“刑事見習い”の野々村拓海(白洲迅)が奮闘する回。
……「刑事になりたい!」という功名心からの単独捜査だったが、被害者の母の気持ちを思いやり、事件の真相解明・解決したいという思いが強くなっていく……
メンバーに新人がいる場合、こういう“試練・成長の回”が設けられ、『危なっかしい捜査⇒窮地⇒結果オーライの解決≫というパターンが展開される事が多い。(個人的には好きではない)
今話も典型的なこのパターン。しかも、ご都合主義が強かった。
①野々村を拉致してから始末(殺害)しようとするまで、時間を置き過ぎ
②「勝手に処理しろ」と“尻尾切り”宣言を受けたシーンがあるのに、今回の殺人事件で詐欺グループトップまで逮捕できるとは思えない(天樹を活躍させたかった?)
③殺される寸前だったのに、詐欺グループ逮捕を自慢げに喜ぶ野々村は能天気過ぎ
④第3シリーズであれだけのことをした山下(片岡愛之助)が登場し助力する。その際、天樹に対し「仲間ですから」と。山下の強がりだと思うが、「仲間ですから」は天樹が言う台詞だろう。
④自殺と判断して検死もしなかった捜査、ザル過ぎ!
『music.jpニュース』の“メディアニュース”で
東山紀之(天樹悠 役)さんが、
「実は友人たちには『愛之助君(山下)は死んじゃったんだよ〜』と言っていたので、台本を読んだときは『生きてんだ!』とビックリしました(笑)」とコメント。
“山下再登場”の可能性を残した第3シリーズのあのシーンだったが、東山さんの率直な感想は笑える。
今シリーズ、高嶋政宏さんが出てこないのは非常に不自然なのだが、再登場はないのかなあ。
第1話、第2話
【ストーリー】番組サイトより
刑事資料係の天樹悠(東山紀之)がパソコンにデータ入力をしていると、新人の後輩・野々村拓海(白洲迅)がコーヒーを差し入れた。朝から騒々しく「いつか一課の刑事になりたい!」と夢を語る野々村に「向いてないと思うよ」と一言。焦る野々村に「地道に結果を出して行くしかない」と告げる。
そんな中、森下康子(手塚理美)と名乗る女性が刑事資料係を訪れる。康子の息子・正隆(若林時英)が半年前に川辺で亡くなり自殺と判断されたが、その正隆が亡くなる一週間前に中古マンションの見積もりを出していたことが発覚。家を買おうと思っていた矢先に自殺するとは考えられないと訴える。天樹だったら話を聞いてくれるかもしれないと聞いて資料係に来たと語る康子に、野々村は自分が捜査をすると立候補。それとなく天樹や青山(塚本高史)、環(倉科カナ)に再捜査方法を聞きながら独自に捜査を始める。
一方、2課の刑事に未決の詐欺事件の資料を集めてくれと頼まれた天樹。『振り込め詐欺』『架空請求詐欺』『融資詐欺』などの未決事案を集約していく中、天樹は『仮想通貨詐欺』のある箇所に引っ掛かり、取調べを見学したいと申し出る。天樹いわく、2課が現在取調べている振り込め詐欺と未決の仮想通貨詐欺事案には裕福な年配者ばかりを狙っているという共通点があり、おそらく一連の詐欺グループを束ねている巨大な組織が存在するはずだという。
その頃、正隆が何かのトラブルに巻き込まれていたと知った野々村は法医学教授・堂本(北大路欣也)の元へ。そこで正隆の体には過去に虐待をされたような古い傷があると告げられる。いじめの線を考えた野々村は、同級生の浅倉真司(桜田通)らに話を聞きに行くが、その後何者かに襲われ、行方不明になってしまい…?
果たして天樹たちは仲間の危機を救うことができるのか?
さらに事件解決の糸口を求めた天樹が、東京拘置所にいるあの人物の元へ——!
