平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

軍師官兵衛 第13回「小寺はまだか」~この乱世を天下太平の世へと作りかえるのです。軍師、官兵衛殿

2014年03月31日 | 大河ドラマ・時代劇
 官兵衛(岡田准一)の短所は<夢中になるとまわりが見えなくなってしまうこと>
 秀吉(竹中直人)に心酔するあまり、小寺政職(片岡鶴太郎)の気持ちがわからない。
 短所=長所で、<夢中になれること>は良いことでもあるんですけどね、今回はマイナスに働いてしまった。
 この短所を別な言い方で表現すると、<一歩引いて物事を見ることが出来ない>ということ。

 半兵衛(谷原章介)はそんな官兵衛に広い視野で物事を見ることを説く。
「大義の前につまらぬ面目など無用」
「天下統一。天下統一がなれば戦はなくなります。
 この乱世を終わらせるのです。
 それこそが拙者の大義」
 官兵衛にとっては、特に二番目の<天下統一>という言葉は衝撃であっただろう。
 今までの官兵衛の視野は<小寺家>であり、広くて<播磨>だった。
 あるいは<生き残る>というのが生きる第一義であった。
 それが<天下統一>という大きな世界に。

 <天下統一>。
 この視点で物事を見れば、義兄弟の契りの文書や小寺政職など、小さなものに見えてしまう。
 もっとも大きな視野や大義というのも一長一短で、それらにとらわれるあまり小さなほころびを見逃してしまうんですけどね。
 織田信長と明智光秀が良い例。
 要は大きな視点と小さな視点のバランス。
 信長のように神様の視点で物を見ていると、人を駒として扱い、いくらでも残酷になれる。

 話を戻すと、広い視野を説く竹中半兵衛はこうも語る。
「この乱世を天下太平の世へと作りかえるのです。
 これほど面白い仕事はござらぬ。
 そのために我々軍師は働くのです」
 これに対して官兵衛。
「我々? それがしもですか?」
「そう、あなたも。軍師、官兵衛殿」
 これを半兵衛が語ったのは、自分の余命があまりないことを覚ったからだろう。
 自分が果たしていた軍師の役割を官兵衛に託した。
「軍師、官兵衛殿」と<軍師>に規定したのも、
 官兵衛の織田家での<発言力>や、<政治力>で秀吉にはるかに及ばないと判断したためか。
 官兵衛は、組織のパワーバランスの中を巧みに泳いでいく秀吉タイプでなく、秀吉の下で策を立てる方が合っている。

 こう見ていくと、官兵衛はすべて半兵衛の掌の上で踊らされているような感じがしますね。
 しかし、軍師としてのすぐれた資質はある。
 半兵衛から学ぶことはまだまだ沢山あるようです。

 最後に作劇のことに触れておくと、この作品、伏線の張り方が巧みですね。
 織田信長が鉄甲戦について語るシーンでは、明智光秀(春風亭小朝)と荒木村重(田中哲司)がいて、和平休戦を説く村重を叱りつけ、本願寺を根絶やしにしろと命じる。こんな信長を村重と光秀はどう思ったか。
 松寿丸(若山耀人)のシーンでは、後の加藤清正、福島正則を登場させた。
 最近の大河ドラマは行き当たりばったりの感じが多かったですが、今回は違う。
 作家さんの中で、一年間の構成と登場人物がしっかり把握されているから、こういうシーンを作れるんでしょうね。

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朝まで生テレビ! 激論!安倍教育改革~道徳とは人間学である

2014年03月30日 | バラエティ・報道
 29日放送の「朝まで生テレビ~激論!安倍教育改革」

 冒頭、日本では「自分はダメだ」と思っている子供たちが他国と比べて極めて高い(80%)という数字が出て、
 その原因として「自分の国に誇りを持てないから」「自虐史観の教育をされているから」という意見があったが、
 それって正しいのかな。

 これに対して、作家の乙武洋匡さんは次のような内容で反論。
「日本の子供は多様性が認められていないから、学校が定める<良い子>から外れると、自分はダメだと思い始める。
 たとえば、学校の教室の黒板の傍には『明るく元気な子』という言葉が表示されているが、
 『明るく元気でない子』はたちまち「自分をダメだ」と思うようになる。
 うん、乙武洋匡さんの言う方が合ってる気がする。

