが許せない人の名前を書いて下さい。あなたが人生の中で許せなかった人の名前を書き込んでいって下さい。」

 私は金色パンチに勧められるがままに記憶を遡り、名前を書き込んでいった。

 金「もっと書いて下さい。隠さずに全ての名前を書き込んでいって来ださい。」

 私はもっと多くの名前を書き込んでいった。「クソ、あいつ、あの時にあんな事をしやがって」「あのボケがあの時に邪魔せえへんかったら今頃はもっと上手くいっててんや」等々、思い出しつつ名前を書き込んでいった。

 金「では、あなたが書き込んだ名前の人を全て殺します。」
 私「え?」
 金「『え?』とはなんですか?あなたはこのノートに殺したい人の名前を書き込んだのではないのですか?」
 私「でも。。。」

 そのノートに私は実に多くの名前を書き込んで居た。私の周囲の人達全てといっていいくらいの名前を書き込んで居た。

 金「では殺します。」
 私「待って下さい。少しだけ待って下さい。」
 金「あなたはおかしな事をいいますね。あなたはこのノートに名前を書いた人が死ぬ事を解ってノートに名前を書いたはずではなかったのですか?」
 私「そうですが。。。でも、少し待って下さい。」
 金「解りました。少し待ちましょう。100年後までにあなたがこのノートに書いた名前の人は全て死にます。」
 私「え?」
 金「本当です。あなたが書いた名前の人は全て死にます。」
 私「本当ですか?」
 金「本当です。すべて死にます。」
 私「。。。辞めて下さい。お願いです。辞めて下さい。」
 金「無理です。全ての人が死にます。」
 私「お願いですから辞めて下さい。殺さないで下さい。」
 金「あなたはおかしな事を云いますね。あなたが殺したい人の名前を書いたのではないのですか?なのにイザとなったら『殺さないで下さい』と云う。それは無理です。あなたが書いた名前の人は必ず死にます。」
 私「。。。」
 金「あなたはこれからもこのノートに多くの人の名前を書いていくでしょう。あなたが書いた名前の人は必ず死んでいきます。書いた時から100年後までには必ず死んで行きます。また、殺すのは私ではありません。あなた自身が名前を書いた事によってあなたが書いた名前の人が死んで行くのです。」
 私「。。。どうしたらいいのですか?私が人を殺さずに済むにはどうしたらいいのですか?」
 金「無理です。このノートに一度書いた名前は決して消えません。ただ。。。」
 私「ただ、なんですか?その先を教えて下さい。」
 金「その人達の為に念仏申して下さい。あなたが許せなかった人、このノートに名前を書いた人の為に念仏申して下さい。」

 私は名前を書いた人の為に念仏申した。「ごめんなさい。。。ごめんなさい。。。申しわけございませんでした」と。

 金「言い忘れましたが、このノートは最初に名前を書いた時点であなたの名前も自動的に書かれるようになっています。ですからあなたも100年後までには必ず死にます。あなたも、あなたが書いた許せない人の名前の人達と一緒に必ず死んで行きます。だからあなたもあなた自身の為にも念仏申して下さい。あなたは誰かを許せなかった。許せないが故にこのノートに名前を書いた。許せなかったのは他の誰でもなくあなた自身です。許せないという感情を持ったのはあなた自身です。今までの人生の中できっとあなたの事を許せないと感じた人も多くいるでしょう。私はあなたの事を許せずにあなたが手に取ったノートと同じノートにあなたの名前を書いた人を多く知っています。あなたと同じ様にその人達はあなたの名前をこのノートに書きました。」
 私「おい、ちょっと待てや。金色パンチ。誰が俺の名前を書いてん。俺は人に怨まれる筋合いなんぞないぞ、こら。お前、パンチでビビらしてるつもりかも知らんが、そんなもんでこっちがビビると思てるのか?お前へタレやな。こら、金色のヘタレ。さっさとそのノート出さんかい。出さんと口から手を突っ込んで脳味噌ガタガタいわすぞ、こら」
 金「なんや、ワレ?ワレこそ調子に乗ってるのとちゃうか?このパンチは伊達や酔狂ちゃうぞ。お前。南港と関空、どっちがエエ?六甲山にガムテープでグルグル巻き、っちゅうのもエエな。」

 金色パンチはそういって、胸元からチャカを取り出しました。私はチャカを持ってません。

 私「ハッハッハッハ!やれるもんやったらやってみい。その前にこのノートにお前の名前書いたらあ」
 金「そのノートは『100年後までに』っちゅう限定付きなのを忘れたか?これだから素人はイカンのぉ。まあ、ええ、今回だけは多めにみたろ。その代わりに100万出せ。金で解決したろ。」
 私「100万?そんな金なんぞ何処をしぼっても出てけえへんぞ。やれるもんやったらやってみい!さっさとかかってこんかい!」