脚本:徳永友一
監督:星野和成
……「刑事になりたい!」という功名心からの単独捜査だったが、被害者の母の気持ちを思いやり、事件の真相解明・解決したいという思いが強くなっていく……
メンバーに新人がいる場合、こういう“試練・成長の回”が設けられ、『危なっかしい捜査⇒窮地⇒結果オーライの解決≫というパターンが展開される事が多い。(個人的には好きではない)
今話も典型的なこのパターン。しかも、ご都合主義が強かった。
①野々村を拉致してから始末(殺害)しようとするまで、時間を置き過ぎ
②「勝手に処理しろ」と“尻尾切り”宣言を受けたシーンがあるのに、今回の殺人事件で詐欺グループトップまで逮捕できるとは思えない(天樹を活躍させたかった?)
③殺される寸前だったのに、詐欺グループ逮捕を自慢げに喜ぶ野々村は能天気過ぎ
④第3シリーズであれだけのことをした山下(片岡愛之助)が登場し助力する。その際、天樹に対し「仲間ですから」と。山下の強がりだと思うが、「仲間ですから」は天樹が言う台詞だろう。
④自殺と判断して検死もしなかった捜査、ザル過ぎ!
『music.jpニュース』の“メディアニュース”で
東山紀之(天樹悠 役)さんが、
「実は友人たちには『愛之助君(山下)は死んじゃったんだよ〜』と言っていたので、台本を読んだときは『生きてんだ!』とビックリしました(笑)」とコメント。
“山下再登場”の可能性を残した第3シリーズのあのシーンだったが、東山さんの率直な感想は笑える。
今シリーズ、高嶋政宏さんが出てこないのは非常に不自然なのだが、再登場はないのかなあ。
第1話、第2話
【ストーリー】番組サイトより
刑事資料係の天樹悠(東山紀之)がパソコンにデータ入力をしていると、新人の後輩・野々村拓海(白洲迅)がコーヒーを差し入れた。朝から騒々しく「いつか一課の刑事になりたい!」と夢を語る野々村に「向いてないと思うよ」と一言。焦る野々村に「地道に結果を出して行くしかない」と告げる。
そんな中、森下康子(手塚理美)と名乗る女性が刑事資料係を訪れる。康子の息子・正隆(若林時英)が半年前に川辺で亡くなり自殺と判断されたが、その正隆が亡くなる一週間前に中古マンションの見積もりを出していたことが発覚。家を買おうと思っていた矢先に自殺するとは考えられないと訴える。天樹だったら話を聞いてくれるかもしれないと聞いて資料係に来たと語る康子に、野々村は自分が捜査をすると立候補。それとなく天樹や青山(塚本高史)、環(倉科カナ)に再捜査方法を聞きながら独自に捜査を始める。
一方、2課の刑事に未決の詐欺事件の資料を集めてくれと頼まれた天樹。『振り込め詐欺』『架空請求詐欺』『融資詐欺』などの未決事案を集約していく中、天樹は『仮想通貨詐欺』のある箇所に引っ掛かり、取調べを見学したいと申し出る。天樹いわく、2課が現在取調べている振り込め詐欺と未決の仮想通貨詐欺事案には裕福な年配者ばかりを狙っているという共通点があり、おそらく一連の詐欺グループを束ねている巨大な組織が存在するはずだという。
その頃、正隆が何かのトラブルに巻き込まれていたと知った野々村は法医学教授・堂本(北大路欣也)の元へ。そこで正隆の体には過去に虐待をされたような古い傷があると告げられる。いじめの線を考えた野々村は、同級生の浅倉真司(桜田通)らに話を聞きに行くが、その後何者かに襲われ、行方不明になってしまい…?
果たして天樹たちは仲間の危機を救うことができるのか?
さらに事件解決の糸口を求めた天樹が、東京拘置所にいるあの人物の元へ——!
