坊主の家計簿

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 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

仏前結婚式

2006年01月21日 | 坊主の家計簿
 1月21日

 食     国産牛肉     315円
 雑費    発泡酒      145円
       タバコ      300円
       缶ココア     120円
       缶コーヒー    120円

 合計     1000円
 1月累計  77475円(特別会計190200円)

 おお!ジャスト1000円じゃないか!!!なんか嬉しいなぁ。。。

 今日は初の仏前結婚式。といっても私は司会&係役(坊主業界では『けやく』と云うらしい)で、司婚者は住職(今、働いて居る寺の)。
 『知ってる人は知って居る』話だし(いや、大阪の坊さんも見てますし)、もう結婚式も終わったから書き込むのだが、まあ、住職の次男の結婚式。要するに住職は親であり、司婚者でもあり大変、大変。しかも新米役僧の私は結婚式に出るのも初めてなら仏前結婚式も当然初めて。んが、ビデオのお陰で、そう焦りもしなかったし、まあ、なんとか成った。
 住職が緊張しまくってた。当たり前か。自分の息子の結婚式をやるのも初めてなら、司婚者も初めてだろうし。
 というか、みんな緊張してた。
 「ああ、これが結婚式と云うやつやねんなぁ~。。。」と、シミジミ。

 なんか、非常に良い結婚式だった。『誓いの言葉』と云って新郎・新婦が誓いの言葉を読むのだが、普段みない次男さんの非常にストイックな真面目な部分(当たり前か)の言葉を聞きながら、ちょっと感動。
 んが、頭の中では次の段取りを考えながらなのだが。。。
 三三九度の時に私は杯を新郎・新婦に手渡す役。三三九度で実際に新郎・新婦に注ぐのは長男さんの役。次男さんは酒がダメでリハーサルの時も「これって水やったらあかんの?」とか云うくらいに。で、長男さんが注ぐ。最初の小の杯の時に少し多かった。兄弟顔を見合わせて笑う。
 いいなぁ~。非常にいい。今日の結婚式で一番美しかったシーン。

 住職が司婚者で、長男がカメラマン&音楽担当&祝杯時に三三九度。
 まあ、唯一の『親族以外』が私だったとは云え、私も寺を手伝っているわけだし、会場は当然新郎にとっては産まれ育った寺だし、準備もみんなでやる。花はお母さんが活けて、非常にアットホームな良い結婚式だった。

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