英の放電日記

将棋、スポーツ、テレビ等、日々感じること。発信というより放電に近い戯言。

自民大勝 2022年参議院選挙

2022-07-12 18:02:49 | 時事
自民大勝は予想通りだったが、今回も選挙結果にがっかりしてしまった。(これも予想通り)


★景気対策(消費税率5%、廃止はやはり霧散。ゼロ金利政策も続きそう)
 ……野党が勝てば…勝てないまでも、議席数を増やせば、消費税が軽くなるという淡い期待を抱いたが、やはり、幻だった。

ロシアのウクライナ侵攻、円安などによって、物価が高騰。
岸田総理は「エネルギー分野と食料分野にピンポイントで、特化した対策をしっかり用意する」と述べているが、ピンポイントに税金が投入されるのは不公平ではないのか?
消費税軽減ならば、万人公平に恩恵を受けられるのでは?

私は個人事業主なので、物価が高くなれば物が売れなくなり、売り上げが落ち、収入源。それに、原価がアップした分、売価に反映できるかというと、なかなか難しい。
消費税率が下がれば、物が売れるし、私の生活費も抑えられる。

世論調査で「今回の選挙で重視することは?」というアンケートで一番多かった回答は「経済対策」だった。
岸田総理の先の言葉は、選挙前から言っており、政策を行っている。今回、自民が大勝したということは、岸田総理の政策が支持されたということ。野党の消費税率軽減、廃止は指示されなかったことになる。

★立憲民主党の後退
 2009年、政権交代を果たした民主党だったが、その政策がガタガタで、その信用度、期待度は地に落ちてしまった。
 なので、自民党が好き放題の政策をしても、「民主党が政権を取るよりはマシ」「民主党の政策・主張は期待できない」となってしまった。
 その上、自民党が政権を奪回した後、自民党を批判するだけの姿勢を取り続けたため、さらに、国民の心は離れてしまった。だから、「消費税5%」と主張しても国民は期待を持てないのだろう。
 分裂の際も、“民主党”の名に拘り、「立憲民主党」「国民民主党」と名前だけ増殖。国民は「民主党」という響きは、悪いイメージしかないというのに……
 最近、自民批判一辺倒という姿勢を改めたようだが、「民主党」という名前は捨てた方がいいような気がする。

★こんな人が国会議員になるのか!……
敢えて名前は出さない……
有名人が有利な比例代表制はなくしてほしい

★日本維新の会
 選挙後、引退の意思を示した松井代表だが、確か、以前にも政界引退したような気がする。嘘だったのか、幻だったのか?
 NHKが行った立候補者アンケートの維新の会の候補者の回答傾向は、私には怖く感じた(そう感じたのは私だけかもしれません)。

 
コメント (4)
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安倍元首相銃撃

2022-07-12 17:16:06 | 時事
安倍元総理のご冥福を心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 通算3188日もの期間に渡って総理を務め、(個人的には疑問を感じることも多かったが)その間の氏の功績は高く讃えられるべきものである。
 こんな形で、人生の幕を閉じてしまうことは氏にとっては非常に無念であろう。日本にとっても大きな損失である。今回の件は、残念で仕方がない。


今更だが、今回の銃撃について思うことがあるので、書き留めておきたい。
1.警護の不備
奈良県警の鬼塚友章本部長「本部長として極めて重大かつ深刻に受け止めており、責任を痛感している。27年余りの警察官人生で最大の悔恨です」
 人の失敗を取り立てて批判するのはどうかと思うし、素人の私が言う立場でもないが……
★油断……どういう襲撃が予想され、どんな警戒を、そして、事が起こった場合、どんな対応をしなければならないか……そんな心構え、準備が足りなかった
 ただ立っていて、元総理を観ているいるだけの警護だった。
 今回、背後から銃撃を受けたが、犯人が容易に近づくことができた。元総理の背後にいて、背面方向に厳しい視線を飛ばしていれば、犯人も躊躇したかもしれないし、挙動の不審さも増したかもしれない

★最初の発砲後の対応
 最初の発砲から2発目まで3秒しかなかったが、元総理を守ろうという動きがほとんどなかった(元総理に駆け寄ろうとした動きや、カバンを犯人と元総理の間に投げたというネット記事もあったが)。
 ≪襲撃の気配があったら、要人を蹴飛ばしても伏せさせる》というのがSPのすべきことらしい。
 (守ろうとする動きはあり、間に合わなかったのかもしれないが)そういう心構えがあったのか? そもそも要人を蹴とばせるだけの位置にいたのだろうか?

2.犯人の詳細を取り上げすぎ
 今回に限ったことではないが、動機など犯人の詳細を取り上げすぎ。
≪自分の境遇に不満を持ち、それを世間に訴えたい》……そんな気持ちから、凶行に及ぶことが多い。
 悪い言葉で言えば、“カマッテちゃん(構ってチャン)”……そういう類の者が、テレビなどで連日、報道されている状況を見て、《ならば、自分も》と思わないか?
 さらに、「手製の銃を使用」などの犯行手段などの詳細が報じられ、模倣する者も出てくる可能性もある

3.演説の場所は適正だったのか?
 演説していた場所は、交差点の中。
 ガードレールで囲われていたとはいえ、そういう場で演説しても良いものなのか?




本筋と離れた疑問で申し訳ないが……
 本記事を書くに当たり、「安倍元総理銃撃」というキーワードで検索したのだが、ヒットした記事は「安倍元首相銃撃」というタイトル。
 また、これを書いている部屋にはテレビもついていて、「安倍元総理」と表現されている。

「総理」と「首相」……日本においては同義語になるが、厳密には違うらしい。詳しくはこの記事
この記事からの引用】……
「首相」は、首席宰相(しゅせきさいしょう)の略語で、国の行政機関のトップを指します。ニュースでは、文字で表示される時に使われることが多いです。
対して、「総理」は、内閣総理大臣の略語で、日本の行政機関のトップのことをいいます。ニュースでは、音声として読み上げられるときに、用いられる傾向にあります。
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