私の認識不足なのか、私の頭が悪いのか…………
……農林水産大臣・菊本(石橋蓮司)に叱られるかもしれないが、“世界中でテロと戦えば戦うほどテロリストが増えている”などのテロの理屈もよく分からないし、劇中の人物の行為や思想も理解できなかった。
そもそも、第15話の冠城の令状執行妨害の件で、今頃、処分されたり、米沢さんは警察学校に異動って?……
行動や思想がよく分からない人たち
1.訓練生・伴野(瀬川亮)
・「俺は無駄な人殺しはしない」と格好つけていたが、警察学校で教官や訓練生を射殺する必要があったのか?
・「殺人はもう嫌だ」という割に、警察学校や文部科学大臣+SP殺害は躊躇いなく射殺していた
・鴨志田慎子に唆されたせいもあるが、テロに巻き込まれて姉が命を落としたのが元々の動機。なのに、自分の行為は肯定できるのか?
・小者感満載の金井塚に後を託す気になれるのか?
・「いいかっ、よぉ~く聞け。テロとの戦いは永遠だぞっ!イタチごっこだ」(この辺の口調、『エンタの神様』の摩邪を思い出す)「一つ叩き潰しても、また新しいのが顔を出す。雨後の筍だ。終わりがない。そんなものと戦おうだなんて、ばかげた話じゃないか?国を動かす連中は本気なのか?“テロには屈しない”そう言い続ける限り、その代償は支払わなければならないぞ!無辜の市民の命という代償を…」
「でもな、市民の立場から言わせれば、“だったらまずは、お前から支払えよ”って感じじゃないか」
「いいか、テロは続くぞ。なぜならば、“テロは永遠だからだ”」
……“テロは永遠”と言い切るのだから、菊本が画策した“首相殺害のショック療法”も否定していることになる。まあ一応、世間への警鐘、政治家への当て擦りぐらいにはなっている。
後に鴨志田慎子との恋が語られるが、そのことも相まって、彼の行動に信念は感じられない。
2.元・公安調査庁調査官・鴨志田慎子(高岡早紀)
「テロを増殖させているのは政治家よ。戦うほど増えるのが分かってやっている」
この理屈に到達した経緯や彼女の人生観が語られていないので、病で命が限られていて、自暴自棄になって伴野をそそのかし、死に追いやったぐらいにしか感じられなかった。
冠城と深い仲だったらしいが、冠城から彼女の人生観が語られた訳でもなかった。冠城が語ったのは慎子が嘘をつくときのクセぐらいだった。
3.農林水産大臣・菊本(石橋蓮司)
テロに対する認識が甘い日本にショック療法を施すため、総理殺害を企てた黒幕。
テロ以前に、現職の総理大臣が殺害されれば、日本はそれだけで大打撃で、テロの被害より大きそう。テロに備える為と言いながら、自身がテロまがいの行動(テロ以上)を起こすのは本末転倒もいい所だ。
4.警察学校大量殺害の生き残りの訓練生・金井塚
深い思慮の欠片もない小者。
右京たちに家宅捜査をほのめかされて、お約束通りに、まんまと証拠品のゴミ捨てをいそいそとしてしまう迂闊者。こんな奴に総理大臣が殺されて欲しくない。
首相殺害を狙うなら、フェイクでゴミ捨てをして、右京たちの裏をかくことぐらいして欲しいものだ。それはともかく、いい加減、ゴミ捨て待ち伏せパターンはやめてほしい。
5.副総理・玉手(小野寺昭)
鴨志田慎子らのターゲットで、“テロには屈しない”論者で菊本大臣と逆側にいると見せかけ、実は通じており、総理殺害計画の共謀者。
表向きの“テロには屈しない”発言しかしないので、彼がどういう思想で計画に加わったのか、まったくわからない。脚本家のフェイクの材料にしか過ぎない存在。
6.スクープ屋の白石耕太
結局、ヘリコプターで空撮し、ネットにアップしただけでフェードアウト。
7.非常に薄い他の閣僚や世間の反応
あれだけセンセーショナルな殺害や焼身映像なのに、標的の閣僚たちは静観し過ぎで、世間も大騒ぎにならなかった。
残念な最終回
警察学校事件、文部科学大臣殺害、メリーゴーランド前自害までは緊迫感があったが、その後は冗長感が強かった。
真相も、視聴者の裏をかくことのみに精力を注いだだけで、テロの理屈や登場人物の思想や人生は描かれず、薄っぺらだった。
【その他いろいろ】
・金井塚のゴミの調査の際、金井塚のメモ書きの断片が右京の手元付近に固まっているのは変。
・伊丹、まったく見せ場なし
・冠城に情報を教えた公安調査庁に顔が利く同期の女・スミレは誰?(私が忘れただけ?)
