先週、違う歯のついでに 見てもらった奥歯が 歯周病ということで インプラントを守るため抜きましょうということになった。
それならば 早いほうがいいだろうと 本日、朝一番で抜歯。
しかし 抜くのはいいが 私の場合 麻酔の注射が問題だった。
何度も具合が悪くなったことがあるため それを思うと恐怖心がわいてくる。
たかがほんの一部分の麻酔なのだが・・・。
麻酔の注射がブスッブスーのあたりから手の先からしびれてきて だんだん脱力感に襲われると もういけない!
鼓動が早くなって呼吸が苦しくなりだす。
「さあ 始めますよ。まず麻酔を打ってからです」
今日は、若干 胸が苦しいぐらいで 数分後 抜歯開始
「痛かったら 左手 挙げてくださいね」
抜歯は、奥歯
たかをくくっていたら すごい激痛があった。
うめいた。
「あっ!? 大丈夫?麻酔の量を少なくしたので やはり痛いかな?もう少し麻酔を打ちましょうね」
麻酔のほうがこわいため 痛さに耐えるほうを選んだが
並大抵の痛さではなかった。
下あごの全体の骨が左右に揺れて 力任せに歯を引っ張っているらしく 思いっきり 上の歯に金物が 体当たりしたり
途中 ギブアップ
拷問って こんな感じかも・・・と思った。
「注射しましょう」
麻酔を注射して 作業続行でした。
それからは、簡単に終わってしまった。
「この歯ですよ」
「はぁ~ 立派ですね」
それは 血にまみれて まだまだ使えそうな立派な姿をしていた。
抜歯後の過ごし方の一通りの説明を受けて
当日は、フロに入らない。
歯は、3日もみがかない。
タバコや酒は、しばらく駄目
うがいをしてはいけない。
食事は、一時間後にしてください。
血が止まらなくて麻酔が効いている抜歯後 すぐに食事なんかする豪傑がいるんだろうか?と おもわず顔をながめてしまった。
抜いた歯は、惜しくは無かったが 口の中から 数ミリの歯の欠片がでてきた。
なんだか愛おしくて 大事にしまった。
木製パレット屋のつぶやき