参政党の支持率が上がってきているらしい。
大丈夫か、日本国民?
参政党の「新日本憲法」に拠ると、参政党の目指す国の形は次のようなものだ。
「日本は天皇のしらす(治める)君民一体の国家である」
「天皇は国民の幸せを祈る神聖な存在として侵してはならない」
「国民の要件は日本を大切にする心を有することを基準として法律で定める」
「国民は子孫のために日本を守る義務を負う」
「婚姻は男女の結合を基礎とし、夫婦の氏を同じくすることを要する」
「国語と古典素読、歴史と神話、修身、武道、および政治参加の教育は必修とする」
「教育勅語などの歴代詔勅、愛国心、食と健康、地域の祭祀や偉人、教育において尊重されなければならない」
要は、彼らが目指す国は──
「天皇を中心にした国家」
「個人より国家を優先する社会」
「戦前のような国」だ。
いいのかね? これで。
少なくとも不完全ではあるが、戦後民主主義、人権、個人の自由の恩恵を受けてきた僕としては違和感をおぼえる。
天皇や日本というものに自分を委ねるのではなく、個人として自由に生きたい。
というか、21世紀の日本に、この社会像に違和感を覚えない人はいないだろう。
地域の自治会ですら入るのが嫌だって人がほとんどなのに、今度は「お国」なるものが重くのしかかって来る。
ほとんどの人が国家などに縛られずに、自分の個人の生活を送りたいと思っている。
今の天皇陛下だって、今より重い役割を背負わされたら迷惑だろう。
……………………………………………
さて、このような参政党の裏にはどのような組織がいるのか?
多くの人がこの疑問を持っている。
というのは資金力がハンパでないからだ。
全国津々浦々に候補者を立てるにはそれなりの資金力が要る。
このことをChatGPTに聞いてみた。
答えは、「思想的に類似・共鳴する団体はあるが、直接の関係を示す証拠はない」という答えだ。
思想的に類似・共鳴する団体とは──
1. 日本再生会議(または「CGS:チャンネル・グランド・ストラテジー」)
神谷宗幣(参政党の創設メンバー)が立ち上げたネット番組/思想啓蒙活動グループ。
教育、歴史認識、憲法、エネルギー政策などで独自の視点を持ち、参政党の方向性に大きく影響。
保守思想に基づく「本当の日本の歴史を取り戻す」姿勢が特徴。
2. 美しい日本の憲法をつくる国民の会
憲法改正を支持し、「自主憲法の制定」「家族の価値重視」などを訴える団体。
自民党右派とも思想的に近く、参政党の「国防・教育・家族」の価値観と一致する部分が多い。
3. 日本会議
明確な関係は公にされていませんが、「教育勅語の精神」や「伝統文化の尊重」など、思想的な重なりが見られる。
ただし、日本会議は主に自民党右派を後押ししており、参政党とは必ずしも組織的に連携していない。
4. 国民運動系の草の根団体(地方レベル)
たとえば、「子どもを守る会」や「ワクチン問題を考える会」など、食の安全や医療の自主性に関心を持つ市民団体。
参政党が掲げる「医療・食・教育の自主性」方針と一致するため、選挙や講演で連携が見られる場合あり。
5. YouTubeやSNS発信者(保守系)
参政党を好意的に紹介してきた、個人ジャーナリスト・歴史系YouTuber・教育系インフルエンサー。
例:KAZUYA Channel(保守論客)、武田邦彦(環境問題批判で知られる工学者)
6.幸福の科学
幸福実現党と参政党は別の政治団体であり、表向きには直接的な支援や関係性はなし。
ただし、以下の点で「思想的な類似性」や「支持層の一部重複」が指摘されることがある。
保守思想 憲法改正、自主防衛、教育改革など
反グローバリズム WHO・国際金融支配への懐疑、ワクチン問題など
信仰の尊重 宗教的価値観や霊的な考え方を容認する空気感。
7.キリストの幕屋
福音派の宗教団体で、かつては政治的には「日本世論の会」や「日本再建連盟」などを支援していた歴史がある。
現在、幕屋が特定の政党(例:参政党)を組織的に支援しているという確証ある情報はなし。
ただし、思想的な接点は見られる。
愛国的教育、家族・道徳の価値観の重視。グローバリズム・共産主義への懐疑的立場。
要するに、
自民党右派や日本保守党では満足できない保守団体が参政党を支持しているということか。
少なくとも無党派の人は「参政党って良さそうだ」で投票してはいけないと思う。
※参考
参政党「新憲法(構想案)」
※構想案らしいが現状、稚拙な憲法だ。それに「人権」という言葉がひとつもない……。
大丈夫か、日本国民?
