平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

「X-MEN」シリーズ~好きなミュータントと言えば、<サイクロプス>と<ストーム>です!

2016年08月21日 | 洋画
 X-MENの初期3部作で好きなミュータントと言えば、次のふたりだ。

★〝サイクロプス〟こと、スコット・サマーズ(ジェームズ・マースデン)。
 目から破壊光線を出す。
 これだけだとフツーで、人気キャラクターにはなれない。
 だから、こんなマイナス要素を付加した。
 子供の頃の事故で脳を損傷したため、自分で能力をコントロールできないのだ。
 目を開けると、破壊光線が出てしまう!(笑)
 それを避けるためには、目をつむっているか、光線を制御する特製のルビー・クウォーツ・レンズを使用したサングラスを着けていなければならない。
 だから、スコットは日常生活ではこのサングラスを掛けている。
 光線が赤いのでサングラスのレンズ部分は真っ赤。
 そして、敵と戦う時には、サングラスを外して目を開いて光線を発射する。
 初めて『X-MEN』を見た時、「この人、どうしてサングラスを掛けているんだろう?」と思ったが、こんな設定があるんだとわかって、一気にファンになった。
 映画『マトリクス』の主人公たちは意味もなくサングラスを掛けているが、スコットにはちゃんと理由があったのだ。

★ふたりめは、〝ストーム〟こと、オロロ・モンロー(ハル・ベリー)。
 彼女は天候を操作することが出来る。
 強風、雨、霧、雷。
 強風で敵を吹き飛ばし、雷で電撃!
 霧で敵の目を眩ます。
 それだけではなく、風を操作して身体を持ち上げ高速で飛行もできるし、毒性の大気汚染物質を融合させて酸性雨や毒性の霧を作り出すことも出来る。
 ストームが空中から降りて来ると、情勢が一変するんですよね。
 風で敵を壁にたたきつけ、電撃で撃ち倒す。
 しかも、ピンチの時に絶妙のタイミングでやって来るから、見ている方は拍手喝采!
 だが、そんなストームにも弱点が……。
 肉弾戦、接近戦に弱いのだ。
 敵のパンチ、キックをくらい、たちまち地面に這いつくばる。
 でも、キャラクターには何らかの弱点が必要なんですよね。
 万能では観客や読者は感情移入できない。

 その他にも、さまざまな能力をもったミュータントが出てくる『X-MEN』シリーズ。
 やはりアメコミは面白い。
 アイデアが違う。
 日本のヒーローもかなり影響を受けたのではないかと思う。
 シリーズ化されているので(=新作『アポカリプス』が公開中)、また彼らに会えるという喜びもある。

 なお本日は、初期3部作の以前のエピソードを描いた『X-MEN ファースト・ジェネレーション』がTV放送されるようです。


※参照サイト
 X-MENに登場するミュータント達(ヒーロー編)NAVERまとめ

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