婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

2009-06-16 15:13:24 | Weblog
「指」
「はい」
「5本の指はくっつけて!」
「はい」
「指の先まで神経を集中してください」
お茶の稽古に通い始めの頃 先生によく注意をされた言葉です。

今朝 新聞をながめていたら話題の方の写真が掲載されていました。
厚生労働省雇用均等・児童家庭局長 この方の挙手 なんとも弱々しく
指先までの呼吸が見えなくて つい目がとまった。


手には人の心の動きがよく表れる。


小さな地すべり

2009-06-12 14:43:11 | Weblog
この頃、樹が生い茂っている周囲をみて おやっと思うのは 小さな地すべりが何ヶ所かあります。
 しばらくは小道ができたのだと勘違いをしていました。勾配のきつい道だこと、いったいどんなふうに登るのかしら・・。毎日 眺めていて ふと思った まさか地すべり?
 双眼鏡で見ると 木までかたむいています。
 ついでに あたりを見ると あそこもここも
 思わずため息がでました。ここだって危ないと思う。
           

取調べは録音賛成!

2009-06-11 14:27:00 | Weblog
あれはかれこれ21年ほど前
深夜の警察署内
長時間の取調べ

夫がお酒を飲んで車を運転してカーブを曲がった時
道の真ん中に二人乗りの自転車が二台
その一台がすぐそこで
もう避けられない。
その子の目と目があう。
自転車はぶつかり 人がまいあがる。
ボンネットでバウンドし道に落ちた。
もう一人の子は道路脇
そんな事故だった。
夫は手錠に腰縄で私は長時間に及ぶ事情聴取。

飲酒運転なのであきらかに悪い
しかし どこまで本当のことを言っていいのか
わからない。
住所 氏名 生年月日 職業 自分の子供の名前年齢
飲酒の事故は事実としても 首を傾げたくなったのは
「おちょこ一杯飲んだら運転するだろう!」
「いいえ」
机を両手でバーンと叩いて声を荒げて
「検事の前で言えるのか!」
「はい」
ふだんから少し飲んでも運転するのだと言わせたかったようだ。
だんだん疲れて眠くなってきた。
見ていると文を書くのがたどたどしい。
いつ帰れるのだろう そんなことばかりぼんやり考えていたら
ようやくできあがった その調書に署名をしろといわれました。
とにかく署名をしなければ帰れそうにない。
誘導尋問 威嚇のすえの自分の考えが色濃く入った作文にです。
たぶん日常的的にこんなことが行われているのでしょう。
密室でのことすべて録音しておけばいいのにと今でも思う。

そんな嫌なことを思い出すことが多発しています。

少女の嘘で何もしていない母子家庭の男性が暴行の罪をきせられた。
その時の取調べの際に
「無実を証明するにしたってお金がかかるんだ」と言われた言葉。
そうか母親にお金のことで苦労をさせたくない。 
自分が少しがまんをすればいいのだと
してもいない罪を自白したらしいのだが
これも後から 誰かが録音を聞けば おかしいとわかったはずなのに・・
それにしても人の情を逆手にとって
嫌なやつ
まったくと思っていたら
今度は冤罪で17年半も人生を棒にふった方がいる。
あやまってもらっても許せないことです。
たずさわった警察 検事 裁判官は、数年でいいから刑務所に入るべきです。
過ぎ去った日々は帰らない。

ちなみに夫は10日間の勾留のすえに不起訴になった。(翌日からの弁護士さんのおかげかな?)
人間って運 不運が大きく左右する。
不公平な生きにくい世の中です。

だからせめて録音してください。

梅雨入り

2009-06-10 23:19:22 | Weblog
雨に似合う紫陽花の花も咲いた。

午後からお客様の所へ伺いました。
大手の会社では必ず守衛室がありまして そこで自分の会社名 氏名 車のナンバーを記入する用紙があります。今日は すべて自署 おまけに身分証も提出させられました。
 書く手がぴたっと止まったのは、なんと訪問先会社名の記入欄があった。
「えっ!?」
守衛の方の目を見た。
「あっそこはいいですよ」
敷地内に多数の会社が入っているとき用なのだろうか?
たぶん そうかもしれない。
そうだ! 守衛室は まったく違う会社が運営しているのかもしれない。
そんなことを考えていたため違う方向に歩き出して
少し恥ずかしかった。
思えば昔 まったく反対側から入り 事務所内を縦断してしまったことがありました。
ある会社では、ふらふら歩いていて 不審者に思われたっけ
ぼんやり考え事をするものではない。
そこに爽やかな笑顔の担当者の方がいらっしゃいました。
笑顔って 様々な表情があります。


曇り空ながら一日雨は降らなかった。

ゆるやかに梅雨入りです。