平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

いだてん 第20回 「恋の片道切符」~「君、金栗じゃないの? 池部なの?」 金メダルを獲ってスヤを紹介するという四三のプランはかくして瓦解した!

2019年05月27日 | 大河ドラマ・時代劇
 アントワープオリンピック。
 四三(中村勘九郎)たちの闘いは『結果報告会』という形で描かれた。
 つまり、オリンピックは『結果』だけを求められるフェイズに入ったのだ。
 結果を出せなければ、責任を問われる。
「国際舞台で赤っ恥をかいた!」「非国民!」と罵られる。
 ここには『世界平和の理想』も『国を越えた友情』も『選手の努力・奮闘に対する賞賛』もない。

 まあ、二階堂トクヨ(寺島しのぶ)や記者たちは第三者で、四三たちの努力や奮闘を見て来たわけではないので、こうなってしまうのはある程度、仕方のないことなのだが。
 そんな中、スヤ(綾瀬はるか)は叫ぶ。
「せからしか! 金栗選手は負けとらんたい!
 しまいまで走ったとでしょうが!
 42キロ、日本人で初めて完走ばしたとでしょうが!
 16位、ばってん、うちにとっては大勝利。金メダルたい!
 金栗四三は金メダルたい!」

 というわけで、金メダルを獲って皆にスヤを紹介するという四三の夢もこのような形になってしまった。
 ていうか、英国に入る時の入国審査でバレてしまった(笑)
「君、金栗じゃないの? 君、池部なの?」
 治五郎先生、面白い!
 役所広司さんって、こういうユーモラスなやり取りをやらせると絶品ですよね。
 同時に現実とは、思い描いているように上手くいかないものなのかもしれない。
 劇的というのはドラマだけのもので、現実は案外、平凡でグダグダ。

 これが脚本・宮藤官九郎さんのリアリズムでシャイさの表れなんだろうけど、ドラマに劇的なものやカタルシスを求めている視聴者には物足りない。
 史実だから仕方ないのだが、もし、ここで四三が金メダルを獲っていればドラマとして弾みがつく。
 スヤがいくら「せからしか!」と叫んでも、視聴者にはモヤモヤが起きる。
 テレビの前のお茶の間は普通の家庭が多いだろうから、家にも帰らず、職も捨ててマラソンにのめり込む四三に共感しにくい。
 せめてメダルでも獲ってくれれば受け入れられるのだが、それもない。
 金栗四三は主人公として非常に難しい人物であることは確かだろう。

 小ネタはこんな感じだった。

『マラソンバカ・金栗四三の心を射貫いた女性』
① 冷水ぶっかけ女w
② 女高師のじゃじゃ馬w
③ ミルクホールの女w

 スヤは美川(勝地涼)のことを覚えていなかった!w
 前々回、あれほど「美川に言ってもしょうがなかばってん」を繰り返していたのにw
 美川は自分が四三とスヤを結びつけたと思っているのにw

 さて、ドラマとしては治五郎先生と永井道明(杉本哲太)が一線から撤退。
 次回は四三の髪がふさふさになるようだし、ドラマは新しいフェイズを迎えるのか。

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白い巨塔~上司のミスをなかったことにするために葛藤し、ウソをつく部下たち。これって森友・加計だよな

2019年05月26日 | 職業ドラマ
『白い巨塔』のリメイク。
 僕にとって『白い巨塔』はフジテレビ版なんだよなあ。
 財前が唐沢寿明さんで、里見が江口洋介さん。
 東教授は石坂浩二さん。野心家だけど、ひ弱なインテリ役は石坂浩二さんが合っている。
 ひ弱さと言えば、柳原役の伊藤英明さんもピッタリ。
 原告側弁護士の関口は上川隆也さんが演じていて、上川さんのうらぶれた感じ、よかったなあ。
 東教授の娘・佐枝子は今回のテレビ朝日版では飯豊まりえさんか。フジテレビ版では矢田亜希子さんだったけど、矢田さん、美しかった。
 まあ、フジテレビ版は全21話で総尺が違いますし、主題歌は「アメージング・グレース」でしたし、僕にとってはファーストインプレッションだったので、フジテレビ版を評価してしまうのは仕方ないんですけど。
 とは言え、『白い巨塔』は何度もリメイクされ、大河ドラマのようになっているのは確か。
 大河ドラマで「○○さんの織田信長はよかったね」と比較されるように、『白い巨塔』でも「財前はやっぱり○○でしょう」と比較してしまう。
 …………………

