平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

いだてん 第37回 「最後の晩餐」~治五郎の面白いことは終わらない! 「これから一番面白いことをやるんだ、東京で! みんなが驚く、面白いオリンピックを!」

2019年09月29日 | 大河ドラマ・時代劇
 嘉納治五郎(役所広司)の人生、面白かっただろうな。

 面白かったことは? と聞かれて、
「羽田」
「ストックホルム」
「ロサンゼルス」
 と次々とオリンピック絡みの話が出て来る。

 しかし、一番面白かったことがなかなか出てこない。
 治五郎は「羽田」にも「ストックホルム」にも「ロサンゼルス」にも満足していないのだ。
 だが、外交官の平沢和重(星野源)に
「一番は東京オリンピックじゃないですか?」
 と指摘されると、我が意を得たりで、
「これから一番面白いことをやるんだ! 東京で!」
「みんなが驚く、みんなが面白いオリンピックを見事にやってのける! これこそ一番!」

 うん、幸せな人生だ。
 東京オリンピックのあり方については迷うこともあったが、最後まで夢や面白いことを追い続けていた。
 田畑政治(阿部サダヲ)が指摘したとおり、あのまま東京オリンピックをやれば、軍や政治が関与する国威発揚の『楽しくないオリンピック』になっただろうが、治五郎は東京オリンピック開催にこだわった。
 カイロのIOCの総会では
「オリンピックと政治が無関係だということを示してみせます! 信じて下さい!」
 と最後の大風呂敷を広げた。
 そして、最終的にたどり着いたオリンピック像は──
『みんなが驚く、みんなが面白いオリンピック』

 この治五郎の思いは田畑政治に引き継がれた。
『みんなが驚く、みんなが面白いオリンピック』は1964年、田畑政治によって成し遂げられるのだろう。

 見事な作劇ですね。
『1940年の東京オリンピック中止』と『治五郎の死』と『田畑への引き継ぎ』がドラマチックに繋がった。

 政治がオリンピックに関与することに抵抗した治五郎や田畑。
 田畑は「ダメだ、こんな国でオリンピックをやったって! オリンピックに失礼です!」と突っぱねたが、
 治五郎は「オリンピックと政治が無関係だということを示してみせます! 信じて下さい!」と突き進もうとした。
 方向は180度違うが、ふたりの東京オリンピックにかける思いは同じ。
 目指すは、政治がオリンピックに関与しない『楽しいオリンピック』!

 治五郎の棺に掛けられたのは『日章旗』ではなく『五輪旗』だった。
 治五郎の生涯はオリンピックだったのだ。


※追記
 2020年の東京オリンピック。
 応援で旭日旗を使うことを大会組織委員会は許可したらしいが、ダメでしょう。
 旭日旗を持ち込もうとしている連中はあきらかに政治的な意図を持っている。

『表現の不自由展』の愛知トリエンナーレへの補助金を文化庁は中止したらしいが、国が芸術に○☓をつけたらダメでしょう。

 最近、国がスポーツや芸術に関与している。
 そんなの楽しくないじゃんねえ!

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腐敗!~関西電力幹部らが3億2000万円の金品を受領! しかも「カネは保管しただけで返却したから問題ない」と開き直りw

2019年09月27日 | 事件・出来事
 これ、すごい事件だよな。

『関西電力の八木誠会長、社長、副社長ら役員6人が2017年までの7年間に、関電高浜原発が立地する福井県高浜町の元助役(3月に死亡)から、合計約1億8千万円の資金を受け取っていた。
 社員20人まで入れると、受け取った金品の総額はおよそ3億2000万円』


 アウトーーーーーッ!

 これ、『原発マネーの環流』だろう。
 つまり、
 関西電力→地元企業→助役という流れでカネをキックバックして自分たちの懐に入れるってやつ。
 完全な背任。
 関西電力は地元企業に原発関連の仕事を高値で発注していたらしい。
 もっと調べれば、国からの原発交付金も環流してるんじゃないか?
 そのカネは当然、政治家にも流れている?
 あるいは、このカネ、政治家工作をする時に使う関電の裏金か?

