坊主の家計簿

♪こらえちゃいけないんだ You
 思いを伝えてよ 何も始まらないからね

エルメスは童貞キラーか?

2006年01月29日 | 坊主の家計簿
 1月29日

 外食     唐揚げ定食      750円
 食類     ポンジュース(1L)  148円
        発泡酒        175円
        平天(4枚)      49円
        うどん玉        18円
        中華そば玉       18円
        りんご         70円
 雑費     タバコ        300円
        缶ココア       120円
 レンタル屋  電車男        105円

 合計       1753円
 1月累計   110380円(特別会計190200円)

 仕事が終わって「熱々の唐揚げが食べたい!」だったので、近所の中華料理屋に喰いに行く。弁当なら500円以内で済むが、弁当の唐揚げは持って帰る間に熱々じゃなくなってしまうので外食。「750円か。。。」なんだが、まあ、タマにはいいじゃん、と。
 で、こういう「タマにはイイじゃん」が積もり積もって月末になって今月使った額を見てビビっているのだが。。。これに公文の学費が加わるわけやしなぁ。。。31日休みやけど、30日の夜に飲みに行かれへんやんけ。。。
 キィ!!!!!それくらい稼えでんねんからエエやんけ!!!

 中華料理屋の帰りに何時ものスーパーで満腹の頭でボーっと買い物してた。まあ、昼が多かったので夜は一昨日作った「モツカレー」をうどんにして喰うべし、と、うどん玉を買いに行く。平天が安かったし、果物果物とリンゴをゲット。ついでに発泡酒を買ったら何やらKIRINのキャンペーンのネーちゃんが居てて「抽選出来ます」との事。
 「おめでとうございます!B賞です!」と、オリンピック&KIRINのロゴ入りのフリースマフラーとフリース手袋を貰う。ボケてたからそのまま貰ったけど、なんで宣伝しながら歩かなあかんねん。。。でも、ネーちゃんの白いマニキュワの長い爪がスクラッチを捲った時、もの凄くエロくて良かった。うん、あれはエロかった。

 部屋に帰ってレンタルして来た電車男を観る。まあ、デッチ上げ作品に色々云っても仕方がないのだが、要するに『エルメス』と云う女人は『童貞キラー』の化膿狂子みたいな女人ではないのか?いきなりSEXしなかったのは単なるプレーではないのか?
 「あら、電車さんって、実は新幹線なのね。ホッホッホッホ!!!」とか、ベッドで云うてまっせ、絶対に。
 とか、書きながらも実は泣いてしまったのだが。。。中谷美紀は素晴らしい。化膿狂子は死ねばイイが、中谷美紀でっせ、中谷美紀。ついでに出てた西田尚美も変わらずエエ味出してたなぁ。。。
 『電車男』は作者も監督も『男』であって、当然『男』から観た視点で作られている。あんな『作られた女』など居ない。
 んが、私は馬鹿なのですっかり泣いてしまう。。。『男』だからだ(笑)
 とは云え、『男』も『女』も作られる。最近気に成る娘さんもある意味そういう作られた『女』意識を豊富に内在化して(ある様に見える)居るので、なんか電車男を観ながらフト自分の事を思って泣けて来たのだが。。。まあ、私は『消極的』と云うより『自虐的』『自爆的』なんだが。。。もう少し気の利いた言葉を吐ければ良いのだが。。。しかも、基本が『横暴』やし。。。


 夜は久しぶりに新興仏教青年同盟関係の本を読む。まだ終わって居ないが。まだ読んでないやつだったので先輩から借りていたのだが、そろそろ返さないといけないし。
 ちなみに『妹尾義郎と「新興仏教青年同盟」』(松根鷹編著)と云うやつ。
 新興仏教青年同盟には当然刺激を受けるのだが、10年程前に読んだ時とは少し違った感じだ。やっぱり彼等は『僧侶』なのだ。『僧侶』としての立場から「救わなければならない」みたいな感じ。「一緒に救われて行こう」ではない。自分達はもはや『救われた人達』であり、そこからの視点だと感じた。その辺が非常にうっとうしい。まあ、妹尾義郎は日蓮系だし、林霊法は浄土宗のエリートやし、まあ、そういう立場なんだろう。
 
 だいたい『僧侶』はよく、「大衆は」とか「民衆は」とか「一般庶民は」とか云うが、あれは単なる暴言であって迷言でしかない。どこに立ってものぬかしとんねん。
 一般庶民、大衆、民衆はやな、750円の唐揚げ定食を昼飯で食べてエエのか悩むねんぞ(笑)
 と、『在家教団』真宗大谷派で職分としての『僧侶資格』の仕事をしている私は思う。うちらは分業という中での専門職ですから。ただの仏教徒ですから。衣を脱いだら『僧侶』じゃなくただの『仏教徒』ですから。お参り先の人達、日本人の大多数を占める仏教徒と同じですから。
 何が、「大衆は」「民衆は」「一般庶民は」じゃ。この差別主義者が!仏教徒として恥を知れ、恥を。

 とは云え、当然『新興仏教青年同盟』からは学ぶべき点は多い。伝統仏教教団には家庭訪問と云う見事なシステム(まあ、キリシタン弾圧の名残りだが。。。)があって、私も毎日家庭訪問しているのだが、ではその場が果たして新興仏教青年同盟の様に「仏陀を背負いて街頭に」の精神に成って居るのか?

 政治的面では、現在は当時と政治面では全然違うので置いておく。これは「今のひめゆり部隊は、ボランティアよゐこではないのか?」と云う感じを受けるので。