英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

大晦日……いろいろと雑感を

2013-12-31 16:18:46 | 将棋
 昨日、ちょっとしたハプニングがあり、防寒対策もなしに1時間ほど野外で作業することになり、風邪を引いたのか、やや熱があり、喉も痛いです。
 仕事は今日の午前中までで何とか終了、そのあと、ガラス吹きとエアコンのファイルターの掃除をして、「もう、何もせえへんぞ」状態です。
 ちょっと、ぼお~としていますが、一年を振り返ってみます。

★将棋界
 森内竜王・名人、強かったなあ。
 羽生三冠も名人挑戦は失敗したjけれど、その後、よく立て直したなあ。棋聖、王位、王座は防衛、王将位挑戦権獲得、順位戦全勝は流石だ。魅せた将棋も多かった。
 NHK杯3回戦敗退、日本シリーズ決勝敗退、棋王戦挑戦権獲得ならずは残念だった。
 今考えると、竜王位挑戦者決定トーナメントでの対局が、無茶苦茶大きい一局だった。
 渡辺二冠も、昨年秋からの竜王、王将、棋王、NHK杯など無敵、最強モードの反動があったのかもしれない。棋聖挑戦失敗、竜王失冠は痛いが、その後はしっかり立ち直りつつあるのは流石である。
 A級順位戦は、降級争いが熾烈。谷川九段大ピンチだが、幸い、降級争い(しまった!「残留争い」だった。こてくんが指摘)のライバルが多いので残り全勝は難しいにしても、2勝1敗の3勝6敗で終わったとしても、残留の可能性がある程度残っているのが救いだ。

6勝0敗…羽生(1)
4勝2敗…渡辺(4)、深浦(7)
3勝3敗…佐藤康(6)、行方(9)、久保(10)
2勝4敗…三浦(2)、郷田(3)、屋敷(5)
1勝5敗…谷川(8)

( )内は順位
 7回戦は、羽生-久保、三浦-郷田、渡辺-谷川、屋敷-深浦、佐藤-行方戦が組まれている。A級安定勢力の三浦-郷田戦、ともに2勝4敗でこれに敗れると相当寒い状況になってしまう。恐ろしいリーグ戦だ。
 ただ、現在の棋力(調子)を考慮すると、降級は谷川九段、行方八段と見ている。

★どうでもいい話題
 DNA鑑定の結果、大沢樹生の実子じゃなかった……サスペンスドラマで、こういう事実を隠すため殺人の動機となってしまう重大事項。
 鑑定することの是非はともかく、こういう事実を公にさらす当事者、さらに、平気で報道のネタにしてしまうマスコミ……一体どうなっているのだろう!

★フィギュアスケート日本選手権、女子シングル
 浅田選手の不調は残念だった。
 しかし、鈴木選手のフリーの140点越えはあり得ない。素晴らしい出来だったと思うが、ジャンプの難易度・質はそれほど高くなく、ほとんどのスピンは軸がぶれグラついていた。すべてが最高に近い演技でないと140点を超えるのはおかしい。
 とにかく、フィギュアスケートの採点は妙なことが多すぎる。もっと厳正にしないと競技自体の価値が下がってしまう。
 技の実況しかしない解説者、軸がぶれていたりスピード不足のスピンも高く評価する解説者、低空飛行のジャンプを「高い」と評価する解説者。テレビ局も、もっと解説のレベルを上げるよう要求すべきである。
 できれば、独自の審判団を用意し、競技終了後独自の採点を算出してはどうか。

★2013年ドラマ、個人的ベストテン
1位 空飛ぶ広報室
2位 ダンダリン
3位 半沢直樹
4位 リーガルハイ
5位 幽かな彼女
6位 妻はくのいち
7位 救命病棟24時
8位 泣くな、はらちゃん
9位 確証~警視庁捜査3課
10位 真夜中のパン屋さん
次点 相棒、ガリレオ2

 9位以下は流動的で、明日考えると違うランキングになっているかもしれません。(相棒とガリレオは失望感が強いのでベストテンには入れません)

★不満いっぱいの政治家、政策
 一度政局の中心から転落した自民党だが、「国民はどうでもよい、自分たちが潤えば良い」「選挙が一番大事」という傲慢さは、少しも改まらない。
 問題点だらけの原発を継続、企業優遇措置、靖国参拝問題……書き始めたらキリがない。