 典型的な利権ビジネスですなあ。
・原発マネー
・公共事業(オリンピック含む)
・学校補助金(森友・加計)
・外国人労働者の許認可(自民党・上野宏史)
・アメリカからの武器購入
 こうやって税金を食いものにしているシロアリがたくさんいる。
 今回の件は関電からのカネのようだが、その大もとは、市民が払っている高い電気料金!

 関電幹部は、
「受け取ったカネは保管しただけで返却したから問題ない」
 と開き直っているようだが、どう見てもきつい言い訳(笑)
 返却すればOKなら、万引き犯も同じように許してやれ。
 芸能人は覚醒剤を所持していても「保管してただけなんですぅ」と開き直れ!

 こんな言い訳もしてる。
「地元の有力者で、さまざまにお世話になっている。金品の返還を申し出たが、厳しい態度で拒まれた。関係悪化をおそれ、返せなかった」
 どうしてお世話になってる側がカネをもらうんだよw
 カネを渡した助役は亡くなっているそうだが、死人に口なしってか?

 さあ、大阪地検特捜部、どう動く?
 森友、不起訴の忖度特捜部だから、今回もスルーかね?
 だったら日産のゴーンも見逃してやれ。

 10月から消費税が上がるけど、こんなことをしてるから、いくら税金を上げても足りないんだよ。
 こんなことをしてるから、庶民にいつまでたってもお金が下りてこないで格差が拡がるんだよ。

 やはり上級国民ってのは存在してるんだろうな。
 こいつらは私腹を肥やし、犯罪がバレても逮捕されない。
 本当に腐りきったやつらであります。


※参照記事
 総額3億余 20人が受け取り 関電社長会見内容(NHKニュース)

※追記
 会社法967条 会社取締役、監査役等について
 その職務に関し、不正の請託を受けて、財産上の利益を収受し、又はその要求若しくは約束をしたときは、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金に処する。

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地球環境問題~国連で演説した高校生グレタ・トゥンベリさんは立派だねえ。一方、われらが小泉環境大臣は「セクシー発言」(笑)

2019年09月24日 | 事件・出来事
 スウェーデンの高校生環境活動家グレタ・トゥンベリ(Greta Thunberg)さん(16)が23日、ニューヨークで開幕した国連気候行動サミットで演説をされた。
「私たちは大絶滅の始まりにいる。
 それなのに、あなた方が話すことと言えば、お金や永続的な経済成長というおとぎ話ばかりだ。
 よくもそんなことを!」

 確かに。
 もはや経済成長を追い求める資本主義は限界に来てる気がする。
 売るものがなくなって、空気や水を売り買いしたり、お金でお金を生むシステムをつくったり。
 あるいは、生じた富が人類に等しく分配されればいいんだけど、富は一極集中、ひと握りの連中が富を独占して、足るを知らず、もっともっとと追い求めている。

 藻谷浩介さんに『里山資本主義』という著作があるけど、自然と共生するような経済システムを模索すべきなんじゃないかな?
 志ある政治家は自然と共生する社会のビジョンを語れ。
 でも人間は愚かな生き物だから、行き着く所まで行って、とんでもなく痛い目に遭わなければ考えを改めないかな?

 グレタ・トゥンベリさんは高校生だそうだが、
 気候変動・異常気象で苦しい目に遭うのは若い彼ら。
 経済成長を信じている旧世代は考えが硬直しているから、世界を変えられるのは若い彼ら。
 彼らには何のしがらみもなく、何も持っていない。

 一方、我らが小泉進次郎環境大臣は、国連の会議でこう発言。
「気候変動のような大きな問題は楽しく、かっこ良くセクシーであるべきだ」(笑)
 進次郎氏に関しては、すでにさまざまな人が指摘しているが、言ってることに内容がないんだよね。
 政治家なら具体的な対策を語れ。
 形容詞で語るな。

 グレタ・トゥンベリさんと小泉進次郎氏、どちらが環境問題を切実に考えているかは明白であろう。


※参照記事
 「よくもそんなことを」 トゥンベリさん、怒りの国連演説(AFP通信)

 「気候変動問題はセクシーに」小泉大臣が国連で演説(テレビ朝日ニュース)

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いだてん 第36回 「前畑がんばれ」~すごいな、「がんばれ!」だけでドラマをつくっちゃったよ! マルタ・ゼネンゲルは表彰台で「ハイル・ヒトラー」のポーズ!

