活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

米倉×枝野 原発バトルを考える

2012-02-28 23:04:10 | Weblog
債務超過で破綻目前の東京電力を舞台に、「国有化」の是非を巡って、米倉経団連会長と枝野経産相が火花を散らしている。最初に断っておくが二人とも単細胞である。

このバトルにエスカレートした米倉は福島原発事故が発生したとき、原子力安全・保安院の職員が原発から一時避難したことに腹を立て、声を荒げて政府を非難したという。枝野との対立で思うとおりにならない腹いせからのものだった。

ところで、米倉がいくら騒ごうと犯罪企業の東電存続は社会が許さない。その東電は経団連会員企業である。会員企業が起こした史上最悪の核事故について3.11以来、米倉の口から国民向けの謝罪の言葉は聞いたことがない。また、実際に謝罪はない。自らの責任を棚上げする図々しい男である。

一方、枝野は経産相という立場にあるせいか、原発族から懐柔され当初の威勢は微塵も感じられない。原発再稼働にも前向きだ。このバトルは茶番だ。欲得で動く米倉と枝野だからだ。二人とも甘い汁を吸ってきた原発マフィアとして、一儲けをたくらんでいることだけは誰の目にも明らかだ。もうすぐ化けの皮がはがれるはずだ。



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