 今回の財前役の岡田准一さんは、今、この作品をリメイクする意味を何かの番組で語っていたけど、現在の方が『白い巨塔』の世界はよりリアルに感じられる。

・上司の不正、ミスをなかったことにするためにウソをつく部下たち
・文書の改ざん(カルテの改ざん)
・部下たちの良心の葛藤
・人事をちらつかせて口封じ
・職業人としての矜恃
・ミスのせいで命を落とした遺族の悲痛な叫び
・最後にはカネと権力が物を言う現実

 つまり、森友・加計だ。
 浪速大学病院の世界はそのまま現在の霞ヶ関の官僚の世界に当てはまる。
 森友では近畿財務局の職員の方が葛藤の末、自殺されましたしね。

 皆が里見(松山ケンイチ)のように自分の信念や良心に従って闘ってくれればいいんだけど、現実は柳原(満島真之介)のように振る舞う人がほとんど。
 結果、悪いヤツほどよく眠る。
『白い巨塔』の財前は自分の罪に苦しむんだけど、現実の森友・加計に関わった人はどうなんだろう?

 さて、今夜は最終話。
 過去に『白い巨塔』を見ている視聴者は、織田信長が本能寺で死ぬのを知っているように、財前がどうなるか知っている。
 まさに大河ドラマですね。
 岡田准一さんがどう演じるか楽しみです。

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トランプ来日~アベシンゾー、相撲を利用して蜜月をアピール! 安倍ってメディアコントロールに長けた男だよな

2019年05月25日 | 事件・出来事
 アメリカの大統領ドナルド・トランプがやって来る。

 以下の画像を見て下さい。

 

 

 上がオバマ。下がトランプ。
 トランプがいかに失礼な男かわかるだろう。
 今上天皇は年下だし、今回トランプはどんな振る舞いをするのか?

 明日(26日)は相撲観戦の後、六本木の炉端焼きで接待だそうだ。
 相撲では『大統領杯』というのがあって、トランプが土俵に上がってトロフィを渡すらしい。
 席は土俵際で、トランプはあぐらをかけないので枡席には椅子が用意され、まわりをSPが囲む。
 明日、相撲観戦する人は心から相撲を楽しめず災難だね。
 いや、逆に安倍とトランプと相撲を見られて大喜びかな?

 アベシンゾーという男はメディアコントロールに長けた男で、今回も成功を収めるだろう。
 つまり、
 トランプと蜜月であることを国民的な人気のある相撲の場で披露できる。
 夕方のNHKの相撲放送では中継されるだろうし、ワイドショーも扱うだろう。
 国民は「トランプと親しい安倍さんはさすがだ」「やっぱり安倍さんしかいない」となる。
 こういう悪知恵だけは働くんだよな。
 10月におこなわれる新天皇の即位パレードにも安倍は参加するとか。
 人気取りに利用されて新天皇陛下はお気の毒だが、こういう厚顔無恥なことを平気で出来るのがアベシンゾーである。

 さて今回のトランプの来日。
 対米貿易赤字やイラン問題で、どんな難題を突きつけられるのだろう?
 相撲接待でトランプが気をよくして「日本は勘弁してやろう」と言ってくれればいいが、そんなことはないよな(笑)
 今回は猶予してくれるかもしれないが、それは問題の先送りでしかなく、いずれはハードな要求を突きつけられる。

 さて、トランプポチの安倍は今回どのような姿を見せてくれるのか?
 土俵で『大統領杯』を渡す時は、絶対トランプの側にいて、いっしょの画面に映ることは確実だろうな。
 NHKも同じ背丈の代役を立てて、しっかりリハーサルしているに違いない。

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欅坂46~りこぴこと松平璃子はとんでもないお笑いモンスターだった! 「無理~、サファリパーク♪」「どんちけた」でスタジオは大爆笑!

