小林多喜二「蟹工船」が読まれています。
「購読層は10代後半から40代後半までの働き盛りの年代が8割近く。」と報道されていました。(「蟹工船」悲しき再脚光 08.05.02読売)
黒春の頃、「プロレタリア文学」がなんなのか考えもせず、小林多喜二の数少ない作品を読み切った時間を持ちました。
ドキュメンタリーの一種みたいな、安易な好奇心だけの時間を。
再読する心算はありませんが、小林多喜二の作品は「文学」足り得ています。
文藝春秋2008年7月号の新聞広告に『「蟹工船」と新貧困社会 吉本隆明』とあったものですから、いつも立ち読みする本屋で読みました。
要するに「真理は沈黙にある」と、「自己問答のススメ」でした。
東京築地署で拷問を受けて虐殺されてから、今年で75年になります。
鎌とハンマーがさりげなく・・・時代ですね。
初版本の表紙 新潮社HPより
「購読層は10代後半から40代後半までの働き盛りの年代が8割近く。」と報道されていました。(「蟹工船」悲しき再脚光 08.05.02読売)
黒春の頃、「プロレタリア文学」がなんなのか考えもせず、小林多喜二の数少ない作品を読み切った時間を持ちました。
ドキュメンタリーの一種みたいな、安易な好奇心だけの時間を。
再読する心算はありませんが、小林多喜二の作品は「文学」足り得ています。
文藝春秋2008年7月号の新聞広告に『「蟹工船」と新貧困社会 吉本隆明』とあったものですから、いつも立ち読みする本屋で読みました。
要するに「真理は沈黙にある」と、「自己問答のススメ」でした。
東京築地署で拷問を受けて虐殺されてから、今年で75年になります。
鎌とハンマーがさりげなく・・・時代ですね。
初版本の表紙 新潮社HPより