2019年09月23日 | 大河ドラマ・時代劇
「前畑がんばれ! 前畑がんばれ!」
 すごいな~
「がんばれ!」だけでドラマをつくっちゃったよ。

 おそらく、僕を含めたテレビの前の視聴者も「前畑がんばれ! 前畑がんばれ!」と心の中で叫んでいただろう。
 作品の中の人物に「がんばれ! がんばれ!」と声援をおくる。
 世の中にはさまざまなドラマ論・ドラマツルギーがあるが、
 ドラマというのは実はシンプルで、「がんばれ!」とただひたすら作中の人物を応援するものなのかもしれない。

「がんばれ」は秀子の亡き父母とのシーンでも。
「がんばれの他に言うことないの?」
 と問う秀子に対し、母親は、
「秀子が生まれたことが母ちゃんの人生。
 秀子は母ちゃんの金メダルよ」
 父親は、
「秀子はがんもだ」(笑)
 これで3人は笑うが、最終的に父親と母親が言う言葉は、
「秀子、がんばれ」(笑)
 でも、この「がんばれ」は一方的に秀子に押しつける他人事の「がんばれ」ではない。
 秀子といっしょにがんばるという当事者の「がんばれ」だ。
「がんばれ」にも、いろいろあるんですね。
 
 表彰式のシーンはなかなか象徴的だった。
 泣いて喜ぶ前畑秀子(上白石萌歌)の背後で、マルタ・ゲネンゲルは「ハイル・ヒトラー」のポーズ。
 マルタの心の中はどうだったのだろう?
 ヒトラーの期待を裏切ってしまった恐怖、不安、申し訳なさ。
 自分の喜びや悔しさでなく、気持ちはヒトラーや国家に向いている。
 アスリートは自分の喜びのために戦ってほしいな。
 国家は二の次、副次的なもの。
 個人のがんばりが、みんなに力や勇気を与える。
 前畑秀子のような姿こそが、スポーツであり、オリンピックだろう。

 通訳のヤーコプも哀しい。
 日本語を話せるだけでも希有の人材なのに、ユダヤ人というだけで絶望し、命を断たなくてはならない。
 ロサンゼルスオリンピックの日系人ナオミ(織田梨沙)のようにヤーコプも前畑秀子の泳ぎに勇気をもらった存在。
 ナオミは未来への希望を見出したのに、ヤーコプは自殺。
 ユダヤ人(あるいは日系人)という括りで人間を見るから、こうなってしまう。
 ………………

 嘉納治五郎(役所広司)は衰えたな。

 ベルリンオリンピックの壮大さを見て不安になり、東京市や軍部の主張をはね返すことができない。
「単なるお祭り騒ぎではダメです。
 国民の体育の全般的向上を目指し、団体訓練に役立つようにやっていただききたい。
 これが陸軍の総意です」

 オリンピックの根本は『お祭り騒ぎ』『大きな運動会』なんですけどね。
 船頭が多いというのも困りもので、いろいろな意見が入ってコンセプトのはっきりしない曖昧なものになったり、お金を出す声の大きい人間の意見が通ったりする。

 2020年の東京オリンピックも、東京都、JOC、国の体制だが、誰が中心になってやっているんだろう?
 いまだにコンセプトが見えてこないんだけど。
 田畑政治(阿部サダヲ)や嘉納治五郎や副島道正(塚本晋也)ような人物が取り仕切っててくれればいいのに……。

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結婚できない男~クラシックのCDを聴きながら指揮者になりきる主人公・桑野さん! 実は僕も同じことをやっています!(笑)

2019年09月22日 | その他ドラマ
『結婚できない男』の再放送をやってる!