2019年05月22日 | アイドル
 とんでもないモンスターが登場しつつある。
 欅坂46の二期生〝りこぴ〟こと松平璃子さんだ。

 りこぴはともかく面白い。
 彼女がしゃべれば爆笑が巻き起こる。
 たとえば──

 

 

『どんちけた』とは、松平さんが小学生の頃、お笑い芸人を目指していて考案した漫才コンビ名だが、スタジオでは画像のように大爆笑!
 ………………

 りこぴの面白さは言葉選びのセンスにある。
 何しろ『どんちけた』ですからね(笑)
 意味がなく、それでいて音として面白い。
 よくもまあ、こんな言葉の配列を思いついたな。

 言葉選びのセンスの良さは他にも。

 りこぴが小学生の頃、お父さんが奈良に赴任することになって「璃子もいっしょに行くか?」と問われた時の返事が──
「無理~、サファリパーク ♪」(笑)

 幼稚園でサンタさんへのプレゼントのお願いを書いた手紙には──
『サンタさんへ、できればプレゼントはお金(円)でお願いします」

 

 わざわざ(円)を付けて通貨指定してるーーーっ!(笑)
 もっともこの件、本人は覚えていないと言っているし、番組を面白くするためにスタッフさんが盛ったと思われるが、もし本当に(円)を付けてたとしたら、すごい。

 MCのハライチ澤部さんにさらにツッコまれて、「今もやっぱりプレゼントは物より……」とフラれた時は──
「現金!」(笑)
 ここでのポイントは返事が「お金!」でなく「現金!」であること。
「お金」だったら面白さが半減してしまう。
 ……………

 このように松平璃子はとんでもないお笑いモンスターだが、唯一、弱点がある。
 面白さが出て来るのに時間がかかるのだ。

 実はりこぴの最初のひと言はフツーでつまらない。
「お金って大事ですよね」
 松平璃子を理解していないMCさんならここで話を切ってしまうだろう。
 だが、りこぴを知っているハライチ澤部さんはここで粘る。
 すると、こんな言葉が出て来る。
「ちなみに、わたし、来月誕生日なんですよ」←誕生日にお金をおねだり!(笑)
 以前のフィーリングカップル回でも粘った結果、こんな言葉を引き出した。
「3人をフッてしまったダメージで、うまくしゃべれないんですけど」(笑)

 おそらく、りこぴの頭の中には、常人では考えられない面白言葉が渦巻いているんだろう。
 ただし、これを引き出すのは大変。
 MC、ツッコミの腕の見せ所でもある。

 松平璃子。
 とんでもない原石ですね。
 これが磨かれて、将来どんな輝きを放つか、実に楽しみです。

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GDP速報値~0.5%UPらしいんだが、その実態は、個人消費マイナス、設備投資マイナス、輸出マイナス、輸入マイナスww

2019年05月21日 | 事件・出来事
 昨日(20日)、内閣府が発表した1~3月期のGDPの速報値。
 物価変動の影響を除く実質GDPで前期比0.5%増、年率換算で2.1%増だったそうだ。
 民間のシンクタンクの予想はすべてがマイナスだったのにねえ?
 これは、どういう訳?
 基幹統計を平気でイジるインチキ政府だから、数字に下駄を履かせている可能性もあるが、その内訳が興味深い。

