平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

あなたへ~人生は旅。旅の途中で誰かに出会い、「さようなら」と言って去っていく

2014年09月30日 | 邦画
 人は誰もが何かを背負って生きている。
 杉野輝夫(ビートたけし)、田宮裕司(草剛)、南原慎一(佐藤浩市)、濱崎奈緒子(綾瀬はるか)……

 そんな人たちが、偶然出会い、わずかな時間、心を通わせ合う。
 飲んで食べて、話をして、しんみりして、助け合って、去っていく。
 これが生きるということなのだろう。

 それは倉島英二(高倉健)の妻・洋子(田中裕子)も同じだ。
 洋子も、わずかな時間、倉島と関わり合って、去っていった。

 「さようなら」は<これからはあなたの時間を生きなさい>というメッセージ。
 では「さようなら」を言われた時はどうするか?
 倉島が写真館の前でしたように「ありがとう」と言って感謝する。
 そして、またひとりで歩き始める。

 人生は旅。
 最期の日までのひとり旅。
 旅の途中で同行者に出会い、「さようなら」「ありがとう」と言ってふたたび自分の旅に戻っていく。

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軍師官兵衛 第39回「跡を継ぐ者」~落首のこと、はなはだよろしくありませぬ!

2014年09月29日 | 大河ドラマ・時代劇
「三成、これ以上わしと官兵衛の事に口を出すな。よいな」
 この秀吉(竹中直人)のせりふ、なかなか深いですね。
 秀吉は、官兵衛(岡田准一)が自分の天下を脅かす存在になるかもしれないと怖れているのに切り捨てることができない。
 そこには、長年苦労を共にしてきた<官兵衛との友情>があるのだろう。
 秀吉は権力で狂ってしまったが、まだ正気の部分もあり、根底で官兵衛と繋がっている。
 昔の楽しかった頃の記憶がある。
 そこは石田三成(田中圭)が決して入り込めない場所。

 もちろん、秀吉が官兵衛の隠居を認めなかったのには、他にも
・官兵衛の軍師としての知略を惜しむ気持ち
・もし官兵衛がいなくなったら自分は糸の切れた凧のように訳の分からない方向に行ってしまうのではないかという怖れがあるのだろう。

 絶大な権力を持つ天下人になって抱いてもしまう不安や怖れ。
 自分は間違っているんじゃないかという疑い。
 自分を諫めることのないイエスマンばかりがまわりにいることの心細さ。
 だから、
「落首のこと、はなはだよろしくありませぬ。科人が誰だか分からぬゆえ疑わしき者をまとめて殺すなど、言語道断」
 という官兵衛の言葉が有り難い。
「だからこそ、わしは官兵衛を手放せぬのじゃ」と言ってしまう。

 こうした秀吉と官兵衛の関係、面白いですよね。
 実に深く描き込んでいる。

 父親としての官兵衛もなかなか。
 長政(松坂桃李)に家督を譲った時、光(中谷美紀)は「山を登るための長政の道標になってほしい」と官兵衛に言うが、官兵衛は
「自ら道を探さぬ限り、本人のためにならぬ」
 と語る。
 確かに。
 父親の真似をして仮に長政が同じになっても、それはコピーの劣化版でしかない。
 長政は自分を掘り下げ長政らしくあるべきだ。
 と官兵衛は教えている。

 糸(高畑充希)もなかなかな女性。
 長政が家督を継ぎ、自分も黒田家を支える立場になったのに
「ああ、美味しい! 何とかなりましょう!」
 長政は結構ウジウジ悩むタイプのようなので、こういう<肝の太いおなご>が傍にいることはいい事ですよね。

 黒田家が生き残ることを第一に考える官兵衛。
 しかし、一方で「主君を諫めるのは家臣の勤め」と命を張ることもできる。
 これが主人公ですよね。

 それにしても竹中直人さん、秀吉を愉しんでますな~。
 まわりも竹中さんがどんな演技をしてくるかわからないから大変。
 現場は笑いでいっぱいなんでしょうね。

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花子とアン~茂木健一郎さん、棒読み!(笑) そして絶妙のキャスティング!

