平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

夏雪ランデブー~三角関係、そして心の襞を描いた秀作。

2012年08月30日 | コミック・アニメ・特撮
 フジテレビ木曜深夜、ノイタミナ枠で放送中のアニメ『夏雪ランデブー』
 いわゆる三角関係ものである。
 花屋のヒロイン・六花をめぐり、葉月亮介と島尾篤が争う。

 ただ普通の三角関係とは違う。
 篤は何と<幽霊>で、生きていた時は六花の<夫>だったのだ。
 篤は妻を愛するあまり、成仏できず、六花のまわりを漂っている。

 未亡人・六花はそのことを知らない。(←未亡人と書いたが、ちなみに六花はまだ二十代だ)
 <幽霊>の夫を見ることが出来ない。
 唯一、見ることが出来るのは、恋のライバル亮介である。
 亮介は六花にアプローチしようとするたびに、幽霊・篤に邪魔される。
 六花にキスしようとすると、篤がふたりの間に入ってきて邪魔をする。

 このように書いていくと、三角関係のラブコメのように思われるかもしれないが、内容は、3人のキャラクターの<心の襞(ひだ)>を丹念に描いた見事な少女漫画である。

 幽霊・篤は、六花に対して無力な自分を責める。
「こんな近くで毛布ひとつかけてやれないなんて」
 また、六花の心が揺れていくのに苦悩する。
「どうして俺はここにいる? どこにも行けないあやふやなまま、何のために?」

 六花は今でも夫・篤のことを愛しているが、次第に亮介に心を傾けていく。
「いい年して行ったりきたりか、みっともないなぁ、私」
「先月まで色濃いなんて死ぬまで縁がないと思っていたのに、私、今少しのぼせている」
 六花にとって、篤と過ごした日々は美しい時間で、その記憶の中で生きてきたのだが、現実に肉体と体温を持った人間が現れると、心揺れるのだ。
 こんな表現もある。
 亮介と食卓で夕食をとった時のことだ。
「こういう食卓知ってるわ。正面に人の気配。島尾くんの食器が使われるのがうれしくてかなしい」

 そして最後に亮介。
 亮介は篤に強く主張する。
「店長(六花)が次に行けないのはあなたのせいだ。ゆずれよ、いい加減、俺に」
 だが一方で、篤と笑っている六花の写真を見て
「俺にあんな顔、させられるのか?」
 と、悩む。
 こんなことも言う。
「俺は店長より長く生きますよ。青汁だって飲んでます」(笑)
「俺はブレないよ。ずっと店長にこっちを向いて笑ってほしいだけ」

 三人三様、それぞれの心がこもった見事なせりふだ。
 <毛布><食卓><青汁>といった日常的な、生活臭のある愛情表現もいい。
 さて、この三角関係、どうなるか?

 <心の襞>を描くのは少女漫画の特徴だが、この作品も見事に深く、繊細に描いている。


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ロンドンハーツ~がんばれ! 中村知世、丸高愛実、谷澤恵里香!

2012年08月29日 | バラエティ・報道
 テレビの世界は常に新しいタレントを求めている。
 『ロンドンハーツ』が発掘してきたのは、グラビアアイドルの中村知世、丸高愛実、谷澤恵里香の3人だった。

 中村知世さんは、ともかく売れたい。
 だから好きなバラエティ番組は『アメトーク』『ロンドンハーツ』『マツコと有吉の怒り新党』。
 好きなテレビ局は、テレビ朝日。
 しかし、そのテレビ朝日を好きな理由は「六本木にあるから」(笑)
 なかなかの天然である。
 バラエティ番組で共演した有吉弘行さんに鍛えられた<有吉チルドレン>で、有吉さんにぶん投げられるとパワーを出す!(笑)

 ふたりめの丸高愛実さんは次々と地雷を踏む。
 尊敬するアーティストは? と聞かれてあげたのは安室奈美恵さん。←かつてロンドンブーツ・田村淳さんがつき合っていた。
 同じ事務所の先輩としてあげたのが、misonoさん←有吉弘行さん情報に拠れば、田村淳さんとmisonoさんはつき合っているらしい?
 そしてこの丸高さん、即興で歌を作ることが得意らしく、こんな歌を披露。

 『消費税のうた』
♪なんで 段々上がる 消費税
 だけどね 人々は とてもつらくなって
 どんなに 思っていても
 偉い人たち 上げていくから
 お願い もう止めて ♪

