平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

いだてん 第16回 「ベルリンの壁」~ゼロか100の生き方をしている四三の挫折。孝蔵は自分の芸を見い出せず、足掻いていたが……

2019年04月29日 | 大河ドラマ・時代劇
 四三(中村勘九郎)の生き方って、ゼロか100なんですよね。
 普通の人なら30と70くらいに配分して、70がダメになっても30が残っているみたいな保険をつくっておくんだけど、それをしない。
 すべてを失うか、すべて得るか。
 博打のような危なっかしい人生。

 でも、そんなふうにすべてを賭けられるものがあるのは幸せなこと。
 天才が天才である所以でもある。
 エジソンやピタゴラスはそんなふうにして生きて偉大な発明や発見をした。
 一般人から見ると、その姿はバカなんですけどね。
 人生他にも大切なものがあるだろう、まわりのことも考えろよ、と思ってしまう。
 バカと天才は紙一重。

 さて、もうひとりのバカ、いや天才、美濃部孝蔵(森山未來)。
 孝蔵は破天荒で、ゼロか100かの生活を送っているが、いまだ自分を見い出せていなかった。
 何となく落語に惹かれているが、一心不乱にのめり込むほどではない。
 芸は師匠の橘家圓喬(松尾スズキ)のコピーで、「長い噺をつっかえずに言える」程度。
 だが、「芸を離れると人間としておかしな所がある」。
 孝蔵は自分の芸を見い出せていないのだ。
 自分と芸をどう結びつけていいかわからない。

 そこに現れた牢名主(マキタ・スポーツ)。
 彼は作家の裏設定では『圓喬の生まれ変わり』だろう。
 圓喬は牢名主となって孝蔵を指導している。
 孝蔵も大切なものを失って、落語の道に邁進する覚悟を決めたようだ。

 道を見つけ、一心不乱に落語に取り組む決心をした孝蔵。
 逆にオリンピックという道を失って落胆する四三。
 この対照が面白い。
 ふたりとも現状ゼロであることは同じなんですけどね。
 ふたりはゼロからのスタートを切った。

 破天荒という点では、四三はストイックな破天荒ですね。
 何しろ東京にやって来たスヤ(綾瀬はるか)に対して、
「帰ってくれ。俺の気をば散らさんでくれ。甘えは堕落の入り口ばい」(笑)
 同じ破天荒でも博打に明け暮れる孝蔵とは大きな違い。

 最後は治五郎先生(役所広司)
「政治とスポーツは別! スタジアムは聖域だ」
「国家だろうか戦争だろうが、若者の夢を奪う権利などないんだよ!」

 スポーツは国威発揚などさまざまな形で利用される。
 そして、やがて四三たちが目撃する国家と戦争が若者の夢を奪う時代。

 オリンピックを軸として、明治、大正、昭和が描かれる。

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池袋の自動車暴走事件~急浮上したワード『上級国民』。一般国民は上の連中が優遇されていることに何となく気づいている。

2019年04月27日 | 事件・出来事
 お母さんと子供が亡くなった池袋の自動車暴走事件。
 事故を起こした運転手・飯塚幸三氏(87)が逮捕されないことが話題になっている。
 その翌日、大阪で起きたバス事故では運転手は真っ先に逮捕されたのにね。
 バス運転手は実名で報道され「容疑者」の表記もなされた。
 なのに飯塚氏に関しては、当初の扱いは「87歳の老人」。

 この待遇の違いは何だろう?
 ネットでは、
 飯塚氏が『上級国民』だからではないか、という声があがっている。

 実際、飯塚氏は「旧通産省工業技術院の院長」「日本計量振興協会元会長」「大手農機メーカー・クボタ元副社長」「日本工学アカデミー顧問」など、数々のポストを歴任。
 2015年の秋の叙勲では、瑞宝重光章(=瑞宝章の中で2番目に栄誉がある勲章)を受章。
 なるほど、飯塚氏がこの国の上層部の人間であることは間違いない。

 飯塚氏がこんなに話題になったのには他にも理由がある。
 ネットでの飯塚氏まわりの情報が次々と削除され、ブラックボックス化しているのだ。

 ネット民の調査によると、削除されたのは、
・フェイスブック
・ツイッター
・自宅電話番号
・経済産業省の勲章贈呈ページ
・飯塚氏が理事を務める社団法人・日本淘道会のHP
・飯塚氏のウィキペディアの1972年から2015年の職歴。(同時にロックされ編集不能に)
 おまけに
・ウィキペディアの『上級国民』のページも削除。
・事件現場に警察官でもない黒服の男たちが出現。

