婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

オムライス

2009-10-12 22:55:40 | Weblog
新宿のあるお店
席につくなりわくわくとした気分で
「トマトクリームソースのオムライスをお願いします」
「あのメニューは9月いっぱいでお終いになりました」
えっ!?
あのおいしかったオムライスを食べに行きたいと毎日思って やっとこの日を迎えたのに・・
もう 食べられない!?
それ以外は考えていなかったため動揺してしまったが
もう オムライスならなんでもいいやって気分で選んだもの
キノコのホワイトソースをかけたオムライス
がっかりしたためか 食欲が失せて残してしまった。
正直にいうとオムライスにホワイトソースはどうかと思う。
翌日、あきらめきれずに しばらく作っていなかったオムライスを作りました。

私のオムライスは年季がはいっていて 小さい頃から母の日父の日 両親の誕生日
それしか作りませんでした。
何年もたってから父が
「違うものがいいよ」と言うまで続いたのです。
その後 ピタっと作るのをやめてしまったのだが
子供が生まれ 普通のものが食べられるようになってから
毎朝 オムライスがはじまった。
まあ それというのも「おいしい」という一言からはじまったのです。
最後はついに
「オムライスはみたくない」
それから作っていない。
時々 思い出したようにオムライスを作ろうか?
「嫌だ!」
それ以来 どんなにおいしいといわれても同じものは毎日つくらない。
(まあ あたりまえなのだけれど そう思わない時期があったわけです)


自分のためにだけオムライスを作るなんて早く思いつけばよかったと
鼻歌まででてしまう。
鶏肉とタマネギを小さく切って マッシュルームも入れて
おーー そうだ 今後のために具材を多めに炒めていつでも食べられるようにしようと冷凍までしてしまった。
久しぶりのオムライス
卵でくるんだら やっぱり赤いケチャップでしょう。
なつかしかった。
このオムライスがみんなを当惑させ困惑させたんだって
最後は大笑いをしながら
ぺろりとたいらげたけれど こんな幸せありませんでした。