英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

国会議員後援会幹部の税理士が同じ議員の政治資金を監査 20件

2023-01-23 16:30:51 | 時事
《NHKが、総務省や各地の選挙管理委員会が去年11月に公表したおととしの報告書を調べたところ、国会議員を支援する「税理士による後援会」の幹部を務める税理士が、同じ議員の政党支部や資金管理団体など関係団体の政治資金を監査しているケースが20件あったことが分かりました》【『NHK NEWS WEB』 「国会議員後援会幹部の税理士が同じ議員の政治資金を監査 20件」より】

「今回のケースは法律には抵触しませんが、中立性や公正さに疑念を持たれるおそれがあることは認識しています。これまでも研修会などで注意喚起を行ってきましたが、さらに適正な指導を行いたい」とNHKの取材に対し日本税理士政治連盟は答えているが、何の釈明にもなっていない。
《今回のケースは法律には抵触しません》……“監査”の意義にを満たしていない行為で、当たり前すぎて法律で規定されていないだけなのでは?
《中立性や公正さに疑念を持たれるおそれがあることは認識しています》……“疑念を持たれるおそれがあることは認識”とは、なんて緩やかな言い回しだ。“疑念がある”と言うか、“疑念だらけ”!
《研修会などで注意喚起を行ってきましたが》……“注意喚起”も緩すぎ!それに、研修会で“注意喚起”してもほとんど効果がないだろう。本気で是正する気があるのなら、この20件に関して直接、是正を求めるべきである
《さらに適正な指導を行いたい》……“さらに”と言う表現は、妥当な行為(指導)をしている状況でないと使用してはいけない。“適正な指導を行いたい”ではなく、“是正する”と言うべきだ。


 そもそも、政治家が自らを律する気がないので、巷でいろいろ問題が発覚している状態。
 せめて、税理士は税理士としての矜持を持っていただきたい。


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