 これだけ飯塚氏まわりの情報が削除されるのってどういうわけ?
 普通、事故起こした人はこんなことしないぞ。
 身バレなど気にせず、事故と誠実に向き合う。
 地位のある人物だから、まわりが気を利かしたのかね?
 あるいは、よほど知られたくない何かがあるとか。
 現場に現れた黒服の男たちというのは公安? 政府関係者?
 飯塚氏、掘ればいろいろ出て来そうだ。

 まあ、飯塚氏が逮捕されないのは、警察や弁護士の話に拠ると、
『事故で入院していて仮に逮捕しても取り調べができず、拘留期間だけが過ぎてしまう』
 かららしいんだけどね。
 そうであると信じよう。
 体が回復したら、警察は法に基づいた適切な対応をしてくれるはず。
 ……………

 この件で興味深いのは、飯塚氏をめぐって『上級国民』という言葉が急浮上したことだ。

『上級国民』は確か東京オリンピックのエンブレム問題で登場した言葉だと思うが、
 国民は何となく、
 この社会の上層部がさまざまな恩恵を受けていること
 に気づいている。
 これに飯塚氏の件が見事にフィットした。

『上級国民』は『格差社会』の象徴でもある。
 昭和の一億総中流の時代なら、こんな言葉は絶対に生まれなかった。
『上級国民』が違和感なく受け入れられるあたり、この国の格差はかなり深刻になっている。

 ここで『中級国民』『下級国民』は異を唱えないと、『上級国民』が胸を張って優遇される社会がやって来るぞ。
『中級国民』は自分たちには関係ないと考えるかもしれないが、いつ転落してもおかしくないのが現代社会だ。

 まもなく迎える令和の時代。
『上流国民』 VS それ以外の国民の時代になるかもしれない。

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腐女子、うっかりゲイに告る。~ゲイと腐女子は理解し合えるのか? 藤野涼子、金子大地の演技が光る新しい青春ドラマ!

2019年04月25日 | 学園・青春ドラマ
 安藤純(金子大地)はゲイ。
 三浦紗枝(藤野涼子)は腐女子。
 作品はそんなふたりの理解とすれ違いを描く。

 すれ違いはこうだ。
 沙枝はゲイをBL小説やコミックに描かれているような『ファンタジー』として見ているが、純はつらくドロドロしたもので、決して『ファンタジー』などではないことを知っている。
 実際、純は世界に違和感を抱き、理解されない孤独に苛まれ、妻子ある年上の男性の恋人・佐々木誠、通称マコトさん(谷原章介)とつき合っていることに悩んでいる。

 しかし、純と沙枝が理解し合える瞬間もある。
 沙枝は『腐女子』であることを知られ、中学時代、気持ち悪がられ友だちをなくしていた。
 知られたら困る秘密を持っていることでは純と沙枝は同じだ。
 あるいはこんな言葉。
 純は沙枝に言う。
「友だちが言ってたんだ。
 人間は自分が理解できるように世界を簡単にしてしまうものなんだって。
 僕はそうしたくない。わかったふりをしたくない。
 三浦さんを腐女子だからこういう人なんだと決めつけたくない」

『人間は自分が理解できるように世界を簡単にしてしまう』
 いわゆる『レッテル貼り』ってやつですが、確かにこうならないように注意したいですね。

 この純の言葉を受けて沙枝は腐女子が世界をどう理解するかを語る。
 先輩が後輩を叱っているサラリーマンを見れば、腐女子はふたりは恋人同士で、先輩は後輩になかなか会えないことを怒っていると妄想する(笑)
 避雷針と雷は恋人同士だし、地面と地面に落ちた木の葉、噴水と噴水の水もそう(笑)
 純は沙枝が見ている世界を面白く思う。
 こうしてふたりは少しずつ理解し合っていく。
 ………………

『おっさんずラブ』以来、テレビドラマ界ではゲイがちょっとしたブームですね。
『きのう何食べた?』~西島秀俊さん、内野聖陽さんのゲイの演技、上手いなあ。
『俺のスカート、どこ行った?』~こちらは古田新太さん。
 出版界やアニメ界ではBLブームはすでにピークを過ぎた気がするが、テレビ界は遅れている。
 相変わらずの刑事、医者、弁護士ものばかりで新ジャンルになかなか手を出さない。
 新ジャンルの一作品がヒットすると、後追いで手を出す。
 そんなゲイものの中で、この作品『腐女子、うっかりゲイに告る。』は主人公たちの心の中をていねいに誠実に描いている。
 時間は30分なのに密度も濃い。