2014年09月26日 | ホームドラマ
茂木健一郎氏NHK朝ドラ棒読み演技話題(日刊スポーツ) - goo ニュース

 やはり話題になっていましたか、茂木さんの棒読み(笑)
 ただ、『赤毛のアン』を出版する出版社の社長さん役だから当たり前の役者さんがやっても面白くないんですよね。
 ある程度、インパクトがあって昭和の顔をしている人。
 そうなると、茂木さんが出て来るのもうなずける。
 自分がキャスティングするとしたら誰がいいんだろうと考えてみるのも面白い。

 『花子とアン』はキャスティングが上手いですね。
 吉高由里子、仲間由紀恵という二大看板がいるので、その他の女優さんは派手でない、これから世の中に出て来る方がいいのですが、うまくキャスティングしている。
・かよ役の黒木華さんは「小さなおうち」「舟を編む」の実力派。
・もも役の土屋太鳳さんは来年4月からの朝ドラの主役。
・醍醐亜矢子役の高梨臨さんは本当にきれい!
・英治の前妻役で胸の病で亡くなった村岡香澄役の中村ゆりさん!
 これらの方々は、『花子とアン』が終了後、どんどん出て来るでしょうね。

 芸人さんのキャスティングも上手い。
・白鳥かをる子役の近藤春菜さん
・徳丸甚之介役のカンニング竹山さん
 みんないい味を出している。
 雪乃役の壇蜜さんの出演はあんな感じか。少し中途半端でした。

 あとキャスティングで忘れてならないのは、
・嘉納伝助役の吉田鋼太郎さん
 吉田さんは『カラマーゾフの兄弟』ですごい役者さんだと思いましたが、『花子とアン』でも、その存在感はハンパでなかった。

 それに
・ナレーションの美輪明宏さん

 『花子とアン』の成功の一因は、美輪さんのナレーション起用にあると言っても過言ではないでしょうね。

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軍師官兵衛 第38回「追い込まれる軍師」~控えよ、三成! 今、わしは殿に申し上げているのだ!

2014年09月22日 | 大河ドラマ・時代劇
「いったい黒田のやって来たことは何だったのです?
 人を活かして使うのが黒田の信条だったはず」
 宇都宮鎮房(村田雄浩)を謀殺した長政(松坂桃李)に対する光(中谷美紀)の言葉。

 大事なものが壊れてしまいましたね。
 これで黒田家は昔のように楽しく笑うことはできなくなってしまうのだろう。

 官兵衛(岡田准一)にしてみれば、<生き残る>ために仕方がなかったこと。
 きれいなままでは生きられない。
 矛盾の中で生きている。

 物事が変わっていくのは避けて通れないものなのだけれど、大切にしてきたものが一気に壊れてしまった喪失感は筆舌に尽くしがたいものだっただろう。
 今までの自分の人生は何だったのか? と。

 時代の非情。
 権力者の理不尽。

 秀吉(竹中直人)はますます狂う。
 人を将棋の駒のように自在に操るのは面白い。神のようじゃ。

 こんな裸の王様に利休(伊武雅刀)はチクリ。
「耳に痛いこと言ってくれるうちが華でございます」

 安倍さんも野党が弱体化し、自民党内にも批判勢力がいなくなって、やりたい放題だけど、海外出兵とか言い出さないでよ。

 官兵衛が三成(田中圭)に放った言葉にはすっきり。
「控えよ、三成! 今、わしは殿に申し上げているのだ! 口を挟むな!」

 僕は三成みたいな人間が嫌いでしてね。
 つまり現実を知らずに頭の中で生きている人間。
 たとえば、三成は茶々のために城を造れと簡単に言いましたが、城を普請でどれだけの人が苦しむかに想像力が及ばない。
 地べたからでなく、高い所から物を見ているとこうなってしまうんですよね。
 宇都宮鎮房(村田雄浩)のことだって、自分で手を下さないから平気で「やれ」と言える。
 普通は、長政がそうであったように、人を謀殺しようとすれば手が震え、うろたえる。

 徳川家康(寺尾聰)と官兵衛のやりとりは見応えがありましたね。
「天下泰平は訪れる。豊臣の天下を奪おうとする野心を抱く者がおらねば」
 と官兵衛が釘を刺すと、家康は、
 お伽衆に語った秀吉の言葉「次に天下を取るのは官兵衛に違いない」を披露する。
 まさに狐と狸の化かし合い。
 まあ、この勝負、家康の勝ちですかね。
 これで官兵衛は二心がないことを示すため隠居しなくてはならなくなくなった。
 家康はこのひと言で官兵衛を封じ込めた。