 三人目の谷澤恵里香さんはお笑いの潜在力を持った逸材。
 そのパフォーマンスのひとつが<エア重量挙げ>。
 エアで50回重量挙げを行うのだが、そこにドラマがある。
 最初はバーベルを持ち上げられずに挫折……。
 挫折を繰り返していくうちに何とか持ち上げられるようになるが、今度はエアのバーベルを足に落とし、頭に落として、痛がる(笑)
 しかし、回を重ねるごとにスイスイとバーベルを上げられるようになり、ついに片手上げ(笑)
 そして最後のオチは、手を使わないでバーベルを上げてしまうという離れ業!
 エアの重量挙げだから出来ることですが、見事なパフォーマンスですね。
 意外性もあって、とても面白かった。

 というわけで、『ロンドンハーツ』が発掘してきたのは、中村知世、丸高愛実、谷澤恵里香の3人。
 それにしても大変ですね、芸能人は。
 ただ可愛かったり、きれいなだけではダメで、売れようと思ったら、プライドを捨て、バカになり、笑われなければならない。
 彼女たち3人にはその覚悟があったのでしょうが、実にハード。

 しかし、こうした1回のパフォーマンスで、たちまち人気者になれるのも芸能界。
 かつて『メチャイケ』のおバカを決めるテストで、重盛さとみさんがブレイクしたように、彼女たちも面白グラビアアイドルとして、仕事が増えていくだろう。
 ただし、その人気を持続させていくのは、実力次第。
 一時的に注目されても、メッキが剥げたり、飽きられればポイと捨てられるのが芸能界。

 中村知世さん、丸高愛実さん、谷澤恵里香さん、場は与えられました。がんばって下さい!
 ちなみに昨日の『ロンハー』のスポーツ大会で輝いていたのは、有吉さんに何度もぶん投げられていた中村知世さんだった。


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デヴィ夫人のAKB批判に反論する

2012年08月28日 | アイドル
 デヴィ夫人のAKB48批判。
 前田敦子さん卒業に対する批判というよりは、それに加熱するメディアやファンに対する批判のようだが、ひと言申し上げる。

 そんなに国を憂えているのなら、あなたが中国大使館なり韓国大使館に行ってデモでもして下さいよ。
 デヴィ・スカルノがデモの先頭に立てばメディアも取り上げるしょう?
 中国・韓国のメディアも注目するかもしれない。
 ともかく批判する対象が間違っている。
 あなたがなすべきことは、前田敦子とファンを批判することでなく、デモの先頭に立つことだ。

 それに今、必要なのは、お互いの愛国心をあおり立てることでなく、互いが共感し合うことではないか?
 政治の面で対立があっても、文化・芸能の面では共感し合うことが出来る。
 その共感を担うのが芸能人。
 AKB48や前田敦子さんは、中国などで人気があり、相互理解に役立っている。
 KARAなどもそう。
 彼女たちの方が余程、平和的で立派だ。
 殺伐としてささくれ立つ心を明るくしてくれる。

 尖閣・竹島で心がざわざわするのは僕も同じで否定はしませんが、むしろそれを飼い慣らしたい。
 特に社会的に影響力のある人は、沈静化、相互理解のために動いてほしいものです。
 怒り、憎み合う世界よりも笑い、共感する世界の方がいいと思いませんか?

 デヴィ夫人のAKB批判のブログはこちら。


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前田敦子卒業~この先もずっと大好きだよ!

2012年08月28日 | アイドル
 AKB48の前田敦子さんが卒業。
 感動、涙もいいが、笑顔も大切。
 今回はあっちゃんに対する爆笑コメントをあげてみる。

 まずはMステのタモリさん。
 <前田敦子ヒストリー>の映像を見て
「やっぱり変わってるんだねえ。14歳の時を見ると、目が中央に寄りすぎている。今は普通になったけど」(笑)

 昨日のHEY!HEY!HEY!の松本人志さん。
 総選挙の時、横山由依さんにかけた言葉を前田さんが覚えていなかったり、小嶋陽菜さんと買ったお揃いのジャージを指原莉乃さんにあげたことを忘れていたことに対して
「前田さん、君は何を覚えているの?」(笑)
 また、14歳の時の前田さんのコメント映像を評して
「アホがしゃべっている」(笑)

 HEY!HEY!HEY!では、前田さんもこんなコメントを。
 初期メンバーのオーディションのことを聞かれて
「秋元さんはきれいな人が好きじゃないんですよ」←つまり初期メンバーはきれいじゃないってこと?

