おままごと

朝　○○会社さんによりましたら　社長室へよっていくようにいわれましたので、
のこのこあがりこんで　お茶をいただいておりました。
　「子供の頃　ままごとをしたろう？」
　「はい！？」
　「なんの役をやったの？」
　「・・・」
私の『おままごと』は　色水屋さんとか　アリの病院の看護婦さんとか小人ごっこで　とても他人には理解できない想像の世界でしたので申しあげられませんでした。
　「最近の子供は　一番人気がないのが　お母さん役で、一番人気はペットだそう　　だ」
　「？」
　「いやいや　おかあさん役にされた子は　たちまち命令口調になり　いばるのだ　　そうだ！お父さん役は　そのへんに　ぼうっとつったいるだけだそうだし　世　　の中変わったのだろうな」
　「そうですね」
なかなか　うまい相槌がうてない。ままごとは　家庭ごっこをするのだと感心したからです。会社に帰ってから　事務員に同じ質問をしたら（何が一番人気か？です）　「おかあさん」でした。
最近　ペットは　限りなく　人間に近づいているのかな？犬と猫には敬称はつけられない私は　ショックです。