 それと、沙枝役の藤野涼子さん、上手いなあ。
『ソロモンの指輪』『ひよっこ』
 素朴で芯のある女の子を演じさせたら彼女の右に出る者はいない。
 沙枝はアニメの限定グッズの購入に純を強引に誘うようなオープンな子だが、手放し明るさでない、抑えた演技がゾクゾクさせる。

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バカだねえ! 安倍晋三、吉本新喜劇に出演して大いにスベる(笑)でも、ここに野党が学ぶべき点がある

2019年04月23日 | 事件・出来事
 アベシンゾーが吉本新喜劇に出演してメチャクチャ、スベったらしい(笑)
 バカだね~。
 過去には安倍マリオっていうのもあったけど、あの時もやり切らないで恥ずかしそうにしていたため痛々しかった。
 出るならやり切れ!
 やり切れないのなら出るな!
 このクソシロウトが!
 安倍としては『気さくな総理』を演出したかったんだろうけど、もはやピエロでしかない。
 大衆も安倍の化けの皮が剥がれた時は『軽薄滑稽なソーリ』として大いに笑うだろう。

 つーか、
 こんな安倍を見て拉致被害者のご家族や福島の方は何を思うんだろうね?
 安倍は常々これらの問題に対して「全力で取り組む」と言うが、全然、全力じゃないじゃん。
 僕が安倍の立場で「全力で取り組む」と決意表明したら、新喜劇の舞台に立つ時間を「拉致問題解決のためにどうするか?」「福島の復興で足りないことはないか」と考えることに使うけどな。
 相変わらず口ばかりの安倍晋三。

 とは言え、現在の野党に欠けているのはこれなんだよな。
 吉本新喜劇やマリオなど使えるものはすべて使ってアピールする。
 たとえスベっても、ワイドショーネタになるようなことをどんどんやっていく。
 これが大衆を相手にするということだ。
 残念ながら真面目に誠実に政策を語っても大衆はついて来ない。
 現に官房長官の菅義偉でさえ『令和おじさん』として人気になってるじゃん。

 野党は行儀が良すぎます。
 大人しすぎます。
 なりふりかまわぬ貪欲さがない。
「この人、面白いキャラをしているなあ」と思われただけで政党のイメージは大きく変わるのに。
 キャラから入って政策に耳を傾けてもらうという方法もある。

 野党にはイメージ戦略をプロデュースする人間が必要だと思うのだが、どうだろう?

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いだてん 第15回 「あゝ結婚」~何だかんだ言ってふたりは夫婦。スヤさん、四三に勧められて冷水浴をやって「ひゃあーーーっ!」(笑)

2019年04月22日 | 大河ドラマ・時代劇
「何はさておきオリンピックだけん」
「だったら私も何はさておき、お義母さんです」

 スヤ(綾瀬はるか)の気持ちは複雑だろうな。
「何はさておき、お義母さんです」と言ったのはウソではないだろうが、寂しさもある。
 なぜならスヤはずっと四三(中村勘九郎)を想い続け、やっと夫婦になることができたのだから。
 だが、スヤはこんな女性でもある。
「自分の体を何に使うかは自由」
 今の四三は「自分の体をオリンピックに使いたい」と言っているのだから、それを認め、応援するのが自分の役割。
 スヤはこう考えている。

 それにしても四三は不器用だな。
 ひとつのことしかできない。
 妻も家庭も教職もマラソンも手に入れてがんばればいいのにそれをしない。
 でも、これは一般人の発想で、天才は違うんですよね。
『バカと天才は紙一重』。
 炎天下の海岸を40キロも走り続けるなんてことを普通の人はしない。
 自分がオリンピックに出場して優勝するなんてことも考えない。
 そう言えばアップルの創業者スティーブ・ジョブスの座右の銘は『Stay foolish』だったっけ。