 私は甘かった。金色パンチはホンモンだった。あのパンチは大阪のヘタレがするパンチパーマではなく、ホンモンのパンチもんだった。
 私は今、このブログを死後の世界から書いている。ああ、あの時にあのノートを拾わなければこんな事にならなかったのに。。。

 金「ノートを拾ってもお前が名前を書けへんかったら、俺かってお前を殺さずに済んでんや。それにお前が『あなたと同じ様にその人達はあなたの名前をこのノートに書きました。』と俺がゆうた時に切れへんかったらこんな事になれへんかってんや。」
 
 なんでお前までおんねん。

 金「私は人を裁いた瞬間に、裁いた人と同じ立場に居る身。だからお前を殺した瞬間に私も死ぬのです。」

 お前、なかなかエエやつやのぉ。。。もうちょっと近くに寄れへんか?
 
 金色パンチは私の顔だった。。。
 私はすかさずチョークスリーパーを決めた。

 「ノー、ノー、ノー、ノー。ワン!ツウ!スリ!フォー!。。。ノー、ノー、ノー、ノー。。。」

 あなたは!

 「ジョー樋口です。って、俺はまだ生きとるねんぞ、勝手に死後の世界に送り込むな!」
 
 そうなのである。皆さん、ジョー樋口はまだ生きているのです。あのプロレスのレフェリーとしての伝統芸である反則のカウントをちゃんととらない、反則判定を滅多にしないジョー樋口。人を裁きつつも、裁ききる事まで滅多にしなかったジョー樋口がやはり私は大切ではないかと思うのです。カウントも遅いし、カウントもちゃんと数えずに途中で停めるジョー樋口。
 この殺伐とした世の中、たかが歌手が医療上のエエ加減な事を本来エエ加減な深夜放送で発言したくらいで大騒ぎする世の中に大切な事はジョー樋口の様な曖昧さなのではないでしょうか。。。

 

 って、毎度の如くエエ加減な事を書いてます。いや、大阪、寒おまんねん。珍しく雪が降りましてん。雪見酒っちゅうやつですわい。。。っちゅうか、毎日飲んでるねんけどな。

資本主義社会の差別意識

2008年02月08日 | 坊主の家計簿
 2月8日

 雑費  コロコロ         348円
     靴用殺菌スプレー     348円
 食類  黒霧島         1700円
     豚肉           190円
     春キャベツ半分       68円
     もやし           29円
     餃子            49円
     充実野菜6       1068円
     アクティブダイエット6  570円

 合計              4370円
 2月累計           39079円

 コロコロを買った。え~、正式名称はなんちゅうのかな?あの部屋掃除する用のガムテープみたいなヤツでコロコロするやつ。マメに掃除機をかければエエのだが、「え~い、面倒や」と、コロコロ購入。我ながらちょっとした贅沢。
 って、どっか回路が変やのぉ。。。この間入れたボトルは『ラフロイグ10年』で11000円。まあ、ショットで飲みよりは安いし。けど、11000円やしなぁ。。。それにこの間もタクシーに乗ってもうたし。終電でちゃんと帰れ、っちゅうねん。コロコロ何個買えると思てるねん。

 今日もコロコロを買った事に象徴される様に若干のお疲れモード。よって公文の筆ペン練習をサボってテレビ。

 大変である。「デスノートを使った人間は死後に天国にも行けず地獄にも行けない。待って居るのは無だ」との事である。
 『無』つまり輪廻からの解脱という大変な事をデスノートを使っただけで出来るらしい。浄土教ピンチ!真宗仏教ピンチ!である。
 
 僧「ただ念仏を申しただけでお浄土に行けるのです」
 民「デスノートを使っただけでも行けるみたいよ」
 
 の話であって、これはピンチである。。。

 っちゅう事でテレビでやってたデスノートを観てました。

 今日は夕方からの御参りがある日。よって、昼の部が終わって部屋に帰って来てテレビで思わず国会中継っちゅうもんを少し見てしまう。質問者は共産党の志井氏。結構エエ質問してはったのでついつい最後まで見てしまったのだが、気に入らない点が一つ。
 あのぉ。。。全ての派遣社員が正規採用を望んでいるわけではないのですが。。。
 と、元派遣社員は語る。
 また、日雇い派遣も行った事があるけど、ああいう労働形態もあってエエわけであってやなぁ。。。別に全ての人が正規雇用されて固定された住居に住んで、ついでに結婚して子どもなんかを作ったりする事を希望していると決めつけられるのは真っ平御免なんだが。
 今日の国会討論でもあったが、問題なのは労働条件であってやな、決して雇用形態ではないと思うのだが。私は被害者では無かったが同じ工場の違うラインが生産ミスでもってそのラインの派遣社員全員、つまりそのラインを動かしている全員が『クビ』っちゅう事もあったしなぁ。まあ、派遣やし、別の工場なりの仕事があればエエのだが、別のラインやったし、うちからの派遣ではそこのラインとの契約がなかったからどうなったのかは知らんが。