 あの毒舌セリフをひさしぶりに聞いた!
「妻と子供と家のローンは人生の三大不良債権だ」
「日米和親条約なみの不平等条約だな……独身でよかった」
「人生ゲームの欠点は(止まったら)どうしても結婚しなきゃならない所だ」

 徹底的に結婚を否定してますね(笑)
 これじゃあ、日本は少子化が止まらないわけだよ。

 10月からはその続編『まだ結婚できない男』が連ドラで始まります!
 楽しみ~!
 ………………

 主人公の桑野さん(阿部寛)と言えば、
 クラシックのCDを大音響で鳴らして、指揮者になりきって演奏に酔うこと!

 

 実は僕も同じことやるんですよ~、
 クラシックを聴きながらの指揮者の真似(恥)
 もっとも僕の場合は、住宅事情もあってヘッドホンを付けてですけど。

 クラシックって何度も聴いていると、次にどんな展開が来るか、わかってくるんですよね。
「ここでクラリネットが入ってくる!」
「ここでシンバル!」
「ここでヴァイオリン演奏に加えてヴィオラが入ってくる!」
「ここから転調して新しい展開!」
「ここから一気に盛り上がる!」
 これらをわかって、目をつむって指揮者の真似をしていると、完全に指揮者気分に浸れます。
 手で指揮棒を振りながらオーケストラに指示を出してるヴァーチャル体験。
 演奏の細かい部分も把握できて、
「おおっ、ここのファゴットの音、最高だな」
「おおっ、ここのフルート遊んでるな」
 と感動したりする。
 気持ちいいので、やったことのない方はぜひ試してみて下さい。
 現実はメチャクチャでまったく美しくないので、数学的で美しいクラシックの世界で酔いたいですし。

 ただし、この指揮者の真似は他人には見せられる姿ではないので、完全に独り身向きです。
 そして、こういう愉しみがあるから独り身をやめられない。
 世の中には、孤独がまったく苦にならない人種がいる。
 桑野さんも劇中で言っていたけど、
 そう、われわれは『結婚できない男』ではなく、敢えて『結婚しない男』なのであります!(笑)


※関連記事
 結婚できない男 名セリフ(当ブログ)

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司法は死んだ~3.11原発事故で東電・勝俣恒久らに無罪判決! 池袋暴走事故の飯塚幸三はいまだ起訴されず! 上級国民の高笑いが止まらない! 

2019年09月20日 | 事件・出来事
 福島第一原発事故の責任を追求する訴訟。
 東京電力の旧経営陣・勝俣恒久元会長(79)、武黒一郎元副社長(73)、武藤栄元副社長(69)に無罪判決。
 判決を下したのは東京地裁。

 そーかあ
 3・11にあれだけの事故を起こしておいて、誰も刑事責任を問われないのかあ。

 東電では、巨大津波がやって来る可能性が指摘されてたのにね。
 その指摘を受けて十分な対応を取っていれば、あの事故は起きなかったかもしれない。
 要は勝俣たちに危機意識がなかったってことだろう?
 対策を講じれば莫大な費用が発生するしね。
「大丈夫、大丈夫。
 来るかどうかもわからない津波に対策費をかけるなんてバカげている」
 みたいなノリかね?
 非常用電源を高台にあげておくだけでも大分違ったと思うけど。

 法で裁けないとなると、あとは勝俣たちの良心だが、彼らは何を思うのか?
 彼らは罪悪感に苛まれているのだろうか?
 もしかして悪いやつほどよく眠る?

 無罪と言えば、池袋の暴走事故で母子を殺害した飯塚幸三も起訴されてない。
 飯塚も勝俣と同様、経産省に関係する人物だが、経産省絡みの人間は何をしても罪に問われないのか?
 いわゆる『上級国民』だから罪に問われないのか?
 そう言えば、官邸で力を持っていると言われている総理補佐官・今井尚哉は経産官僚だったっけ。

 それから
 お年寄りが優遇されていると不満をぶつけてる人たち、
 不満をぶつけるなら勝俣や飯塚のような年寄りにぶつけてくれ!
 どうも彼らの言動を見ていると、弱い年寄りに対しては安易に叩くが、強い年寄りには寛容なんだよな。
 何というか基本的に権力や権威にヘコヘコ。
 僕はそういう人間にはなりたくないね。

