ＴＥＲＲＯＲ

悲惨な事件がおきました。
新聞社の社説に「テロ」の文字が躍っています。

長崎市長銃撃　統一地方選さなかに起きたテロ（4月18日付・読売社説）
長崎市長銃撃　許されない暴力団のテロ（4月18日付・産経主張）
長崎市長銃撃―このテロを許さない（4月18日付・朝日社説）
識者のコメントも言論へのテロ、民主主義へのテロと発言しています。

　１９９０年１月、長崎市の本島等市長の「天皇に戦争責任はあると思う」との発言を理由に、右翼団体幹部に銃撃され重傷を負った。
　１９９２年３月、金丸信自民党副総裁が北朝鮮を訪問した際の発言に、右翼団体構成員が発砲。
　２００２年１０月、民主党の石井紘基衆院議員が右翼活動家に刺され死亡。動機の詳細は不明のまま無期懲役。
　２００６年８月、加藤紘一元自民党幹事長の、小泉純一郎前首相の靖国神社参拝を批判した発言に、実家兼事務所が右翼団体構成員によって放火された。

報道を見る限り、これらのテロと本質が異なります。

組幹部が高級車（多分）の自損事故に、工事業者、保険会社、役所から「誠意」を頂戴しようとして、ことごとく失敗し、組の中で幹部としての面子がつぶされた腹いせにした凶事に見えます。

この組幹部にどんな思想、宗教の背景があるのでしょうか、単に私怨しかありません。
これは「テロ」ではなく単なる殺人事件です。
たまたま、選挙期間中で対行政暴力になったに過ぎないと考えます。

なぜマスコミは揃いも揃って、「テロ」と表現するのでしょうか。
何か大きな意志があると、勘繰りたくなります。

伊藤長崎市長のご冥福をお祈りします。　合掌 。



書棚にあった「さくら」が「らくさ」になりました。
ＨＡＬの「黒色テロ」によるものです。
猫族は本当にアナーキーです。