活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

尖閣、石原の独壇場を許してはならない

2012-07-08 21:28:03 | Weblog
石原慎太郎東京都知事が米の反共シンクタンク、「ヘリテージ財団」の威を借りて、東京都が尖閣諸島を購入すると発言をしたのは、今年4月中旬のことだった。その尖閣購入を最近になって、野田政権が都に先行して取得したいと言い出した。

これに反発した石原は、都が取得してから国に譲渡するとして、あくまでも譲らない姿勢を示している。ならば、都が買えばいいではないかという論理は成り立たない。購入のための税金支出は認められないからだ。都民はそんなに甘くはない。

そもそも都が買ってどうするつもりだろうか。目的も明らかにされていないから、本当に尖閣購入するつもりなのか、疑問はふくらむばかりだ。

石原は尖閣に自衛隊を上陸させようと、「立ち上がれ日本」の平沼赳夫と企んでいることも分かっている。そんな勝手な真似は許されない。

中国・台湾を敵に回し、再びあの忌まわしい戦争でも仕掛けるつもりか。それともヘリテージにそそのかされ、尖閣に米軍を駐留させ中・台の前線基地にでもするつもりなのか。

何れにしても石原の邪悪に満ちた発言と思想、ヘリテージに仕込まれたものと思われる。戦火を交えることことになれば、犠牲になるのは将来ある若者だ。

その一方、軍需産業やヘリテージなど財閥が多大な利益をふところにする計算となる。愛国心ばかりを強調する、老害政治家が跋扈する日本であってはならない。