 司法も死んだな。
 法律が抜け穴だらけだってことはわかるけど、あれだけの悲惨を起こして誰も有罪にならないなんて。
 結果、これがもたらすものは、人心の悪化。
 悪いことをした者勝ち。
 権力に近ければ悪いことをしても罪を免れる。
 そう言えば『ドラゴン桜』で言ってたな。
「法律は法律をつくるやつらに有利にできている」

 司法が死んで、
 行政が改ざん、データ偽装、書類破棄で死んで、
 立法はまったく機能せず、
 マスコミは忖度とパンとサーカスで批判を忘れ、
 令和日本どこへ行く?

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キャリー(2013)~怒りのキャリー、圧巻の表情! この見得の切り方は東映の戦隊ものの影響を受けている? 原作の着想の元ネタはシンデレラか?

2019年09月19日 | 洋画
 仕事でホラー映画を見なくてはならなくなったので、まずは『キャリー2013』を観ました。
 1976年製作のブライアン・デパルマ監督による最初の『キャリー』も観ているんですけど、2013年版はCGがすごい!

『キャリー』の最大の見せ場は、
 パルムパーティでブタの血をかけられ、積年の怒りが爆発するシーン。
 血まみれのキャリーが超能力で周囲を破壊、殺戮する!
 人が吹っ飛び、ガラスが割れ、照明が切れて火事になり、舞台装置が宙に舞う。
 あたりは血と阿鼻叫喚。
 そんな中、キャリーはこの表情!

 

 

 カッコいいーーー!
 シビれるーーーー!(殺戮シーンで不謹慎ですが……)

 おそらく、これ東映の特撮ヒーローものの影響を受けてるだろう。
 歌舞伎や特撮ヒーローが見得を切って、キメるのと同じ。

 映画はこういう表情やシーンを観られるから楽しいんだよなあ。
 原作のスティーブン・キングの小説もさまざまな工夫が凝らしてあって面白いんだけど、僕の乏しい想像力ではこの表情を思い浮かべられない。

 ちなみに、これは僕の説ですが、
『キャリー』の元ネタは『シンデレラ』だと思います。
 スティーブン・キングは『シンデレラ』を元にして『キャリー』を書いた。

 だってキャリーはシンデレラと同じようにずっといじめられていて、プラムパーティで女王に選ばれるんですよ。
 グリムのオリジナル・シンデレラも、最後に姉たちはハトに目を抉られるんですけど、復讐を果たすという点で『キャリー』と同じ。

 映画『キャリー』
 次々と人が殺されていくスプラッター映画と違い、ジワジワと恐怖、怒り、憎悪を積み上げていく所がいいなあ。
 狂信的なキリスト教の母親との葛藤があるのもドラマに深みを与えている。

 プラムパーティの殺戮シーンだけでも一見の価値ありです。
 本当は本編を最初から観ていただきたいのですが、殺戮シーンの動画があったので貼っておきます。

 Carrie 2013 Red(YouTube)
 キャリーは自分の味方になってくれた先生は助けるんですね。

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安倍晋三、千葉県の災害で関係閣僚会議も開かず!~安倍って地味なことが嫌いだよな。好きなのはG20や国連総会などの派手なこと!

2019年09月17日 | 事件・出来事
 安倍晋三の傲慢と劣化が著しい。

 台風による千葉県の暴風雨災害。
 復旧の主体が千葉県や東電にあるのは確かだが、
 安倍はいまだに停電、断水などが続く中、安倍は『非常災害対策本部』の設置はおろか、『関係閣僚会議』も開いていないのだ。
 以前なら、アリバイ的にでもやっていたのにね。

 官房長官の菅義偉はこう開き直った。
「今回の豪雨災害の対策については大雨となる前から災害発生後にかけて迅速かつ適切に行ったと考えている」
 ほんとかよ?
 もし、菅の言うとおり「迅速かつ適切」にやっていて、この結果ならかなり無能だぞ。
 菅を始めとする安倍官邸は自分の非を認めるということをしないよな。

