文化放送の『ゴールデンラジオ』の番組で大竹まことさんが映画の話をなさっていました。
『この世界の片隅に』
映画をみるまでのぶらぶら歩いていらっしゃる姿を想像して つい話にひきこまれたのですが・・
その映画 周囲の方々が 泣けた!とか何度も見に行った!とかおっしゃったようで きっとそれでご自分でもご覧になったのでしょう。
感想は、おそるおそる本音
涙は、でなかったようですし 何度も見るのが よくわからなかったようです。
そうか・・私はどう思うのかなってとても興味をもちましたので行ってきました。
あいにく 上映しているところは、一番近くて立川です。
念のためにハンカチを2枚用意して 目にはメイクなし。
館内は、満席の上 白髪に薄毛の方が多くいらっしゃいました。
映画は、たんたんとしていて さらっとしている。
どこで 泣くんだろう?ここかな?とか考えながら見ていました。
お利口さんが作った映画って感じかな
この映画を見ながら不遇な一生だった姑を重ねてしまった。
その夫もかな・・・
たぶん 言葉のイントネーションがひきがねかもしれない。
岡山で生まれて広島で数か月の新婚生活を送って 夫はまもなく戦地に出征。
ほどなく新妻は、身ごもっているのがわかって一人で育てることになる。
夫は、なにもわからず戦死。
必死で子供を育てて 70歳半ばで亡くなる。
子供は、数年して他界
これも この世界の片隅にかもしれない。
そうか・・皆 映画の上に重ね合わせて涙しているのかもしれない。
木製パレット屋のつぶやき