 まあ、共産党に情報提供する人は真面目な人なんだろう。だからといって国民全員が真面目なわけではない。
 日雇いも含めた派遣がなくなってしまう=労働という生き方までを国に定められたくないぞ。だから共産党は政権を取られへんねん。とはいえ、他はエエ質問やった。日雇いも含めた派遣社員の労働条件をちゃんと国会でやってや。

 そういや、もう一個気になったのが格差。『格差貧困』とセットなら、まあ、なんとなく解るのだが、格差の何が悪い!と負け組の兄ちゃん、ちゃう、中年は思う。
 『食べたいものが買えない』のが格差で
 『食べるものが買えない』っちゅうのが貧困やろ。
 これは全然ちゃいまっせ。
 私だって今日も悩んだのだ。神戸ニンニク屋の餃子が198円の30%オフだった。すぐ近くを見るとミンミンのセミ餃子が98円の半額だった。食べたいのは神戸ニンニク屋の餃子だったのだが、「この前タクシーに乗ってもうたしなぁ。。。」とセミ餃子だったのだ。
 え?そんなもんと比べるな、って?似たようなもんやんけ。
 ちなみに今日買った豚肉も200g380円の半額。半額を買わなくとも生活出来たりもするのだが、そりゃ娯楽だってしたいし。飲みにも行きたいし。
 豚肉でも餃子でも、もっと高いものもあるだろう。
 私の頭の中の『寿司屋』は回転している寿司屋や天満にある2個80円の寿司屋ぐらいなもんなんだが、エエ寿司屋はもっと沢山あるのだろう。それを食べれない私は不幸なんだろうか?んじゃ、幸福って何?
 例えば回転してない寿司屋の大トロを食べている人が、回転している寿司屋で1個100円の中トロを食べてる私を見て「ああ、なんて不幸な兄ちゃん、ちゃうわ、中年なんだろうか。。。」なら私はそいつの名前をデスノートに書いてやる。
 【差別者○○はふぐ料理屋で『てっさ(ふぐ刺身)』を食べている時にふぐの毒にあたって死ぬ】
 と書いてやる。

 みんなが金持ちにならないといけないのだろうか?金は欲しい。でも、金がなくても貧困でなければ別にエエのではないだろうか?ビルゲイツと比べたら孫正義だって貧乏人でっせ。
 みんながみんなビルゲイツみたいに札束のベットで寝る事が幸福だとは思わないのだが。。。まあ、ビルゲイツが札束ベットで寝てるかどうか知らんが。

 『上見て暮らすな、下見て暮らせ』は差別的である。
 ただ、差別と格差を一緒にしたらアカンやろ。
 格差とはあくまでも経済的格差であって、差別とは別問題。ただ、差別されているが故に格差が生まれることもあるが。その辺を注意していかないと『格差=カーストが下』になってしまう。ビルゲイツがカーストの頂点になってしまう。お金を持っているだけの人が偉くなってしまう。
 まあ、それが資本主義なんだろうが(笑)
 そんなもんは真っ平御免だね。
 資本主義社会の国会だから経済格差を問題にしているのだろうが、だったらアンタ等全員ビルゲイツと比べたら不幸の塊でっせ。
 そこに生きている人間を捕まえて勝手に「この人は不幸」なんぞという偏見で決めつけるのを差別、って云うんでっせ。
 別に高級寿司屋に入れない事は差別ではない。金があったら入れるのだし。差別は金があっても入れないから差別って云うんだぜ。
 それをごっちゃにして資本主義社会の新たな差別意識を生み出して、『経済格差の下=不幸』と勝手に決めつけられると無性に腹が立つ。デスノートに名前を書くぞ(笑)

 コロコロ買って部屋掃除もロクに出来ない私、ダラケて公文の筆ペン練習も出来ない私なんぞが経済的格差の上の方に行けるとも思えない。ただ望むのはこういうダラケた人間にも出来れば仕事があって、無くなったら、なんやった、ほれ、『人生ゲーム』であったやん?『貧乏農場』か?貧乏農場でもエエから仕事が出来て、『食べる物が買えない』っちゅう状態だけはなんとかして欲しい。
 当然、貧乏農場で働いてて差別されたらデスノートに差別した人の名前を書くだけだ(笑)

