Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

キャノン 様へ

2007-04-07 01:12:05 | キャノン
コメント有難うございます。

米国の資本主義は、個人の成功と短期的利益を基本としています。米国は、この資本主義を「年次改革要望書」により我が国に「押し付け」ようとしています。
日本独自の規制が米国基準となると、「ハゲタカ」の一層の活躍が望めます。

米国は日本には構造改革が必要だとのスローガンを掲げていますが、狙いは、自国民の利益と自国企業の利益の最大化です。

米国の資本主義は、自国民の利益(あくまでも成功者の利益です、敗者は切り捨てられています。)と自国企業の利益の最大化で成り立っています。

キャノン御手洗代表取締役会長は、経団連会長として米国型の資本主義を日本に導入する旗振り役をしていると考えています。

キャノンの製造ラインで働く人々の処遇が法律違反だと指摘されると、法律自体を批判する発想に端的に現れています。

私は、資本主義には普遍的なモデルはないと考えています。日本の資本主義は、米国の資本主義の対極にあると言えます。

日本やドイツの資本主義は、米国のような個人の成功とか短期的利益ではなく、集団の成功、コンセンサス、長期的な利益を目指しており、企業の共同体的機能が社会に平等、安定、豊かさをもたらしています。

製造業(労働者)の汗の結晶である外貨の約6割が米国債です。定期的に発表される財務省の外貨に関するレポートによるとリスクがないそうです。

しかし、この米国債は売るに売れない状況であることが、全てを語っています。

同じ生産現場で働く労働者同士で搾取しあうことは当然なのでしょうか。
キャノン労組の技量と力量が問われている、と再度書きます。

キャノンの有価証券報告書を見ると外国法人等の所有株式数の割合が50%前後となっています。例えばH15.12.31現在50.16%となっています。
キャノン御手洗代表取締役会長(経団連会長)の発言の原因は、ここにあるのでしょう。
外資に操られていると見る事ができます。

私の『キャノン製品不買宣言』は続行中です。



 「キャノンって、美味しいのかなミュゥ~」