 杉並区立和田中学校元校長の藤原和博は次のようなことを言っていた。
「今のクラスは親の年収の違いにより、出来る子と出来ない子で両極端に分かれる。
 普通に勉強の出来る子が少なくなった。
 結果、出来ない子は「自分をダメだ」と思うようになる」
 うん、これも自然な意見だ。実によくわかる。

 もっとも、冒頭に出ていた「自分の国に誇りを持てれば、自分にも誇りを持てる」という意見も間違いとは言わないが、
 それってすごく寂しいし、虚しく感じる。
 国が偉くなったら自分も偉くなるって、結局、他人まかせ、お国まかせの他因性のもの。
 自分への誇りって、自分の行動ややって来たことで得られるものではないか。

 今後、授業として導入される『道徳』の教科書には次のようなことが書かれているという。

 (1)節度、節制を心がけて
 (2)希望と勇気をもってくじけずに
 (3)自律的で責任ある行動を
 (4)誠実に明るい心で
 (5)進んで新しいものを求めて
 (6)短所を改め、長所をのばし

 はあ、すごいですね~~。
 これを現在の大人がどれくらい出来てるんだろう?
 人間というものを理解していない、机の上で物事を考えている人が書いた文章と言わざるを得ない。
 出演されていた下村博文文部科学大臣は「これは押しつけるものでなく、これをもとに議論をするものだ」と説明していたが、ぜひそうしてもらいたい。
 つまり子供たちへの設問としては
 (1)節度、節制を心がけなくてはいけないのか?
 (2)希望と勇気をもたず、くじけてはいけないのか?
 (3)自律的で責任ある行動をとらなくてはいけないのか?
 (4)誠実に明るい心でなくてはいけないのか?
 (5)進んで新しいものを求めなくてはいけないのか?
 (6)短所を改め、長所をのばさなくてはならないのか?

 番組では、『道徳』とは『人間学』だと言っていた。
 そのとおりですね。
 人間について考える授業。
 人間にはセクシャルマイノリティを始め、さまざまな人がいて、さまざまな価値観や考えを持っている。
 そんな中で、自分は物事をどんなふうに考えるのか?
 こんなことを考える契機にしてほしい。
 つまり、冒頭の話に戻るが、<多様性>である。
 皆が同じように考え、同じ感じ方をする、規格化された人間ばかりの社会ほど息苦しく、つまらないものはない。

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「個人として借りた」~みんなの党・渡辺さん、猪瀬前東京都知事と同じじゃないですか

2014年03月28日 | 事件・出来事
渡辺代表、辞任否定 「8億円 個人として借りた」 借入金「手元残らず」(産経新聞) - goo ニュース

「個人として借りた」
 何だ、渡辺さん、猪瀬前東京都知事と同じじゃないですか。
 しかも金額は猪瀬氏の16倍。
 渡辺さんは政治資金、選挙資金以外に使ったと主張しているけど、億を超える大金を個人的にいったい何に使ったの?
 使い道の例として「熊手を買った」とそうですが、熊手の金額なんてたかが知れてるでしょう。
 誰が見ても、選挙資金であることは間違いないし、いいオトナがこういう言い訳はみっともない。

 この件で、なぜ江田憲司さんが党を割って『結の党』を作った時、渡辺氏が激怒したかがわかりますね。
 要するに政党助成金で借金を返そうとしていて、『結の党』分の助成金が減ってしまうと困るから。

 そもそも安倍内閣にすり寄って、自民党の補完勢力に成り下がった渡辺氏とみんなの党。
 志の喪失=腐敗するということか。

 維新の会の橋下氏も下り坂。
 渡辺氏も下り坂。
 かつて<第三極>は完全に消滅した。

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軍師官兵衛 第12回「人質松寿丸」 ~広い世界がお前を待っている。とくと見てまいれ

2014年03月24日 | 大河ドラマ・時代劇
 今回は光(中谷美紀)。
「それはなりませぬ!!」
「得心がいきませぬ!!」
「わかりませぬ!!」
 いつもは聡明で、黒田家の立場で物事を判断できる光が、今回はなりふり構わぬ<母親>になった。
 光はさらに母親であり続ける。
 松寿丸(若山耀人)が「死ぬことなど怖くありませぬ」と言うと「知ったふうな口をきくでない!!」と一喝!