・右京の推理で感心したのは、SPを仕留める為、伴野が最初わざと外した云々
・右京は空返事を止めるべきだ
・菊本と慎子との繋がりを示すフラワーアレンジメントをアップで映す親切な演出
【花の木でのコントの検証】
「あのねぇ、冗談にも女性口説いている場合じゃないでしょう!
もぅ、杉下さんもですよぉ、そんなに呑気に構えてぇ」
「僕、呑気に見えますかねぇ?」
「いつも通りです」
「冠城さんは始めてじゃないんですか?左遷の危機だなんて!
それなのに、どうしてそんなにヘラヘラしてられるんですかっ」
「僕、ヘラヘラしてますかね?」
「ええ、幾分か」
いや、ここは「いつも通りです」と言わんとあかんやろ!
【ストーリー】番組サイトより
警察訓練生による大量殺戮テロが発生!
狙いは日本の中枢を担う政府閣僚
謹慎処分中の右京と亘に打つ手はあるのか…!?
警察嫌いの目撃者が捜査を混乱させた先日の事件で(第15話「警察嫌い」)、亘(反町隆史)が裁判所の令状執行を阻止する“捜査妨害”を行っていたことが上層部の耳に入り、右京(水谷豊)は亘と共に責任を問われる。さしあたり謹慎処分が下されるが、右京は懲戒の対象に、亘は法務省に戻され地方転勤を命じられる公算が高かった。そんな中、警視庁の警察学校で未曾有の事態が起こる。実弾射撃訓練を受けていた訓練生の一人・伴野(瀬川亮)が、突然教官を射殺。その場にいた数名の訓練生も相次いで撃ち殺し、拳銃を持ったまま現場を立ち去った。隣の警察大学校で教官養成の研修を受けていた米沢(六角精児)がいち早く異変に気づき、すぐさま都内全域に緊急配備が敷かれる。
伴野と同じ訓練生で唯一の生存者となった金井塚(小柳友)によると、伴野は、「テロには屈しない」「断固戦う」と事あるごとに口にする閣僚たちを試すため、彼らを標的にするという“犯行声明”を語っていたらしい。伴野の狙いが判明した直後、文部科学大臣が射殺される事件が発生。総理大臣の玄間(国広富之)、副総理の玉手(小野寺昭)をはじめとする閣僚たちは緊急会合を開き、戦う姿勢を見せようと話し合うが、農林水産大臣の菊本(石橋蓮司)は持病を理由に辞職し、敵前逃亡。政府も一枚岩ではないという弱さを露呈させる。
一方、亘が公安調査庁にいたころに知り合った同庁の調査官・鴨志田慎子(高岡早紀)から思わぬ提案がなされる。慎子は、伴野と以前アメリカで知り合い、今も浅からぬ関係にあって、彼と直接連絡を取る手段があるという。自分を囮に伴野をおびき出してはどうかというのだ。その案は右京の機転もあって捜査本部に採用され、慎子は伴野とコンタクトを取ることに成功。大規模な包囲網が敷かれる中、はたして伴野は待ち合わせ場所に姿を現すのか…!?
大量殺戮を行ったテロリストの本当の目的は?
亘の前に現れた女性公安調査官にも驚くべき秘密が……
右京と亘、“最後の事件”が国家存亡の危機をもたらす!