・個人消費 -0.1%
・設備投資 -0.3%
・住宅投資 +1.1%
・公共投資 +1.5%
・輸出   -2.4%
・輸入   -4.6%

 ダメじゃん、これww

★個人消費マイナス
 皆が節約・物を買わない。
★設備投資マイナス
 おいおい、大企業。
 株価は上がってるんだぞ。日銀様と年金資金で買い支えしてるんだぞ。
 それで設備投資しろよ!
★住宅投資プラス
 ローンは低金利だし、消費増税前だからね。
 そりゃ、上がるだろう。僕の家のまわりもマンションが建ちまくっている。
 つーか、これって金持ち優遇だからね。
 資産をもっている連中がマンションをどんどん建てて不動産収入で潤うという仕組み。
 金持ちはますます肥え太る。
 しかし建設ラッシュは永遠には続かないから、いずれ先細る。
★公共投資プラス
 いわゆる公共事業。政府による税金のバラ巻き。
 株価と同じで、官製でGDPをUPさせている。
 オリンピック特需も終わる。
★輸出マイナス
 1~3月期だから米中貿易戦争はほとんど関係ないよね。
 日本製品は売れなくなった?
★輸入マイナス
 内需が冷え切って、誰も物を買わないから原材料を輸入する必要がなく、輸入が減る。
 ステルス値上げで、商品の量が減っているから原材料を今までどおり輸入しなくていい。
 今回GDPがプラスになった一因には、輸入の減少幅が輸出の減少幅を上まわって貿易黒字になったことがあるが、貿易黒字の実態は、輸入マイナス>輸出マイナスww
 ………………

 上記の数字が示しているのは『内需を拡大しろ』ってこと。
 つまり、
『給料を上げ、税金を安くすること』
 消費増税なんてとんでもない。

 株価や為替差益などで儲かっている企業のトップの皆さん、今やるべきは賃上げですよ。
 設備投資にまわさないのなら、社員や下請けに還元しろ。
 経団連もバカだよね。
 消費税を将来的には15%、20%にすべき?
 そんなことをしたら自分たちの商品が売れなくなるのがわからないのかね?

 あと、今回のことでわかりましたけど、
 GDPって必ずしも景気の良さを表すものではないんですね。

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いだてん 第19回「箱根駅伝」~落語と駅伝がコラボ! 森山未來さんはひとり三役! お洒落ですね、粋な語り口ですね~

2019年05月20日 | 大河ドラマ・時代劇
 落語×駅伝
 お洒落ですね~。
 粋な語り口ですね~。
 落語と現実をリンクさせるのはドラマ『タイガー&ドラゴン』でもやった手法だが、脚本・宮藤官九郎さんが一番やりたかったことなのだろう。

 さて、日本初の箱根駅伝を演じるのは、
 志ん生(ビートたけし)~五りん(神木隆之介)~今松(荒川良々)~馬生・長男清(森山未來)~朝太・次男強次(森山未來)。
 おっと、若き日の志ん生・孝蔵を演じている森山未來さんが、馬生と朝太を演じているよ。
 親子だから似ているのは確かなんだけど、一人三役でちょっとシュール。
 噺家の立ち居振る舞いも堂に入っていて、
「おや、何をやってるんだい? 正月から怪談噺かい?」
 噺家の凄さも披露された。
 馬生と朝太はネタのノートをちょっと読んだだけで、見事に演じてしまうのだ。
 サゲも簡単に作ってしまう。
 五りんがどう落とすか苦労していると、志ん生が出て来て、
「マラソンのないオリンピックなんて、黒豆のないおせち料理みたいなもんです」(笑)
 まあ、このサゲは前振りがあったので僕でもわかりましたが。
 ……………

 今回のテーマは『正論』かな?

 治五郎先生(役所広司)は、アントワープオリンピックの種目にマラソンを押し込むことに否定的な永井道明(杉本哲太)にこう言う。
「貴様は正論しか言わんな」
 確かに正論はどこから見ても非の打ち所がないんだけど、物事はそれだけでは動かない。
 バカで、がむしゃらで、情熱的で、論理を越えた所から動くことがある。
 いや、むしろ画期的なことは後者によってなされる。
 駅伝やマラソンも四三(中村勘九郎)や治五郎先生のがむしゃらな情熱の結果、日本に根づいた。
 ただの『かけっこ』と思っていた人たちが沿道で応援し、雪かきをし、傘のトンネルを作ってくれた。
 官僚の岸清一(岩松了)も感動して、
「オリンピックでマラソンをやりましょう! オリンピックでやるべきです!」

 走って『アメリカ横断』っていうのも凄いな。
 凡人にはまったく思いつかない発想。
 画期的なことは、バカ、がむしゃら、情熱によってなされる。
 僕たちも正論や常識にとらわれた心をもっと熱く、やわらかく解していきましょう!