 しかし、子供は大人になり、母親のもとから巣立ちし、父親を乗り越えようとする。
 松寿丸はきっぱりと言う。
「父上をお支えしたいのです。
 黒田は小さな家です。
 皆で支えていかなければ生き残れませぬ」
「見聞を広めたいのです。
 おじじ様に言われました。見聞を広めろ、と。
 私は広い世の中を見とうございます。
 父上やおじじ様のような立派な男になりたいのです」

 まさに<絆>の黒田家である。
 親と子、あるいは主君と家臣が強い絆で結ばれている。

 親子関係で言えば、
 自らの主張のために平気で我が子を斬首に追い込む松永久秀(ミッキー・カーチス)や
 息子・信忠をいつでも取り替えのきく道具と見ている信長(江口洋介)とは大きく違う。
 信長はこんなことも言っていた。
 官兵衛(岡田准一)が「松寿丸が我が命を差し出すのと同じ」と言い切った時のことだ。
「わしには親子の情はわからぬ」

 不信の中で育てられた信長と、信頼の中で育てられた官兵衛や松寿丸。
 子供の時の育てられ方で、その後の考え方は大きく違ってくるんですね。
 そして、親の言葉は子供に受け継がれる。
 旅立つ松寿丸に対し、官兵衛はかつて父・職隆(柴田恭兵)に言われたのと同じ言葉を語った。
「広い世界がお前を待っている。とくと見てまいれ」

 母、光と、父、官兵衛。
 表現の仕方は違うが、ふたりは松寿丸を愛している。

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軍師官兵衛 第11回「命がけの宴」~今度、馬鹿騒ぎをする時はわしも呼べ

2014年03月21日 | 大河ドラマ・時代劇
 ブログの非表示やっと解けました。
 過去の記事の中に、歌詞の引用がありまして、それの削除とやりとりで時間がかかっておりました。
 歌詞の引用はJASRACの著作権に抵触するのでNGなんですね。
 以後、気をつけます。

 さて官兵衛。
 この作品の面白さは、播磨の視点で戦国時代を見られることなんですね。
 たとえば、今回登場した宇喜多直家(陣内孝則)。
 乱世を生き抜くために人を信じず、謀略・悪に手を染めてきた男。
 裏切り者には毒をもって、
「わしは人など信じぬ。そう生きてきた。わしは織田にはつかぬ」
 こういう人物がクローズアップされるのは、主人公が官兵衛であるから。

 それと次回の松永久秀もそうですが、戦国時代前期というのは、こういう宇喜多直家のような人物ばかりだったんでしょうね。
 戦国後期になると、官兵衛(岡田准一)や高山右近(生田斗真)、石田三成(田中圭)のような穏健派が出てくる。
 三成なんかは<武人>というよりは完全に<官僚>ですし。
 今回の秀吉(竹中直人)と柴田勝家(近藤芳正)の対立は、新しい世代と古い勢力の対立かもしれません。
 官兵衛、右近、三成が支持する秀吉は新しい世代のリーダー。
 だから「命は大切に」「生きのびろ」「もっと頭を使おうよ」みたいな発想が出てくる。
 宇喜多直家にしてみれば、官兵衛などは大甘のお坊ちゃんに見えるから、
「お主の目は澄んでおるな。お主のような男は何人か知っておる。そのような男は早死にしたな」と言われてしまう。
 同じ戦国第二世代の物語としては『天地人』がありましたが、『官兵衛』の方が<新しい世代>を意識して描いていますね。

 最後に信長(江口洋介)。
 命がけの宴をした秀吉に対し扇子で首を打って、
「今度、馬鹿騒ぎをする時はわしも呼べ」
 名セリフだと思います。

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Jリーグ 差別的横断幕に「無観客試合」の処分~SHOW RACISM THE REDCARD(レイシズムにレッドカードを)

2014年03月14日 | 事件・出来事
J史上初「無観客試合」…差別的横断幕で浦和に厳罰処分(サンケイスポーツ) - goo ニュース

 J1浦和のサポーターが8日の試合でスタジアム内に「JAPANESE ONLY(日本人以外お断り)」と書かれた横断幕を掲げた問題に関し、差別的内容だったと判断し、けん責に加え、23日の浦和-清水戦をJリーグ史上初の「無観客試合」とする厳罰を命じた。

 的確な判断だと思う。
 横断幕を張ったサポーターは「差別的な意図はなかった」と主張しているらしいが、果たして本当か?
 百歩譲ってそうだとしても、第三者の客観的な目で見れば、意図があったと取られても仕方がない。