 落ちこぼれは、世間では落ちこぼれである。
 所詮、世間話しだけである。
 ただ、落ちこぼれを落ちこぼれとして差別して偏見を持つ人は迷っているだけの話。
 だから、「この落ちこぼれめ!」と暴言を吐かれた人は、「あんた、そんな事云ってたらデスノートに名前を書くよ」と暴言を吐いた罪人と同じ罪を重ねるのでなく、「あなたもビルゲイツに比べたら落ちこぼれでしょうが」でもなく、「そんな偏見で生きてて幸福か?」でっせ。
 反差別運動は偏見の告発でっせ。だから「差別したと認めて謝罪しろ」なのでしょうが。決して「やられたらやりかえせ!」ではない。
 よって、デスノートを使った人が輪廻からの解脱が出来る事は間違いである。。。って映画や、っちゅうねん。

 まあ、金持ちは貧乏人を勝手に差別すんなよ。勝手に憐れむなよ。

旗本八万騎

2008年02月07日 | 坊主の家計簿
 2月7日

 食類  海鮮まき寿司      200円
     イカさし        100円
 雑費  タバコ2(昨日)    600円

 合計              900円
 2月累計          34709円

 さすがに2連ちゃんで遊んだので今日はヘロヘロ。仕事終わって速攻ダウン。
 しゃて、我が大阪府の新知事である橋下氏が何やら『大阪維新』とか云っているらしい。『非常事態宣言』も出したらしいのだが、まあ、多少はエエこっちゃ。ただ、税金を使ってやる事だし公共福祉面だけはちゃんとやって貰いたいもんだ。

 維新で思い出したのだが、幕末。
 徳川幕府は『旗本八万騎』とか呼ばれてた。だが、最後の将軍・慶喜は『旗本八万騎』を信じてなかった。

 鎧兜や刀は戦の為の道具である。だが、長い太平の世の中で『戦の道具』はそれ以上の意味を持ち始めた。だから捨てられなかった。
 長州には奇兵隊があった。鎧兜の武者からすると「なんじゃい、あのカッコは」の奇兵隊。まあ、鉄砲の時代に鎧兜なんぞ意味ないし。武士道も関係のない奇兵隊。あくまでも純粋に人を殺すための集団。それに対して鎧兜や刀を『武器』以上のワケの解らん何かを持った人達。そりゃ、あきまへんな。
 戦は純粋に人を殺し合う事だから、『家の伝統』とか『我が家の家宝』なんぞ足を引っ張るだけの話。
 『旗本八万騎』は最早兵士としての意味を殆どなさなくなった。だから新撰組なんぞが出てくる。

 真宗の仏壇(厳密には『お内仏』)を買うと、だいたい『御文(御文章)』がついて来る。これは蓮如が書いた手紙を集めたもの。手紙だから気安く読んだらエエのだが、殆どの家では大切に保管されている。漆塗りの大層な入れ物に入っていて、新しく仏壇を買った所に行った時にあったら「読んで下さいね」というのだが、大切に保管されている場合が多い。
 大谷派では法要等で読むのだが、え~。。。作法っちゅうもんがあって作法に則って読んでいる。読みながらも思うのだが、古文だし、独特の読み方なので多分『聞いているだけ』では何を云っているのか解らないと思う。
 読経も本来なら「経を読む」のだし、読んでるだけで意味が解らないといけないのだが、まあ、余程のインテリでないと解らないと思う。

 御経を書いたのは厳密には釈尊ではないが、釈尊は民衆語で仏法を語った。
 その御経を私は漢文で変わらず読んでいる。
 日本仏教に対する批判の最たるものとしてもっと批判されるべき、一番根本の問題だと思うのだが。

 旗本八万騎の多くは徳川幕府が崩壊する事なんぞ思いもつかなかっただろう。このままの生活、『旗本』といっても下級なら生活が苦しかっただろうが、それでも『旗本』としてのプライドを保つ事にやっきになっていたのだろう。鎧兜は武器でなく、家宝になり、武器以上の意味を持ち続ける事が大切だと思っていたのだろうし。だから、捨てられずにいた。
 他の多くの藩もそうだったのだろう。侍としてのプライドを保つ事が侍の役割だと思っていたのだろう。

 釈尊は生涯旅をした。
 法然・親鸞は山を降りた。
 蓮如は御文を書き、伝道に励んだ。
 つまり、『僧侶』である、『寺』である、とは一つの方向性を存在自体が持っている。はず。

倖田來未は中指を立てろ!