ゲスト:高岡早紀 小野寺昭 国広富之 石橋蓮司
脚本:輿水泰弘
監督:和泉聖治
……農林水産大臣・菊本(石橋蓮司)に叱られるかもしれないが、“世界中でテロと戦えば戦うほどテロリストが増えている”などのテロの理屈もよく分からないし、劇中の人物の行為や思想も理解できなかった。
そもそも、第15話の冠城の令状執行妨害の件で、今頃、処分されたり、米沢さんは警察学校に異動って?……
行動や思想がよく分からない人たち
1.訓練生・伴野(瀬川亮)
・「俺は無駄な人殺しはしない」と格好つけていたが、警察学校で教官や訓練生を射殺する必要があったのか?
・「殺人はもう嫌だ」という割に、警察学校や文部科学大臣+SP殺害は躊躇いなく射殺していた
・鴨志田慎子に唆されたせいもあるが、テロに巻き込まれて姉が命を落としたのが元々の動機。なのに、自分の行為は肯定できるのか?
・小者感満載の金井塚に後を託す気になれるのか?
・「いいかっ、よぉ~く聞け。テロとの戦いは永遠だぞっ!イタチごっこだ」(この辺の口調、『エンタの神様』の摩邪を思い出す)「一つ叩き潰しても、また新しいのが顔を出す。雨後の筍だ。終わりがない。そんなものと戦おうだなんて、ばかげた話じゃないか?国を動かす連中は本気なのか?“テロには屈しない”そう言い続ける限り、その代償は支払わなければならないぞ!無辜の市民の命という代償を…」
「でもな、市民の立場から言わせれば、“だったらまずは、お前から支払えよ”って感じじゃないか」
「いいか、テロは続くぞ。なぜならば、“テロは永遠だからだ”」
……“テロは永遠”と言い切るのだから、菊本が画策した“首相殺害のショック療法”も否定していることになる。まあ一応、世間への警鐘、政治家への当て擦りぐらいにはなっている。
後に鴨志田慎子との恋が語られるが、そのことも相まって、彼の行動に信念は感じられない。
2.元・公安調査庁調査官・鴨志田慎子(高岡早紀)
「テロを増殖させているのは政治家よ。戦うほど増えるのが分かってやっている」
この理屈に到達した経緯や彼女の人生観が語られていないので、病で命が限られていて、自暴自棄になって伴野をそそのかし、死に追いやったぐらいにしか感じられなかった。
冠城と深い仲だったらしいが、冠城から彼女の人生観が語られた訳でもなかった。冠城が語ったのは慎子が嘘をつくときのクセぐらいだった。
3.農林水産大臣・菊本(石橋蓮司)
テロに対する認識が甘い日本にショック療法を施すため、総理殺害を企てた黒幕。
テロ以前に、現職の総理大臣が殺害されれば、日本はそれだけで大打撃で、テロの被害より大きそう。テロに備える為と言いながら、自身がテロまがいの行動(テロ以上)を起こすのは本末転倒もいい所だ。
4.警察学校大量殺害の生き残りの訓練生・金井塚
深い思慮の欠片もない小者。
右京たちに家宅捜査をほのめかされて、お約束通りに、まんまと証拠品のゴミ捨てをいそいそとしてしまう迂闊者。こんな奴に総理大臣が殺されて欲しくない。
首相殺害を狙うなら、フェイクでゴミ捨てをして、右京たちの裏をかくことぐらいして欲しいものだ。それはともかく、いい加減、ゴミ捨て待ち伏せパターンはやめてほしい。
5.副総理・玉手(小野寺昭)
鴨志田慎子らのターゲットで、“テロには屈しない”論者で菊本大臣と逆側にいると見せかけ、実は通じており、総理殺害計画の共謀者。
表向きの“テロには屈しない”発言しかしないので、彼がどういう思想で計画に加わったのか、まったくわからない。脚本家のフェイクの材料にしか過ぎない存在。
6.スクープ屋の白石耕太
結局、ヘリコプターで空撮し、ネットにアップしただけでフェードアウト。
7.非常に薄い他の閣僚や世間の反応
あれだけセンセーショナルな殺害や焼身映像なのに、標的の閣僚たちは静観し過ぎで、世間も大騒ぎにならなかった。
残念な最終回
警察学校事件、文部科学大臣殺害、メリーゴーランド前自害までは緊迫感があったが、その後は冗長感が強かった。
真相も、視聴者の裏をかくことのみに精力を注いだだけで、テロの理屈や登場人物の思想や人生は描かれず、薄っぺらだった。
【その他いろいろ】
・金井塚のゴミの調査の際、金井塚のメモ書きの断片が右京の手元付近に固まっているのは変。
・伊丹、まったく見せ場なし
・冠城に情報を教えた公安調査庁に顔が利く同期の女・スミレは誰?(私が忘れただけ?)
