Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

温暖化論議

2008-06-28 06:52:29 | 地球温暖化
洞爺湖サミットに向けて、官民総出のキャンペーンが行われています。

論壇時評(08.06.26朝日)において、松原隆一郎(社会経済学者)が、雑誌(5月号から7月号)に掲載された論文を紹介しています。

IPCCのレポートを、科学の結論とみなす確信に基づき、危機解決策を巡る応酬を取上げています。
後半に、IPCCのレポートに自然科学者の立場から異を唱える人々がいるが、IPCCへの批判論もまた1個の仮説である、と。

で、松原隆一郎のスタンスは、「予防原則」を持ち出し、因果関係が確証されなくとも結果が取り返しつかないと予測されるならば、事前に手を打つことに異存はないと書いています。

二酸化炭素が温暖化の原因との説は、仮説以前の似非科学です。

この論壇時評は、二酸化炭素が温暖化の原因でないことが、公になったときの保身です。
誰の保身かと言いますと、朝日新聞社と松原隆一郎の「予防原則」です。
松原隆一郎の肩書きに「経済」と付くなら、この似非科学で誰が利益を得るかの視点で論じるべきと考えます。

似非科学は、二酸化炭素は産業革命以降増加していると言いますが、1910年前後の低温化は説明できません。しかし、太陽黒点では説明が出来ます。
(正確には、宇宙線量による雲量の変化と同期しています。)

太陽黒点の数と海面水温(異常気象レポート89 気象庁)

国家の存亡の危機と言われているツバルの海面水位の変化ですが、年間わずか0.9mmの上昇です。
繰り返し放映される映像は、大潮の満潮時のものでないでしょうか。
それと、島自体が建物などの人工物で沈下しているデータがあると思います。

ツバルの海面の変化(出典 ハワイ大学)