婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

胃痛

2009-06-23 16:22:08 | Weblog
これといって思い当たることがないのに 胃の痛みがひどい。
見積書の作成などで長時間 コンピューターをながめていたせいなのだろうか?
日本語の入力は、変換があるので 間違っていないか じっと画面をみる。これ案外 目が疲れます。
まぁ 全て 加齢のせいにすると問題は解決するのだが

だんだん体の部品がガタガタになってきています。

目標

2009-06-22 16:11:43 | Weblog
週末 一歩も外に出ず 読書三昧。

題名はうろ覚え たぶん『ダスト』
ずいぶん若い作家で この方の立つ視点は未来から現在
中高年には考えられない角度からの話です。

未来
日本は経済状況などが逼迫してきて
ある時から国の政策でダスト法が制定されました。 所得税を納められない人は、棄民といって 島流しにすることになりました。そこで500日間暮らす刑。ただ親族がそれ相当のお金を払ってくれれば刑は免除されます。たいてい 縁を切られておしまいですがね・・
そこでは 生きるためには何をしてもいいのです。(島民が短期間で退去させられたため 残った家やわずかな食料は残されていますが それもすぐに底をつく環境)
食料が尽きた頃
秩序は乱れ 悲惨な毎日が続きます。
さて 運良く500日間 生き延びた。
その後は島から出られるが 棄民のレッテルは、はられたまま 与えられた最低限の家と寝具、そこから死ぬまで工場で強制的に働かされます。それにそむくと また島流しです。
まあ たいして 今の私たちと変わらない日常です。
しかし、そんな日常でも 『目標』があれば それに向かって 人は努力して有意義に生きていけるようです
(この小説は 国家に無理やり引き裂かれた子供を捜すということでした。)

読後 強く思った。
日常の檻から逃れるために それぞれに『目標』を持つ
いまからでも遅くないような気がします。

若いから?あるいは感性?
未来から現代を思う手法には拍手喝采を送りたい。



2009-06-19 16:07:04 | Weblog
またもや 蜂の巣発見

金魚に餌をあげていたら 後方からかすかな羽音
今度は 建物に小さな蜂が4匹(体調15ミリ) 巣に群がっている。
巣は 3センチ以上 よくある蜂の巣
じっと見ていても一心不乱に巣の上で動いていて無視されました。
ちょうど 夕方
退治にはいい時間。
頭に白のタオル もう一枚で覆面をして なるべく白っぽい服装で白の手袋に殺虫剤。
用意は完璧!
ごめんね 
10秒殺虫剤を吹き付けたら あっけなくパラパラ落ちて死にました。

蜂の名前はわからない。



上と下

2009-06-18 15:39:45 | Weblog
伐採がはじまった林。
竹と杉の樹が混在していたのだろうか?
ひょろひょろと細長い幹があらわになって 宅地造成がはじまった。
そのすぐ下は、ホームレスの人が暮らすテント。

「どうなるんですかね?あのホームレスの人」
聞かれても私もわからない。
「さぁ どうなるんでしょうね?」とおうむがえしに返事をするばかり

実は全然関係のない 子供の頃のお弁当の中身をつらつら思っていました。
小学生の時 お弁当のフタを開けたら納豆がはいっていました。
あわてて閉じる しかし 空腹には耐えられずに潔く開けて食べました。
母の名誉のためにいえば まぁ 納豆も端に可愛らしくのっけていましたが
少しショック。
下校時
家に走って帰って
「いやだ!お弁当に納豆なんて!」
「あなたの好物でしょ!」
「でもいやなの!」
その頃 見た目もおいしそうなお弁当を持ってくる同級生もいました。
俵形のおむすびにハムや薄焼き卵がくるっと巻かれて緑黄色赤が配置よく並んで
優しいお母さんなんだろうな?
弁当で優しいとか優しくないとかあるわけないだろうが
その頃 勝手に想像していました。
先だって 同級生にあってどういうわけかお弁当の話しになった
「私の弁当にはおでんがのっていた」
話しぶりから 嫌だったのだろう。
私は『おでん』なんてステキと思ったのだが
それでは納豆もステキと思った級友もいたかもしれないなどと
理由もいわずに笑ってしまった。
どんなお弁当でも楽しい思い出です。

お弁当を持ってこれない人がいたのを見て見ぬふりしたのが 苦い記憶です。
まだ貧しい時代でした。

川が見える丘の上に新しい家が建って 幸せそうな家族が暮らす下にテントはいつまでもあるでしょう。


まいりました

2009-06-17 15:05:11 | Weblog
辻井伸行ピアノリサイタルのチケットを入手したかった。 
6/13の10時から三台の電話を使って(途中から2台) 必死に一時間半電話をしました。
ずっとお話中。
半ばあきらめて
おもいなおして また開始。
そんなことをして かれこれ三時間
ついにつながった。
わくわくドキドキ 
「あの~10月の・・」まで言わないうちに
「完売いたしました」
「それでは11月・・」
「それも完売です」
えっ!?
しばらく言葉がなかった。
電話をかけ続けた時間がひどく惜しく感じた?
頭の中が真っ白。
もしかしたら電話がつながるテクニックなんかあるのかしら?
唇を噛んであきらめました。
数日後、その『辻井伸行氏のリサイタルのCD 』をいただいた。
うれしかった。
顔がほころんだ。

そのピアノの旋律は 心が優しく満たされて
見たこともない情景が鮮やかに脳裏に浮かびあがり感動しました。

欲望はさらにまして、チケットが入手できたら実際に聴いてみたい。