絡み合う4つの事件
①化学メーカーの研究員が、猛毒の神経ガスで殺害
②初音がデザインした“ほっぺ丸”に纏わる半年前の女性デザイナーの自殺
③玩具メーカー社員・丹生初音の息子が誘拐される
④“ほっぺ丸”のぬいぐるみによる神経ガス噴霧の怖れ(初音をマークする怪しい男も出現)
(③④は連動している)
①化学メーカーの研究員が、猛毒の神経ガスで殺害
被害者は、復讐の協力者(“ほっぺ丸”のぬいぐるみを神経ガス噴霧装置を付けた)で、借金に追われ、自分が勤めている化学メーカーで神経ガスを生成し、それで金を得ようとする“自身が毒ガスのような存在”だった。
調子に乗り、主犯者を脅迫、更なる金を要求したため殺害された。
②初音がデザインした“ほっぺ丸”に纏わる半年前の女性デザイナーの自殺
《ほっぺ丸が有名になって、それを母が知れば、母が会いに来てくれるかもしれない》と考えた持永凛が、デザイン賞に固執、審査委員長に金を渡した。
それを知った初音が凛を諭し、凛も社長にデザイン賞参加辞退を申し出る。⇒社長は反対し、もみ合いになり、凛が転落死。
社長が遺書など自殺に偽装。「初音によるパワハラの相談」メールも偽装。
もみ合いの際、手すりに時計を擦り、痕跡を残した。
③玩具メーカー社員・丹生初音の息子が誘拐される
④“ほっぺ丸”のぬいぐるみによる神経ガス噴霧の怖れ
凛の自殺は、《初音のパワハラが原因》という社長の嘘を信じ、ほっぺ丸のデザインも初音が盗んだと誤解した持永登紀子が、復讐を企てた。
初音の息子を誘拐し、同僚男性社員(①の被害者)が作ったほっぺ丸で、復讐しようとした。
“謎の男”は化学メーカー社員で、登紀子らの企てを知り、防ごうとしていた。良い人だったのに、亀山と伊丹に取り押さえられてしまい、気の毒。
子どもを誘拐し、爆弾を運ばせ設置させるという筋は、刑事ドラマではよくありそうなので、もうひとひねりを加えたように思う。
しかし、ひと捻り加えた分、色々齟齬が生じてしまった。
・ほっぺ丸の頬(発射ボタン)を押してしまった少女に自分のブルゾンを被せたが、ほっぺ丸に被せた方が効率が良い(或いは、ほっぺ丸を払いのける……他の人が被害を受ける可能性はあるが)
・階段付近で密談→もみ合って転落→時計の擦り跡……お決まりのパターン
・証拠品の腕時計を、半年たっても社長が持っていたのは不思議
・持永登紀子が子どもを捨てた後、普通に生計を立てていた。
……《観覧車に娘を乗せて置き去り》は酷い!
【その他の不満・疑問】
・前回事件(元日SP)はなかったかのように始まった(脚本家が違うので、仕方がないかも)
・元タカラジェンヌの登場率が高いような気がする
単に、元タカラジェンヌで女優として活躍している人が多いだけかも
・《会話中にスマホ着信が割り込む》《会話中に他のメンバーがやってきて、会話を遮る》ことが多く、イラっとする。
ストーリーのネタバレを防ぐ手法で、仕方がないのかも
【ストーリー】(番組サイトより)
猛毒ガスによるテロの危険性が浮上
誘拐事件との驚くべき繋がりとは!?
化学メーカーの研究員が、猛毒の神経ガスで殺害される事件が発生。右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、下足痕の捜査に駆り出される。
そのさなか、道端に人気キャラクター“ほっぺ丸”のぬいぐるみが、不自然に落ちているのを発見した2人は、事件性の有無を確認するため、持ち主を捜索することに。結果、小学生の男の子を持つ丹生初音(映美くらら)というシングルマザーに行き着くが、様子がおかしい。何者かに脅されていることを察知した右京と薫は、誘拐事件を疑い、手分けして捜査を開始。
初音の勤務先である玩具メーカーを訪れた右京は、ほっぺ丸をめぐる意外な裏事情を知る。いっぽう薫は、何者かの指示を受けていると思われる初音を尾行。動向を注視するが、やがて、ほっぺ丸のぬいぐるみを使って、神経ガスがバラまかれる危険性が浮上し、体を張ってテロを阻止しようとするが…!?
そのころ右京は、初音が務める玩具メーカーと深い因縁がある持永登紀子(山下容莉枝)という女性の、不穏な動きを捉えていた。
誘拐事件の背後で暗躍する狡猾な犯人
被害者の母を追う薫に猛毒ガスの脅威が!
人気キャラクターをめぐり悲劇が交錯する!
