★<○○離れ>という現象が現在の若者にあると言う。
活字離れ、車離れ、ブランド離れ、アルコール離れ……。
活字離れは昔から言われていたが、現在の若者は、車やブランド品に執着しない。男子はアルコールよりはスウィーツ。ビールの苦さが嫌い。
現代は<成熟社会>と言われる。
物が行き渡って、欲しい物がなくなる。
70年代の高度成長期は、車が欲しい、クーラーが欲しい、カラーテレビが欲しいの時代。それらが欲しくて皆、必死に働いた。
バブル期は、付加価値のある商品が求められた。
車はフェラーリや高級外車、バッグはブランド品。
そして現在は、「都内で車など必要ない」「レンタカーもあるし」「安い物でいかにおしゃれして自分らしさを出すか」の時代。
番組では長期不況がこの様な時代を作っていると言う。
確かにそうだろう。
だが同時に若者たちが、非常に合理的になったとも言える。
「都内で車など必要ない」「レンタカーもあるし」はその典型的な例。
ブランド品も機能は同じバッグなのに、なぜ20万円もするブランド品を買わなければならないのか、2千円のバッグではダメなのかという合理的で醒めた目がある。
出演していた漫画家・浜田ブリトニーさんは次のような意味のことを言っていた。
「現在はいかに安い物でコーディネイトし、自分を表現することの方が重要。こうして表現された自分を仲間に語ってコミュニケーションしている」
昔はブランド品で自分の個性やステイタスを出し、ブランド品をコミュニケーションツールにしていたが、現在は安い物で十分それが出来るのだ。
僕は現在の方がまともだし、頭がよく智恵があると思う。
現在の若者は<ブランドが幻想>であることを十分に理解しているのだ。
★番組では、高度成長する中国の姿が紹介されていた。
家を買い、車を買い、ディスコで踊る。1コース8万円の料理を楽しむ。
まさに日本のバブル期。
バブルの崩壊を知っている我々はこれを醒めた目で見る。
「我々の20年前と同じことをやってる」「いずれは崩壊するのに」「中国発の世界不況が近々起こるかもしれない」
これらはバブルを経験し、超成熟社会に生きる我々だから言える意見だが、僕はさらにこんなことを心配してしまう。
「中国発の世界不況が起こった時、世界は大いに混乱しテロや戦争の時代に入る」
「大規模な世界不況が起こった時、経済的不安と格差の不満、宗教・民族問題が燃え広がり、テロや戦争の時代に入る」
番組では<人間はアホか?>という問いかけが幾度もなされていた。
確かに<アホ>なのだろうと思う。
番組キャスターの所ジョージさんと明石家さんまさんは、人間の<アホ>を笑いにしていた。
これはひとつの叡智。
人間の<アホ>を悲観し、怒るのではなく、笑い飛ばす。
「お前、アホだよな。俺もアホだけど」と言い合うことで、争いはなくなる。
笑えば、哀しみや怒り、憎しみなど吹き飛んでしまうわけだし。
この番組はそんなことをメッセージとして送っているようにも思える。
活字離れ、車離れ、ブランド離れ、アルコール離れ……。
活字離れは昔から言われていたが、現在の若者は、車やブランド品に執着しない。男子はアルコールよりはスウィーツ。ビールの苦さが嫌い。
現代は<成熟社会>と言われる。
物が行き渡って、欲しい物がなくなる。
70年代の高度成長期は、車が欲しい、クーラーが欲しい、カラーテレビが欲しいの時代。それらが欲しくて皆、必死に働いた。
バブル期は、付加価値のある商品が求められた。
車はフェラーリや高級外車、バッグはブランド品。
そして現在は、「都内で車など必要ない」「レンタカーもあるし」「安い物でいかにおしゃれして自分らしさを出すか」の時代。
番組では長期不況がこの様な時代を作っていると言う。
確かにそうだろう。
だが同時に若者たちが、非常に合理的になったとも言える。
「都内で車など必要ない」「レンタカーもあるし」はその典型的な例。
ブランド品も機能は同じバッグなのに、なぜ20万円もするブランド品を買わなければならないのか、2千円のバッグではダメなのかという合理的で醒めた目がある。
出演していた漫画家・浜田ブリトニーさんは次のような意味のことを言っていた。
「現在はいかに安い物でコーディネイトし、自分を表現することの方が重要。こうして表現された自分を仲間に語ってコミュニケーションしている」
昔はブランド品で自分の個性やステイタスを出し、ブランド品をコミュニケーションツールにしていたが、現在は安い物で十分それが出来るのだ。
僕は現在の方がまともだし、頭がよく智恵があると思う。
現在の若者は<ブランドが幻想>であることを十分に理解しているのだ。
★番組では、高度成長する中国の姿が紹介されていた。
家を買い、車を買い、ディスコで踊る。1コース8万円の料理を楽しむ。
まさに日本のバブル期。
バブルの崩壊を知っている我々はこれを醒めた目で見る。
「我々の20年前と同じことをやってる」「いずれは崩壊するのに」「中国発の世界不況が近々起こるかもしれない」
これらはバブルを経験し、超成熟社会に生きる我々だから言える意見だが、僕はさらにこんなことを心配してしまう。
「中国発の世界不況が起こった時、世界は大いに混乱しテロや戦争の時代に入る」
「大規模な世界不況が起こった時、経済的不安と格差の不満、宗教・民族問題が燃え広がり、テロや戦争の時代に入る」
番組では<人間はアホか?>という問いかけが幾度もなされていた。
確かに<アホ>なのだろうと思う。
番組キャスターの所ジョージさんと明石家さんまさんは、人間の<アホ>を笑いにしていた。
これはひとつの叡智。
人間の<アホ>を悲観し、怒るのではなく、笑い飛ばす。
「お前、アホだよな。俺もアホだけど」と言い合うことで、争いはなくなる。
笑えば、哀しみや怒り、憎しみなど吹き飛んでしまうわけだし。
この番組はそんなことをメッセージとして送っているようにも思える。