ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
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石橋美術館 ~ 「Passion」&「バラフェア」

2009年05月03日 | お出かけ
市の北部を滔々と流れる筑後川、背後には耳納連山が連なる県南部の都市、久留米。
街には緑も多く、都市と自然が豊かに共存している印象を受ける。
そんな久留米の中心部にある石橋文化センターは、
ブリジストンの創業者、石橋正二郎が久留米市に寄贈した公園やホール、
図書館や美術館などが集まる総合施設だ。
美術館入口から見たバラ園と噴水池。


美術館前のバラ園では、様々な色あいのバラが見頃を迎えており、
バラフェア~カラー・オブ・ローズが開かれている。(5月2日から24日まで)


美術館前では、17品種1,000株のバラを鑑賞できる。


見事に開いた大輪もあれば、まだ固い蕾のものも・・・・・。
バラのシーズンは、まだまだ進行形。


ビロードのように滑らかで柔らかそうな花弁。


燃えるように深く濃い赤もあれば、数種類のインクを流したような花も・・・・。


柔らかい布を何層にも重ねたようなバラ。


このバラ園、広さはさほどでもないが、手入れが行き届いているのと、
バラの密度が高いので、十分に見応えがある。
園内には、このほかにも何カ所かバラ園があるそうだ。


美術館では、石橋正二郎生誕120年を記念したイベント「Passion」開催中。
藤島武二の「黒扇」、ルノワールの「少女」など、東京のブリジストン美術館からの
出展も多く、石橋正二郎が絵画のコレクションにかけた情熱が伝わってくる。


美術館入口は2階にある。踊り場からの眺望も素晴らしい。(最初の写真)


バラのほかにも、多くの花々が目を楽しませてくれる。


この季節の花はカラフルで、賑やか。


園内の木に止まっていたのは、「カチガラス」とも呼ばれるカササギ。
尾が長く、翼を広げると白い羽の部分が目立つ。お隣り、佐賀県の県鳥だそうだ。


木々の間に置かれたガーデンテーブルで、木洩れ日を浴びながらのティータイム。


久留米は、熊本植木温泉に行く途中で立寄ったのですが、
身近なところにも自然が溶け込んでいて、調和がとれた暮らしやすい街と感じました。
青空に恵まれた週末。いいスタートを切ったGW、このまま好天が続くといいですね。
コメント (2)
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