安倍晋三首相はきのう12日、森友学園への国有地売却の件で、財務省による決裁文書が改ざんされていたことで、「行政の長として謝罪する」と述べました。今後はさらに調査を進めるとのことですが、その白々しさにはあきれ返るばかりでした。
安倍は昨年の2月に森友問題が発覚してからは、妻昭恵氏の国会での証人喚問をかたくなに拒否してきました。安倍自身は野党や国民の真相解明を求める声に、まったく耳を貸さずに積極的に隠ぺい工作をしていました。妻昭恵氏が国会に呼ばれれば、安倍の政治生命は「一巻の終わり」と気付いているからです。
その安倍が麻生太郎財務大臣を続投させ、財務省本体の信頼回復を託すというのです。何とも不可解な発言をしたものです。そもそも森友問題は、安倍と麻生を中心とした謀議が発端だったはずです。
安倍が「調査を始める」といっても、麻生には解決できる能力もなければ気概もありません。すっかり信頼を失った渦中の安倍、麻生で全容解明するというのですから、こんなふざけた話はないでしょう。安倍が麻生を続投させる理由は、この問題をうやむやにすることができると考えているからです。国民も随分なめられたものです。
安倍は昨年の2月に森友問題が発覚してからは、妻昭恵氏の国会での証人喚問をかたくなに拒否してきました。安倍自身は野党や国民の真相解明を求める声に、まったく耳を貸さずに積極的に隠ぺい工作をしていました。妻昭恵氏が国会に呼ばれれば、安倍の政治生命は「一巻の終わり」と気付いているからです。
その安倍が麻生太郎財務大臣を続投させ、財務省本体の信頼回復を託すというのです。何とも不可解な発言をしたものです。そもそも森友問題は、安倍と麻生を中心とした謀議が発端だったはずです。
安倍が「調査を始める」といっても、麻生には解決できる能力もなければ気概もありません。すっかり信頼を失った渦中の安倍、麻生で全容解明するというのですから、こんなふざけた話はないでしょう。安倍が麻生を続投させる理由は、この問題をうやむやにすることができると考えているからです。国民も随分なめられたものです。