「“真実を知ることで遺族は救われる”って
でも、こんな悲しい真実、突きつけたくなかった。
これなら、知らなかった方がましです。何の救いにもならない」
「どんな真実であったとしても、知らない方が良い事なんてない。
進むべき方法がわからない闇の中で立ち止まっているのは、何よりもつらい。
遺族は真実を知ることで初めて、前に進むことができるんだ。
それを手助けするのも、科捜研の大事な仕事のひとつだ。
おまえはよくやった」
……刑事ドラマでよく取り上げられる≪悲しくて残酷な真相を告げるべきか?≫が今回のテーマ
幼い頃経験した陰惨な事件の真実が分からず苦しんでいる真野(錦戸 亮)の答えだった。
≪新米法医研究員・ノンナの悩み≫がもう一つのテーマ
ノンナ(新木優子)は、望んで科捜研に入ったわけでない上、研究員としての技術は未熟で、仕事の意義や、存在価値に悩んでいた。
真野は半ば強引にノンナを手伝わせ、“真実を明らかにする”という科捜研の使命を説き、励ます……解決
やっぱり、“空気”に近い他の研究員
ノンナの未熟な仕事を注意や指導するわけでなく、自分たちが余分に仕事をしてカバーする。
ノンナを研究員としては見ておらず、ノンナを指導するより自分たちがした方が早いと考えているのだろう。
でも、それでは新人は育たないよなあ……まあ、“面倒くさい真野のお守り役”でちょうど良いと考えているのだろう。
不愉快極まりない虎丸刑事
何とかならないだろうか……
虎丸は自分が当たりをつけた容疑者の犯行と断定できる証拠しか欲しがらず、事件全体の真相を究明する姿勢が全くない。
ことが思い通りに進まないと、部下やモノに当たり散らし、人の意見を聞かない……
今回の事件
①現場から採取された血液と容疑者・宮永のDNAが一致しない謎
宮永は骨髄移植を受けており、血液と細胞(今回は頬の内側の粘膜)のDNAが違う所謂“キメラ”だった。(キメラを題材にしたサスペンスがあったが、なんだったのだろう?←2番煎じと責めている意図はありません)
②被害者は自ら手すりに上っていた
“襲われ格闘中に自ら手すりに上る”という不自然な状況に、マリコでなくても主人公クラスの刑事なら疑問に思うはず(『科捜研の女』で下足痕の専門は日野所長かな)。
それに、面識があって話し合い(論争)があったとしても。手すりに上るという状況は極めて異常。
『科捜研の女』なら、自ら飛び降りた可能性を考え、下足痕、落下位置、高さ、身体の向きを検証するのではないだろうか?
どうせなら、自ら飛び降りるべき(他人事なので、簡単に言っています)
娘の心臓移植の為、助かるはずの救急患者に筋弛緩剤を投与し、脳死にさせたという殺人を犯していた今回の被害者。
贖罪の意を示していたが、それなら、宮永に殺人を犯させないために自ら飛び降りるべきだった。
【ストーリー】番組サイトより
科捜研の法医研究員・真野礼二(錦戸 亮)と沢口ノンナ(新木優子)は、捜査一課の虎丸良平(船越英一郎)から東凛大学病院の外科医・真田和寿(名高達男)が殺害された事件に関連するDNAの照合鑑定を依頼される。
事件が起きたのは、真田の教授就任を祝うパーティーでのことだった。席を外したまま戻らなかった真田を探しに行った娘の有里(関めぐみ)が、控室のバルコニーから転落死している父親を発見したのだ。そのとき有里は、現場から逃走する男の姿を目撃していた。真田の首には刃物を突き付けられたような傷があり、男の逃走経路には血痕が残っていた。また、バルコニーの手すりには真田の靴の跡があった。これらの状況から、犯人は真田にナイフを突きつけたが抵抗されて傷を負い、バルコニーを乗り越えて逃げようとした真田を突き落としたのではないかと考えられた。警察は、防犯カメラの映像から被疑者の宮永 渉(篠原 篤)を拘束していた。現場から採取された血液と宮永のDNAが一致すれば事件は解決だと意気込む虎丸。しかし、照合の結果は不一致だった。
虎丸は、捜査一課長の江波清志(篠井英介)から、1週間以内に犯人を逮捕できなければ班を解散させる、と叱責されるが、それでも犯人は宮永だと主張。真野やノンナらを連れて事件現場のレストランを徹底的に調べ直す。だが、仕事へのプレッシャーから眠れない日々を過ごしていたノンナがふいに意識を失って倒れてしまい…。
脚本:相沢友子
監督:松山博昭
でも、こんな悲しい真実、突きつけたくなかった。