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サンドウィッチマン伊達さんの安倍晋三のモノマネが面白い! 何を質問されても「先程、アメリカのトランプ大統領と電話会談をおこないました」w(動画あり)

2019年05月18日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 先日のアメトークで放送されたサンドウィッチマンの安倍晋三のモノマネが話題になっている。

 アベシンゾーのモノマネをしているサンドウィッチマン・伊達さんが何を質問されても次の言葉を繰り返すのだw

「先程、アメリカのトランプ大統領と電話会談をおこないました。
 私たちの考えは完全に一致しました」

 ギャグを分析することほど愚かなことはないが、敢えてやると、これって、
① 聞かれた質問に答えないアベシンゾー
② 同じ答弁を繰り返すアベシンゾー
③ トランプのポチ
④ 政治家が政策で完全に一致することなどあり得ないのに、恥じることなく言ってしまうアベシンゾー
 をからかってるよなw

 まあ、このモノマネは安倍信者も許容範囲らしく炎上していないようだが、これが炎上してたら日本社会はかなりヤバい。
 金正恩をギャグにしたり批判できない北朝鮮のような国に近づいたことになる。
 権力者はからかわれ、芸人さんや風刺漫画のネタにされるくらいが丁度いい。
 盲信は権力者を独裁者にしてしまう。

 動画はこちら
 アメトーク サンドウィッチマン、安倍晋三のモノマネ

 ……………

 このサンドウィッチマン伊達さんのモノマネとの比較で、ウーマンラッシュアワー村本さんを批判する意見もあった。
 たとえば───
『こういうのが政治を小馬鹿にしながら笑いをとる風刺ってやつよな
 村本とか海外では~とか言ってる連中がやってるのはただの主張や悪口であって笑いじゃない』

 いや、これってギャグの方向性が違うだけだろう。
 伊達さんのはパロディ&からかいで、村本さんのはブラックジョーク。
 こちらの笑いが上で、あちらが下というものではない。
 そもそも村本さんはアベシンゾーをからかうような漫才をしていない。扱うのは社会問題だ。

 あるいは、こんな発言───
『(サンドウィッチマンが)来年の桜を見る会に呼ばれて絡んでほしい』

 最近、『アベシンゾーの桜を観る会』に参加することがステイタスみたいな風潮があるんだけど、気持ち悪くないか。
 天皇の園遊会に呼ばれるのはわからなくはないが、たかだか総理大臣だぞ。
 総理大臣ってのは、税金で僕たちの代わりに政治をしている公僕に過ぎない。
 桜を観る会の予算(=税金)も安倍になってからかなり増えているらしいが、どうしてお前の宴会に税金が使われるんだよ!

 どうやら安倍は天皇に匹敵する存在になったようだ。
 頼むから独裁者にはならないでね。
 熱烈な信者はいるし、権力を抑制的に使うことを知らないようだから、そうなる可能性はかなり高いが。


※参照記事
 サンドウィッチマン伊達の安倍首相のモノマネvwxvwxvwx(ラピッド速報)

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なつぞら~神回でしたね! 「それでこそ、わしの孫じゃ。行って来い。行って東京を耕して来い」

2019年05月17日 | その他ドラマ
 本日(5/17)、神回でしたね。
 なつ(広瀬すず)が泰樹(草刈正雄)にやっと自分の思いを告げる。

「漫画映画をつくりたいのさ。
 つくれるかどうかわからんけど、やってみたいのさ。挑戦してみたいのさ。
 じっちゃんがひとりで北海道に来て開拓したみたいに私も挑戦してみたいのさ。
 さっきやっとわかったのさ。私もじっちゃんみたいになりたいんだって。
 酪農やじっちゃんを裏切っても私はやりたい」

