活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

連合神津会長が「残業代ゼロ」法案容認で見せた過度な政府・資本側への媚び、へつらい

2017-07-21 17:56:56 | Weblog
労働者の権利向上のため、ストライキの指令一本も出せない労働貴族こと連合神津里季生会長。安倍一強に追随することで存在感を見せたいのか、「残業代ゼロ」法案を一転して容認することに舵を切りました。

この容認に意を強くしたのか安倍政権側は秋の臨時国会に法案を提出、可決成立させる方針です。いったん成立を許せば、労働者は資本家が望む成果が出るまで思う存分に、こき使うことが可能になります。そして、なにより経営側は労働者が過労死、あるいは過労自殺しても一切責任を問われない、「免罪符」を手にすることになります。

神津らは法案を民進党や傘下労組と議論のすり合わせをしないで、独断で容認したとの報道もあり、かつ連合内部からも批判が噴出しているとのことです。独断で安倍の軍門に下った神津らの媚び、へつらいには反吐が出そうです。

かれこれ10年近くにもなるというのに、一貫して反対姿勢を貫いてきた残業代ゼロ法案を神津らが労働者を食いものにする政府、経営側の手に落ち、法案の容認までしたことに怒り心頭の思いです。政府の「回し者」になって暗躍する神津らを追放することが、今ほど強く求められているときはありません。