坊主の家計簿

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イジメ

2020年05月25日 | 坊主の家計簿
内閣支持率急落の一因が検察庁法改正案や黒川氏の賭け麻雀にあったと仮定する。そして、総理が証言している通りに、黒川氏に対する定年延長、検察庁法改正案が検察庁からの要請だとすると、検察庁は安倍内閣に物凄い借りを作ってしまった事になる。
また、レートの低い賭け麻雀レベルの犯罪で検察官を飛ばせるカードを切ってしまった。賭けゴルフや、立ちションでも飛ばせる。恣意的人事もクソもない、狙った気に入らない検察官の細かな罪を探して飛ばせるカードを切ってしまった。今回はマスコミが使ったが、このカードは内閣も使う事が出来る。

「黒川氏は官邸の番犬」という妄想を捨てると見えて来るものがある。
とはいえ、立憲民主党・逢坂政調会長が
《森まさこ法務大臣は、1月の時点で「黒川検事長は余人をもって代えがたいから他の人を探せない」と勤務延長をした。
「黒川さんが辞めたから他の人が探せる」って、だったら何で1月に探さなかったんですか。何で法の解釈を曲げてまで勤務延長したんですか。》
という事を国会質問し、同様の意見を多くの人たちがしている事から考えると、ハマってしまった妄想から抜け出す事はかなり難しいのかも知れない。賭け麻雀で辞職したなら、他の人を探さざるを得ないだろ。ヤクザでも失笑するレベルの言い掛かり。

木村花さんという方がネット上での誹謗中傷が原因と噂される事で自殺なされたらしい。当然、人が死を選ぶ事は様々な要因があっての事。また、言論の自由はあり、誹謗中傷も言論の自由。故に、言論の自由の犠牲者と言えるかも知れない。
黒川氏に対する妄想も言論の自由だし、アベノマスク調達会社「ユースビオ」に対する妄想も言論の自由。でも、犠牲者が見えた時ぐらいは、一度立ち止まって考え直してみる事も必要だと思う。「私の言葉で誰かを傷付けていないだろうか?」「私の発する言葉の機運で私が見えない所で誰かが傷付いていないだろうか?」と。

どうせ、すぐに忘れる。でも、一度立ち止まって考える事も大切だと思う。
黒川氏は「官邸の番犬」などと言われ、つけ狙われ、職を追われた。家族がいるのか不明だが、小さな子がいるならば、お父さんお爺さん同様にイジメの対象になるだろう。そして、イジメの理由は妄想。
検察官の賭け麻雀が問題であるならば、黒川氏以外も疑い調査すべきなのに、そういう声は殆どない。賭け麻雀が問題だったのではなく、黒川氏が問題だったという事。狙ったターゲットにのみ焦点を当てる、典型的なイジメ。

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