 最後の劇場公演では、さっしーはこんなメッセージ。
「指原はダサいから、これからも服を下さい!」(笑)

 小嶋陽菜さんは
「アイドルとして最後の日だと思うので、ファンとして握手して下さい」(笑)
 そして握手をしてもらうと
「やっぱりファンじゃなくて、メンバーとしてギュッとして下さい」(笑)
 そしてハグの後
「この先もずっと大好きだよ!」

 前田敦子さん、お疲れ様でした。
 前田さんの周囲には、常に感動があった。
 こんなふうに感動を生み出せるタレントさんって、そんなにいない。
 次はどんなドラマを生み出してくれるのか?

 それはAKB48も同じ。
 トップアイドルとなり、念願の東京ドーム公演を成し遂げた現在、<上昇>というドラマはなくなった。
 前田敦子という感動の担い手もいなくなった。
 次は、誰が、どんなドラマを見せてくれるのだろう?
 そのドラマの主役になるチャンスは、すべてのメンバーにある。

 AKB48の第二章が始まる。


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平清盛 第33回「清盛、五十の宴」~かような愉快な日々、終わってほしくない

2012年08月27日 | 大河ドラマ・時代劇
 清盛(松山ケンイチ)、まさにこの世の春である。
 やることなすこと、すべてが当たる。
 末弟・忠度(ムロツヨシ)もそう。
 清盛が勘で指名すると、忠度はその外観からは想像できない見事な歌を披露した。
 人生の絶頂期というのはこういうものなんでしょうね。

 舞についても、摂政・藤原基房(細川茂樹)、右大臣・兼実(相島一之)を圧倒するパフォーマンスを、重盛(窪田正孝)宗盛(石黒英雄)が行う。

 厳島神社では、従来の上へ上への<縦>の発想ではなく、斬新な<横>の発想を披露。
 時代は、藤原基房、兼実の旧来の発想をしのぐ新しい時代を迎えていたのだ。
 古い世代は退場しなければならない。

 実力・発想ともに時代のトップに立った平氏。
 極めつけは、沈んだ太陽。
「かような愉快な日々、終わってほしくない」と清盛が語れば、太陽はふたたび昇り、
「面白や、面白や」

 見事な栄耀栄華の描写ですね。
 藤原基房、兼実という旧勢力との対立軸があるから、なお平家の栄華が引き立つ。
 対決ということで、シーンに緊張感もあった。
 そして伊豆の頼朝(岡田将生)。
 ラストに頼朝の描写があったから、今回の平家の栄華が一時のものであることが想起される。

 そう言えば、兎丸の子・小兎丸は清盛に抱かれて泣いていましたね。
 決して笑うことなく、大泣きをしていた。
 おそらく赤ん坊は清盛を恐怖したのだろう。
 清盛の白河院の血、<邪悪>を感じたのかもしれない。

 おごれるものは久しからず。
 これから滅びに向かっていく平家。
 今回ここで重盛・宗盛・時忠(森田剛)ら、一族を描いたことは、後の物語を描く上で必須のこと。
 最近の大河ドラマは、こんな簡単な伏線すら張られていなかった。

 個人的には、忠度が平家一門を評して「面白き持ち味の方々」と言ったのにハマりました。
 これから「面白き持ち味の方々」の悲劇が始まる。 


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適当論~高田純次という生き方

2012年08月26日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 適当男・高田純次さんは20代前半、こんな<十戒>を自分に課したという。

★理想・目標は持つな
 若いうちにこんなものを持つと、空虚な挫折しか経験できない。
★自惚れも自信のうち
★とにかくヨイショ
 大概の人は悪い気はしない。
★カネは天下の回りもの
★バカになれ
 お利口さんは貧乏くじを引く。
★タダ飯タダ酒おおいに結構
★言い逃れの達人になれ
 嘘も方便。正しい屁理屈を学べ
★浮気も本気も愛は愛
★無計画を押し通せ
 心はいつもフリースタイル
★五時から男
 いかに仕事をしないでカネをもらうかがサラリーマンの真骨頂

             ソフトバンク新書『適当論』第3章 高田純次になるために より

 これはなかなか難しい世渡り、境地である。
 高田さんだから可能だったとも言える。
 たとえば<五時から男>。
 好景気の時代ならまだしも、現在これをやったらたちまちクビになってしまう。
 <自惚れも自信のうち>も自惚れて結果を出せればいいのだが、ただの自惚れ屋だとたちまち鼻持ちならないやつになってしまう。
 <言い逃れの達人になれ>も達人にならなければ、反省のないやつ、自己弁護ばかりするやつと思われてしまう。

