活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

石原慎太郎三男に公職選挙法違反疑惑が浮上

2013-03-18 07:55:00 | Weblog
暴走老人石原慎太郎氏の三男、宏高氏が昨年12月の衆院選で、「ユニバーサルエンターテイメント」(以下:UE)に選挙用の運動員3人の派遣要請をしていたことが、朝日新聞で報じられた。当の宏高は朝日取材に対し、「(3人は)有給休暇中でボランティアだった」と応え、「公選法違反」にあたらないとしている。

ところがである。実際はUE社が3人の派遣を「業務外」として取り扱い、公選法に抵触しないよう、社内文書を工作していた。業務中の派遣ならば完全に公選法違反になるから、工作を必要とするわけだ。

朝日側が有給期間中に残業代や交通費が3人に支払われているのは、公選法違反になるのではないかと、宏高側に期限内まで回答するよう求めたが回答はなかったという。(3/17朝日新聞)ずいぶん責任感の薄い男ではないだろうか。同時に疑惑の火消しに、「東奔西走」している姿が目に浮かぶ。今後、宏高側とUE社側が共謀して、本件がうやむやにされることを心配しなければならない。

ところで、石原慎太郎のファミリー議員である伸晃議員は環境大臣だが、すこぶる影が薄い。福島原発周辺で、「手抜き除染」が発覚した昨年暮れから、世間が騒いでいるのに、仕事始めの1月4日はなぜか登庁しなかった。しきりと朝日が居場所を聞いたが「覚えていない」を繰り返している。これでも一国の大臣だろうか。

親の慎太郎は長期にわたる「面会謝絶」が続いていた。察するには宏高のことで心労が重なっていたのだろう。だが国会議員としての資質も品格も感じることはできない。

親がしっかりしていないから、子にまでおよぶのではないだろうか。いずれにしても宏高側は疑惑について、早く記者会見して経緯を説明しなければならない。


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