8月15日 終戦の日。
参議院選挙の結果を見るかぎり右傾化が進んでいるのかな?
先週土曜日の参政党の神谷代表の演説では拍手喝采。
一部の盛り上がりであってほしいのだけれど……。
①靖国参拝
政治家を含めて自称〝愛国者〟が参拝するのだろうが、
A級戦犯を勝手に合祀した神社だぞ。
英霊の方々だって、自分を死においやった人間といっしょなのは嫌じゃないのかね?
あるいは、
英霊の方々は戦争を肯定するような昨今の風潮をどう考えているのだろう?
本当の保守なら英霊の言葉に耳を傾けよう。
英霊は戦前のような社会に戻ることを望んでいない。
②南京大虐殺
人数の多寡はあるのかもしれないが、これをなかったことにするのはいかがなものか?
当時の資料や証言も残っているのだし。
同調圧力や頑なな思い込みで間違いを犯してしまうのが人間だ。
日本の軍人さんのすべてが高潔で立派だったと考えるのは人間理解が足りなさ過ぎる。
戦争末期、満州にソ連が侵攻してきた時、民間人を置いて真っ先に逃げたのが軍人だ。
僕はこれを批判しない。
こういう弱さがあるのが人間だと思うから。
③日本人すごい!=日本人である俺もすごい!
これ、虚しくないか?
大谷やイチローがすごくても別に自分がすごくなったわけじゃない。
大きなものに身を委ねたくなるのはわからなくはないけど、
自分が周囲から〝すごい〟と言われるように地道に頑張るのが本当の生き方ではないか?
それはどんなちっぽけなことでも。
④白人コンプレックス
著述家の菅野完氏がこんなことを言っていた。
「昭和16年の段階で日本は中国に負けていた」
「多くの日本人は80年前の戦争で米英に負けたと考えているが、中国にも負けていた」
これは一考に値すると思った。
確かに太平洋戦争を始めた昭和16年の段階で日中戦争は行き詰まっていた。
現在、多くの日本人は米英には負けたが、中国に負けたと考えていない。
中国に負けたことを認めるのは嫌だからだ。
これの意味する所は白人コンプレックス?
さあ、心がざわざわして来ました。
南京事件をなかったことにしたい人は尚更だろう。
僕はこの心のざわざわを大切にしたいと思う。
なぜならそれが思考停止をやめ、物事を深く考えるきっかけになるから。
8月15日 終戦の日にこんなことを考えた。
石破首相には「80年談話」を出してほしい。
彼の言葉を聞いてみたい。
※追記
Xを見ていたらこんなポスト。
『日本人は自虐史観のせいで誇りを持てない」と言う人がいるが、
問題の主語は「日本人」ではなく「あなた」だ。
国籍や民族以外に誇れる拠り所を持たないから、歴史の暗い部分を突きつけられると
自分ごと傷ついたと感じてしまう。
過去の過ちを「学び」に変えたとき、誇りは未来に向けて育っていく』
的確な言葉ですね。
こんなポストもあった。
『8月15日の敗戦記念日に似非愛国者達が靖国神社で乱痴気騒ぎするのにあわせて
そんな現代の愛国者にも通じる、多くの部下を靖国に送り自分は行かなかった愛すべき特攻隊の司令官達を紹介します。
・中澤佑 海軍中将
「俺は死ぬ係じゃない」と有名な台詞を残し、90歳で天寿を全うする。
・富永恭次 陸軍中将
「最後は本官も特攻する」と言ってたが、米軍が迫ると台湾へ無断逃亡し天寿を全うする。
・菅原道大 陸軍中将
機体故障で戻った隊員を「卑怯者!」と殴ってたが本人は95歳で天寿を全うする。
・倉澤清忠 陸軍少佐
引き返した隊員を「国賊だ」とリンチしたが本人は特攻せず
戦後は報復を恐れて武装し86歳で天寿を全うする。
・玉井浅一 海軍大佐
部下を「死んでもらわなければならない」と輸送機から引き降ろし
自分は内地に帰り戦後は僧侶に転身し天寿を全うする。
・黒島亀人 海軍少将
回天や震洋の立案者。
特攻作戦の証拠隠滅後、戦後は会社社長として裕福に天寿を全うする。
・太田正一海軍大尉
桜花の立案者。
自分が乗るから開発させてくれと頼み込んだくせに適正なしで搭乗せず
戦後は名前と戸籍を変更後、82歳で天寿を全うする。
・中島正 海軍中佐
桟橋への特攻を嫌がる部下へ「特攻の目的は戦果じゃ無い死ぬことだ」と諭し
「私も後に続く」と言っていたが、「君たちの活躍を後世に残す」と言って内地に帰還。
実際に自分に都合のいい著書を発表、当然天寿を全うする。
これを読んで自称・愛国者の方々は何を思う?