 池上先生に総理大臣か東京都知事になっていただきたい。

★私事では、忙しかったなあ
 忙しくても儲かったのなら文句は出ない。お金は貯まらず、溜まるのはストレスと疲労だけ……
 夏から今日まで一日も休みがなかったが、割と体調は良い(今日は別にして)。
 明日から3日まではゆっくりできると思うが、その貴重な時間のうちの半分近くを駅伝(実業団駅伝、箱根駅伝)観戦で消費してしまうのはどうかと思うが、やはり、中継を観てしまうのだろう。成人の日辺りにして欲しいが、交通事情などから無理であろう。


 こうやって一年を振り返り?記事を書くことができるのは幸せなことなのだろう。
 また来年も、いろいろ駄文を並べますが、見捨てることなくお付き合いください。

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10 コメント

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よいお年を!! (こてくん)
2013-12-31 18:12:34
まず、『降級』は争わない。

(↑こういう批判する人、必ず
いるんですよ。ほんと・笑)

争うのは『残留』なのである・・・・

・・・・ということは将棋ファンじゃなくても、
皆、知っているのである・・・・。

だが、なんでA級順位戦の場合は
『降級争い』の方が、
しっくりしてしまうのだろう・・・・??

未だに謎である。(笑)


★将棋界

電王戦の衝撃が痛すぎて、その後は
あまり覚えていません(笑)

ただ、今の将棋界の方が、昔と違って
メジャーっぽい、そんな印象があります。

渡辺先生の1口馬主のお馬さんが、
重賞レースに勝った事と、渡辺先生の
奥さんの漫画デビューには、
感慨深いものがあります。

★政治家

昔、散々民主党のことを、こんなに膨らんだ
予算が・・・・と批判していたのに、
今はそれを自民党がやっている・・・・。

なんなのでしょう。これって(笑)


>池上先生に総理大臣か東京都知事になっていただきたい。


いいですねっ!!(笑)

★ドラマ

『八重の桜』くらいしか、ちゃんと見ていないので、
順位のつけようが(笑)

強引に入れるとすれば、昼の
再放送の『相棒』か(笑)

★どうでもいい話題

最近のテレビのニュース全般。
どこか1社くらいは、BBCくらいの深い分析が
欲しい。

ネットの玉石混交情報や雑誌などとも、
突合して見ないと、発信者の『色』が
つきすぎてしまい、
どーも本質が見えなくなってしまった
ような感じが・・・・。

辛い所です。

★読書
まーじゃん漫画の咲のスピンオフ漫画や、
北方謙三さんの三国志・史記武帝紀
宮城谷さんの草原の風(光武帝・劉秀の話)

など、数々の書物に巡り合う。
まさに順風満帆な美味しい年になりました。

最近の歴史書は、次から次へと『新説』が
出ていて楽しく、興味が尽きません。

★私事

ちょっち、怒りっぽくなってしまった。
ろくな死に方が出来ないようだ(苦笑)

来年の箱根やNHKの新春の将棋は、
多分見ないと思います。
仕事はじめに備えて寝てるので・・・・(とほほっ)

ではでは、よいお年を。


PS・>見捨てることなく・・・・

こんなに面白くて、深いのに
見捨てる人なんていないですよ。ふふっ。


返信する
し、しまった! でも訂正するのも、潔くないので ()
2013-12-31 18:27:48
こてくん、こんばんは。

「降級争い」……おわっ!しまった。
こういうツッコミは得意なのに。
訂正するのは潔くないので(ん?訂正する方が潔いのか?)、カッコ書きで訂正しますね。
正しいツッコミだと思います。

政治家についてですが、自民党のそういう悪所を是正しようという気はあったと見ています。しかし、実力がなかった…。

>PS・>見捨てることなく・・・・

>こんなに面白くて、深いのに
見捨てる人なんていないですよ。ふふっ。

 告白しますと、私がこういう卑下したことを言う時は、「そうじゃないよ。良いですよ」という、それを否定し持ち上げてくれるコメントを期待しています。
 なので、良く覚えておいて、そういう表現がありましたら、励ましてください。