ゲスト:映美くらら 山下容莉枝
脚本:川﨑龍太
監督:田村孝蔵
第1話「無敵の人〜特命係VS公安…失踪に潜む罠」(初回拡大SP)
第2話「無敵の人~特命係VS公安…巨悪への反撃」(拡大SP)
第3話「スズメバチ」
第4話「天使の前髪」
第5話「冷血」
第6話「名探偵と眠り姫」
第7話「青春の光と影」
第8話「センチメンタル・ジャーニー」
第9話「男の花道」
元日SP 第10話「サイレント・タトゥ」
①化学メーカーの研究員が、猛毒の神経ガスで殺害
②初音がデザインした“ほっぺ丸”に纏わる半年前の女性デザイナーの自殺
③玩具メーカー社員・丹生初音の息子が誘拐される
④“ほっぺ丸”のぬいぐるみによる神経ガス噴霧の怖れ(初音をマークする怪しい男も出現)
(③④は連動している)
①化学メーカーの研究員が、猛毒の神経ガスで殺害
被害者は、復讐の協力者(“ほっぺ丸”のぬいぐるみを神経ガス噴霧装置を付けた)で、借金に追われ、自分が勤めている化学メーカーで神経ガスを生成し、それで金を得ようとする“自身が毒ガスのような存在”だった。
調子に乗り、主犯者を脅迫、更なる金を要求したため殺害された。
②初音がデザインした“ほっぺ丸”に纏わる半年前の女性デザイナーの自殺
《ほっぺ丸が有名になって、それを母が知れば、母が会いに来てくれるかもしれない》と考えた持永凛が、デザイン賞に固執、審査委員長に金を渡した。
それを知った初音が凛を諭し、凛も社長にデザイン賞参加辞退を申し出る。⇒社長は反対し、もみ合いになり、凛が転落死。
社長が遺書など自殺に偽装。「初音によるパワハラの相談」メールも偽装。
もみ合いの際、手すりに時計を擦り、痕跡を残した。
③玩具メーカー社員・丹生初音の息子が誘拐される
④“ほっぺ丸”のぬいぐるみによる神経ガス噴霧の怖れ
凛の自殺は、《初音のパワハラが原因》という社長の嘘を信じ、ほっぺ丸のデザインも初音が盗んだと誤解した持永登紀子が、復讐を企てた。
初音の息子を誘拐し、同僚男性社員(①の被害者)が作ったほっぺ丸で、復讐しようとした。
“謎の男”は化学メーカー社員で、登紀子らの企てを知り、防ごうとしていた。良い人だったのに、亀山と伊丹に取り押さえられてしまい、気の毒。
子どもを誘拐し、爆弾を運ばせ設置させるという筋は、刑事ドラマではよくありそうなので、もうひとひねりを加えたように思う。
しかし、ひと捻り加えた分、色々齟齬が生じてしまった。
・ほっぺ丸の頬(発射ボタン)を押してしまった少女に自分のブルゾンを被せたが、ほっぺ丸に被せた方が効率が良い(或いは、ほっぺ丸を払いのける……他の人が被害を受ける可能性はあるが)
・階段付近で密談→もみ合って転落→時計の擦り跡……お決まりのパターン
・証拠品の腕時計を、半年たっても社長が持っていたのは不思議
・持永登紀子が子どもを捨てた後、普通に生計を立てていた。
……《観覧車に娘を乗せて置き去り》は酷い!
【その他の不満・疑問】
・前回事件(元日SP)はなかったかのように始まった(脚本家が違うので、仕方がないかも)
・元タカラジェンヌの登場率が高いような気がする
単に、元タカラジェンヌで女優として活躍している人が多いだけかも
・《会話中にスマホ着信が割り込む》《会話中に他のメンバーがやってきて、会話を遮る》ことが多く、イラっとする。
ストーリーのネタバレを防ぐ手法で、仕方がないのかも
【ストーリー】(番組サイトより)
猛毒ガスによるテロの危険性が浮上
誘拐事件との驚くべき繋がりとは!?
化学メーカーの研究員が、猛毒の神経ガスで殺害される事件が発生。右京(水谷豊)と薫(寺脇康文)は、下足痕の捜査に駆り出される。
そのさなか、道端に人気キャラクター“ほっぺ丸”のぬいぐるみが、不自然に落ちているのを発見した2人は、事件性の有無を確認するため、持ち主を捜索することに。結果、小学生の男の子を持つ丹生初音(映美くらら)というシングルマザーに行き着くが、様子がおかしい。何者かに脅されていることを察知した右京と薫は、誘拐事件を疑い、手分けして捜査を開始。
初音の勤務先である玩具メーカーを訪れた右京は、ほっぺ丸をめぐる意外な裏事情を知る。いっぽう薫は、何者かの指示を受けていると思われる初音を尾行。動向を注視するが、やがて、ほっぺ丸のぬいぐるみを使って、神経ガスがバラまかれる危険性が浮上し、体を張ってテロを阻止しようとするが…!?
そのころ右京は、初音が務める玩具メーカーと深い因縁がある持永登紀子(山下容莉枝)という女性の、不穏な動きを捉えていた。
誘拐事件の背後で暗躍する狡猾な犯人
被害者の母を追う薫に猛毒ガスの脅威が!
人気キャラクターをめぐり悲劇が交錯する!
ゲスト:映美くらら 山下容莉枝
脚本:川﨑龍太
監督:田村孝蔵
第1話「無敵の人〜特命係VS公安…失踪に潜む罠」(初回拡大SP)
第2話「無敵の人~特命係VS公安…巨悪への反撃」(拡大SP)
第3話「スズメバチ」
第4話「天使の前髪」
第5話「冷血」
第6話「名探偵と眠り姫」
第7話「青春の光と影」
第8話「センチメンタル・ジャーニー」
第9話「男の花道」
元日SP 第10話「サイレント・タトゥ」
今回の話ですが、愛する娘の生み出したキャラクターを犯罪の道具に使うことにどうしても共感できず、今一つでした。
そもそも、遊園地に置き去りにするような母親だから仕方がないのかもしれませんね。
このところ、忙しくてコメントが短めになってしまっていますが、ご容赦ください。
>愛する娘の生み出したキャラクターを犯罪の道具に使うことにどうしても共感できず、今一つでした。
>そもそも、遊園地に置き去りにするような母親だから仕方がないのかもしれませんね。
仰る通りですね。置き去りの件もひどいですし、愛する娘のキャラクターを殺人道具に使用したのもひどいですね(刑事ドラマではよくあるパターンで、それを非難される)
それに、“ほっぺ丸”が人気でるまで、放置状態でしたし……。