活眼明察日記

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自民党竹下亘国対委員長が森友学園籠池氏証人喚問する理由を「安倍首相を侮辱したから」と言い繕う奇怪

2017-03-17 20:52:35 | Weblog
これまでは「森友問題」の真相を求める籠池理事長の参考人招致を自、公はかたくなに拒否してきたのは、事件の核心に触れられることを恐れていたからです。政治家が関与していることは覆しようがなく、自、公のせいで「お蔵入り」になることが強く心配されていました。今度の23日籠池氏の証人喚問が以下の経緯を経て決まりました。

きのう16日、籠池氏が安倍晋三記念小学院で参院予算委メンバーと面会した際、15年9月、安倍晋三首相の妻昭恵氏から「安倍首相からです」と言われ、100万円の寄付を受けていたことを打ち明けました。このことについて首相は16日さっそく反応。「寄付していない」と籠池発言を否定しました。

この問題で自民党の竹下亘国対委員長までが、何を血迷ったのか籠池発言を批判し、「(籠池氏を)正さなくてはいけない。首相に対する侮辱だ」と記者団の前で意気込んで証人喚問を行うと語りました。私は竹下のこの発言に非常な違和感を覚えています。さんざん参考人招致を拒否しておきながら、この期に及んで「なにをいまさら」という思いが強いからです。大上段に構える竹下こそ問題の解決を遅らせた張本人ではないでしょうか。すぐさま参考人招致するべきだったのです。

籠池氏は「すべて国会で話をする」と語っていましたが、菅義偉官房長官は「首相や昭恵氏、事務所関係者に聞いても寄付はしていないとのことだった」と、真面目くさった顔をして語っていました。安倍を擁護する立場の菅らしいうそに聞こえたのは私だけではないでしょう。本当のことを話すわけがないからです。なにかを隠している首相周辺がいら立っていることが見えてきそうです。


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