 すると、泰樹は───

「何が裏切りじゃ! ふざけるな!
 よく言った。それでこそわしの孫じゃ。
 行って来い。漫画映画か知らんが、行って東京を耕して来い。開拓して来い」

 ここで号泣!
 泰樹の願いを実現するのは『酪農を継ぐこと』だけではないんですね。
 なつは無限の荒野にひとりで行って耕すという『泰樹の生き様』を引き継いだ。
 なつ=泰樹。
「東京に行って兄を探す」は泰樹にとって「わからんではない」ことだが、「東京を耕す」は100%共感できること。
 泰樹にとって、こんなうれしいことはないだろう。
「それでこそわしの孫じゃ」というせりふも重要で、なつはここでふたたび泰樹の孫になったんですね。
 ………………

 柴田家のリアクションも上手く描き分けられている。

 富士子ちゃん(松嶋菜々子)はアニメーターになりたいことを聞いて「やっぱ、そうだったのかい」
 剛男(藤木直人)はそんな富士子ちゃんに「知ってたのか」←基本、剛男ってボケですよね(笑)
 照男(清原翔)は「それがなつの夢だったのか」
 ←なつの心の中に天陽君以外のものがあることに何となく気づいている。
 夕見子(福地桃子)は「始めからそう言えばいいのさ」
 ←夕見子のこの距離感好きです。なつにベッタリではないが、近くにいて一番なつを理解してそう。自分の道を模索している点で、なつのライバルでもある。
 夕見子を演じている福地桃子さん、上手いなあ。複雑でさまざまな表情を見せてくれる。

 そして、天陽君(吉沢亮)。
 なつの「じっちゃんが許してくれた」という報告を聞いて、「そうかい」
 この「そうかい」の言い方の見事なこと!
 すごく優しくて、うれしくて、一方で寂しくて。
「そうかい」というたったひと言のせりふで、さまざまな思いを表現している。

 というわけで神回でしたね。
 なつと泰樹の関係の復活。
 なつを取り巻く人々の絶妙な距離感。
 見事な15分を見せてもらいました。

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戦争で北方領土を取り戻す!~丸山穂高発言の背後にある日本の閉塞感 「戦争でスカッとしたい!」「誇りある国にしたい!」

2019年05月15日 | 事件・出来事
 日本維新の会の衆議院議員・丸山穂高の発言が波紋を呼んでいる。
 以下は丸山(35)と北方四島訪問団長・大塚小弥太さん(89)の会話。

「団長は戦争で、この島(北方四島)を取り返すことには賛成ですか? 反対ですか?」
「戦争で?」
「ロシアが混乱している時に取り返すのはOKですか?」
「戦争なんて言葉は使いたくないです。使いたくない」
「はい。でも取り返せないですよ」
「戦争するべきではない」
「戦争しないと、どうしようもなくないですか?」
「戦争は必要ないです」

 この丸山発言。現在は日本中から叩かれ、議員辞職も迫られているから、まだ日本は健全であると言えるが、丸山のような人間が『多数派』になった時が怖い。
 その時は逆に大塚団長が「本気で島を取り戻したいと思っているのか?」「腰抜け」「軟弱者」「愛国心が足りない」と糾弾されそう。

 そもそも丸山はロシアと戦争して勝てると思ってるのかね?
 戦争は北方四島の局地戦で留まらず、東京などの主要都市にはミサイルが降り注ぎ、日本海側はロシアの軍艦や潜水艦が跋扈し、原発をいつでも破壊できる態勢に。
 北海道はたちまち占領され、ロシアの領地に。
 中国は何らかの大義があれば参戦してくるだろうし、アメリカは北方領土でロシアと戦争することはないだろう。
 日本株も暴落。日本国債は売られ、長期金利は暴騰。
 戦争が長引けば、戦争を維持するために増税、国債乱発、さらに膨らむ国の借金。
 石油などの資源もどうやって調達するんだ? ロシアの資源は豊富だぞ。
 戦争をやってひとつもいいことはない。
 丸山穂高は完全に平和ボケだ。
 つーか、この程度のオツムのやつが衆議院議員?