 こんな四三を嘉納治五郎(役所広司)はこう評した。
「職にも就かず、マラソンばかりやっているようなやつのことを何というか知っとるかね?
 プロフェッショナルだよ。
 君はマラソンを極めて、我が国におけるプロフェッショナルのスポーツ選手、第1号になりたまえ!」
 なるほど。
 現状、四三はただの『ろくでなし』『放蕩者』だが、『プロフェッショナル』という言葉を使えばそれらは否定される。
『スポーツ』もそうだが、言葉や概念の導入は大事なんだなあ。
 新しい言葉が導入されれば、新しい世界や価値観が生まれる。

 最後はこれ。
 四三に『冷水浴はよかばい』と手紙で言われて、早速、試してみるスヤさん(笑)
 ハダカになって冷水をかぶって「ひゃあーーーっ!」
 何だかんだ言って、ふたりは夫婦なのです。

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俺のスカート、どこ行った?~見所は乃木坂・白石麻衣の「ポコチンあるんですかーーー!?」 3年C組青春高校の生徒たちも出演!

2019年04月21日 | 学園・青春ドラマ
「ポコチンあるんですかーーー!?」
「デカチンかーーー!」
 今回の見所はこれでした(^_^)
 乃木坂の白石麻衣にこれを言わせるのかーーー?
 実際、放送後のSNSでは『まいやん、ポコチン』ばかりが話題に( ^o^)ノ

 あと、個人的に注目したのは『3年C組 青春高校』(テレビ東京・夕方5時30分)の生徒たち。
・前川ちゃん(前川歌音)、おバカキャラなのに作品では眼鏡をかけた優等生役なのか。
・るちゃ(西村瑠香)はあの中に入ると独特の可愛らしさがあるなあ。いわゆる女優とは違う可愛らしさ。
・河野君(河野紳之介)はイケメングループのひとりだったけど、キンプリなどジャニーズのアイドルたちの中にいても引けを取らなかったぞ。
・照龍(黒田照龍)はひと言せりふがあったけど、いい声してた。
 みんな、がんばれ!

 あとはなあ……。

 主人公のゲイ教師・原田のぶお(古田新太)に共感できないのが致命的な欠点。
 それはゲイだからということではなくて、のぶおがすごく理屈っぽいから。
 上から理屈を語られても劇中の生徒だけでなく視聴者も反発してしまう。
 しかもその理屈がイマイチ説得力がない。
 演じている古田新太さんも戸惑っている感じ。
 この作品を『ギャグもの』として見ればいいのかもしれないが、ギャグもどこかスベってるしなあ。
 だから、SNSの感想がドラマの内容でなく、まいやんの『ポコチン』になってしまうわけで。

 さて、この作品どうなる?
 こうなったら、ブラックまいやん、黒石さんで押すしかない!

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石野卓球さん、カッケー!~ピエール瀧事件について質問するマスコミに「おちんちん!」「バーカ!」「みんな同じが一番! コントロールしやすいからね」

2019年04月20日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 石野卓球カッケー!
 マスコミから薬物使用で逮捕されたピエール瀧被告に関する質問を受けて、

 記者「瀧さんとは会話しましたか?」
 卓球「エロい話」
 記者「卓球さんエロい話って何したんですか?」
 卓球「おちんちん! おちんちん!」
 記者「解散はしないですね?」
 卓球「するかよ、バーカ!」

 これな。
 マスコミとしては「相方がお騒がせしてすみません」みたいなコメントを期待したのかもしれないが、「おちんちん!」「バーカ!」(笑)
 いっそのこと放送できない放送禁止用語をしゃべればよかったのに。

「おちんちん!」「バーカ!」の真意はこうだ。
 石野卓球さんはツイッターでこう語っている。

「正しくはメンバーが連帯責任で謝って解散またはクビにしないと”お茶の間のファン”は納得しないらしいよ」
「あやまちを犯したメンバーは社会的にも精神的にもとことん追い込んでいくのが日本社会の美徳らしいです」

 確かに。
 ピエール瀧氏はすでに裁判を受ける身で反省もしているんだから放っておいてやれよ。
 もっと他に追いかける人間がいるだろう?
 たとえば加計孝太郎とか、籠池のおっさん夫婦だけ悪者にして隠れている森友に関わった連中とか。
 強いやつにはアンタッチャブルで弱い人間を徹底的に叩くバカマスコミ。