 というわけで、現在は<高田純次>が生きにくい時代である。
 先程も書いたとおり、この十戒は高田純次さんだから出来ることであり、フツーの人間がやったらきっと社会から排除される。

 しかし、この十戒から学ぶことはできる。
 たとえば、<理想・目標を持つな><無計画を押し通せ>。
 これらは心のあり方として、あり得る。
 <計画を立てて目標に向かって生きていく生き方>とは相反するものだが、結果、とらわれがなくなり自由になれる。
 人生を計画どおり、自分の思い描いたどおりに生きられる人なんてごく限られているのが現実。
 だとしたら、時代の流れと、その瞬間の自分自身の欲求に従って、流れるように生きていくのもひとつの生き方。
 はじめから理想・目標を捨てているのだから、挫折・失敗した時の痛手を負うこともない。

 <自惚れ><ヨイショ><言い逃れ><五時から男>も、適度であれば有効である。
 メインディッシュではなく薬味として使えば、世渡りが少しは楽になるはず。
 ただし、これらのことをやって違和感を感じたり、良心が痛んだりする場合はやめた方がいいと思う。
 その人の資質は<高田純次>ではないのだ。

 というわけで<高田純次>。
 現在、<高田純次>は求められているのは、時代が閉塞しているせいだろう。
 <計画を立てて目標に向かって生きていく>ことが非常に難しい時代ゆえ、人々は別の生き方を探し<高田純次>に行き当った。
 <愛は地球を救う>というメッセージもねえ、どうなんだろう?

 高田さん、これからももっといろいろなことをわれわれに教えて下さい。


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脱原発主催者と野田首相の面会~洗脳・野田首相は目を覚ませ!

2012年08月23日 | 原子力発電・反対
野田首相、大飯停止要求を拒否=「中長期は脱原発依存」―市民団体と面会(時事通信) - goo ニュース

 官邸前集会の主催者との面会。
 野田首相の回答は、大飯原発を再稼働することを表明した6月の記者会見の内容と変わらないものだった。
 <中長期的な脱原発依存><国民生活のための持続可能かつ安定的な電力供給>
 つまり、脱原発の方向でいくが、電力確保のために今後も原発を再稼働していくというもの。

 しかし、この夏、電力は足りたのである。余ってさえいた。
 関西電力では大飯原発を稼動していたため、火力発電所を停めていた。火力発電所を使っていれば大飯原発は再稼働しなくてもよかった。
 <中長期的な脱原発依存>という野田首相の発言も曖昧だ。
 <中長期的>とはいつなのか? 国会を<近いうちに>解散すると言ったのと似ている。

 また、首相が「一定の経済団体の意向に沿って原発を再稼働したわけではない」と発言したことにも疑問だ。
 明らかに経団連などの意向が入っているでしょう。
 「原発がなければ日本経済は悪くなる」という経済団体の主張を鵜呑みにして受け入れている。
 あるいは、野田首相には鵜呑みにしているという認識がないのかもしれない。
 経済団体や経産省などの官僚に洗脳されているのに、それに気づかず、自分の考えだと思い込んでいる。
 それは<消費税>のことでも同じ。
 そして、こういうのが一番質(たち)が悪い。
 自分の政策が経済団体や官僚の意向に沿ったものだということを認識している確信犯なら、まだ救われるが、洗脳されていることに気づかない場合、純粋な分、狂信に走る。
 オウム真理教のように、客観的に物事を見られずに暴走する。他人の意見を聞かない。
 今回面談した主催者のひとりが「官邸前の舗道に出てきてほしい」と言ったのは<街に出て他に切実な意見があることを知ってほしい>という表明に他ならない。
 官邸の中にいて、同じ価値観の人間に囲まれていたら、どんな人間だって洗脳される。
 この夏、政府がおこなってきた<討論会>や<パブリックコメント>は、「もしかしたら自分は洗脳されているかもしれない」という野田首相の心の中の表れかもしれないが、ともかく思い込み・洗脳から解放されてほしい。
 他人の意見に耳を傾け、客観的に物事を見ることを取り戻してほしい。
 第一、国民の声に耳を傾け、それを政策に反映させるのが政治家の役割でしょう。

 夏が終わり、過ごしやすい気候になれば電力需要は少なくなる。ならば、危険の伴う原発を動かし続ける必要はない。
 そう考えるのが、普通の感覚を持った人間の考え方だと思うのだが、どうだろう?

