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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

ドローイング323. 小説:小樽の翆254.  最後の陽だまり

2020年12月04日 | drawing

 

 小樽は街中に小高い丘が点在し、アップダウンが多い。

そんな小樽市内の丘沿いの横町にアチキがよくゆく、カフェ、JAZZ喫茶、本屋、ステーショナリーグッズの店があって、さらには八百屋が美味しそうに果実を並べ、中華レストランや洋食屋があり、さらに酒屋やならび、ドラックストアもある。それで満たされなければ、隙間のようなところにあるお稲荷さんへ詣でればよい。つまり神頼みだ。まあそんな店とか寺が集まったのが、この界隈だ。

だから本屋を冷やかし、文房具やをのぞき込み、疲れたらカフェでお茶、時にはJAZZ喫茶でマスターの与太話に耳を傾ける、帰りに室内用の小さな花でも買って帰るという、アチキ御用達ライフスタイルができる横町だ。そして坂の途中にある角を曲がれば房チャンの店だ。

冬の日だまりといっても、雪が降る直前の少し暖かい時だけが、屋外の冬の陽だまりに人が集まる。このときばかりは、小樽の人達も、最後の太陽の暖かい光を少しでも浴びようとしている。そんな光景も、もうお終いだ。というのも小樽は、大きな寒気団が近づきつつある。今年最後の陽だまりかもしれない。

午後遅く、そんな界隈を散策し、小樽の公園にゆき、港の絵を描いていると、下校途中の小春に出会うというわけだ。

・・・

小樽も、空気が冷たくなってきた。北からの寒気団が近づいてきている。

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