これなら、知らなかった方がましです。何の救いにもならない」
「どんな真実であったとしても、知らない方が良い事なんてない。
進むべき方法がわからない闇の中で立ち止まっているのは、何よりもつらい。
遺族は真実を知ることで初めて、前に進むことができるんだ。
それを手助けするのも、科捜研の大事な仕事のひとつだ。
おまえはよくやった」
……刑事ドラマでよく取り上げられる≪悲しくて残酷な真相を告げるべきか?≫が今回のテーマ
幼い頃経験した陰惨な事件の真実が分からず苦しんでいる真野(錦戸 亮)の答えだった。
≪新米法医研究員・ノンナの悩み≫がもう一つのテーマ
ノンナ(新木優子)は、望んで科捜研に入ったわけでない上、研究員としての技術は未熟で、仕事の意義や、存在価値に悩んでいた。
真野は半ば強引にノンナを手伝わせ、“真実を明らかにする”という科捜研の使命を説き、励ます……解決
やっぱり、“空気”に近い他の研究員
ノンナの未熟な仕事を注意や指導するわけでなく、自分たちが余分に仕事をしてカバーする。
ノンナを研究員としては見ておらず、ノンナを指導するより自分たちがした方が早いと考えているのだろう。
でも、それでは新人は育たないよなあ……まあ、“面倒くさい真野のお守り役”でちょうど良いと考えているのだろう。
不愉快極まりない虎丸刑事
何とかならないだろうか……
虎丸は自分が当たりをつけた容疑者の犯行と断定できる証拠しか欲しがらず、事件全体の真相を究明する姿勢が全くない。
ことが思い通りに進まないと、部下やモノに当たり散らし、人の意見を聞かない……
今回の事件
①現場から採取された血液と容疑者・宮永のDNAが一致しない謎
宮永は骨髄移植を受けており、血液と細胞(今回は頬の内側の粘膜)のDNAが違う所謂“キメラ”だった。(キメラを題材にしたサスペンスがあったが、なんだったのだろう?←2番煎じと責めている意図はありません)
②被害者は自ら手すりに上っていた
“襲われ格闘中に自ら手すりに上る”という不自然な状況に、マリコでなくても主人公クラスの刑事なら疑問に思うはず(『科捜研の女』で下足痕の専門は日野所長かな)。
それに、面識があって話し合い(論争)があったとしても。手すりに上るという状況は極めて異常。
『科捜研の女』なら、自ら飛び降りた可能性を考え、下足痕、落下位置、高さ、身体の向きを検証するのではないだろうか?
どうせなら、自ら飛び降りるべき(他人事なので、簡単に言っています)
娘の心臓移植の為、助かるはずの救急患者に筋弛緩剤を投与し、脳死にさせたという殺人を犯していた今回の被害者。
贖罪の意を示していたが、それなら、宮永に殺人を犯させないために自ら飛び降りるべきだった。
【ストーリー】番組サイトより
科捜研の法医研究員・真野礼二(錦戸 亮)と沢口ノンナ(新木優子)は、捜査一課の虎丸良平(船越英一郎)から東凛大学病院の外科医・真田和寿(名高達男)が殺害された事件に関連するDNAの照合鑑定を依頼される。
事件が起きたのは、真田の教授就任を祝うパーティーでのことだった。席を外したまま戻らなかった真田を探しに行った娘の有里(関めぐみ)が、控室のバルコニーから転落死している父親を発見したのだ。そのとき有里は、現場から逃走する男の姿を目撃していた。真田の首には刃物を突き付けられたような傷があり、男の逃走経路には血痕が残っていた。また、バルコニーの手すりには真田の靴の跡があった。これらの状況から、犯人は真田にナイフを突きつけたが抵抗されて傷を負い、バルコニーを乗り越えて逃げようとした真田を突き落としたのではないかと考えられた。警察は、防犯カメラの映像から被疑者の宮永 渉(篠原 篤)を拘束していた。現場から採取された血液と宮永のDNAが一致すれば事件は解決だと意気込む虎丸。しかし、照合の結果は不一致だった。
虎丸は、捜査一課長の江波清志(篠井英介)から、1週間以内に犯人を逮捕できなければ班を解散させる、と叱責されるが、それでも犯人は宮永だと主張。真野やノンナらを連れて事件現場のレストランを徹底的に調べ直す。だが、仕事へのプレッシャーから眠れない日々を過ごしていたノンナがふいに意識を失って倒れてしまい…。
脚本:相沢友子
監督:松山博昭
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