 というわけで、洗脳・野田首相に目を覚ましてもらうために、声を引き続き、あげていく必要があると思う。
 なので明日(24日・金)も官邸前へ。
 本当なら選挙で、国民の意見を反映させない政治家を落選させていくのだが、それもまだ少し先のようだ。


※追記
 <脱原発><即廃炉>を叫ぶと、電力コストがアップして日本経済に悪影響を与えるという反論が必ず出て来る。
 しかし日本の電力料金は世界一高いのである。日本の電力会社は、他国と較べて法外な値段で石油や天然ガスを買っているのである。
 原子力発電だって、廃炉や使用済み核燃料の処理費、事故が起こった場合の除染・賠償などの費用を考えれば決して安くはない。
 電力コスト、経済の悪影響のことを言うのなら、まずここから検証・議論を始めるべきではないか。


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ももちこと、嗣永桃子さんの抜群のアイドル戦略!!

2012年08月22日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 昨日の『踊る! さんま御殿!!』にBerryz工房の<ももち>こと、嗣永桃子さんが出演。
 大したものである。
 見事に<アイドル>を演じている。
 ももちの言葉に拠れば「24時間アイドル」
 というか、<アイドル>というものをパロディにして、新しい境地を築いている。
 同じハロプロの道重さゆみさんは<一番かわいい>をキャラにしているが、ももちはそれをさらに進化させている。

★「桃アタック」「こゆビーム」「ピンキードリル」といった必殺技。
★決め台詞の「許してニャン♪」
★ツインテールの髪の毛の跳ね方「天使の羽根」には、気を遣ってかなりの時間をかけているらしい。
★また、小指には<ファンの愛を感知するセンサー>が付いているらしい。

 見事なキャラクター設定である。
 小倉優子さんの<ゆうこりん>に似ている。
 しかし、小倉さんのツッコミ所が『こりん星』だけだったのに対し、ももちは上記のようなツッコミ所をたくさん持っている。
 そして、人をイラっとさせるキャラ。
 芸人さんに、どつかれても、蹴られても全然平気。
 どつかれても、きれいに倒れ込むので悲惨な感じがしない。
 芸人さんにしてみれば、かなり絡みやすいアイドルだろう。
 ツッコミ所満載だし、いざとなればイラっとして蹴り倒せばいい。

 こんな<ももち>のキャラクターを作り上げた嗣永桃子さんって、頭のいい人ですね。
 変顔のできるアイドルなどはいるが、設定を含めてここまで徹底していない。
 どつかれるのもOKのアイドルなんて、他にはいない。

 現在のアイドル文化は実に豊かで、百花繚乱である。
 正統派アイドルもいれば、努力・汗・涙を表現するアイドル、指原莉乃さんやこの嗣永桃子さんのようなアイドルもいる。
 次はどのような戦略をもったアイドルが登場するのだろう?
 要は自分の個性をどう捉え、戦略性をもってどう表現するかである。


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平清盛 第32回「百日の太政大臣」~そなたが次にあがるのは太政大臣。これであがりじゃ

2012年08月20日 | 大河ドラマ・時代劇
 清盛(松山ケンイチ)と後白河上皇(松田翔太)のすごろく遊び。
 清盛は、大納言→内大臣→右大臣→左大臣。
 この世の頂に、というゴールを目指していた。
 一方、後白河上皇はそんな上がりを認めない。
 大納言→内大臣→太政大臣。
 名はあれども実権はないというゴールに向かわせた。

 いいですね、すごろく遊びになぞらえたこの権力争い。
 すべては<後白河上皇の手のひらの上で踊らされていた>ことがわかった後の清盛のリアクションもいい。
 清盛は、上皇の手のひらの上にいられることが心地よいと喜び、こう語る。
「ゾクゾクいたしまする、修羅の道を歩んできたがゆえに味わえるこの心地。存分に味わい尽くしますぞ」
 そして、次にとった作戦は
 <平家の人間の地位を上げるだけ上げて、平家の地位を盤石にして、清盛自身は太政大臣を辞任すること>
 劣勢に追い込まれていた清盛の一発逆転だ。

 この逆転劇、ドラマとしてなかなか痛快でもある。
 大河ドラマの主人公は現実としっかり闘ってほしいし、できれば<権力争い>で勝利してほしい。
 本来、ドロドロである権力争いを<遊び>としたことも秀逸。
 折にふれて流れる ♪遊びをせんとや♪ が効果的だ。