2008年02月06日 | 坊主の家計簿
 2月6日

 雑費  カルシウム錠      485円
     タクシー       6000円
     森達也           0円
     ドグラマグラ    13400円
 食類  かけ小         105円
     ラーメン        490円
 
 合計            20480円
 2月累計          33809円

 森達也の講演が南御堂であると聞いたので行く。しかも確認した所『無料』である。参加費『0円』である。森達也が0円である。これは「行かんと損」っちゅうヤツである。
 森達也はあの年代で物を考える人の中ではバランスが取れてて好きである。
 話を聞いてたり、本を読んでると「こいつセクト臭せえなぁ。。。」っちゅう人が多い中で森達也はエエ。
 その割にタンマにテレビで見たり、本も一冊読んだだけだったのだが、真宗の勉強もしてはるのね。知らんかった。
 講義で一番関心を惹かれたのが講演内容だった法の話よりもメディア論。

 順番的にはプカプカなんだが、森達也なので帰りにドグラマグラに寄る。
 諸々話してて初めて知ったのだが、倖田來未とかいう娘さんがエラい批判されているらしい。じぇんじぇん知らんかった。
 何やらラジオで「やっぱ、35(歳)ぐらいまわると、お母さんの羊水が腐ってくるんですね(笑)」とか云ったらしい。
 倖田來未という娘さんの事は知っているが別に好きでもキライでもなく、つまりどうでもエエ存在である。だからまあ、気づかなかったのだろうが。
 倖田來未は別に医者でもなんでもない。単なる歌手だ。一人の歌手が「やっぱ、35(歳)ぐらいまわると、お母さんの羊水が腐ってくるんですね(笑)」と云った所で何ら科学的根拠もなく別に害はない。害はないが当然その発言で傷ついた人が居たのなら単に謝ればエエだけの話。
 結構明るいめのキャラだったと思うのだが、「あれ~?違ってたんですか?ごめんなさい」と謝ればエエだけの話。
 
 なんだが、何やら活動を自粛したりCM等も停まっているらしい。
 これは『どうでもエエ話』ではない。

 森達也を初めて知ったのは『A』『A2』のオウム物。
 講演でもオウム報道についてやってた。
 あの時のオウム報道はホンマに無茶苦茶だった。もうワケが分からん。ヒステリック状態。一応記念にビデオ3本に録画してるくらい。

 異物を、異者を排除する動きは別にオウムが初めてではない。まあ、非常にヒステリックだったのだが。
 例えば森達也はテレビで最近の右傾化について「私ですら左翼と呼ばれる。私はマルクスを読んだ事がありません」とか云ってたが、まあ、それが以前なら日の丸を掲げているだけで「右翼」と呼ばれたわけだし。個々の思想からの判断でもって他を排除する動きは昔からあった。
 ただ、それは個々の人間の行動であって、まあ、それも当然問題なのだが、オウム報道の時はマスコミが視聴率を取れるオウムを『鬼』として扱いまくった。
 未だに憶えているのだが、オウムの道場にネズミの糞があるとか、って、オウムの道場は何時から飲食店になったんだ(笑)修行の場が汚れていようがそれはそこの宗教の考え方でしかなく、文句をいうのはそこの信者ならともかく、どうでもエエ話やんけ。

 あ、倖田來未。
 よく知らんのだが、倖田來未っちゅう娘さんは人気があるらしい。人気があっても単なる歌手である。歌手が医療上の間違った事をラジオを通じて発言したのなら倖田來未と放送局が「不適切な発言があった事をお詫び致します」で済む話であって、それ以上あってはおかしい。活動やCMの自粛なんぞ問題外でおかしい。その『おかしな事』が平気で行われて居るのは絶対に間違って居る。
 
 何やら『涙の謝罪会見』をしたらしいのだが(これを書いてるのは7日深夜です)、「不適切な発言で傷つけてしまった人達には心から謝罪いたしますが、それ以外に煽り立ててるお前等。マスコミも含めたオメー等。バッカじゃない?『ハイル・ヒトラー』とでもヌカしとけ!」と中指を立てればよかったのに。
 そしたら次の日のスポーツ新聞に大きく「倖田來未。パンクスにイメージチェンジ」と書かれたと思うのだが。。。

コタツ寝

2008年02月05日 | 坊主の家計簿
 2月5日

 食類  のり弁       350円
 外食  居酒屋      4300円
     きつねうどん    520円

 合計           5170円
 2月累計        13329円

 所用で外出。居酒屋へ。
 終電で帰宅して「寒い、寒い」とコタツで寝る。
 やっぱり布団でちゃんと寝るべきであった。ネット遊びせずに寝たのでゆっくりと寝たのだが、体が安まっとらん。

顔文字の心霊現象

2008年02月04日 | 坊主の家計簿
 2月4日

 先に1月〆

 一般会計         166516円
 青草奨学金カンパ      10000円
 医療保険           4740円
 携帯電話           3787円
 ネット代           5279円
 アマゾン           1929円
 家賃            32430円
 電気代(12月分)      2617円
 ガス代(1月分)       3386円
 国民健康保険        26800円
 
 1月合計         257484円
 これに一括払いの年金の月割り13804円を仮にプラスするなら
              271288円

 正月に旅行に行ったり、オヤジ服も結構買ったのでこんなもんか。けど、オヤジ服はネットでも買ったし、これのカード払いが後で来るしなぁ。。。まあ、諸々の事情もあるし、しゃーない。