 こんなこともつぶやいたらしい。

「他人や前例と違う事は悪であり、撲滅すべき事らしいですよ」
「みんな同じが一番! コントロールしやすいからね」

 さらに一歩、踏み込んだ発言ですな。
「みんな同じが一番」
「異質なやつは排除、撲滅しろ」

 これ、権力者が一番喜ぶ考え方。
「安倍さんを批判するヤツは反日」
「日本を悪く言うヤツは非国民」
 さらに言えば、
「道徳教育」「教育勅語」
 これらで日本が一色に染まれば、権力者は大喜び。
 これが結局、国家主義・ファシズムに繋がる。

 闘ってるな、石野卓球さん。
 決して飼い慣らされていない。
 独立した個だ。
 だから僕たちも自分を抑圧しようとするやつらが現れたらこう言ってやろう。
「おちんちん!」
「バーカ!」


※参照記事
 石野卓球、ツイッターで「あやまちを犯したメンバーは社会的にも精神的にもとことん追い込んでいくのが日本社会の美徳」(スポーツ報知)

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劣化日本の象徴になるか?~新五千円札の津田梅子の写真はやはり反転だった! 財務省は「問題ない」 ええっ、それでいいの!?

2019年04月18日 | 事件・出来事
 新五千円札の津田梅子の写真が反転ではないかと指摘されていた件。
 まさか、そんなことはねーだろーと思っていたら、どうやら本当だったようだ。
 産経新聞が比較画像を掲載してる。

津田梅子の写真反転か 新五千円札の肖像画 財務省「問題ない」(産経新聞)

 この指摘に対し、財務省は、
「写真をそのまま写すものではなく、反転などの加工は問題ない」

 ええっ、それでいいのーーーっ!?
 出版業界、印刷業界、ていうか一般社会じゃ絶対やっちゃだめなことだぞ。
 ある意味、日本の顔となるお札の肖像画だぞ。
 そんな瑕疵のある物を流通させていいのかね?
 日本の恥だろーーーっ!

 間違いを認めない財務省。
 間違いを認めたら沽券に関わる、と思ってるのかね?
 安倍と麻生が恥をかくからまずい、と思ってるのかね?
 すごいな。
 まずいとわかっていながら突き進んでいった太平洋戦争みたい。

 公文書改ざんやデータ偽装がまかりとおる劣化日本!
 新五千円札はその象徴になりそうだ。

 …………………

 与党は審議拒否。

 野党は、桜田義孝・前五輪担当相の辞任問題や塚田一郎・前国交副大臣の忖度発言を追求する予算委員会の集中審議開催を求めていた。
 これに対し、与党は「早期実施には応じられない」として拒否。
 与党としては、統一地方選挙の真っ最中だから避けたいのだろう。
 その後には10連休のGWがあるし、天皇の譲位もあるから、国民も忘れているという作戦。

 政治的には正しいと思うが、安倍の、
「任命責任は内閣総理大臣たる私にある」
「真摯に説明責任を果たしていく」
 という言葉はやはりウソだった。

 ウソつき総理大臣・安倍。
 新五千円札といい、これが安倍クォリティである。

 最新のニュースに拠れば、
『6月の日露首脳会談での日露平和条約の合意は見送り』
『金正恩とプーチンの朝露首脳会談の実施』
 あれれ?
 安倍は「日露平和条約を私たちの代で締結する」「今度は私が金正恩委員長と向き合う」って言っていなかったっけ?

 はやく結果を出せよ、ウソつき安倍!
 
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なつぞら~見事な夕飯のシーンでした! 頑固な泰樹、話を切り出せない剛男、ひっかきまわす夕見子、やきもきする富士子、考えるなつ

2019年04月17日 | その他ドラマ
 この作品、語り口が上手いですよね。

 たとえば、本日(4/17)の農協の牛をめぐる柴田家の夕食での会話。
 本題を切り出せず、天陽くんの牛の話を持ち出す剛男(藤木直人)。
 ストレートに言わないことにやきもきする富士子ちゃん(松嶋菜々子)。
 何のことかわからないなつ(広瀬すず)。
 天陽くんの話が出たので「なつの恋人でしょ」と話を引っかきまわす夕見子(福地桃子)。
 姉・夕見子と敵対関係?の末っ子・明美(平尾菜々花)。
 あくまで中立、客観的な兄・照男(清原翔)。
 それぞれが独自のスタンスで話をしている。
 基本、人間の会話って理路整然と運ばず、こんなふうにズレていくものなんですよね。
 それがすごくリアル。
 特に『引っかきまわす』夕見子がいいスパイスになっている。
 なつとベッタリの仲良しでない所もいい。
 とはいえ、ふたりはお互いの違う所を認め合って信頼し合っているんですど。