・右京の推理で感心したのは、SPを仕留める為、伴野が最初わざと外した云々
・右京は空返事を止めるべきだ
・菊本と慎子との繋がりを示すフラワーアレンジメントをアップで映す親切な演出
【花の木でのコントの検証】
「あのねぇ、冗談にも女性口説いている場合じゃないでしょう!
もぅ、杉下さんもですよぉ、そんなに呑気に構えてぇ」
「僕、呑気に見えますかねぇ?」
「いつも通りです」
「冠城さんは始めてじゃないんですか?左遷の危機だなんて!
それなのに、どうしてそんなにヘラヘラしてられるんですかっ」
「僕、ヘラヘラしてますかね?」
「ええ、幾分か」
いや、ここは「いつも通りです」と言わんとあかんやろ!
【ストーリー】番組サイトより
警察訓練生による大量殺戮テロが発生!
狙いは日本の中枢を担う政府閣僚
謹慎処分中の右京と亘に打つ手はあるのか…!?
警察嫌いの目撃者が捜査を混乱させた先日の事件で(第15話「警察嫌い」)、亘(反町隆史)が裁判所の令状執行を阻止する“捜査妨害”を行っていたことが上層部の耳に入り、右京(水谷豊)は亘と共に責任を問われる。さしあたり謹慎処分が下されるが、右京は懲戒の対象に、亘は法務省に戻され地方転勤を命じられる公算が高かった。そんな中、警視庁の警察学校で未曾有の事態が起こる。実弾射撃訓練を受けていた訓練生の一人・伴野(瀬川亮)が、突然教官を射殺。その場にいた数名の訓練生も相次いで撃ち殺し、拳銃を持ったまま現場を立ち去った。隣の警察大学校で教官養成の研修を受けていた米沢(六角精児)がいち早く異変に気づき、すぐさま都内全域に緊急配備が敷かれる。
伴野と同じ訓練生で唯一の生存者となった金井塚(小柳友)によると、伴野は、「テロには屈しない」「断固戦う」と事あるごとに口にする閣僚たちを試すため、彼らを標的にするという“犯行声明”を語っていたらしい。伴野の狙いが判明した直後、文部科学大臣が射殺される事件が発生。総理大臣の玄間(国広富之)、副総理の玉手(小野寺昭)をはじめとする閣僚たちは緊急会合を開き、戦う姿勢を見せようと話し合うが、農林水産大臣の菊本(石橋蓮司)は持病を理由に辞職し、敵前逃亡。政府も一枚岩ではないという弱さを露呈させる。
一方、亘が公安調査庁にいたころに知り合った同庁の調査官・鴨志田慎子(高岡早紀)から思わぬ提案がなされる。慎子は、伴野と以前アメリカで知り合い、今も浅からぬ関係にあって、彼と直接連絡を取る手段があるという。自分を囮に伴野をおびき出してはどうかというのだ。その案は右京の機転もあって捜査本部に採用され、慎子は伴野とコンタクトを取ることに成功。大規模な包囲網が敷かれる中、はたして伴野は待ち合わせ場所に姿を現すのか…!?
大量殺戮を行ったテロリストの本当の目的は?
亘の前に現れた女性公安調査官にも驚くべき秘密が……
右京と亘、“最後の事件”が国家存亡の危機をもたらす!
ゲスト:高岡早紀 小野寺昭 国広富之 石橋蓮司
脚本:輿水泰弘
監督:和泉聖治
以前のテロ回でも思ったけど。
最終回だけ偶然見ました。
前編があったのかな?