 レイシズム(Racism)、人種差別主義。転じて排除主義。
 日本では韓国の方に対して向けられることが多いが、本当に恥ずかしい。
 歴史問題など、政治的な問題はいろいろあるだろうが、それと<差別すること><排除すること>を混同するのは間違っている。
 政治は政治、歴史は歴史で論じるべきだ。

 それにスポーツって、差別や排除からは一番かけ離れたものだ。
 試合中は死力を尽くして戦い、試合が終わればノーサイド。
 お互いの健闘を讃え合う。お互いを理解し、尊敬し合う。
 そんな理想の世界ではないか。
 相手に対する憎しみの中で応援していても全然楽しくない。

 現在の一部の日本にある<排除>の空気。
 ヘイトスピーチ。「死ね!」「出ていけ!」「殺せ!」
 こんな言葉を、日常の町中で見るようになるなんて。
 書店では、嫌韓、嫌中の本が数多く並び、実際に売れているという。
 本当に情けない。
 日本人はいつからこんなに心が貧しくなってしまったのか。

 この排除の横断幕に抗議して、横浜のサポーターは次のような横断幕を掲げたという。

「SHOW RACISM THE REDCARD (レイシズムにレッドカードを)」
「SAY NO RACISM(レイシズムにNOと言おう)」

 これがサッカーを愛する人の態度だと思う。

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相棒 「待ちぼうけ」~特命が邪魔しないと、はやく進むぜ

2014年03月13日 | 推理・サスペンスドラマ
「特命が邪魔しないと、はやく進むぜ」
 今回は伊丹(川原和久)が大活躍!? と思いきや、実は右京さん(水谷豊)たちが半日はやく前に進んでいたというオチ!(笑)
 伊丹が何とかたどりついた事件の状況も、芹沢(山中崇史)が発見した血痕の証拠も、右京さんたちはあっという間に発見してしまった(笑)

 脚本は『リーガルハイ』の古沢良太さん。
 やはり作りがお洒落。
・右京さんの無人駅での友部巧(太川陽介)との会話。オセロ。
・享(成宮寛貴)のカフェでの伊沢雪美(芳本美代子)との身の上話。
・伊丹たちが追う殺人事件。
 このまったく関係ないように思われた3つの出来事が一気にリンクして、事件の全貌が明らかになる。
 これが物語の快楽なんですね。
 ミステリとしては謎もサスペンスもあまりないのですが、構成で見せている。
 構成だけで作品が成立するという良い見本。

 ちょっとお説教くさいけど、メッセージも共感する。
 不運が重なり、自分の人生を失敗と考え、自殺しようとしている友部に右京はオセロをひっくり返しながら言う。
「どんな状況でも最後まであきらめないことです。
 どんなに無様でも惨めでもあがき続けることです。
 そうすれば奇蹟が起こることもあります」

 <奇蹟が起こることもあります>と断定していないのは大人の言葉ですね。
 <奇蹟は必ず起こります>と断定してしまったら、たちまちウソになる。
 酸いも甘いも体験してきた人間は、<奇蹟>が起こることもあるし、起こらないこともあることを知っている。
 人生は総じて失敗の連続であることも。

 友部の場合は、「いばらの道でも愛する人と歩むことを幸せと感じる」伊沢雪美を得ることが出来てよかった。
 なので、
 人生は終わる瞬間までわからない。
 最後まであがき続けよ。

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放射能被爆か? 福島の子供たちに甲状腺ガン~隠蔽、御用学者、きれいな言葉はもうたくさん!

2014年03月12日 | 原子力発電・反対
 福島の子供たち27万人のうち、33人が甲状腺ガン~3/11報道ステーション。
 通常の子供の甲状腺ガンは100万人に1人か2人。
 とすると、福島の比率は圧倒的に高く、原発の放射能の影響が考えられる。

 甲状腺はヨウ素を吸収する機能を持っていて、事故の時に子供が放射性ヨウ素を吸い込んで、内部被曝した可能性が高いのだ。
 これについて福島県立医大の見解は
「放射能の影響は考えにくい」。
 何ともはっきりしない玉虫色のコメントだが、要するに「わからない」ということらしい。