 
 2月4日

 雑費  洗濯洗剤       398円
     液体歯磨き      598円
     エスカップ12    648円
     食器洗剤詰め替え   158円
 外食  鰯天蕎麦       326円
 食類  無添加ワイン     398円
     豆腐          98円
     冷凍うどん      148円
     生姜          98円

 合計            2870円
 2月累計          8159円

 御通夜が終わって公文筆ペン練習をする。
 『昼』という字を書いてたらペンギンに見えて来た。。。
 一度見えてしまうと最早ペンギンにしか見えないわけであって、楷書も行書もペンギン。
 緊張感がなくなり練習断念。
 脳味噌が疲れとるのぉ。。。
 「イカン!イカン!」と、そこに無添加ワインを放り込む。これは甘い。かなり甘いワイン。『甘い』っちゅう事は糖分が多いのだろうし、糖分は脳味噌の疲れにエエ。。。
 のだが、アルコールや、っちゅうねんな。

 人間の脳味噌っちゅうもんは点(・)が三つあると人の顔に見えるそうな。
 実験。

  ・ ・
   ・

 実験結果。確かに私には見える。
 
  。 。
   。

 兄ちゃん、元気出せよ。とりあえず酒でも飲むか?
 っちゅうか、早く寝た方がエエぞ。
 お休みなさい。

鬼はウチ

2008年02月03日 | 坊主の家計簿
 2月3日

 今日も1円も使ってません。

 2月累計           5289円

 御仕事忙しく、しかも寒い!小雨やし、早朝はミゾレやったし。え?「うちは大雪やった?」そら大変でっせ。この辺りは雪降ったらガキから大人まで、ホームレス状態労働者とガードマン以外は大喜びでっせ。珍しいし。
 っちゅう事で、仕事から帰って来て外出するのがイヤだったので残り物&保存食で過ごす。

 昨日は御仕事がヒマだった。早めに終わったので久々に最初から吉本新喜劇を観る。大阪では毎週土曜の昼間は『吉本新喜劇』と大昔から決まってまんねん。
 なんと!なんと!ヒロイン役に宇都宮まきちゃん!抜擢早や。さすがは吉本。芝居はまだ未知やすえよりも下手やけど、まきちゃんだからエエのだ。
 芝居が下手でセリフも云えなくてもまきちゃんが吉本新喜劇の舞台上に居るだけで観に行きたくなるではないか。
 しかも『吉本新喜劇』である。蜷川作品ではない。いくら蒼井優ちゃんが蜷川作品に出てもチケットが取れなくてはどうしようもない。
 蒼井優ちゃんのオナラはきっと臭くなく、まきちゃんのオナラはきっと臭いだろうがイヤではない。
 あばたもエクボである。

 『あばたもエクボ』の反対は何というのかな?

 中国が日本と同じ事をしてても中国バッシングをしてる人達がいるし、私ならオーストラリアである。ジェフ・ウイリアムスの手前戦争なんぞ出来ないがオーストラリアになら勝てるぞ。オーストラリアはレアメタルもある。しょぼい軍隊で調子に乗りくさりやがって、何が「鯨を喰うな!」じゃ。シバクぞボケが。お前等には異文化に対する尊敬っちゅうのがないのか?単純な脳味噌しやがって。強姦魔めが。とは云え、私はジェフ・ウイリアムスという素晴らしい人を知っているので別に『全てのオーストラリア人』とは云わない。除くジェフ・ウイリアムスである。ジェフ・ウイリアムスの恩義は生涯忘れない。

 と、まあ、書いたりする。私の事をよく知っている人や好意を持ってくれている人なら「また何時ものジョークネタが」なんだろうが、私に悪意を抱いている人はそうはいかない。これが面白い。これだから面白い。
 言葉の揚げ足をとって、文章の一部分を抜き出して「エロ坊主は戦争を賛美している!」と(笑)
 死ねばイイのに(笑)

 煩悩具足の凡夫。偏見の塊。目覚めた人では決してないし、冷静な判断等も出来ない。
 当然、相手の言葉や相手が書いたものを色眼鏡でしか見れない。単純な話だ。それが煩悩具足の凡夫だから。
 だから、キライな人や、敵が鬼になる。鬼畜米英になる。
 被差別者になり、場合によっては隔離する。「鬼は外。福は内」である。
 「鬼は外。福は内」をやっている人達を『旧軍部の人達』『右翼の人達』『過激派の人達』等と外の問題にしてしまう事を確か『外道』と云う。『外道』を他人の問題にしてしまう人を『外道』と呼ぶ。
 偏見以外では物事を判断出来ず、「鬼は外。福は内」とやってしまっている差別性を他の誰でもなく私の事である。と自覚で来た瞬間だけが『まとも』なのであって、そういう感動かってすぐに慢心になる。と感じる。下げた頭はすぐに調子に乗り出す。煩悩はしたたかなもんでっせ。