脚本:徳永友一
監督:星野和成
私も,このドラマを見て,ほぼ英さんと同じ感想を持ちました。
>メンバーに新人がいる場合、こういう“試練・成長の回”が設けら、『危なっかしい捜査⇒窮地⇒結果オーライの解決≫というパターンが展開される事が多い。(個人的には好きではない)
私も好きではない,と言うより,とても嫌いです。
今回のストーリーで一番気になったのは,天樹や青山、環が野々村と居酒屋で飲んでいるとき,野々村がひとりで勝手に捜査をしているのを知ったにも関わらず,天樹らは,刑事でもない未熟な新人が単独捜査をすることを注意もせず黙認したことです。その結果,案の定彼は拉致されてしまう。ありえないでしょう。
余談。羽生さん,竜王1冠になってしまいました。失冠すると,ついに無冠になってしまいます。称号は「前竜王」と呼ばれるのかも知れませんが,「前竜王」も「羽生九段」も寂しいものがあります。現役で年齢も若いですが,万一の時は「羽生永世7冠」と呼んでほしいと思うのは間違っているでしょうか?
>天樹や青山、環が野々村と居酒屋で飲んでいるとき,野々村がひとりで勝手に捜査をしているのを知ったにも関わらず,天樹らは,刑事でもない未熟な新人が単独捜査をすることを注意もせず黙認したことです。
同感です。
勝手に捜査することは組織構成員として不適切であることも注意しなければなりませんし、単独捜査の危険性を諭さないと駄目ですよね。
その結果、仰るように命を落としそうになってしまいました。
せめて、事件解決後に上記3点(勝手な捜査の非、単独捜査の危険性、その結果として命を落としそうになったという点)を説教すべきでした。
>羽生さん,竜王1冠になってしまいました。
……しくしく。
>万一の時は「羽生永世7冠」と呼んでほしいと思うのは間違っているでしょうか?
永世称号は功績を讃えるもので、現役棋士としてその称号で呼ばれるのは嬉しくないかもしれませんね。そういう観点で、どなたか忘れましたが、「前名人」(前竜王だったかも)という呼称を拒否した棋士がいたと思います)
これで,やめますから。
>永世称号は功績を讃えるもので、現役棋士としてその称号で呼ばれるのは嬉しくないかもしれませんね。そういう観点で、どなたか忘れましたが、「前名人」(前竜王だったかも)という呼称を拒否した棋士がいたと思います)
仰るとおりですね。
永世称号は名誉王座が60歳以降?,他は現役引退後?名乗ることを許されるのでしたか…すみません,記憶が不確かで。実際,谷川さんも森内さんも第1*世名人とは呼ばれず「××九段」ですし。私も記憶が確かではないのですが,谷川さんでしたか,前竜王・前名人と呼ばれるのを拒否したような…。
分かっちゃいるんですが,羽生さんの偉大さを考えると「羽生九段」と呼ばれるのは何とも悲しい。羽生さんとて,いつかは無冠になるでしょうが,これだけの方には何かふさわしい称号を与えてほしい。十段戦はなくなったので,新たな規定を作って「羽生名誉十段」とか,将棋の神「羽生棋神(きしん)」とか。羽生さんは辞退するだろうなぁ。やっぱり「羽生永世七冠」しかないなぁ。
とりあえず,竜王,防衛してください。
>すみません,ドラマの話題なのに。これで,やめますから。
いえいえ、コメントをいただけるのは非常にうれしいです。記事との一致に関しては、気にしないですください。記事アップがタイムリーでないですから(特に将棋)。
>羽生さんの偉大さを考えると「羽生九段」と呼ばれるのは何とも悲しい。羽生さんとて,いつかは無冠になるでしょうが,これだけの方には何かふさわしい称号を与えてほしい。
そうですねぇ…
現在、タイトル獲得が99期なので「九十九(つくも)王」などどうでしょう。
あと、この際、「羽生無冠」というのはどうでしょう?自虐的ですが、普通の棋士は無冠が当たり前で、羽生竜王だからこそ「無冠」が取り沙汰されるということで…
ええ、竜王防衛でタイトル100期獲得を達成していただきたいです。