参政党の「新日本憲法」に拠ると、参政党の目指す国の形は次のようなものだ。
「日本は天皇のしらす(治める)君民一体の国家である」
「天皇は国民の幸せを祈る神聖な存在として侵してはならない」
「国民の要件は日本を大切にする心を有することを基準として法律で定める」
「国民は子孫のために日本を守る義務を負う」
「婚姻は男女の結合を基礎とし、夫婦の氏を同じくすることを要する」
「国語と古典素読、歴史と神話、修身、武道、および政治参加の教育は必修とする」
「教育勅語などの歴代詔勅、愛国心、食と健康、地域の祭祀や偉人、教育において尊重されなければならない」
要は、彼らが目指す国は──
「天皇を中心にした国家」
「個人より国家を優先する社会」
「戦前のような国」だ。
いいのかね? これで。
少なくとも不完全ではあるが、戦後民主主義、人権、個人の自由の恩恵を受けてきた僕としては違和感をおぼえる。
天皇や日本というものに自分を委ねるのではなく、個人として自由に生きたい。
というか、21世紀の日本に、この社会像に違和感を覚えない人はいないだろう。
地域の自治会ですら入るのが嫌だって人がほとんどなのに、今度は「お国」なるものが重くのしかかって来る。
ほとんどの人が国家などに縛られずに、自分の個人の生活を送りたいと思っている。
今の天皇陛下だって、今より重い役割を背負わされたら迷惑だろう。
……………………………………………
さて、このような参政党の裏にはどのような組織がいるのか?
多くの人がこの疑問を持っている。
というのは資金力がハンパでないからだ。
全国津々浦々に候補者を立てるにはそれなりの資金力が要る。
このことをChatGPTに聞いてみた。
答えは、「思想的に類似・共鳴する団体はあるが、直接の関係を示す証拠はない」という答えだ。
思想的に類似・共鳴する団体とは──
1. 日本再生会議(または「CGS:チャンネル・グランド・ストラテジー」)
神谷宗幣(参政党の創設メンバー)が立ち上げたネット番組/思想啓蒙活動グループ。
教育、歴史認識、憲法、エネルギー政策などで独自の視点を持ち、参政党の方向性に大きく影響。
保守思想に基づく「本当の日本の歴史を取り戻す」姿勢が特徴。
2. 美しい日本の憲法をつくる国民の会
憲法改正を支持し、「自主憲法の制定」「家族の価値重視」などを訴える団体。
自民党右派とも思想的に近く、参政党の「国防・教育・家族」の価値観と一致する部分が多い。
3. 日本会議
明確な関係は公にされていませんが、「教育勅語の精神」や「伝統文化の尊重」など、思想的な重なりが見られる。
ただし、日本会議は主に自民党右派を後押ししており、参政党とは必ずしも組織的に連携していない。
4. 国民運動系の草の根団体(地方レベル)
たとえば、「子どもを守る会」や「ワクチン問題を考える会」など、食の安全や医療の自主性に関心を持つ市民団体。
参政党が掲げる「医療・食・教育の自主性」方針と一致するため、選挙や講演で連携が見られる場合あり。
5. YouTubeやSNS発信者(保守系)
参政党を好意的に紹介してきた、個人ジャーナリスト・歴史系YouTuber・教育系インフルエンサー。
例:KAZUYA Channel(保守論客)、武田邦彦(環境問題批判で知られる工学者)
6.幸福の科学
幸福実現党と参政党は別の政治団体であり、表向きには直接的な支援や関係性はなし。
ただし、以下の点で「思想的な類似性」や「支持層の一部重複」が指摘されることがある。
保守思想 憲法改正、自主防衛、教育改革など
反グローバリズム WHO・国際金融支配への懐疑、ワクチン問題など
信仰の尊重 宗教的価値観や霊的な考え方を容認する空気感。
7.キリストの幕屋
福音派の宗教団体で、かつては政治的には「日本世論の会」や「日本再建連盟」などを支援していた歴史がある。
現在、幕屋が特定の政党(例:参政党)を組織的に支援しているという確証ある情報はなし。
ただし、思想的な接点は見られる。
愛国的教育、家族・道徳の価値観の重視。グローバリズム・共産主義への懐疑的立場。
要するに、
自民党右派や日本保守党では満足できない保守団体が参政党を支持しているということか。
少なくとも無党派の人は「参政党って良さそうだ」で投票してはいけないと思う。
※参考
参政党「新憲法(構想案)」
※構想案らしいが現状、稚拙な憲法だ。それに「人権」という言葉がひとつもない……。