 まあ、この丸山発言の背景には『日本の閉塞感』があるんだろうな。
『戦争でもしなくちゃ山積みされた問題を解決できない』
『戦争でもしなくちゃ誇りある国を取り戻せない』
『戦争でもしてスカッとしたい!』
『外交なんて無意味。政治もくだらない』

 これらが現在の一部の人間の心象なんだろうけど、政治家がこれを言っちゃあおしまいだろう。
 丸山は政治家であることを自ら否定している。
 胆力がなく、粘り強く交渉と努力を重ねることを放棄している。

 とは言え、拉致問題も北方領土問題も、安倍は口ばかりでまったく解決する気配がないからな。
 丸山のような人間を増やさないためにも、そろそろ何の外交成果を出せない無能な安倍を交代させる時期ではないのかね?

 あと憲法9条。
 丸山のようなバカの暴走を防ぐ意味でも以下の条文は必要だよね。
「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又(また)は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」

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いだてん 第18回 「愛の夢」~スヤが手に入れた金メダルは『安産の御守り』だった。皆がそれぞれの金メダルを目指して走っている

2019年05月13日 | 大河ドラマ・時代劇
 暴走機関車・金栗四三(中村勘九郎)である。
 四三はオリンピックで走れなかったエネルギーを使い尽くすかのように日本中を走り続ける。
 常人では考えられないパワーと情熱ですね。
 四三を駆り立てているのは何だろう?
 マラソン・駅伝の普及やオリンピックの余熱だけではない気がする。

 そして、日光~東京のマラソンVS駅伝対決。
 当時の盛り上がり方のイメージとしてはアントニオ猪木の異種格闘技戦、モハメド・アリ戦みたいな感じでしょうか?
 で、最終的に四三がたどり着いた言葉が、
「もう日本に走る道はなか。燃え尽きた」

 一方、なかなか走れない人たちがいる。
 孝蔵(森山未來)は噺家の道を走ろうとして浅草に戻ってきたが、もめ事に巻き込まれて遁走。
 走ってはいるが、噺家の道にはなかなか戻れない。
 シマ(杉咲花)も走りたいのに、当時の女子の価値観から、朝、人目を忍んで走ることしかできない。

 ふたりが思いきり走れるのはいつの日か?
 くすぶっている火が猛火に変わり、それを燃料にして走る暴走機関車になる日はやって来るのか?
 四三のように走れた時は最高に気持ちいいんだろうなあ。
 ……………

 四三がスヤ(綾瀬はるか)を妻として紹介しないのには理由があった。
 オリンピックで金メダルを取り『自分を支えたくれた大切な人』として治五郎先生(役所広司)たちに紹介したかったのだ。
 皆の前で、スヤの首に金メダルを掛けてあげたいとも考えていた。

 四三の思いを知ってうれしいスヤ。
 金メダルはなくても、その思いだけで十分なのだが、スヤに思わぬ金メダルがやって来た。
『安産の御守り』だ。
 スヤにとって、御守りは金メダル以上にうれしいもの。
 だから、お産の際に握りしめていた。
 そして、「スッスッ、ハッハッ」。
 お産の時、四三はスヤのそばにいたんですね。
 スヤの頭の中には、手を握り、いっしょに息を合わせてくれる四三がいた。
 実に巧みな作劇だ。
 もともと「スッスッ、ハッハッ」はお産を見て思いついた呼吸法だったが、第1回の伏線が今回回収された。

 人は誰でもそれぞれの金メダルを手にすることができる。
 スヤにとっては御守りと息子・正明。
 足袋屋・黒坂辛作(三宅弘城)にとっては、130キロ走っても破れないゴム底の足袋。
 治五郎先生にとっては神宮外苑のスタジアム。
 孝蔵もシマも自分の金メダルを探している。

 この作品は皆がそれぞれの金メダルを目指して走る物語なのだろう。

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