心をざわざわさせてほしい。
参議院選挙の結果を見るかぎり右傾化が進んでいるのかな?
先週土曜日の参政党の神谷代表の演説では拍手喝采。
一部の盛り上がりであってほしいのだけれど……。
①靖国参拝
政治家を含めて自称〝愛国者〟が参拝するのだろうが、
A級戦犯を勝手に合祀した神社だぞ。
英霊の方々だって、自分を死においやった人間といっしょなのは嫌じゃないのかね?
あるいは、
英霊の方々は戦争を肯定するような昨今の風潮をどう考えているのだろう?
本当の保守なら英霊の言葉に耳を傾けよう。
英霊は戦前のような社会に戻ることを望んでいない。
②南京大虐殺
人数の多寡はあるのかもしれないが、これをなかったことにするのはいかがなものか?
当時の資料や証言も残っているのだし。
同調圧力や頑なな思い込みで間違いを犯してしまうのが人間だ。
日本の軍人さんのすべてが高潔で立派だったと考えるのは人間理解が足りなさ過ぎる。
戦争末期、満州にソ連が侵攻してきた時、民間人を置いて真っ先に逃げたのが軍人だ。
僕はこれを批判しない。
こういう弱さがあるのが人間だと思うから。
③日本人すごい!=日本人である俺もすごい!
これ、虚しくないか?
大谷やイチローがすごくても別に自分がすごくなったわけじゃない。
大きなものに身を委ねたくなるのはわからなくはないけど、
自分が周囲から〝すごい〟と言われるように地道に頑張るのが本当の生き方ではないか?
それはどんなちっぽけなことでも。
④白人コンプレックス
著述家の菅野完氏がこんなことを言っていた。
「昭和16年の段階で日本は中国に負けていた」
「多くの日本人は80年前の戦争で米英に負けたと考えているが、中国にも負けていた」
これは一考に値すると思った。
確かに太平洋戦争を始めた昭和16年の段階で日中戦争は行き詰まっていた。
現在、多くの日本人は米英には負けたが、中国に負けたと考えていない。
中国に負けたことを認めるのは嫌だからだ。
これの意味する所は白人コンプレックス?
さあ、心がざわざわして来ました。
南京事件をなかったことにしたい人は尚更だろう。
僕はこの心のざわざわを大切にしたいと思う。
なぜならそれが思考停止をやめ、物事を深く考えるきっかけになるから。
8月15日 終戦の日にこんなことを考えた。
石破首相には「80年談話」を出してほしい。
彼の言葉を聞いてみたい。
※追記
Xを見ていたらこんなポスト。
『日本人は自虐史観のせいで誇りを持てない」と言う人がいるが、
問題の主語は「日本人」ではなく「あなた」だ。
国籍や民族以外に誇れる拠り所を持たないから、歴史の暗い部分を突きつけられると
自分ごと傷ついたと感じてしまう。
過去の過ちを「学び」に変えたとき、誇りは未来に向けて育っていく』
的確な言葉ですね。
こんなポストもあった。
『8月15日の敗戦記念日に似非愛国者達が靖国神社で乱痴気騒ぎするのにあわせて
そんな現代の愛国者にも通じる、多くの部下を靖国に送り自分は行かなかった愛すべき特攻隊の司令官達を紹介します。
・中澤佑 海軍中将
「俺は死ぬ係じゃない」と有名な台詞を残し、90歳で天寿を全うする。
・富永恭次 陸軍中将
「最後は本官も特攻する」と言ってたが、米軍が迫ると台湾へ無断逃亡し天寿を全うする。
・菅原道大 陸軍中将
機体故障で戻った隊員を「卑怯者!」と殴ってたが本人は95歳で天寿を全うする。
・倉澤清忠 陸軍少佐
引き返した隊員を「国賊だ」とリンチしたが本人は特攻せず
戦後は報復を恐れて武装し86歳で天寿を全うする。
・玉井浅一 海軍大佐
部下を「死んでもらわなければならない」と輸送機から引き降ろし
自分は内地に帰り戦後は僧侶に転身し天寿を全うする。
・黒島亀人 海軍少将
回天や震洋の立案者。
特攻作戦の証拠隠滅後、戦後は会社社長として裕福に天寿を全うする。
・太田正一海軍大尉
桜花の立案者。
自分が乗るから開発させてくれと頼み込んだくせに適正なしで搭乗せず
戦後は名前と戸籍を変更後、82歳で天寿を全うする。
・中島正 海軍中佐
桟橋への特攻を嫌がる部下へ「特攻の目的は戦果じゃ無い死ぬことだ」と諭し
「私も後に続く」と言っていたが、「君たちの活躍を後世に残す」と言って内地に帰還。
実際に自分に都合のいい著書を発表、当然天寿を全うする。
これを読んで自称・愛国者の方々は何を思う?
心をざわざわさせてほしい。