 後白河上皇は「犬は犬のままで終わるのじゃ」みたいなことを言っていましたが、これって白河院のせりふですよね。
 妖怪・白河院は、その血を受け継いだ後白河上皇の中に生きている。
 これってすごい設定。見事な伏線。

 一方、頼朝(岡田将生)。
 八重姫(福田沙紀)との甘いラブストーリーの世界に生きていたが、厳しい現実に引き戻された。
 大切なものを守るには、やはり力が必要なのだ。
 あるいは源氏の嫡男の血を引く子供が殺される運命にあることを予見できなかった頼朝は甘い。
 頼朝にしてみれば、源氏を捨てれば何とかなると考えていたようだが、『血』の問題はそんなに簡単ではないのだ。
 この作品『平清盛』では『血』の問題は重要なモチーフになっている。
 頼朝の源氏の血もそうだし、先程の白河院→後白河上皇・清盛の血の流れもそう。

 最後に伊東祐親(峰竜太)が、頼朝の子を抱いた時、どうリアクションするかは興味津々だった。
 ここで祐親が子供を床に投げつけたりしたら、NHKに抗議の電話が殺到しただろう。
 なので、どうするかと見ていたら、黙って子供を運び出して、子供が斬り殺されたことを暗示する描写。
 剣を抜く音と、祐親と八重姫のせりふのみの描写。
 実に見事です。


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祝! 乃木坂46結成一周年!~メンバーの魅力を語ろう!②

2012年08月19日 | アイドル
 乃木坂46が結成1周年。
 そこで今回は魅力的なメンバーについての第二弾!(今回も敬称略)

★松村沙友理
 特徴的な髪型をしているので、そちらに目が行きがちだが、実はかわいい。
 カメラ目線の笑顔やアヒル口などは最高!
 関西出身でトーク力もズバ抜けているが、いったん笑い出すと止まらないのが難点?
 それと料理がクッキング・モンスター。
 スペースシャワーTVの乃木坂特番に拠ると、お母さんがすごい料理上手で、まっつんはそのせいでまったくやらなかったのだそうだ。
★桜井玲香
 乃木坂のキャプテンである彼女は芯が強くて、性格もきつい? 
 それが全体的におとなしい乃木坂のメンバーを引っ張っていくキャプテンにぴったり。
 でも、実際はどう引っ張っていっていいか迷っていて、メンバーからは時々「面倒くさい」と言われるそうだが、それは彼女が真面目で真剣だからであろう。
 滑舌もよくてしゃべりがしっかりしているから、歌番組やバラエティに出てもしっかり締めることが出来る。
★斉藤優里
 メンバーのお尻や太ももを触ったり、噛んだりするのが大好きなイタズラっこ。
 ちょっと出た前歯がリスのようでかわいい。
 彼女の憎めない明るさは天性のもので、バラエティなどにもっと出れば、絶対ブレイクするのにと思う。
★高山一実
 アンジャッシュの児島さんから「かずみだぜぜぃ!」のギャグを伝授され、彼女自身も「ガジ頑張る」「化けトン」などの<かずみん語>を開発している。
 動きも変だし、しゃべり方も変。真剣な顔が長続きせず、すぐに崩れる。
 それらが個性になっている。
 かずみんもバラエティに出たらきっとブレイクする。
 ただし、彼女の面白さを引き出すMCが必要。
 ゆったん(斉藤優里)がわかりやすいストレートな面白さだとすれば、かずみんの場合はワンクッションいるのだ。
 『乃木どこ?』のスタッフやMCのバナナマンさんのように彼女の面白さをわかっていれば、高山一実の魅力はフルに引き出せる。
 しかし、そうでない瞬間勝負の場合は苦戦する。
 あとは彼女は、心がまっすぐでやさしい。
 『乃木どこ?』の日村さんのドッキリの時は「あんな遠い感じじゃなくて、もっと近くで話してみたい」と言っていたし、他のメンバーが芸人さんにイジられて困っている時は、番組を盛り上げる側にまわらず、心配そうな顔をしている。

 というわけで、乃木坂のメンバーを何人かリストアップして来ましたが、その他のメンバーでも逸材はたくさんいる。
 たとえば川村真洋さんなんかは、絵も描けば作詞もするし、ダンスも得意で非常にアーティスティック。
 まだ選抜に選ばれていない未知のメンバーにもすごい人材が隠れているかもしれない。

 乃木坂46は本当に将来が楽しみなグループである。
 今後、どんな物語を見せてくれるか?


 メンバーの魅力を語ろう①はこちら


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