 「鬼は外。福は内」それが実態である。
 好きな人のオナラはイヤではなくても「お父さんの洗濯物と私の洗濯物を一緒に洗わないで!」であり、「蕎麦を音を立てて食べるのがイヤ」と云う。お前の父ちゃん、ラーメン屋で育ったんとちゃうんけ。蕎麦もラーメンも麺類なんぞ汁飛ばして音立てて食べるもんやろ。
 しかし、イヤなものはイヤなんだろう。
 相手がする事、言葉、書く事の全てがイヤ。相手の存在がイヤ。だから些細な事で大騒ぎする。
 人間らしい、差別者たる人間らしくてエエ話や。

 「鬼は外。福は内」
 自分達が好きな先生達は『内』であり、オナラも臭くない。
 自分達がキライな先生達は『外』であり、何をやっても許せない。きっと蕎麦を食べてても文句云うのだろう。

 鬼。昔なら朝廷の敵。
 しかし、鬼にとって朝廷こそが『鬼』だっただろう。
 過激派にとっては機動隊や国家が鬼。

 「鬼は鬼ではなかった。」
 と云うのがシムクガマとチビチリガマとの違いである。
 シムクガマでは「鬼は鬼ではない」が故に集団自決せずすみ、チビチリガマでは「鬼は鬼である」が故に集団自決した。

 『鬼は外。福は内』
 ミナミの夜の街で働いて居た私なんぞは『夜回り先生』からすると『鬼』なんだろう。深夜まで働いてたし、朝まで飲んでたし。きっと私の敵=鬼である有閑マダムのモラリストなんぞが「あんな所に行ったらダメです!」と云う店をやってたし。今でも行くし。

 長らく行ってないが、今でも大谷派本山・同朋会館に『仲間意識が仲間外れを作り出す』やったっけ?そんな言葉が書いてあるのだろうか?非常に『同朋会館』らしくて好きな言葉だったし、教師修練での感話で使ったからよく憶えている。
 
 セクト主義では『鬼は外。福は内』は問題にならない。そんなもん、平気で差別してる人に聞いてみい。
 「女は男に従って当たり前」
 「ハンセン病患者は隔離されて当たり前」
 「ホームレスは好き勝手に生きて来たから当たり前」
 とか云いよんぞ。それが偏見だとは思わんぞ。あるいは「偏見かも知らんけど、そりゃしゃーないで」とか云いよんぞ。問題にせえへんぞ。
 という人達を、また『鬼は外。福は内』にしてしまう。他人事にしてしまう。
 徹頭徹尾、そんなもんや。力が強いか弱いかだけの話。
 
 『鬼は外。福は内』と互いに偏見を持つ身だからこそ相互批判は大事だが、セクト主義からの怒りに疑いを持たない限り、『鬼は外。福は内』を再生産し続けて行くだけ。
 弱者を利用するのは旧軍部と全く同じ。
 弱者、社会的弱者を利用して自分の御都合主義に当てはめる。正義の味方の『鬼は外。福は内』
 
 だからこそ

【長い間虐められて来た兄弟よ、過去半世紀間に種々なる方法と、多くの人々によってなされた吾等の為めの運動が、何等の有難い効果を斎らさなかつた事実は、夫等のすべてが吾々によつて、又他の人々によつて毎に人間を冒涜されてゐた罰であつたのだ。そしてこれ等の人間をいたはるかの如き運動は、かえつて多くの兄弟を堕落させた事を想へば、此際吾等の中より人間を尊敬することによつて自らを解放せんとする者の集団運動を起こせるは、寧ろ必然である。
 兄弟よ、吾々の祖先は自由、平等の渇仰者であり、実行者であつた。陋劣なる階級政策の犠牲者であり男らしき産業の殉教者であつたのだ。ケモノの皮剥ぐ報酬として、生々しき人間の皮を剥ぎ取られ、ケモノの心臓を裂く代価として、温かい人間の心臓を引き裂かれ、そこへ下らない嘲笑の唾まで吐きかけられた呪はれの世の悪夢のうちにも、なほ誇りうる人間の血は涸れずにあった。そうだ、そして吾々は、この血を享けて人間が神にかわらうとする時代にあうたのだ。犠牲者がその烙印を投げ返す時が来たのだ。殉教者が、その荊冠を祝福される時が来たのだ。
 吾々がエタであることを誇りうる時が来たのだ。
 吾々は、かならず卑屈なる言葉と怯懦なる行為によつて、祖先を辱しめ、人間を冒涜してはならぬ。そうして人の世の冷たさが、何んなに冷たいか、人間をいたはる事が何であるかをよく知つてゐる吾々は、心から人生の熱と光を願求禮讃するものである。】(宣言より)