 ちなみに過去の災害時における安倍官邸の対応・前科はこうである。
・2014年2月 山梨の豪雪災害→赤坂の高級料亭で天ぷら三昧。
・2014年8月 広島の豪雨災害→緊急連絡を受けても無視してゴルフを続行。
・2018年7月 西日本豪雨災害→赤坂自民亭で酔っ払ってバカ騒ぎ。
 ……………

 僕が思うに、
 安倍って災害対応とか地味な行為が大嫌いなのだと思う。
 大好きなのはG7とかG20とか日米首脳会談とか国連総会とかの派手な行為。

 父親の安倍晋太郎は息子について「晋三には情がない」と評したらしいけど、まさにそのとおり。
 基本的に金持ちの坊ちゃん体質で、蒸し暑い体育館で被災者と寄り添うのが大嫌い。
 現場に行けば、非難の声が飛んでくるかもしれないしね。
 バカだから何か問われてもアドリブが効かないし。
 一方、大好きなのは経団連の連中や芸能人に囲まれてちやほやされること。

 ったく、日本国民はいつまでこのバカを放っておくのかね。

 劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチさんはツイッターでこんなことをつぶやいていた。

『非常災害対策本部の設置はおろか、関係閣僚会議すら開かず。
 それでも支持率は上がったという。
 今、カフカ作品を題材にした芝居を書いているが、カフカの不条理なんかとうに超えている。
 台本が書きにくくてしょうがねえや』


※追記
「災害対策基本法・第二十四条」
 非常災害が発生した場合において、当該災害の規模その他の状況により当該災害に係る災害応急対策を推進するため特別の必要があると認めるときは、内閣総理大臣は、内閣府設置法第四十条第二項の規定にかかわらず、臨時に内閣府に非常災害対策本部を設置することができる。

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いだてん 第35回 「民族の祭典」~ヒトラー登場! ベルリンの街に並ぶハーケンクロイツに田畑は「何か好きじゃない! このオリンピック」

2019年09月16日 | 大河ドラマ・時代劇
「俺はうれしいよ。
 日本人だろうが、朝鮮人だろうが、アメリカ人だろうが、ドイツ人だろうが、
 俺のつくった足袋をはいて走った選手はちゃんと応援するし、勝ったら嬉しい」

 黒坂(三宅弘城)は『国』や『民族』ではなく、自分の価値基準で物事を考えているんですね。
 その価値基準とは『自分のつくった足袋をはいている』こと。
 黒坂は国境を越えている。

 マラソンでは孫基禎選手と南昇竜選手が悲願の金メダル、銅メダル。
 しかし、孫選手たちは素直に喜べない。
 朝鮮が日本に併合されて統治下にあり、表彰台で日本の国旗が上がり『君が代』が流れたからだ。
 四三(中村勘九郎)たちも彼らの心の中を想像する。
 国や政治というものに振りまわされた悲劇だ。
 がんばった選手が素直に喜べない状況って何だろう?

 スポーツへの国の介入はさまざまな形で描かれた。

 田畑政治(阿部サダヲ)は違和感を語る。
「何で日本人しかいないの? 選手村なのに」
 選手村に日本人しかいないのは、西洋人に囲まれて気疲れしないようにと考えたヒトラーの特別配慮だったことがわかると、
「いやいや、あれがよかったじゃんね~、ロスは。
 白人も黒人も一緒になって大騒ぎしてさ、ねっ?」
 国や民族や人種を越えてお祭り騒ぎをするのがオリンピックなのにそれがない。
 ナチスの日本人選手への特別待遇(?)も一種の差別だよな。
 だから田畑は言う。
「俺はスポーツをやりに来たんだよ。歩くのは戦場じゃない。競技場だ」
「何か好きじゃない! このオリンピック」

 IOC会長ラトゥール(ヤッペ・クラース)らと同じように、スポーツへの国の介入を許さない人物もいた。
 中国のIOC委員・王正廷だ。
 王正廷は言う。
「同じアジア人として、私、東京を支持するしかなかった。スポーツと政治、関係ない」

 国とスポーツ。
 政治とスポーツ。
 JOCは来年の東京オリンピックで、旭日旗を応援で使うことを許可したらしいが、それでいいのかね?
 旭日旗はこういう旗だぞ。

 

 JOCの説明では、『旭日旗は日本で広く使われている旗』なんだそうだが、僕は自衛隊とヘイトスピーチの時以外見たことないけど。

 あとは、シマの娘・りく役で杉咲花さんが再登場!
 童顔の杉咲花さんをシマ役に抜擢したのはこのためだったのか?

