母の実家にいくと『はったんき』という大きな樹がありました。
同じ年頃のいとこがその樹に登り 赤や黄色 エンジの実をよく落としてくれました。時々 緑色の固い実もまじって・・
ある日 ついに私もワンピースのすそをパンツのわきから押し込んで木登りに挑戦しました。上は 太い枝が二股に分かれ もたれて休むのにはかっこうの場所がありました。はったんきの甘い香りと 時々吹き抜ける夏の風。親にはないしょで木登りがやみつきになったのはいうまでもありません。まっすぐにそびえたつ樹ではなく 枝をおもいっきり張った樹が好みです。
この趣味 年頃まで続き ぷつっと終わりましたが、そろそろ再開しても誰もなにもいわないだろうと思案中。
電話が鳴らない静けさは どこまでも夢想の世界にひっぱりこみます。
*はったんきは たぶんプラムではないかと思っています。
同じ年頃のいとこがその樹に登り 赤や黄色 エンジの実をよく落としてくれました。時々 緑色の固い実もまじって・・
ある日 ついに私もワンピースのすそをパンツのわきから押し込んで木登りに挑戦しました。上は 太い枝が二股に分かれ もたれて休むのにはかっこうの場所がありました。はったんきの甘い香りと 時々吹き抜ける夏の風。親にはないしょで木登りがやみつきになったのはいうまでもありません。まっすぐにそびえたつ樹ではなく 枝をおもいっきり張った樹が好みです。
この趣味 年頃まで続き ぷつっと終わりましたが、そろそろ再開しても誰もなにもいわないだろうと思案中。
電話が鳴らない静けさは どこまでも夢想の世界にひっぱりこみます。
*はったんきは たぶんプラムではないかと思っています。