英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

羽生会長の“ひとり表彰式”

2023-11-26 10:59:37 | 将棋
 一昨日、昨日(2023年11月24日、25日)に達人戦の決勝トーナメントが行われ、羽生九段が優勝した(棋戦の詳細については後述)
 仕事の合間に観ていたので(将棋の合間に仕事?)、決勝が終わったところで観戦終了。ところが、その後に大珍事が繰り広げられていた!

 今年度より、羽生九段が将棋連盟の会長に就任していて、各イベントの挨拶や表彰式などに業務を行っていた。
 私は「では、この後表彰式を行いますので、その準備の為。しばらくお待ちください」というアナウンスを聴いて視聴を終えたわけだが、脳裏には《羽生九段が賞状を贈られる》シーンが浮かんだ。渡す側は具体的に想像しなかった。会長が被表彰者なので、連盟副会長?(副会長という役職あった?…昔はあったはず)や主催や共催(後援)など運営側の偉い人が贈るはず。

 まさか、会長が“ひとり表彰式”を行うとは!
 “コント”のようなシーンが繰り広げられた(もう少し、観ていれば良かった。羽生ファン失格である)
「表彰状、羽生善治殿、あなたは……」
その後、羽生九段が表彰状を、お辞儀をしながら受け取る仕草…


 何でも引き受ける羽生九段ならではのシーンだった(佐藤康光前会長も引き受けたような気がする)
 感想を尋ねられ「自分で自分の名前を呼ぶのは”面映ゆい”」と述べたようだが、「面映ゆい」とは絶妙な表現だ。


さて、この"達人戦”、今年、いきなり発表された(←私個人の感触)

2023年05月22日の将棋連盟ホームページで公表された
主催:公益社団法人 日本将棋連盟
特別協賛:株式会社立飛ホールディングス
協賛:トヨタS&D西東京株式会社

棋戦参加者:2023年4月1日付で満50歳以上の現役棋士全員
【棋戦概要】
・予選から本戦まで全てがトーナメントで、決勝も1番勝負
・予選出場者によって本戦入り4名を争う。
・永世称号呼称者・資格者4名(谷川・羽生・佐藤康・森内)は本戦へシード。(第2回以降のシード形式は今後決定)
・予選を通過した4名とシード4名の合計8名によって本戦トーナメントを実施。

・開催期間:2023年6月~2023年11月
・持ち時間
   予選はチェスクロック計測の1時間、切れたら秒読み1分
   本戦はチェスクロック計測の30分、切れたら秒読み30秒


 ちなみに、1993年度~2014年度まで開催された「達人戦」とは別もの。
 富士通主催で非公式戦。40歳・八段以上の棋士から規定によって選ばれた6人によるトーナメント戦。(富士通・達人戦公式ホームページ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 相棒 season22 第6話「名... | トップ | いつまで待てばいいのか……その2 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

将棋」カテゴリの最新記事