 これからの物語は、官兵衛 VS 秀吉、三成、家康の対立図式になりそうです。

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花子とアン~戦争に荷担してしまった花子「子供達に語りかけたじゃない、お国のために命を捧げなさいって」

2014年09月16日 | その他ドラマ
 蓮子(仲間由紀恵)が花子(吉高由里子)に語ったせりふ。
「あなたが純平を戦地に送ったのよ。
 あなた、ラジオで日本中に子供たちに語りかけたじゃない、お国のために命を捧げなさいって」

 そうなんですよね、花子は<戦争に荷担>してたんですよね。
 本人にはその認識はなかったでしょうし、世の中全体が戦争遂行に向かっていた時代ですから仕方のないことなのですが。
 言論は統制され、戦争反対を唱える者は「非国民」と呼ばれた時代ですからしょうがないのですが。

 しかし、こうして人は知らず知らずのうちに戦争に荷担していく。

 それは現在でも。

 たとえば、安倍ちゃん。
 安倍ちゃんは今回、平和憲法(憲法9条)を解釈で勝手に変えた。
 特定秘密保護法で、国民が真実を知るのが難しくなった。
 軍事的なことはすべて特定秘密になって国民は政府に都合のいいことばかりを聞かされることになる。

 こんな状況で沈黙しているのは、戦争に荷担しているのと同じ?
 まあ、これが杞憂であってくれればいいんですけどね。
 でも、安倍晋三氏の思想的背景を考えると不安でしょうがない。

 あるいは原発。
 本日も茨城で大きな地震がありましたけど、もし茨城の東海村や静岡の浜岡原発とかで原発事故が起きたら、東京は放射能で住めなくなるんですけどね……。

 というわけで、僕は<解釈改憲反対><特定秘密保護法反対><原発反対>です。
 花子のように蓮子に叱られたくないので、言っておきます。

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親父の背中 「北別府さん、どうぞ」~実に鮮やか! ひさしぶりの三谷幸喜マジック!

2014年09月15日 | ホームドラマ
 ひとつついたウソがどんどん拡大していって収拾がつかなくなる。
 いかにも三谷幸喜作品ですね。

 このウソにどう決着をつけるんだろうと思っていましたが、ラストの展開も実に鮮やか。

 本人は意識していなかったのでしょうが、結果として、北別府(小林隆)は、医者のふりをすることで<役者としての自分>を息子・寅雄(須田琉雅)に見せていたんですね。
 役者というのは、簡単な衣装や小道具で別人になりきることが出来る職業ですが、それは北別府も同じ。
 彼は白衣一枚で医者になれるし、診察室の集合写真ひとつで泌尿器科の医者を演じきれる。
 現実の病院を舞台に変え、本物の医者や看護師を相手役にして主役を演じられる。
 後日、あれがウソだったことを知った寅雄は、<役者としての父親の凄さ>を実感したに違いありません。
 そして、自分も父親のような役者になりたいと思った。
 実に鮮やかなオチです!

 また、この間、北別府は寅雄に何も教訓めいたことを語っていない。
 息子に見せていたのはウソばっかり。
 それでも寅雄は役者という職業の魅力を学んだんですね。
 まさに親父の背中!

 そして、タイトルでもある「北別府さん、どうぞ」のせりふの使われ方の見事さ!

 こういう語り口の鮮やかな作品を観ると、感心してうなってしまいます。

 最後に看護師役で酒井若菜さんが出ていたのがうれしい!


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軍師官兵衛 第37回「城井谷の悲劇」~城井谷をどう攻めるか、お前が策を考えろ

2014年09月15日 | 大河ドラマ・時代劇
 秀吉(竹中直人)をコントロールできなくなった官兵衛(岡田准一)。
 中国大返しの時まではそうではなかったんですけどね~。

 権力とはかくも人を変えるものなのか。
 権力を持つと、万能感が生まれる、同時に逆らう者や自分の地位を脅かす者を怖れるようになる。
 あとはまわりに、石田三成( 田中圭)のようなイエスマンばかりを集めるのも困りもの。
 完全に<裸の王様>になってしまう。

 官兵衛もつらいでしょうね。
 秀吉なら寛容で笑いがいっぱいの世の中をつくれると思って手を貸してきた。
 秀吉という人間を信じてきた。
 ところが、今は決裂寸前。
 ふり返って考えてみれば蜂須賀小六は幸せだった。
 秀吉が一番いい時代の時に死ぬことができた。
 長生きが必ずしも良いわけではない。

 アンダーコントロール出来ないのは長政(松坂桃李)も。
 城井谷を勝手に攻めたのもそうだが、宇都宮鎮房(村田雄浩)を謀殺したのも官兵衛の本意ではなかっただろう。
 今回は「黒田が生き残る道はただひとつ……」というせりふで先送りになったが、官兵衛は秀吉を説得するどんな策を考えていたんだろう?

