婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

野良猫

2010-12-09 11:59:39 | Weblog
子猫を二匹飼いました。

ネイルの予約のお返事メールにそんなことが書いてありました。
会えるのを楽しみにしていました。
[しろたん〕

呼ぶと「ニャァー」とはいうのだが すっと逃げる。
真っ白なきれいな猫です。
もう一匹は、白とベージュ(ハートの形をしています)の愛ちゃん
両方 警戒心が強くて やっと一匹だけパチリと成功!
なんとご近所の片隅で生まれた野良猫だったのを二週間前から飼い出したのだそうです。
とってもそんなふうには見えない きれいな二匹です。
前からいるまみちゃんは、
「まみちゃん」と呼ぶと「にゃぁにゃあん」と自分の名を復唱します。
先生は、昼間 若い時から勤めている会社で働いていて
さらにネイルの学校の学院長もなさっています。

http://www.nail-yamaki.com/

立川にサロンもあります。
その他 講師でお出かけになることもありますので多忙な方です。
マネができないぐらいの日々です。
そのうえ猫までひきうえたなんて・・
「待っていると思うと気がきでないわね」なんてぽつんとおっしゃる。
それわかるわかる 私も『くう』が来てからは、なるべく出かけたくないばかりか いけないことだが帰りたくてそわそわしてしまう。
さて、猫が二匹増えた。と思っていたのだが 
玄関に気になる段ボール箱が二つおいてあり中に毛布?
なんと子猫の両親なんだそうだ。
3キロの母猫と7キロの父猫
じょじょに心を開いてもらって 家の中で飼うのだとか・・
帰り、猫には見えない重そうなグレー色の父猫を抱いてお見送りをしてくれました。

  木製パレット屋のつぶやき



ナッツベリーファーム(Knott's Berry Farm )

2010-12-08 11:32:17 | Weblog
確かに仕事の話をしていたのだが・・
たぶん私がアメリカの母の所へ行く話をしてからだと思う。
取引先の社長さんが遠くを見る目をしてどうやら自分の思いにひたっているようでした。
「新婚旅行でナッツベリーファームに行ったんだけれど楽しかったなぁ~」
ふぅ~ん 子供が行くところだと思っていたが、楽しい!?
そうかしら?
あの周りでは、食事をしたり買い物をしたことはあったが 中には入ったことがなかった。
新婚旅行だから楽しかったに違いないわ!なんて 私は私で思っている。
外から見ると小さな遊園地って感じだし・・
しかしこのたびは、ものはためし 楽しい所へ入ってみようかしらと思った。
幸いディズニーランドに一緒に行ってくれた茂子さんは、ナッツベリーファームで長年働いていらしゃるようで
こちらも連れて行ってもらうことにしました。
感謝際の前日だったため
手作りのお店がたくさん出ていました。
茂子さんは、どこに行っても人気者 知らない人はいなかった。




手作りの商品は、クリスマスに向けてのものが多かったようです。



ウエスタン調の建物が並ぶストリート

たった一つ乗ったもの
昔の鉱山の探検です。
ユタ州から(たぶんここまで6時間以上かかります)小さな子供を3人連れたお父さんと仲良くなりました。
3歳の男の子は、暗がりの鉱山で働く人←人形を見て泣き出しました。
笑いたくなったが 見た目はこわいかもしれません。

ナッツベリーファームって新婚旅行にいいかもね!

若い二人
小さな子供がいる家族連れ
そんな風景を眺めて涙がこぼれた。

人生は、あっというまに過ぎていく・・
泣いたり笑ったり怒ったり喜んだり憎んだりあきらめたり その感情の全てが愛おしい。



      木製パレット屋のつぶやき



いざ!ディズニーランド(カルフォルニア編)

2010-12-07 11:29:53 | Weblog
さすが師走 何かと気忙しく過ぎていきます。
相変わらず北海道の製材所も忙しそうで 長さが1690㎜だったり1300㎜だったりすると
「むずかしいな!」
「できないな」
「最近 どこも原木がなくて大変なんだぞ!」
そうかぁ~とは、思うが わかりましたで終わることはできない。
材木のm3単価は、上がっているし 板ばさみで恐怖の日々です。。
カルフォルニアのディズニーランドで唯一経験した乗り物?といっていいのか
恐怖のエレベーターに毎日乗っているみたいと苦笑してしまう。


[The Twilight Zone Tower of Terror] 

幼い子もいたのでたいしたことはないと思って気楽に乗ったのが間違いだった。
待ち時間 55分
「たぶん55分待つのじゃないかしら?」
「えっ!?」
「ウエイト55メネッツって書いてあったから・・」
「そんなに待つの?」

さてこのディズニーランドは、若い女子供が行くところだと思っていたので23年前に子供を連れて行ってから縁がありませんでした。(もちろん日本のディズニーランド)
それも初めて行った時は、動き回る活発な男児二人だったため 楽しいなんて余裕はない。
あげくのはてに口をそろえて
「豊島園の方が面白かったな」なんて言うものですから ずぅっとそんなものかと思っていました。
それが ふと 歩けるうちになんでも行って見てみようという気になった。
それがフラートンの母の家で ディズニーランドだった。
一緒に行ってくれた人は、68歳になる茂子さん この方もしばらくディズニーランドに縁がなかったようです。
ぶらぶら出かけたのは、3時半(もう少し早く行けばよかった)
ウォーターショーを見る予定だったが もうその席は確保できなかった。

※駐車場の一番上から眺める

どうやらトラムに乗ってどこかに行くらしい
トラムってなんだろう?
空は、あやしい雲におおわれてきて 結局 途中から雨が降り出した。

雨が降っても 年配者二人でも だんだんなんだか楽しくなった。
ほら 誰のめんどうもみなくていいし くったくなく笑って驚いて
時間はあっというまにたってしまった
ウォーターショーの席がなかったため 雨に濡れながらサイドの橋で場所取りをして
飲まず食わずで夜になった。

