坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

アガペー

2008年02月14日 | 坊主の家計簿
 2月14日

 雑費  散髪          2000円
     自転車電球        105円
     傘大           980円
     傘小           500円
     折畳み傘         500円
     シャツ         1000円
     黒冬パン        1300円
     茶冬パン        1300円
     灰冬パン        1300円
     穴子飯          200円
     イカ&小柱        100円
     きずし          100円
     焼鳥2           29円
     納豆             1円
     鰹パック           1円
     冷凍餃子4        612円
     冷凍法蓮草2       316円
     冷凍ネギ          79円
     冷凍いんげん        79円
     ハンガー         298円
     モヤシ           29円
     豚テキ          170円

 合計             10999円
 2月累計           67787円

 昨日の休みに出来なかった事を。
 自転車。電球切れてたら修理出来ひんわな。。。滅多に切れる事なんぞないはずやから接触が悪いだけやと思てたんやが。。。
 散髪。先月入ったばっかりの新人の兄ちゃん、ちゃんと好みを憶えてくれてたな。ちょい嬉しい。
 傘。この間傘を無くしたので購入。デカイのをホームセンターで。自転車に積んどく様の小さいのと折畳みはユニクロで。ユニクロはなんでも売っとるのぉ。。。
 シャツ。結構気に入ったシャツが1000円だったのでゲット。
 冬パン。シーズン終了『在庫抱える方が金かかるんじゃボケ!』なのか投げ売りしてたので黒茶灰と3色購入。ますますウエストキープ厳命。
 
 以上の用事を済ませて帰宅。する前に「おや、今日は木曜日ではないか。木曜日いうたら御近所スーパーで冷凍食品が半額ではないか」っちゅう事で冷凍食品の買いだめ。しかも何時もなら確か数量限定なのが例の餃子事件の御陰で今日は数量限定なし。ヒッヒッヒッヒ。

 っちゅう事で、お疲れ。。。なんじゃかんじゃで夕寝するヒマなかったので、ムチャしんどい。

 『善き人のためのソナタ』を観る。
 今まで観た映画の中の特Aクラス、つまり『ベルリン天使の詩』『ニューシネマパラダイス』に匹敵する名作。
 
 今日、遊びに行く寺からの案内が届く。毎度の宛名が手書き。何通、何百通送っているのか知らんが、宛名は手書きのポリシー。毎度素晴らしい。
 映画会もやっているのだが、しばらくの映画上映予定に『善き人のためのソナタ』がない。おかしい。これはおかしい。ひょっとしたら知らんのかも知らん。知らんのやったら伝えんとアカンな「名作でっせ」と。でも、エロシーンもあるから寺での上映は難しいかな?それで外しているのかも知らんのぉ。。。
 
 映画宣伝では何やら「音楽を聴いて心が揺さぶられる」みたいにあったけど、私はその前にした主人公の悪戯が原因だったと思う。自分がした些細な悪戯に対する罪意識。『仕事』ではなく『悪戯』。
 悪戯に対する罪意識で主人公は変わって行く。監視(まあ、盗聴なんだが)の仕事をちゃんとしなくなる。罪意識が彼自身を変えていく。

 遊びに行く寺での映画上映会にはルールがある。「最後まで観ろ!」というルール。『最後』とはエンディングのタイトルクレジットの最後まで。洋画なら字幕も出ないし何を書いているのかさっぱり解らん。でも、それも含めた『映画作品』
 案内を手書きで送る事も含めて私にはナカナカ出来ない事。

 うちの所属寺には遊びに行く寺の行事からは無くなったが一時期同じ名称の会があった。単純に真似たのだろう。紹介して貰ったのも所属寺住職だし。
 その会合では毎月参加者の発表がある。10人居たら10人の発表。発表内容をマメにメモ取る所属寺住職。参加した一人一人を粗末にしないのだろう。

 なんか単純にそんな事をされると嬉しい。同時に「じゃあ、お前は?」になる。粗末にしとるのぉ。。。でんな。

 宗教。宗教って、教えとか言葉もあるけど、やっぱり個人的な歴史でいうとそういう『姿』だった。そういう姿を見て、やっぱり心のどっかに引っかかる。引っかかるから憶えているわけだし。引っかかる事が『力』になる。いや、なっているのかも解らん。っちゅうか、やっぱりなってるな。気になるし。
 気にならなかった事が気になる。当たり前の事が問題になる。
 私は傲慢の塊だし、横暴の塊、プライドの塊だから素直に喜べないけど、もっと言うなら「罪の自覚が足らん!」と厳しい坊さんから怒られそうだけど、罪の自覚が激しい人などはその事がもの凄い感動だったのでは?と思う。
 「え?俺にこんな事を気にする心があったの?」
 って。
 他人の事など全くどうでもよかった。自分さえよければそれで良かった。その為に多くの酷い事を散々してきた→という自覚がある人が、その事を気にする事が出来た。その事が、それだけの事が、単にそれだけの事が。
 「俺なんかどうしようもないヤツ」と感受性が豊か過ぎて自分の感受性にアップアップ状態。他人の事を気にし過ぎてかえってその事を認められない。自分の心の動きに気づけない。「あなたは本当は優しい人なのね」と云われても、「へ!俺を騙そうっていうのかい?」や、「フッ、今更何をいうてるねん。そうやって御機嫌でも取ろうと思てるのか?」とか。ひねくりまくり。他人なんか信じれるわけがない状態『だけ』。
 信じたい、でも、信じられない。だからアップアップ。他虐自虐の日々。
 そんな人にはやっぱり人の姿なんだと思う。他人の。

 あかの他人の。誰に対してでも。特別じゃなく、誰に対してでも。
 特別なら「ヘッへ!俺様だからだよ」とプライド慢心。
 じゃなく、誰に対してでも。
 一人一人の誰に対してもだから。なんか嬉しい。安心出来る。

 しゃて、今日はバレンタインデーだった。きっと勇気を振り絞って愛の告白をして玉砕した女人が多く居る事だろう。
 でも、大丈夫。本当の愛を探してみるチャンス。