 官兵衛は中間管理職で支店長。
 しかも、ちょっと有能でない。
 社長の理不尽な命令には従わざるを得ず、部下は勝手な判断で動いてしまう。
 これはドラマのヒーロー像としてはイマイチ。
 今のトレンドは理不尽なことには敢然と立ち向かう半沢直樹ですからね。
 そんな中、作家は官兵衛をいかに魅力的に描けるか。

 長政が城井谷を攻めて敗走して来た時は、官兵衛は怒っていませんでしたよね。
 若さゆえの過ちとして許していた。
 演じた岡田さんの表情もそんな感じだった。
 官兵衛が怒ったのは、長政が「今は敵が油断しているから城井谷を攻める好機」と言った時。
「また同じことを繰り返すか! なぜ負けたかを頭を冷やして考えろ!」
 長政は勢いだけで、深く考えることをしない。失敗から学ばない。
 だから、じっくり考える機会を与えた。
「城井谷をどう攻めるか、お前が策を考えろ」
 今の長政に必要なのは、じっくり考えたことに拠る成功体験。
 失敗から学べないのであれば、成功から学ぶしかない。

 こんな長政と対照的に、糸(高畑充希)はデキる子ですね。
 光(中谷美紀)が長政の無事な帰還を告げると、
「当たり前です。殿がたやすく死ぬ者ですか」
 長政が落ち込んでいると、
「つらくても前に進むのが上に立つ者の役割です」
「私も家臣たちも殿とともに戦っているのでございます」

 宇都宮鎮房の娘・鶴(市川由衣)を迎える黒田家もやさしい。
「私もよく叱られました」「私もです」「私も」「私も」「私も」。
 明るくて他者に寛容なのが黒田家の家風。
 職隆(柴田恭兵)や官兵衛が大切にしてきたもの。
 しかし、外の世界では……。

 官兵衛の苦労はさらに続く。

 人間、上り坂の時は苦労も楽しいんですよね。
 一方、その人間の真価が試されるのは、下り坂の時。
 さて、どのように描かれるか?

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SWITCHインタビュー~中園ミホ、美輪明宏、『花子とアン』を語る

2014年09月14日 | その他ドラマ
 『花子とアン』もいよいよクライマックス。
 昨夜は『SWITCHインタビュー 達人たち』で、美輪明宏さんと脚本の中園ミホさんの対談が行われていた。

 ハリセンボンの近藤春菜さんが演じた白鳥かをる子様。
 かをる子様は美輪さん、中園さんのお気に入りのキャラだったらしい。
 中園さんは、かをる子様さんが山梨・勝沼出身であったという設定について、次のようなことを語っていた。

「卒業式のシーンを書いていると、どうしても白鳥かをる子を登場させたくなった。
 卒業式で花子とかをる子が会話を交わしたら、どのような会話をするだろう? と考えてみた。
 そこで思いついたのが、かをる子が花子と同郷だという設定だった」

 なるほど、キャラクターの設定というのはこんなふうに作られていくのですね。

 吉田鋼太郎さんが演じた嘉納伝助は視聴者やスタッフの反応が良くて登場回数が増えたキャラらしい。
 中園さん自身も伝助のような〈叩き上げの男〉がお好きだったらしいが、みんながもっと伝助を見たい、と思ったから登場が増えた。
 これは朝の連ドラならではのことですね。
 視聴者やスタッフの反応がそのまま作品に反映される。
 作品が視聴者と同じように呼吸している。

 一方、駆け落ちのシーンで流れた楽曲『愛の讃歌』を使うことは、中園さんの当初のプランだったらしい。
 理由は、こんなに激しく愛を歌った歌が他になかったから。
♪愛のためなら友も祖国も捨てる♪
 歌詞の内容はまさに蓮子にぴったり。