【『華厳経』(入法界品)の偈に云うがごとし。もし菩薩、種種の行を修行するを見て、善・不善の心を起こすことありとも、菩薩みな摂取せん、と。已上】(『教行信証』より)

気分だけ

2008年02月02日 | 坊主の家計簿
 2月2日

 1円も使ってません。

 2月累計           5289円

 2連ちゃんで遊んだのでお疲れ。

 『トゥモロー・ワールド』
 子どもが出来ない世の中で久々の赤ちゃん。その赤ちゃんの鳴き声を聞いてしばし戦闘の手を休める兵士。つい『仏性』っちゅうのを考える。
 ついでに(?)映像がカッチョええ。

 『クロージング・タイム』
 トム・ウェイツの名曲とタイトルが同じだったから借りたのだが、気分だけの映画。
 まあ、芸大っちゅう医大の次に学費が高い大学生が、つまり実家が金持ちの大学生が「俺、金ないねん。メシ喰ってないねん」とバーで飲む様な頭の悪い『気分だけ』の映画。
 最低最悪のどうしようもない映画。
 なんだが、映画が出来たのは1996年。まだバブルの余韻が残って居る時代。
 第8回ゆうばり国際冒険・ファンタスティック映画祭[ヤングファンタスティック部門]グランプリ受賞作品らしいのだが、『ゆうばり』って、あの破産した夕張やろ。
 賞を選んだのは夕張市ではないねんやろうけど、こんな金持ちの道楽の映画と今の夕張との対比が面白い。
 
 気分だけでしか生きられへんけど、気分だけで生きててロクな事があるわけがない。破産するに決まってまんな。大阪の『アジアトレードセンター』みたいなもんでっせ。
 実家が金持ちの貧乏ゴッコならともかく、夕張には金がないんだろうし。大阪にも金がない。
 当然、夕張にも大阪にも金持ちは居てるのだろう。行政に金がないと困るのは貧乏人。気分で困るのは貧乏人。
 気分というワケの解らん、っちゅうか、資本主義に作られた流行に乗っかって次から次へと消費を繰り返す。悔しかったら自分で流行を作り出してみろ。独自ブランドで『私が好きだから』で流行を作り出してみろ。
 と、『クロージング・タイム』を観て、かなりイライラしてる気分です。

 そんな『気分』。
 でも、気分でしか生きれない。
 『クロージング・タイム』の主人公には家がある。ただ諸々の理由で家に帰りたくないだけ。贅沢の道楽。
 とは云え、結構、そんなもんやねんやろな。気分やし。
 私は酒も飲むしタバコも吸う。これも気分やし。

 明日は節分。『鬼は外。福は内』の節分。大昔はかなり節辛いから餓えと貧困と病魔。故の節分だったのだろうが。
 今は気分。排他的な気分。

 『クロージング・タイム』の監督&脚本の小林政広氏は高遠菜穂子氏をモデルにした『バッシング』も撮っている。まあ、高遠菜穂子氏をモデルにしてる段階でバブリーな気分だけの映画なんだろう。まあ、金持ちは気分だけで生きれるのだろうが、こっちは気分で生きてる事を問題視しないとなんともならんし。

 気分だから人を差別する。分け隔てる。人が生きてるにも関わらず気分『正気』『狂気』。
 気は確かではない。誰しも。それが『気分』っちゅうやつ。
 凡夫は煩悩を抱えている気分的存在。
 だから『鬼は外。福は内』と、迷いを深める。差別する。

商い

2008年02月01日 | 坊主の家計簿
 2月1日

 諸々  ラーメン1       409円
     ラーメン2       580円
     イタメシ       1800円
     坊主バー       2500円

 合計             5289円
 2月累計           5289円

 ラーメン屋1
 「当店の餃子は全て国内産です」

 ラーメン屋2
 隣に座ったオバちゃんがラーメンと餃子を注文する。で、店員に「今、餃子大変やね」と。
 
 んなもん、関係ないのになぁ。。。
 しかし、私が買うのは半額でしか買ってなかったのだが、あの冷凍餃子は御近所スーパーでは基本3割引。当然、返品で送ると郵送料も向こうが払ってくれるのだろうし、商品代は定価で返してくれるのだろうと思う。
 しまった。。。小銭を稼ぐチャンスやったのに。。。気がついたのは次の日やった。。。瞬間的にこういう事を思いつくのかどうかがビジネスマンとして問われているのだろう。
 って、まあ、ビジネスマンちゃうねんけどな。

 学習会の帰りに諸々の事情で坊主バーへ。
 金取るねんやったらちゃんと御商売しましょう。