英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

新型コロナウイルス その153「“定点把握”による全国の感染状況データ 」

2023-05-19 22:48:38 | 時事
「新型コロナ「定点把握」全国の感染状況データ 初の発表 厚労省」(NHK 『NEWS WEB』)によると
5月14日までの1週間の1医療機関当たりの平均の患者数は2.63人で、前の週の1.46倍に増加していて、厚生労働省は「4月以降、緩やかな増加傾向が続いている」としているらしい

 全数把握:1日の感染者数の実数⇒定点把握:1週間の1医療機関当たりの平均の患者数
と物差し(尺度)が変わっているので分かりにくいが、昨年末の第8波ピーク時において今日発表した数値(1週間の1医療機関当たりの平均の患者数)に換算した数値は約30人となるらしい。なので、その当時の1/10以下と考えられる。
 ただし、前週比1.46倍増という心配なデータとも捉えられる。
 しかも、この「1医療機関当たりの患者数」というのは、実際にある程度の症状があって医療機関に掛かって陽性反応が出た数である。つまり、無症状や軽い症状の人は医療機関に行かないと考えられる。まあ、無症状の人でも、周囲に陽性者が出れば検査を受けるかもしれないが、5類へ移行し行動抑制が解かれ、新型コロナウイルスへの警戒心が極端に低くなった現在、隠れた感染者は相当数いるはずだ。

 とは言え、世界の趨勢や経済へのブレーキを考えると、行動制限云々はナンセンスであろう。
 感染への注意喚起、感染対策の奨励というのも、どうなのかと思ってしまう。
 しかし、《再び感染拡大起こる兆候はないだろうか》と目を光らせるためにも、全数把握しろとは言わないが、せめて、定点把握の集計をもっと迅速に行うべきではないだろうか。そのデータを速やかに公表すべきではないだろうか

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