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「だから私は推しました」~いよいよ最終回! だから、この作品の素晴らしさを語ろう! 映像・伏線・遊び・瓜田事件の真相・花梨と小豆さんの恋の行方!

2019年09月14日 | アイドル
 さあ、本日は『だから私は推しました』(NHKよる11:30)の最終回です!

 どうなるのかな?
 普通に考えれば、瓜田(笠原秀幸)を突き落したのはハナ(白石聖)で、愛さん(桜井ユキ)が罪をかぶっているという展開だが、それだと当たり前過ぎるからなあ。

 この作品、映像がすごい!
 映画的だ。
 たとえば、#5のこんな画面。

 

 メンバーが凛怜(田中朱里)ついてしゃべってるシーンが俯瞰。
 化粧鏡で表情を映している。
 この方が4人であることがわかるし、表情を直接見せない分、想像力をかき立てられる。
 後半がメンバー同士のぶつかり合いだから、ここは敢えてゆるくしたという意図か?

 同じ#5では、パイプ椅子の背もたれの間からメンバーの会話を撮るという映像もあった。
 パイプ椅子の額縁。
 ハナはパイプ椅子の上に化粧道具を乗せて、化粧されてるんだけど、絵として面白いし、この方が地下アイドル感が出る。

 俳優さんを背後から撮ることも結構、多用されている。
 視聴者は俳優さんの背中を見ることになるんですけど、これがいいんですね。
 俳優さんの背中の演技。
 背中で登場人物たちの気持ちが伝わってくる。

 当たり前に撮らない。
 この監督の姿勢、いいですね。
 …………

 遊び心も随所にあって、登場人物たちが食べているのは『まんぷくヌードル』(笑)
 ハナのバイトのシフト表はこんな感じ。

 

 モー娘。!
 こういうの、マニア心をくすぐられるんですよね。
 他にないか、いろいろ探してしまう。
 #5の凛怜のせりふ
「やられた方が謝らなきゃいけないんですか!?」
 とかは、NGTの山●真帆?(笑)
 …………

 伏線もすごい!

 #5のいじめの回想で、ハナと松田杏子(優希美青)がすれ違うシーンがあるんですけど、最初のすれ違いのシーンではハナが杏子を無視している。
 このシーンは#5を見ている段階では意味不明だが、#7でその意味が明らかになる。

 #5で、ハナがいじめられていたことを愛に告白するせりふでも、こんな感じ。
「きっと知らないうちに自分が何かやってて」
 ハナは、いじめられる何か(=写真の合成)をしっかりやってたんですね。

 あとは#4で、刑事の聖護院実(澤部佑)が「今までの話で瓜田さん出て来ました?」とツッコむせりふがあるんですけど、しっかり登場しているんですよね。
 スイカさんとして(笑)

 ううっ、マニア心をくすぐられるな。
 こういうふうに何度も見返せる作品って素晴らしい!
 …………

 あと最終回の見所は、
 花梨(松田るか)と小豆沢(細田善彦)の関係。
 花梨、ぜったい小豆さんのこと好きだろう。
「わたしだけのオタでいてほしい」
 と言ったのは、ヴォーカリストになる夢と小豆さんが「俺が好きなのはサニサイの真ん中でリーダーやってる花梨だ」と言ったせいで、それらがなければ、おそらく「好きだ」と言っていただろう。
 その前には、小豆さん、「それって、俺のこと好きってこと?」と無粋な質問してたしね。
 そんな質問されたら、「はい、そうです」とは言えない。
 オタクは恋愛に疎いよなあ……(自戒)

 というわけで、本日(9/14)は『だから私は推しました』最終回です!

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