 当初のプランと視聴者やスタッフの反応で変わっていくプラン変更。
 こうして作品は作られていく。

 中園さんが書いていて一番つらかったのは戦争に突入していく所だったらしい。
 戦争に向かってすこしずつ変わっていく時代の空気。
 皆が好戦的になって表情が変わっていく。
 夢のある楽しい話や動物の話を自由に語れない空気。
 この空気は現在に似ているという。
 僕も同じことを感じる。
 この中園さんの言葉に対して、美輪さんは次のような内容のことをおっしゃっていた。

「だからこそ、『花子とアン』の持つ意味は大きい。戦争を妨げるのは文化・芸術」

 さて、次回からの『花子とアン』は戦後の再生の物語になるらしい。
 そして、再生の際に花子を勇気づけ、支えたのは『赤毛のアン』になるとのこと。

 文化・芸術にはこういう力があるんですね。

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これでいいのか安倍内閣?~松島みどり法務大臣の人権無視発言、日本がどんどんおかしくなっている

2014年09月10日 | 事件・出来事
 女性閣僚抜擢で法務大臣になった松島みどり議員。
 松島氏は2005年3月30日の国会法務委員会の際に、人権意識に関して次のような発言をしていたらしい。

★日本の刑務所に服役中の外国人のイスラム教徒受刑者に関して
「イラン人は宗教上の理由で豚肉なしのメニューをわざわざ作るですとか、あるいはパン食したかったら希望をとるとか、逆差別でずるいんじゃないかと」

 これ、イスラム教徒の方、怒りますよね。
 信仰というものをまったく理解していない。
 世界の人権基準からもかけ離れている。
 こうして日本はイスラムの方から怒りを買い、世界からは人権後進国と見られる。

★人権とは何かを問われて
「私は人権というのはまず被害者の立場、そしてまた犯罪が起こらないこと、すべての人たちが犯罪に巻き込まれずに日本の治安がきちっと守られること、これが人権にとって大事なことであって、犯罪者の人権などというのは二の次、三の次だと思っております」

「他人を死傷させたり性犯罪を行ったりした凶悪犯罪者については、心を入れかえたというふうに刑務所でといいますか法務省が判断してからでなければ世の中に出してはいけない、私はそういう思いを持っている人間でございます」

 これも世界の人権基準からかけ離れている。
 罪は罪、人権は人権。
 これらは別物と考えるべきだと思うけど。

 ふたつめの発言の「心を入れかえたかどうかをを法務省が判断する」いうのは完全におかしい。
 法務省の人間はどんな基準で判断するというのか?
 そもそも、法務省の人間にそんなことがわかるのか?

 また、この発言を見る限り、松島みどり氏は<三権分立>をまったく理解していない。
 人を裁くのは法律(=立法)と裁判所(=司法)の役割であって、法務省(=行政)がやることじゃない。

 それにしてもこんな考えの人が法務大臣とは怖ろしい。
 こうして自由と人権は失われていく。

 ちなみに松島みどり氏はウルトラ保守で右翼。

 こんな人を起用するなんて、これが安倍さんの考えですか?


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経団連、政治献金を呼びかけ~怒! 大企業と富裕層のために政治をする安倍政権!

2014年09月09日 | 事件・出来事
経団連、政治献金呼びかけ表明 政権支援強める(朝日新聞) - goo ニュース

 経団連が政治献金を5年ぶりに再開する方針を表明。
 でましたよ、大企業と自民党の癒着が。

 献金を受ければ、受けた所を優遇するのは当然のこと。
 安倍政権は法人税を20%にすると言っているけど、これはその流れか?
 正社員の残業代をなくそうとしているけど、これもその一貫か?

 かくして格差は拡がっていく。
 持てる者、持たざる者が生まれていく。

 この件に関しては、民主党の海江田代表の言葉は当たっている。
「実質賃金はマイナスが続いており、政治献金するお金があれば賃金を上げろ、非正規の人たちを正規雇用しろと言いたい」

 企業の方だって、庶民がお金を使わなきゃ物が売れないのに。
 非正規雇用ばかりじゃ、若者は結婚できず、少子化がますます加速するのに。

 自民党は大企業や富裕層のために政治をしている。
 アベノミクスの恩恵を受けているのは、一部の人間のみ。
 まあ、自民党の主要議員は皆、二世三世のおぼっちゃんばかりですからね、富裕層と癒着しているのは当然。

 庶民はいい加減気づいた方がいいと思います。

 
 大企業とがっちり握手の安倍ちゃん

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