英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

『捜査地図の女』 第6話

2012-11-30 20:32:19 | ドラマ・映画
Ⅰ身代わりトリックによるアリバイ偽装
Ⅱ「水の流れる音+橋」は何処?

 の二本立てで、捜査班の刑事たち+珠子の夫・晴彦も活躍、人情話として息子・和輝+母・美冬も絡み、バランスが取れ、楽しめた。

 しかし、不満もないことはない。
Ⅰのトリックは、いかにもという黄色のコートと帽子で、みえみえだった。
Ⅱは、川以外に水路はもっと早く気づくと思う。
 それにも増して、残念だったのが、CMの間に挿入される、ハイライトシーンで南禅寺の水道(水路)が映されていた。ネタばれも良いところだ。

 サスペンスドラマになると、ある種の体質の持ち主の登場頻度が高くなる。
①左利き……しかも、犯人であることが多い
②絶対音感……最近増えてきた
そして、今回の
③定期的に薬物の摂取をしなければならない人物……誘拐の被害者である事が多い


 新ドラマということで、主人公の個性を際立たせようとするのは理解できるが、「ああああああぁぁっ!」と大声で叫ぶのは、不快にさえ感じてしまう。
 さらに、「地図は生きている」という決め言葉は、内容とずれているように思え、これを何度もつぶやかれると、却って、冷めてしまう。



【ストーリー】番組サイトより
 息子・和輝(佐野岳)のアルバイト先である太秦映画村を訪ねた橘珠子(真矢みき)は、家族旅行に来ていた小学生・藤野海斗(高木陸)がいなくなったところに遭遇する。父親の会社社長・藤野猛(矢島健一)や母親の加織(中山忍)が目を離した一瞬の間の出来事で、同行していた子守のお手伝い・高梨優美子(佐藤仁美)もたまたま現場を離れていた…。
 まもなく藤野の携帯電話に「息子を預かった。5000万円用意しろ」という脅迫メールが届く。海斗には持病があり、薬が切れたときに発作が起きると命にかかわると聞き、珠子たちは泊まり込みで捜査にあたることに。だが、藤野は強引なワンマン社長で恨みを持つ人物は多く、容疑者を絞り込むのは難しかった。また、海斗は藤野と死別した前妻との間に生まれた子どもで、なかなかなついてくれず、加織が悩んでいたこともわかる。

 翌朝、犯人から「5000万円をカバンに入れ、女に持たせて嵯峨嵐山駅に来い」という指示がメールで届く。だが、加織が貧血で倒れてしまい、優美子がかわりに受け渡し役を買って出た。犯人はまたもやメールで、駅のロッカーに用意しておいた黄色のジャンバーと帽子をかぶってトロッコ列車に乗るよう指示する。目立つ色の帽子やジャンバーを優美子に着せたのは、目印にするためなのか…。珠子たちは、犯人がどこからか監視しているに違いないと、改めて緊張を走らせる。
 その後、優美子は犯人の指示に従ってカバンをゴミ袋に入れてゴミ箱に捨てたのち、保津川下りの船に乗り込んだ。珠子たちは犯人がカバンを取りに来るものとみて張り込みを続けていた。

 ところが、着船場に先回りしていた河本麻里(内山理名)が、近くの雑木林で藤野の義弟・今村裕二(古宮基成)の死体を発見する。今村は、海斗が誘拐される直前、現場に現れて藤野に金の無心をしていたことが判明。さらに今村の携帯電話の送信履歴から、脅迫メールの文面が見つかった。
 珠子たちは、今村が海斗を誘拐したものの、共犯者と仲間割れして殺されたのではないかとにらむ。だが、そんな中、貧血で倒れてホテルで休んでいたはずの加織が、2時間近くも出歩いていたことが発覚!
 麻里は、加織を疑うが…!?

【事件関係者】
高梨優美子(佐藤仁美)
 藤野の家の家政婦。藤野家の京都旅行に同行していた。

藤野 猛(矢島健一)
 会社社長。旅先の京都で息子の海斗が誘拐される。

藤野加織(中山 忍)
 猛の妻。誘拐された海斗の義理の母親。

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