 「わからない理由」は、
①過去に子供の被爆データがないから。
②<100万人に1人か2人>という数字は個人が医者に検診に来たケースのデータであり、<27万人に33人>という数字は福島の子供全員を検査したデータで、データの取り方が違うから。
 確かにデータの取り方が違うので、ふたつの数字を安易に比較は出来ないだろう。
 だが、それにしても多すぎないか。
 <27万人に33人>を100万人に置き換えてみると、122人になる。

 1~2人と122人

 あまりにも違い過ぎる。
 シロウト目に見ても「放射能の影響は考えにくい」と考えにくい。
 これがデータの取り方の誤差なら、実に122-2=120人の子供たちが病院に行かないで知らず知らずのうちに甲状腺ガンにかかっていることになる。

 そして、ここから先は推測になりますが、
 <原発事故の放射能で子供たちが内部被曝して甲状腺ガンになったこと>を認めたくない人たちがいるのではないか、ということだ。
 認めれば、<損害賠償>はもちろん、「やはり原発は危ない」=<脱原発>という動きが一気に広まりますからね。
 どうしたって隠蔽したくなる。
 御用学者を使って「大丈夫です」と言いたがる。

 隠蔽。
 御用学者。
 巧みな言い逃れ。よくわからない言葉。
 きれいな言葉。
 これらで権力者や一部の既得権者は自らを守り、国民はだまされて被害に遭う。
 誰も責任をとらず、弱い者ばかりが割を食う。
 
 ちなみに福島原発事故後に大使館を移転させた国は次のとおり。
 ネパール クロアチア コソボ スイス ドイツ フィンランド オーストリア バーレーン アンゴラ ガーナ ケニア ナイジェリア ナミビア ブルキナファソ ベナン ボツワナ マラウイ モーリタニア モザンビーク リビア。

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軍師官兵衛 第10回「毛利襲来」~たやすい算術でござる。一人が四人倒せばよいのでござる

2014年03月10日 | 大河ドラマ・時代劇
 今回は前半がいくさパートで、後半がラブコメパート。

 いくさパートでは官兵衛(岡田准一)最大の危機。
・毛利軍五千!
・これに加わる播磨の一向宗門徒!
・別所、赤松は動かず。
 こんな絶対的な危機の中、官兵衛にあるのは、
・圧倒的な数を誇る毛利軍の驕り
・地の利~協力してくれる民、土地の気象知識(明日の朝は霧が深い)。
・策~霧に乗じての奇襲、兵を多く見せる偽計。
 それに頼もしい配下の者たち。
 母里太兵衛(速水もこみち)は言う。
「たやすい算術でござる。一人が四人倒せばよいのでござる」
「一人四人では四千。千人余るではないか」
「わしが千人倒す!!」

 そして後半はラブコメ。
・秀吉(竹中直人)とおね(黒木瞳)
・栗山善助(濱田岳)と侍女お道(福島リラ)
 井上九郎右衛門(高橋一生)いはく、「惚れたか?」「惚れたな」
・官兵衛と光(中谷美紀)
 いくさが終わって膝枕。官兵衛にとって、光の膝は安住の場所。
 侍女おゆう(中村映里子)との関係をお福(阿知波悟美)が勘違い。

 お道役の福島リラさんは個性的な顔立ちをしているな~。
 一度見たら忘れない。
 善助とお道の関係は、ある意味『ロミオとジュリエット』なんですが、人って思想イデオロギー、政治的立場を越えて通じ合えるものなんですね。
 逆に思想イデオロギーや政治的立場が人と人が理解し合うのを妨げる。

 信長(江口洋介)も夫婦の関係になると、おねの願いを素直に聞いたりして、普通の情のある人になる。
 やはり人を狂わせるのは、思想イデオロギーであり、政治ですよ。
 それらの犠牲になって民が苦しむ。
 本当に下らない。
 ラブコメな日々が一番平和でいい。
 今回の前半がいくさパート、後半がラブコメパートには作家のこんなメッセージが込められているように思います。

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70秒の反戦映画『戦争が子供にしたこと』(YouTube)~少女の表情だけで綴られています

2014年03月07日 | その他
 総尺70秒の反戦映画。
『戦争が子供にしたこと(This Is What War Does To A Child)』

 1カット1秒で描かれる少女の表情。
 表情だけで戦争を表現しています。
 70秒で見られるので、ぜひご覧になって下さい。

 反戦映画『戦争に子供にしたこと』

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