坊主の家計簿

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 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

音楽療法としての仏教音楽

2013年01月29日 | 坊主の家計簿
【イタリアの老人福祉施設で、立正大(東京)仏教学部の学生が声明を唱えた時のことを、声楽家で音楽療法の研究も行う教授の磯貝静江(69)は今も思い出す。仏教に縁のない人たちが次々と涙を流した。「音楽には無数の可能性がある」と確信した瞬間だった。

 約20年前。「偉大な声楽家は、その国の民謡を歌う。日本の文化が生んだ曲を歌ってほしい」とロンドンの音楽マネジャーに言われ、仏教音楽に興味を持った。声明を聞いた時、ノスタルジックな響きに、うっとりした。その感覚を取り入れた歌は客の反応も良かった。「声明は、癒やし効果があると言われる西洋のグレゴリオ聖歌に匹敵する」。

 学生を集め、病院や医療福祉施設で披露する。「お経なんて不吉」と敬遠していたお年寄りも、いつの間にか、静かに聴き、穏やかな表情になる人も。「心に響く周波数があるのかも」。退官を迎える今年、「音楽療法としての仏教音楽」の研究を始める。】

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nara/feature/nara1230728038263_02/news/20090108-OYT8T00909.htm

現場の坊さんは、もっと自信を持った方がエエと思うぞ。

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