 裏切り方も上手い。

 本日の放送では剛男の説得を受けて、泰樹(草刈正雄)は「よしわかった!」
 農協で牛乳を扱うことに同意したのかと思ったら、
「電気は要らん。明日、電信柱引っこ抜け。世の中ムダに明るくなりすぎると、大事なことが見えんようになる」(笑)
 頑固爺さん!
 でも後半の言葉はなかなか。
 夕見子も関心していたけど、泰樹のように苦労を重ねてきた人って時折こういう言葉を吐くんですよね。
 夕見子は本で世界を学び、泰樹は現実で世界を学ぶ。

 月曜日(4/15)の学校でのシーンも見事に裏切っていた。
 牛の逆子出産で遅刻してきたなつ。
 これで怒られるのかと思ったら、遅刻した理由を聞かれ、なつが学校で習った人工呼吸で子牛を助けたことを話すと、
「よくやった!」「すごいぞ、なっちゃん!」
 このやりとりだけで、この農業高校がどういう学校で、なつがどんなふうに過ごしているかがよくわかる。

 語り口の見事さの極めつけはこれ。
 先週土曜日(4/13)の放送。
 天陽くんの荒れ地の畑で作物が育つようになるには5年かかると話を振っておいて、時間は7年後に。
 作物でいっぱいの天陽(吉沢亮)の畑に成長したなつが馬に乗ってやって来る。
『何もない荒れ地』→『作物の実った畑』という描写で、見事に時間経過を表している。
 おまけに主役のなつも子役の粟野咲莉ちゃんから広瀬すずさんにチェンジ。
 朝ドラで、近来まれに見る秀逸な時間経過&主役交代だった。
 テロップで『7年後』と説明するのは一番芸がない。

 朝ドラ『なつぞら』、語り口が上手いので、ついつい見てしまう。

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いだてん 第14回 「新世界」~人は生きて、さまざまな種を撒く。四三、治五郎、永井らの撒いたスポーツの種が現在、花開いた

2019年04月15日 | 大河ドラマ・時代劇
「時代は変わったんですよ。
 日本が、東京が変わってしまった」

 明治から大正へ。
 日本に戻った四三(中村勘九郎)は違和感を抱く。
 まだ、自分はストックホルムにいるのではないかと考えてしまう。
 そう、四三はストックホルムにいた時のままで、まったく変わっていないのだ。

 一方、人はどんどん変わっていく。
 永井道明(杉本哲太)は『日本人の体格の改良』という目標を見出し、体操と肋木を推進しようとしている。
 それは嘉納治五郎(役所広司)のスポーツと武道路線とは違ったものだ。
 可児(古舘寛治)もそんな中、『円形デッドボール』に面白さを見出した。
 天狗倶楽部もオトナになって卒業宣言。
 人は動き、社会は動く。

 四三は4年後のベルリンオリンピックを目指すという目標を抱いたが、それは永井たちが推進する『日本人の体格の改良』路線とはすこし違うようだ。
 永井たちが目指すのは個人の勝利よりは日本人全体の進化。
 4年後よりは50年後、100年後。
 永井は、四三に『選手』というよりは、オリンピックで走った経験を知識にして伝える『指導者』になることを求めている。
 四三が次のオリンピックで優勝して『日本スポーツ界の黎明の鐘』になったとしても、それは『日本人の体格の改良』には繋がらない。

 面白いですね、このギャップ。
 永井にしてみれば、期待していた分、四三と三島弥彦(生田斗真)の敗退はショックだったのだろう。
 今のままはダメだと思った。

 一方、このギャップを四三はどのように埋めていくのか?
 故郷・熊本の兄(中村獅童)は、四三に教師になって身を固めることを望んでいるようだし、弥彦は『選手』と『天狗』をやめ、アメリカにスポーツを学びにいく方向に舵を切ったし。
 四三は弥彦とニュース映画を見て、ストックホルムの自分を確認したが、いつまでも過去にこだわっているわけにはいかない。

 人は生きて、さまざまな種をまく。
 嘉納治五郎と永井道明は日本の体育をつくり、四三はマラソンを残し、可児先生はドッジボールを残した。
 四三が持ち帰った槍や砲丸は、野口(永山絢斗)ら高等師範学校の学生の興味を引き出した。

 さて僕たちは未来のためにどんな種をまくのか?

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