 来年もよろしくお願いします。
返信する
ラストコメント。 (koumama)
2013-12-31 21:30:08
私のブログ友達への一番ラストのコメント。。かな
英さん、風邪ひいちゃったの?ダイジョウブ~?
英さんの
ドラマベストテン個人的な順位おもしろかったぁ(笑)
泣くなはらちゃん と 真夜中のパン屋さんが入っていてうれしいなって(笑)
パン屋さんのドラマはめっけもののドラマだったなって思います。
また来年も楽しい記事いっぱい書いてね。
今年もありがとう。またしつこいくらいコメントするからね~あはは。
返信する
光栄です ()
2013-12-31 21:51:44
koumamaさん、こんばんは。

 koumamaさんのおかげで、今年もブログが楽しかったです。
 本文では書きませんでしたが、今年の私事としては、こkoumamaとお会いできたことが特大出来事です(さすがに本文では書きにくかったです)。
 おっ、koumamaも『真夜中のパン屋さん』を観ていましたか(『泣くなはらちゃん』を観ていたのは知っていましたが)
 昔から滝沢君はいい男でしたが、さらに磨きがかかったようです。
 koumama、今年一年、ありがとうね。来年もよろしくお願いします。
返信する
Happy New Year (Stanley)
2014-01-01 15:55:08
英さん、明けましておめでとうございます!

こちらは未だ大晦日で、さきほど年越しそばを食べて、今紅白を見ています。

2013年は、しつこいくらい「しょうもない(将棋の)コメント」を投稿して、スミマセンでした。また御丁寧に返事してくださり感謝しています。

2014年もよろしく!

返信する
今年もよろしくお願いします ()
2014-01-02 00:41:06
 Stanleyさん、私の方こそ、よろしくお願いします。

>2013年は、しつこいくらい「しょうもない(将棋の)コメント」を投稿して、スミマセンでした

 いえいえ、しつこくないですし、しょうもなくもありません。コメントを何度も頂けるのは嬉しいですし、コメントも明晰で感服することが多いです。
 今年もよろしくお願いします。
返信する
空飛ぶ広報室見ました! (Stanley)
2014-01-04 00:51:16
2013年のドラマベスト10で、空飛ぶ広報室が1位とあり、どんなドラマか見たくなりました。そして下のリンクを見つけたので、正月2日間で1話から11話まで一騎に見てしまいました。(笑) いや~良かったです。楽しめました。

稲葉リカ - 新垣結衣、空井大祐 - 綾野剛、今まで全然知らなかった俳優さんですが、すっかりファンになりました。自衛隊のこと、特に震災時の命がけの救出活動のことなど、今まで知らなかったことも多かったです。

余談ですが、今回見ている間に動画をダウンロード出来たので、英さんの解説記事も読みながら、将来時間があれば、もう一度見るかもしれません。でも次はダンダリンかな。

h ttp://7tv7dorama.blog.fc2.com/blog-entry-3979.html
返信する
『空飛ぶ広報室』 ()
2014-01-04 11:42:51
Stanleyさん、こんにちは。

>正月2日間で1話から11話まで一騎に見てしまいました

 それは凄い。連続ドラマを連続で観るのは、かなりエネルギーが要ります。でも、≪どうなるんだぁ~≫というところで終わるので、ついつい続きを観てしまいますね。
 このドラマの場合、1話完結というか、1話ごとの終わりで二人が前に進み始めるので視聴後の満足度が高かったです。

 次は『ダンダリン』ですか。最初の2話では、ヒロインに対して抵抗を感じてしまうかもしれませんが、そこを乗り越えるとがぜん面白くなります。
 そう言えば、『空飛ぶ広報室』のヒロインも嫌な部分が多かったです。これは、ヒロイン成長物語としては必須の部分なので、仕方がないのですが。
 『ダンダリン』の場合は、成長というのではなく、ヒロインの個性を際立たせようとして失敗してしまったというパターンです。
返信する
ダンダリンも見てしまいました! (Stanley)
2014-01-05 14:18:15
いや~ダンダリン1話から11話最終回まで、ほぼ2日間で見てしまいました。とても良かったです~!
通常連続ものだと、次がどうなるかと思い、次も見てしまいますよね。
ところが、ダンダリン〇〇は、1回1回完結ですが、次を見たくなるのは何故なのか?

しかし何故このダンダリンが平均視聴率が 7.5% しかなく、空飛ぶ広報室が 12.6 %だったのか?以外でした。
チョット残念な数字です。そして3位の半沢直樹が、何故 28.7% と高視聴率を上げたのか?
英さんの順位では半沢直樹は3位でしたよね。
リーガルハイは意外に、視聴率 12.5% なので空飛ぶ広報室とほぼ同じ。

最終英さんの選んだ2013年ベストドラマの順位は、次の通りでしたよね。
 空飛ぶ広報室 > ダンダリン > 半沢直樹 > リーガルハイ

しかし、視聴率の順番は、次の通り。ここで半沢直樹の順番が全然違いますね。
 半沢直樹 28.7% > 空飛ぶ広報室 12.6% >リーガルハイ 12.5% > ダンダリン 7.5%
=> 視聴率というのは分からないものということでしょうかね?