とちょっと思いました。
テロを扱うなら、基本、思想は語られなければなりません。
しかも今回のは、社会的に虐げられた人間は殆ど登場しない、それどころか現役の大臣や副総理までがテロ側なのに、主張が視聴者に全く伝わってこないってのは、なんといおうか、百点満点中零点を上げていいんじゃないでしょうか。
テロを減らすには、貧困にあえぐ者に職を与え、不当に権利を損なわれている者の権利を回復すればよい。
テロを増やすには、上記のような状況に手を着けず、教育だけ施せばよい。
社会の矛盾や嘘が見える迄の知性と、それによって不当な扱いを受ける存在が両立して初めてテロは起きます。
なので、虐げられた人間を放置したままではどうもならんよ、というようなことを
まあ、言いたかった・・・・気がしなくもないのだけれど、
ん~・・・まあ、炎に包まれて死んだ人間の主張が脚本家のそれに最も近いんだろうが、それ自体主張が散漫で、テロ側の他の人間が殆ど何も思想を語らず、時に反するようなことも言うので、本当に何が言いたかったのか理解に苦しみます。
副総理までテロ側にいるのに拳銃の銃弾をちょろまかそうとか、セコすぎますよ。
単に殺すだけなら一服盛れば終わりですやん。
農林水産大臣が一服盛って、そのどさくさで副総理が権力を握って緊急事態法とかで色々目茶苦茶にしたらいいんですよ。
フラワーアレンジメントの種類が同じで関係がばれるとか、視聴者をばかにしてるんですかね?
ひどすぎて面白かったです。
普通に考えてことが公になれば政権が吹っ飛ぶので、隠蔽しようとする権力者とそうさせまいとする右京、というお話になりそうですが、リアルタイムで右京のレベルまで真相が漏れている時点で隠蔽は無理なので、大騒ぎになる筈ですが、どうなんでしょうね。
捉える方向が45°ほど違いますが、言いたいことはほとんど同じですね。
とにかく、「犯人がだれなのか?」という点だけに重きを置いたので、内容が薄っぺらなものとなってしまいました。
最近よくある、本末転倒のミステリーでした。
今シリーズは、残念な話も多かったですが、多少立ち直りの気配があっただけに、ラスト3周はがっくりでした。
今シリーズは観ていないとのこと。もし再放送で観ることがあるなら、第4話「ファンタスマゴリ」、第8話「最終回の奇跡」、第9話「秘密の家」、第12話「陣川という名の犬」、第13話「伊丹刑事の失職」、第15話「警察嫌い」、第16話「右京の同級生」、第17話「物理学者と猫」辺りがお勧めです(特に15話と17話)。
今シーズンは最初の方2回くらい見て、一回録画失敗したのをきっかけにまあいいかと。
私は辛目の採点基準の時は、60点で合格、85点以上は中々つけないのですが、この最終話は30点くらいかなと。
最近シリーズの疲弊を感じて右京のキャラクター含め食傷ぎみなので零点と言いましたが、多分それなしでだと30点くらい。
甘めの採点の時は、+20点くらいで、商業ベースに乗っているものは大体80点以上になります。大体は言い過ぎか。それなりに部数の出ている漫画だったら半分くらい、小説だったら9割方。
映画だったら金返せと思ったでしょうけど。
ただ、なんか自分が思っている以上に犬が死んだダメージがあるのか、将棋もスポーツ観戦もあまり面白くない状態が続いているので、多分辛すぎる採点になっています。そういえばご飯の美味しさも何割かは落ちたと感じます。
採点基準については、私もほぼ同じです。
最終話についても30点ぐらいだと思っていました。最初の30分間(焼身行為に及ぶまで)の緊迫感がなければ、15点が妥当です。
今シリーズは確かに15~35点ぐらいの作品が多いです。甲斐享シリーズもおおむね15~50点でした(ダークナイトは5点)。
>なんか自分が思っている以上に犬が死んだダメージ
そうですか……まだ経験はないのですが、わかります。喪失感はなくならないでしょうが、徐々に穴が小さくなっていくことを願います。