活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

自民党政治をコピーする菅政治

2011-02-20 22:56:03 | Weblog
民主党衆院議員16人が菅首相に造反し、会派離脱を表明したことで、今国会での予算関連法案の成立は難しくなった。

すでに民主党内では、菅の退陣と法案を成立させる取引きを、公明党に働きかけていたことも明らかにされている。民主党内の「菅降ろし」の始まりである。

この動きに菅本人は「クビを変えたら(法案が)成立するとか、しないとか、そういう古い政治に戻る気はさらさらない」と記者団に語ったという。権力の亡者、菅は手にした首相の座を離すつもりはないらしい。

「平成の開国」としてTPP参加を表明したり、消費税の増税に言及したりと、アメリカの要求に応え、実現することに必死である。これではアメリカに隷属していた自民党政治とどこも変わりはない。

菅の政治姿勢は国民を困らせた、自民党政治のコピーである。アメリカに隷属した古い自民党政治に回帰する、菅政治では国民の困難を解消することはできない。

菅が言うように「古い政治には戻さない」と言うならば、アメリカを念頭にした政策からの決別である。小心、菅には到底期待することはできない。いますぐ退陣することしかない。


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