婆さんが行く

婆さんの食卓とワンコ

夜の電話

2008-12-08 12:38:36 | Weblog
休日 夜遅く めったに鳴らない自宅の電話が呼び出し音を発している。
あぁ 何かあったなと反射的に身構える。
息子がフットサルの大会で足を痛めたという電話だった。
帰宅するまで 外の通りに何度も出て落ち着かない。
やっと顔をみてほっとはしたが 足は腫れあがり その他も余談を許さない状況で
整形外科医がいる救急病院を探して診てもらうことにした。
なんだか これだけではおさまらない雲行き!
ハハハハハ 息子を乗せてUの字に曲がろうとして車を縁石にガリガリとこすってしまった。
「まっすぐ行けるよって言っているのに・・。運転をかわるよ!」
不安げに ぼそっと言われてしまった。
(誰に迷惑をかけたわけではなし 車ぐらいなんだ!こんなもんで よかった)しかし、どうやら私の運転技術に猜疑心をもっていることは確かです。たぶん 彼が子供の頃 高熱をだして やはり夜 細いカーブをまがりきれずに あせればあせるほど どんどん車はぶつかる方向にむかっていく
「ちょっと見てくれる?」
夜の雨降り 高熱のある子にむかって 心配をかけていました。
どうも 極端にUの字に曲がらなければいけないのが苦手なようだ。
足は痛むうえに母親がドジを踏んだので暗くなったようだが 
少しの不幸でやれやれと胸をなでおろしていました。
『生きてるとなんかあるんだよ いちいち一喜一憂するもんじゃない』
『不幸の次には同じぐらいの幸福があって 幸福の次には同じぐらいの不幸』
ほら 誰かが言っていたでしょう?
はい
次を思ってニコニコしています。

夜の電話はそれでも ドキドキします。