ディズニーランドを後にしたのは、10時過ぎ
空腹を覚えて 何か食べることにしたのだがレストランはほとんど閉まっていました。
開いていそうだった店の前で男女が濃厚なキスシィーンを展開していたが
その二人に食べる所を尋ねてみると
カルフォルニアは10時になると店は閉まるのだという返事だった。
しかたがないのでアイホップで軽食(ここは後から母に聞いたら 朝御飯の卵の店ねって言っていた)

ディズニーランド(アドベンチャーだけ)は、わずかしか見ていないが こんなに楽しいとは思わなかった。
今度は、きちんと計画して調べて あらためて日本で行くぞぅ~って思った。


引き続き恐怖のエレベーターでぐっと下にさげられた本日です。


     木製パレット屋のつぶやき

カルフォルニアの山に雪

2010-12-06 13:29:51 | Weblog
カルフォルニアは、温暖なのであまり寒いことはないのよねって言うのだけれど
この度は、東京より寒かったかもしれない。

遠くに見える山だって あれは、絶対雪化粧だわ。

そんなことを思っていたら
「雪が降ったんだって行ってみよう!」
まさかの電話がはいった。
それでもその山まで行くなんて冗談だと思っていた。
しかし何十年も雪を見ていないという母のために渋々重い腰を上げる。
アナハイムから一時間半ほど走ると どうやら山の入り口
川とおぼしきところに石なのか?はたまた岩なのか?ゴロゴロところがり
緑がほとんどなく荒涼とした風景が広がる。
ぼんやり三途の川ってこんな感じかもしれないと思う。
どんどん山をあがっていくと沿道に雪が見え出した。(それなりに樹もやっとはえている)
「雪よ!雪よ!」と母が声をあげる。
比較的 雪が多く見られるところで車を止めて
こわごわ雪を踏みしめる母。


家族連れは、ソリなど持っていた。
一体 この少ない雪のどこですべるのだろう???




山のかなり上には、リフトもあり もしやそこでは、スキーもスノウボードもできるのかしら?
いずれにしても山や冬のスポーツにまったく興味のない私は、いごこちの悪さをおぼえました。
このあたりの樹は、折れたり倒れたり生きていくのが大変そうでした。


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(感謝祭)Thanksgiving Day

2010-12-03 11:03:30 | Weblog
11月の4週目の木曜日
この日は、アメリカの各家庭でご馳走を作って(ターキーがメイン) 家族あるいは親しい方達と食卓をかこむ日です。
朝早くからなんと
「ハッピーサンクスギビングデー」
「ハッピーホリディー」
お祝いの電話が鳴り響き
ご近所からは、オーブンでターキーを焼いているのでしょうか いい匂いが漂ってきました。
一年で一番の祝日だそうです。
その翌日は、いろんなお店が信じられないほどの安売りをはじめて 午前3時ぐらいから長い列が続くそうです。
一人最低700ドルは使うようで 普段欲しかったものあるいはクリスマスのプレゼント
この期間だけは、とっても金離れがいいそうです。
毎年 夫婦でご馳走をこしらえていた母は、しょざいなげ・・(夫が6月に急死)
ようしゃなくかかってくる電話に
ハッピー!ハッピー!と言ってはいるが
ぽつんと本音「さびしい」
えっ!?といいながら薄情な娘は、土壇場になって英会話の本を広げていました。
私達は、その晩 友人宅に招待されていました。(夕方4時始まり)
あぁ 困ったな!?たのみの母は年々 英語を日本語におきかえて説明してくれなくなったため
自力で頑張るしかないのです。

料理をほめる言葉
どんなに楽しんだか伝える言葉
とにかく最低の会話でもしないとね。
ぶつぶつ ぶつぶつ 

迎えに来てくださったのは、招かれた先の妻の母85歳のワンダーだった。
私は、日本にいてもアメリカに来ても80歳前後の人達にかこまれているような気がするな
おーー!もう英語の会話がはじまった。
冷や汗ものだけれど この先どうなるのか不安と期待でドキドキでした。
(ドキドキがでたからついでに オキドキなんて言葉があって これがOKだなんてオドロキだった。母に聞いたら、よくいうでしょう?で答えになっていなくて これも自力で理解したときは、変な英語は使ってほしくないと思った)
町並みは、まるでクリスマスの飾りつけのようでそのきらびやかさに口をあんぐりさせていました。

一緒に出迎えてくれた猫

なぐさめられました。(言葉を話せないのは一緒だからね)

これターキー
切り分けられて ずいぶんたってからおずおずと写真を撮っていいのか聞いてみて パチリ!
〈*料理・・ターキーこれにグレービーソースとラズベリーソース、スィートポテト、ジャロー、ドレッシング、マッシュポテト、スタッフ、グリーンビーンズ、ビスケット。デザート パイ2種類。その他前菜オリーブ、クラッカー、セロリ、なんだかわからないモノ←これらを勝手に各自皿に取り分ける。ただ前菜は、シャンパンを飲みながら別テーブルでむしゃむしゃ〉
さて感謝のお祈りから始まります。
アーメン!
英語で会話がうまくできないのが どれほど相手の方にも気を使わせるのか しみじみ実感
招待された家庭のだんな様は、フラートン大学の地質学の先生で(母の説明は、職業は石、石、石の先生。首をかしげていたら ご自分が書かれた本を見せてくれた。)  
さすが先生! わかりやすくてウィットにとんだ会話で面白かったんですが
すぐの切りかえしができなくて残念でした。

こうしておたおた時が過ぎた夜でした。




              木製パレット屋のつぶやき