ちなみに、ウチの家内の好みは、次の通りでした。
 半沢直樹 > リーガルハイ > ダンダリン > 空飛ぶ広報室
理由は主人公を演じた堺雅人が良くて、特に半沢直樹はハラハラドキドキでドラマとして最も良かったそうです。またダンダリンは、家内もすでに見ていて、良かったよ、といっていました。
見たダンダリンを見た理由は、段田 凛(ダンダリン)を演じた竹内結子のファンだからだそうです。それも結構大事!

最後に、私の感想は、空飛ぶ広報室の原作は、東北大震災を取り扱っていて、原作のレベルとしては1位と思いました。またリーガルハイは結構印象に残り良かった。順番は微妙です~
返信する
私なりの解説? ()
2014-01-05 17:40:01
Stanleyさん、再びのコメント、ありがとうございます。

>ダンダリン〇〇は、1回1回完結ですが、次を見たくなるのは何故なのか?

 『空飛ぶ広報室』にも通じるものがありますが、主人公たちが一つの問題を解決し、一歩前に進むというつくりが、爽快感と高揚感を感じるからだと思います。

>何故このダンダリンが平均視聴率が 7.5% しかなく、空飛ぶ広報室が 12.6 %だったのか?

 『ダンダリン』の裏番組が『リーガルハイ』だったからです。『リーガルハイ』は前シリーズが好評で、しかも『半沢直樹』ファンも引き連れていましたから。
 『ダンダリン』のほうが、1週間先行して開始したのですが、初回に癖があり過ぎて視聴欲を掴むのに失敗してしまいました。
 それと、あまりに現実的なので、「ドラマでも、こんな切実なことを考えたくない」という気持ちも生じたのだと思います。
 『空飛ぶ広報室』の視聴率は、内容に比べて低いという感想なんですよね。自衛隊に馴染みがないのと、やはり、このドラマも、初回が暗くて、ヒロインの嫌なところが目立ってしまい、視聴者を掴めなかったのでしょう。

>そして3位の半沢直樹が、何故 28.7% と高視聴率を上げたのか?

 『半沢直樹』の魅力については
http://blog.goo.ne.jp/ei666/e/ef20aef81d4bdafc5e80927dd6116d4f
で、書きましたが、一言でいえば、作りが時代劇的ということです。連続ものですが、1話ごとにも問題が解決します。この1話の流れが、前半から後半にかけて難局にへこたれず、真っ直ぐに立ち向かう半沢に共感し、終盤、さらに窮地に追い込まれるものの、そこで、スカッと逆転し、溜飲を下ろす。
 この時代劇的爽快さが受けたのです。

 で、私の評価の基準(好みの基準)ですが、「登場人物(主人公以外も含めて)が魅力的」、「もう一度見たいか」が大きな要素になっています。
 「あまり深刻なストーリーだと、もう一度見たいと思わない」ということになりなり、私の評価だと、名作は低くなってしまう傾向があるかもしれません。正当な評価基準ではないです。
 『半沢直樹』に関しては、爽快さの他に、この先どうなるというストーリー展開の興味をひかれるという魅力があります。
 なので、全体的には重苦しいストーリーを筋が分かっているのに観たい気はあまり起こりません。
 『空飛ぶ広報室』『ダンダリン』は前向きな感動があるので、もう一度見たくなります。先にも書きましたが、ドラマとして評価するのに、これは邪道だと思います。
 それはさておき、『半沢直樹』は個性的な登場人物は多かったのですが、魅力的かというと少し疑問を感じます。(「机バンバン男」は魅力的ではありませんが、なぜかもう一度見たいという例外人物ですが)
 あと、『半沢直樹』はこういうドラマでは仕方がないと思いますが、「ご都合主義」がちらほらあったのがマイナスです。本当は、もっと語りたいのですが、『半沢直樹』はまだ未視聴なのですよね。

 それにしても、2つも連続ドラマを一気に視聴してしまうとは、お疲れ様でした。楽しんでいただけ、嬉しいです。
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